2024/08/03 のログ
ご案内:「【期間限定】常世大ホール 常世島関係物故者慰霊祭 会場」に崛葺 茉璃さんが現れました。
崛葺 茉璃 > さて、慰霊祭です。つまり、霊を慰めるお祭りです。
今年も、様々な方が各々の理由で亡くなっています。
天寿、災害、事故、事件、貧困……数えればきりがありません。
その数多の方々の霊を慰めるわけです。
ここには、名前すら挙がっていない人であろうと必要なことです。
誰一人として、漏らしてはいけません。

といっても既に儀式としての催しは終わったところ。
なので

「……」

静かに、霊たちに祈りを捧げます。
ありとあらゆる霊たちが、迷わぬように

崛葺 茉璃 > 「……ぁ」

腹が減った 食いたい 食いたい 分けてくれ なんでだよ
痛い 痛い 痛い 斬った 斬られた なんで なんで 私が
苦しい 苦しい 息が 息が
骨が 痛い 動けない 助けて 助けて 誰か

ぶつぶつと、呟くような声が漏れる
曖昧なその姿が、さらに曖昧にまるで色々なモノが其処にいるように見える

「ぅ……」

ごぎり、と腕が異様な角度に曲がる
頭が潰れた……ようにみえる

ご案内:「【期間限定】常世大ホール 常世島関係物故者慰霊祭 会場」に土海幸彦さんが現れました。
土海幸彦 > 「おやおや、どうしたものか」
と、あなたに近づく

ご案内:「【期間限定】常世大ホール 常世島関係物故者慰霊祭 会場」から土海幸彦さんが去りました。
ご案内:「【期間限定】常世大ホール 常世島関係物故者慰霊祭 会場」に土海幸彦さんが現れました。
崛葺 茉璃 > 「……ええ、ええ。苦しみは置いていってください。」

小さくつぶやき、一息つく。
その頃には、一人、生者の気配がする、

「……あら。慰霊の方、ですか? / 慰霊の者か?
 もう空きますので、よろしければどうぞ / もう空くので遠慮なくつかえ」

女の声は二重にも三重にもぼけたように、しかしはっきりと聞こえた。

土海幸彦 > 「……そうか…?お顔が青い。とりあえずこれを舐めてみてくださいな」
と、小さな青い、飴のようなものをポケットから取り出した。
「これは僕も体調が悪くなる時にこれを舐めるんだ。スッキリするよ。さぁ。」
と、勧めて貴方の前に差し出す。

崛葺 茉璃 > 「あら、そうですか?
 ご心配いただきありがとうございます / 心配をかけたようだな、すまぬ。
 一時的なもので、平気ではあるのですが…… / 一時のことで、問題はないが……
 せっかくのご親切、受け取らせていただきますね / 親切心を無下にもできぬ、受け取るとしよう。」

差し出された飴を受けとり、口に含む。

「ふむ……これは、なんの飴でしょうか? / む……これはどういった飴か?」

小さく首を傾げる。

土海幸彦 > 「はは、それはな・い・しょ」
腕を組み、前を見てこう言った。
「…まぁ、強いて言えば、僕のお守り…かな?スッキリした?……あぁ、まだ舐め終わってないか」
悪魔のような微笑をし、貴方の様子を伺った。

崛葺 茉璃 > 「そうですか / そうか。
 お守りが飴、というのも珍しいですね / 御守が飴、というのも変わったものだな」

なるほど?と頷く。
ころころ、からから、と口内で転がす音が響く。

「ところで、貴方は……お参りではないのですか? / 慰霊の詣でではないのか?
 祈るお友達、別れを告げる肉親……この島でも、人は亡くなりますからね。」

どこであろうと人は死ぬ。いわんや、この島をや。
祈りを捧げるのはいつでも、ありえるのだ。

「もし、そういうお祈りであれば一助はできると思いますが / そういう願いであれば多少の助けはできると思うが」

土海幸彦 > 「僕はただ通りがかっただけだよ。暇だったからここに来たんだ。……あ、でも君に用があって来たのかもな。」
胸ポケットから1つのコインを出した。
「丁度いいや。君の運試しをしよう。 ここで運試しするのはいいスポットだ。(各々見せながら)金色が表。銀色が裏……。どちらか選んでください」
と言いながらコインを投げ、パッと左手の甲に落ち、右手で見えないようにした。

崛葺 茉璃 > 「ふむ……私に、ですか? / 我に、か?」

小さく首を傾げる。
あまり知られた存在でもないとは思うが……それでも一部では知るものもいるだろうか。
それとも、偶然と必然、のような話か。

「運試し? それはまた、変わったことを / 奇矯な話だな。」

さて、乗るべきか否か。これもまた、運命、というものか。

「運試しにいいか、は……少し疑念もありますが / 疑いはあるが。
 では、試してみますか。」

<偶数は表、奇数は裏にかける>
[1d6→3=3]
土海幸彦 > 「……」
ニヤリと悪魔の表情を浮かばせ、右手をスライドさせた。
コインは、、金色。表だった。
「残念。あなたは数年後に、、あぁ、この先は言わない方がいいか。
強いて言えば、貴女は神に見捨てられた、ということ。考え方は貴女次第だよ」
悪魔のような笑いを少しして、貴女の様子を伺った。

「……僕はね、昔diable、悪魔って呼ばれてたんだ。その理由は君はなんだか分かるかい?」

崛葺 茉璃 > 「ああ、そんなことですか。 / ああ、そんなことか。
 確かに、正しいのかも知れませんね / 確かに、正しいのかも知れないな」

そうですか、と不吉な発言を受け止める。
神に見捨てられた。それは、そうなのだろう。
それが死につながるか、は……さて、どうだろうか。

「そうですね。 / そうだな。
 大体は、悪いことをした、などが考えられますが / 悪行を行った、というのが定番だが」

ふむ、と考えてみる。

土海幸彦 > 「はは、君は誠実だな。君のことをジュノと呼ぶことにするか。…まぁ、性別は置いといて。」
と、片付ける準備をしながら言った。
「僕が悪魔と呼ばれていること、君を運試しした理由、考えといて。また会ったら回答聞くよ。」
じゃ、と手を振り、去ろうとした……。貴女の様子を見て、安心し、その場から去った。

崛葺 茉璃 > 「ジュノ、ですか。異国の神……?
 なかなかに変わったお名前ですね / 変わった名前だな。」

ふむ、と首を傾げる。

「謎掛けですか、あまり得意ではないのですが / 謎掛けか、あまり好きなものではないが。
 不思議な方ですね / 奇矯な御仁だったな」

去っていく後ろ姿を不思議そうに眺める。
これが呪いの類であれば……とも思うが、それもまた闇の中。

ともあれ、自分の仕事は今日のところは終わったのでまた日を改めるとする。
女もまた、のんびりとした足取りでその場を去った。

ご案内:「【期間限定】常世大ホール 常世島関係物故者慰霊祭 会場」から土海幸彦さんが去りました。
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ご案内:「【期間限定】常世大ホール 常世島関係物故者慰霊祭 会場」から崛葺 茉璃さんが去りました。