2026/03/03 のログ
ご案内:「青垣山 廃神社」にコトハさんが現れました。
コトハ > 鉛のように重い、という比喩がある。
少女にとっては、それは泥濘に足を突っ込んでいるよう、という比喩がぴったりだった。
動きにくい足を、動くように歩いていたら……いつの間にか、山奥に来ていた。

「なんかまた変なトコだな……」

思わず、ため息をつく。
廃神社であれば不敬もなにもないだろう、そう少女は思った。

「……廃神社、かぁ。
 何があったかしんねーけど。神サマもこんなになったりすんだな……」

荒れ果てた姿をみて、首を振る。
かつて崇められていた存在も、こうなってしまえば形無し、というやつだろう。
思わず、祈ってみようか、と思うが……どうにも体は動かない。

「……卒業後、かあ」

先だって言われたことを思い出す。
やりたいこと、卒業後のことを考えているのか。
シンプルな問いかけだが、なにもない、という事実を突きつけられた。

コトハ > 「廃神社でたそがれてるとか、辛気くせーことこの上ねえな。
 あーあ、腐る腐る」

地面を蹴る。蹴ったところで何が起こるでもない。
ただ、石ころが転がっていくだけである。

「……ふん」

渡された名刺を眺める。
探偵助手、みたいなことをさせられるのだろうか。
そんな胡散臭いこと、できるのだろうか……と少女は考える。

「……うわ、バカみてぇ。何マジになってんだ……」

また、溜息を付く

コトハ > 「……帰るか」

此処でくよくよしても、余計滅入るだけだ、と思い直す。
少しは明るく前向きなことでも考えて……

「ウザ……なんか変な影響受けてるか……?」

そのまま、廃神社を後にする。

ご案内:「青垣山 廃神社」からコトハさんが去りました。