2024/07/16 のログ
ご案内:「転移荒野」にアーヴァリティさんが現れました。
転移荒野 > 夏も本番か。強い日差しが照り付ける転移荒野。
幸いか特殊な霧によりある程度緩和されているが、それでも長時間この日光に晒されることは人間にとって厳しいだろう。

そんな中発生したのは小さな時空の歪み。
いわゆる門と呼ばれる現象だ。
異邦人がやってくる前兆であり、大変容以降は何ら珍しくない現象。
規模も小さなそれは、目立つ事もなく開くだろう。

そして、一人の少女を吐き出し、即座に収束して消えていった。

アーヴァリティ > 「いたいっ!?」

身体の左側、腕や背中が突然痛み、つい声が出てしまった。
攻撃を受けるような状況ではなかったはずだし、予兆だってなかったのになんで!?
ガバッと身体を起こして周囲をにらみつけて見渡す…が、何もない。

「…っぁれ~…?誰もいない…?」

余程上手い奇襲でも受けたのかと思ったが、そういう訳でもないのだろうか?
間合いにはこれといった気配は感じないし、攻撃の痕だってない。
人間が隠れられるような障害物もない荒野だ。流石に見逃すようなことは…

「…え?ここどこ?」

荒野?ボクは自分の家にいたんだけど。
ここはどこだろう。
改めて周囲を見渡す。
うん、明らかに屋外。あの真っ暗で真っ黒でじめじめしたお家とは違う。

「おかしいなあ。外に引き摺りだされちゃったのかな…?」

二本の手を地面について立ち上がろうとする。
視線を高くして周囲の把握を…

「え?手?ん?あれ?ボクの手ってもっとなかったっけ?」

慌てて立ち上がり、二本しかない手をまじまじと見つめる。
おかしい、ボクの手足はもっとたくさんあった筈…たった二本しかないなんてことは…

「足も2本しかないじゃん!どうなってるの!??!」

なんてことだ!
二本ずつしかない手足をばたばたと動かして慌ててしまう。
…ってイタタ…地面の小石が足裏に刺さって痛いや。
こんなに肌も柔らかかったっけ~?おかしいなあ…

ご案内:「転移荒野」に能守重高さんが現れました。
アーヴァリティ > 「い、一旦落ち着こう…
………いやどう考えてもおかしい
ここはどこ?ボクは誰?っていうか何?お家は?手足は?ってか暑い!火炎魔法?!」

両手を前に突き出して制止のポーズ。
息を整えて目を閉じてみると、ど~~~~考えても今がおかしい事が分かる。
場所、状況、身体、そして温度!
おかしい事しかない。ボクのお家はもっとジメジメしていて、涼しい場所だったはずだ!!!
こんな暑さはめっちゃ強い火魔法使いに炙られた時以来だ!
ってか足裏も痛い!小石が凄い刺さる!岩魔法の棘で刺されてるみたいだ!

「ん~~~~…も~しかしなくても、ボク…人間になってる?なってるよね?
うん、なってる、これは人間、人間の身体だ。」

二本しかない手をひらひらさせたり、自分の身体をまじまじと見つめる。
全体像は分からないけど、手足が二本あって、胴体があって…あと色々。
これは、ボクの知ってる人間という種族と合致する!

「いやでもどうして?どうしてボクが人間に?おかしいな?」

頭にはてながいっぱい浮かぶ。
どゆことー?

能守重高 > 転移荒野で小さな歪みを確認。
転移荒野を遥か遠くから双眼鏡で見ていた何者かは、
何者かが ぺいっと≪門≫から吐き出されるのを目撃をした。
何かは確かにこの地に排出されたはず、者なのかモノなのかその他か。

取り急ぎ双眼鏡を目元から放し、距離感を諸共しない能力で距離をあっという間に詰め、
火縄銃モドキを携えた少女は障害物がほぼない、至近距離でもないけど中距離にまで近づく事とした。

自身もかつて≪門≫から排出された異邦人であったために、
少なからず戸惑う気持ちは理解できると思うし共感も僅かに叶うはず。
問題は言語が通じるかどうかがあるけど―で、
一糸まとわぬ彼女はいったい何をしているのかという疑問あり。
声をかけてよいものかと迷ったが、火縄銃モドキを持ったまま声をかけてみようと試みる。

「あのう…こんにちは?言葉は通じますか???」

日差しがとてもとても暑い、環境は酷だったし、全裸の彼女に色々と心配してしまう顔で、会話から試す事に。
彼女の反応はどう出るのかをまず。

アーヴァリティ > 「あ、はい!通じるみたいですね!?」

この激、暑い中。全身ひりつく感覚の中で人に出会えるとは!
なんでか分からないけど、会話が出来る!ボクって人間語喋れたんだ!びっくり!

って、服!そうか!服を着ればこの温度からも守ってくれるんだ!
辺り前だよね!逆になんでボクは全裸なんだろう???

「あのぉ、ところでその武器は…襲ってきたりはぁ…しませんよね?」

じりじりあとずさり。
ん?いつものボクなら問答無用で攻撃して排除するんだけどな…
なんで逃げようとしてるんだろう?ボクってこんなに消極的だったっけ?
ってか足裏擦れて痛い。履物が欲しい!!

能守重高 > 「よかったです、≪門≫から出される方々は大抵言葉が異なっていまして、
 それと同時に色々と習慣も違いますし…。」

あ、通じた。言語問題clear。
持っていた火縄銃モドキの銃口を下ろす。
暑い中平気な顔の身としては、全裸で一糸まとわぬ彼女の方が
遥かに酷なのではと早くどうにか保護なりしたいと思いたいが、
最低限どうしても聞いておきたいことがあるので
…どこからか取り出した風に見せかける影収納(異空間)より取り合えず淡い水色のサンダルを彼女の前に差し上げたい。

「…足裏が火傷しますので質問の前にお履きください。」

「この武器は…会話が通じなかったりいきなり襲ってくる物用に使うので今回は使いません」

何ならしまえますけど?火縄銃にありがちの火縄に灯がともっていないし、
普通だと火縄銃は射出するのに20秒かかる代物、理知的に会話が出来るのであれば不要なので、
適当に火縄銃モドキもしまっちゃう予定だ。

アーヴァリティ > 「へーそうなんだ。門はよく知らないけどラッキーだったね」

多分習慣は違う気がする。
いやだって、ダンジョンの奥底で人間攻撃して追い返す人生送ってましたし。
…あれ?そういえばそもそも普段こんな色々考えていなかったような…?

「んお
おー!ありがとうありがとう!助かります~~~!」

差し出された履物を低い姿勢で受け取って足にササっと!
あ~~足がちょっと柔らかい感覚に包まれる。初めての感触!なんか安心するけどちょっと気持ち悪い!
でも地面直接踏むよりははるかに良い!!!

「あなたいい人間ですね!あなたみたいな人に出会えてよかったです!
あ、感謝のハグとかどうですか?ハグ得意なんですよ!」

握りつぶして倒すと結構ちゃんととどめさせるんだよね~
雑に大ダメージ与えられるから捕まえたら潰す…ハグからするのが大事!
まあ、流石に恩人様を握りつぶしたりはしないけど。
ほら、ハグしてあげるよ…じりじり

能守重高 > 「ここは転移荒野と呼ばれる場所でして、
 異世界や時代の異なる地より底知れぬ力により運ばれ…
 容赦なくぺいっと出されます、そして大抵戻れないと聞きます。」

彼女が何を考えているかは読めないし分からない。
少女としては極めて普通に接してみようと方針を決めた。
全裸から僅かに履物を装備しただけの彼女に何かしらの予備を着せた方がよいのでは?
もしくは街に連れて行って保護を願い出てみるとか色々と願い出る位は出来るのではと考えたところで。
瞬時の間の思考の海に眠っていた意識が急浮上した。

「いえ、それは差し上げますので…あとは服ですね…」

「え?はぐ?ハグが得意!? え、人間に見えますか!?
 いえ、まだ親しくないのでハグは遠慮したいかなと!」

じりじりと迫る彼女とじりじりと後ずさりする身。
スキンシップがそれほど賑やかな出身じゃないので戸惑っているらしく対応が鈍い。
まだ火縄銃モドキは銃口は降ろしているけど持っている。

アーヴァリティ > 「え~そっかぁ。しょうがないなあ…」

いじけたようなフリをしながらそっぽを向いてみる。
こんなこと初めてしたはずなんだけど、なんか自然に出来るなぁ?
まあいいか

「にしてもそっかぁ。ここはそんな場所なのかぁ
凄い暑い場所なんですね~…
そっかぁこれが砂漠かぁ…」

砂漠は暑い、熱いってのは知ってる。
となればここは砂漠なのだろう。転移荒野砂漠。うん、きっとそうだ。

「ところで~…まずはちょっと涼みたいんだけど、どこか涼しいところとか~…ないですか?」

上目遣いに聞いてみる。
ちょっと歩み寄って行ってみる。

能守重高 > (初めてのタイプ過ぎて戸惑うっ)

そんなことを思いながら若干戸惑いそして怯えた顔になりつつも
思いっきり逃げたりはないがじりじりとあとずさりをしていた。
陽キャVS陰キャの構図なのでしょうか、どちらがどっちかはさておき。

「時々大きなものも吐き出されるので荒れるのでは?
 この世界の砂漠の8割は岩砂漠という岩がごつごつ小石が転がり礫地という状態らしいです。
 サラサラな砂地だけの砂漠は2割と聞きました。どちらにしても砂漠は環境が酷です。」

砂漠は昼と夜の気温差が酷である。
あまりお勧めできないが砂漠の過ごし方をし…。

「涼みたい?魔法でもかけて涼しくするか…こういう。」

う、上目遣い!!
得体のしれない(単に不慣れ)その視線に胸を貫かれる感じになった。
じりじりと距離が詰められ始める。彼女の躰を包むようにひんやーりする魔法をかけて様子を窺ってみる。

「それか…すずしーくなる魔法がかかった服を着るかですが?」

転移荒れ地は障害物がない、即ち 涼しい場所はほぼない。

アーヴァリティ > 「へーなるほどなるほど…礫地ねえ…」

さっぱりわからんが、とりあえず長居したい場所ではない事は分かった。
早いとこと涼しい所に行きたい。いい感じにじめじめしていればなおよし。

「おお…おおおおおおお」

一瞬身構えたけど、何だこの感覚は!涼しい!快適!
冷たいけど、凍ったり灼けたりしない!氷魔法とは違うのか?!
なんて快適なんだ…

「ぜひ!その涼しい魔法のかかった服が着たいです!!」

そんなものがあるなら是非着たい!
この感覚をくれ!家の安心感とは違う快適さにやみつきになりそうなんだ!

能守重高 > 「本をあさって調べました」

生き物には酷であり、砂漠に順応した生き物以外はお勧めも出来ない。
昼夜問わず命じられた場所に赴く身としてはどこにいてもこんな調子であるが、魔法を彼女にかけてその結果は

「この位でしょうか。夜になるときに切れますので安心してください」

調整して冷却魔法をかけてみた。冷たいだけで凍傷にはならない。
灼熱の砂漠では重宝される魔法の一つである、氷魔法とは違うのは冷凍とは違う冷房という点だけ。
その魔法 エアコンを観察し続けて出来るのではと思って試しで使っているとは言えない。

「ええと、同じ背丈だとこれでいいかな。今着ている服の予備ですけど洗濯済みですし。どうぞ。」

もう距離詰められすぎて逃げられなくなって諦めた顔になった。
無駄のない動きで片手で彼女の背丈を測り大体大丈夫なのではと目星をつけ、
影収納(影倉庫)より折り畳められた和装一式を彼女に差し出す。
下着はさすがにないのでそれは我慢してほしい。

アーヴァリティ > 「賢いなぁ…」

本なんて読んだ事はない。そもそも読めなかったし本を見たことがない。
いや、あるけどぼろぼろになったあれを本と呼べるのかは分からない。
ぼろぼろの理由?ボクの攻撃でぼろぼろになったんだよ。

「ああ、ありがとうございます人間様~~~!」

貰った服をバッと開いてずばばと着ていく!
着方はなんかわかった。袖を通して首を通して足を通してと!
ちょっと胸の辺りがすかすかだったりするけど、サイズはいい感じ!
しかもとても快適だ!あ~天国はここにあったんだなあ

「ああ~…ありがとうございますありがとうございます
ようやく涼しくなりました~…これで焼け死ななくてすみます~」

へなへな~って感じで脱力してしまうのも仕方のない事だ。
だってそれぐらい快適。
表情がふにゃふにゃになるのも不可抗力ってものだ。

能守重高 > 「そうでしょうか。難しい漢字は読めてませんけど。」

とても頑張りました。本を何らかんらで読み漁る環境にいれば
引き籠り読み漁る生活に憧れた時もある。今ここにいて
学生という身分を手に入れる事が叶い存分に学びに謳歌している。
ただ懸念点は 日本語の漢字に心が折れそうな点を除けば。

「様付けはいらないです…、あー名乗り忘れていましたが。
 能守重高(たかもりしげたか)と申します。種族は人間ではないです。よろしくです」

見た感じに着てくれた。おかしな点はない。
サイズ調整は割ときくが胸部については調整が出来ない。
その服は今だと気温に乗じて冷房魔法がオンとオフになる仕組み付き。

「いえいえ。全裸で街に行かれますと高確率で
 保護されますので最低限の服装で街に住むとよいです。
 転移されたてでしたね、これからどうされますか?」

脱力してしまった彼女、こちらも屈んでしまおう。
何か保護欲がそそりますが!

アーヴァリティ > 「わかりました!しげたかさん!
人間の見た目なのに人間じゃないんだなぁ~
よろしくね!」

ボクも人間じゃないのに人間の見た目だけどさ!
まあボクには人間かどうかを見分ける方法は外見しかない訳だし分からなくても仕方がないよね。

「あーそうだね。服は着ないとね。うんうん」

確かに今まで服を着てない人間に会ったことは無い。
肌面積の異常に広い人間なら数度見たことがあるけども。
流石に素っ裸は見たことがないからそういうことなんだろうなあ。

「へ?これから?
ん~~~~…」

何も考えてなかった!

「どうしようっか。何もわかんないや」

何故ここに居るのか、どうして人間になっているのか。
思考もおかしいし、行動もおかしい。
なんならボクってこんな性格だったっけ?もっとこう…てき ころす。みたいな感じだった気がするんだけどなあ。

分からない事が多すぎてどうしようもないね。

能守重高 > この姿での名前(真の姿は別)なので、
 この時は人間?ですね、秘密ですよ、ええ。」

割といくつかの姿を持つ住む場所住む場所で姿をそこ仕様にする
少女は本当の姿と名前を明かすことは今のところない。
本当の姿と名前はとある人たちのみぞ知っているが、
名前は残念ながら文字化けして不可能になった。

「夏は日焼けしても大丈夫な人ならいいんですが、
 お肌がそんなのに耐え切れないのであれば肌は晒さない方がいいです。」

できたらビジャブとかの頭からかぶる布を服の上から纏った方がいいです。
意外とあれ涼しいですから!それか…。

「取り合えず…住む場所から決めることから考えますか。
 こういう時に使うんですよね これ。」

保護は確定だとして、住む場所を考えねば。
懐から取り出したのは平たい板(携帯端末)、起動をして
常世島の大きな地図を出す、現在地はここ、地名と大まかな場所を彼女に見せるように説明し始めた。
学生になったりすると家賃がかからない寮に住めたり衣食住には困らないことも簡単に説明していきたい。

この身は異邦人街に2年ちょい暮らし、こないだ寮に移ったので
異邦人街についてはまだまだ地理は明るい、はず。

アーヴァリティ > 「秘密了解!ひみつにしますっ!」

何か事情があるらしい。ボクもそうだし、お互い様という事で。
恩人様の秘密をばらすようなことはしたくないしね!

「日焼けか~。ちょっと気になるかも?」

お肌の強さとか、日焼けがどんなものかだとか。
なーんにも知らないからとっても気になる。
でも、あんまり無暗に試すものでもなさそう?

「なにそれ?え!なにそれ?!」

謎の板に反応して、光って驚いて。
その後もいろいろとにかく驚いた。
凄い広い島だってこととか、そもそも地図があることとか、いっぱい人間が住んでる事とか。
とにかく色々びっくりしっぱなし!
凄い所だ…

「ってことは~…学生登録をして?とこよがくえんってところの生徒になって?この島に住むのがオススメ?ってこと?」

大体あってるかな?
とりあえず悪い話ではないみたい!

能守重高 > 「助かります」

極めて簡単にそう呟く。
秘密の魔術で本当の姿を偽り、名と姿を変えて暮らしている。
お互いに何かしら秘密がありそうである、何せ彼女が謎の言動をしていたのを目撃しているのだから。
口は堅い方なので忘れろと言われれば忘れるのも誓っていいほど。

「今の日差しが痛いと思うのならば肌は弱いと思ってもいいでしょう。
 一番日差しに強い肌色は黒肌や褐色とかですし、色素が薄いと弱いと聞きます」

広く浅く知識を学びまくったので、
簡単な質問には多分こたえられると思う。
無暗に実験するのはお勧めできない!火傷はひどいと病院行きだから。

「これは学生手帳として機能する端末という機械です。
 構造は不明なんですが金属部品で構成されているので…
 雷属性や電気直撃なぞには致命傷になりますし、水没にも弱いです。直火にも弱く
 そこだけを気を付ければ丈夫な携帯する端末です。
 学生登録後に標準で貰えたりする端末で大丈夫なんですが、
 今はそうですね、学生登録をして生徒になって学ぶことをお勧めします。
 現に私が経験し実行しているので…色々と学べますよ」

大体あってます。大丈夫。
衣食住整えてから学が増えると出来なかったことが出来るようになります、と言いたかった。

アーヴァリティ > 「ほほほう……なるほどなるほど~~~」

学生手帳!ぜひとも自分で弄り倒してみたいアイテムだ!
いろんな魔法のダメージに弱そうだけど、それを補ってあまりある便利さなのはついさっき見せてもらった!
こんないい物がもらえるのなら、それだけで生徒になるのはありかもしれない!

「だったら学生?生徒?なります!
分かんない事ばっかりなので学びたいです!
しげたかさん!おねがいします!」

とりあえずこの島の学園の生徒になればいいのは分かったけど、肝心の方法が分からない!
なのでとりあえず任せた!お願いしますしげたかさん!