2024/07/16 のログ
ご案内:「VRゲーム『メタリックラグナロク』」にニーア・スクラチャリア(ミア)さんが現れました。
ご案内:「VRゲーム『メタリックラグナロク』」に橘壱さんが現れました。
ご案内:「VRゲーム『メタリックラグナロク』」にテルミニス(瑠音)さんが現れました。
ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
味方に瑠音の機体がいる。
よって彼女に楽しんでもらうことが最大の勝利条件なわけだ。

コクピットに光が差す。
こういうところもすごく作り込まれたゲームだ。

「どうした、私の愛機なのに緊張しているのか?」

別に言わなくていいセリフなんだけど言っておくとグッとくる。

「三番ゲート、アイハブコントロール」
「クインズゥ、ニーア・スクラチャリア! 出るぞ!」

母艦から宇宙へ飛び出し、コロニーの入口まで加速する。
今回の主戦場はコロニー内部というわけか。

1.誰も……誰も私を止めることはできない!
2.勝利のためだ! 敵には死んでもらおうか!!
3.くっ、頭痛がする……イライラするな!

瑠音のテルミニスが来るまで攻撃振りのセリフ言っておこうかな。

「誰も…誰も私を止めることはできない!!」

セリフ判定はAランク。となると適正にバフがかかるわけだ。

テルミニス(瑠音) >   
コレットちゃんと一緒の初めてのメタラグ!
もう今日来るの楽しみ過ぎて、WIKIも読みこんだし
ゲーセンに置いてあった雑誌もしっかり読んだし、キャラもじっくり選んだし……

『今日はよろしくね、コレットちゃん』

フレンド用の回線で一言挨拶を飛ばしておく、此処から先は私は"テルミニス"だからね

「フッ、君たちも力に溺れるか――」

「五番ゲート、テルミニス  パイロットもそう、私、テルミニスだ」

私の設定は機体と完全に結合、同一化した『テルミニス』という終末主義者の"一体"なのだ

急加速のG――っぽく感じられる負荷を受けながら機体がぎゅーんと加速する
この感覚、本当にロボに乗ってるみたいで素敵すぎるよっ!

そして現れたのは真っ暗な宇宙にぽつぽつと浮かぶ……コロニー!成程、之が今回の戦場だね

1.終末を望む意思、誰も止めることなどできはしない
2.抵抗を許そう、ただ滅ぶだけでは悲しかろう?
3.まだ抗う虫共がこんなにも……煩わしい

早速3択きたー! よし、ここは……

「抵抗を許そう、ただ滅ぶだけでは悲しかろう?」

今回のカスタムは『飛び込む』タイミングが大事な機体、まずは状況把握をしやすい選択を……でいいはず!

A判定が入り、機体の索敵能力が上昇したみたい!
それに目の前にコレットちゃんの機体も見える、まずはそっちに近づいてみよう

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
フレンド用の回線だ。
友人(フレンド)がいなかったので使ったことなかった。

『よろしくね、瑠音。今日は楽しんでこー!』

いいものだなぁ! 一緒にゲームできる友達!!

近づいてきたテルミニスに自軍用の回線で通信を飛ばす。

「今回は6対6だ、数で有利を取って各個撃破」
「逆に言えば数的不利で横着はできまい? テルミニス…」

と、ロールプレイで『ここは一緒に戦おう』と告げる。

「コロニーの入口はこっちだ、地球(ヒューマンホーム)とは勝手が違う」
「せいぜい、上手くやらせてもらおう」

と言って入口へ誘導する。
敵はどんなタイプかなー。

まずは索敵が強いみたいだしテルミニス後衛、防御高めの私が前衛だ。

テルミニス(瑠音) >   
コレットちゃんからの返信に『( ᐛ)b』やったるぜぇな顔文字を返す
うん、友達と一緒にゲームってこういうのが楽しいよね!

「スクラチャリアか、良いだろう、私の戦法(スタイル)にはあわせてもらうが」
「精々巻き込まれぬようにする事だ、私が"齎すべき"対象は戦場の全てなのだから」

周囲の味方含めて、索敵値は私が一番見たい、元々近接や奇襲に特化した機体なのもあるからね
コロニーの入り口に向かうと、まずはNPC……入り口の防衛用の機銃や、小型の無人機が現れた

ふむふむ……無人機が一応の前衛、後何体かデブリに隠れてるみたいだね

「お手並み拝見と行こう、背後の虫共は私に任せたまえ」
「どんな銃でも、背後に銃口はついていないだろう?」

デブリに隠れている無人機たちの位置を共有しつつ、ゼロシフト(転移機能)を解放する
スクラチャリアが無人機を倒している間、私が機銃の背後まで転移して破壊する作戦だ

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
「テルミニス……油断ならない破壊者っ!」

そう言い捨てる(フリです)と同時に前に出る。

まずはNPC機を無傷で仕留めたいところ。
ゲージも上がってセリフデッキも出るかも。

「お前ら!! 私に……クインズゥに討たれろ!!」

フィンブレードを伸ばして中距離から攻撃。
同時に接近してエクスターナルバー…要するに装甲と一体化した棒で殴る!!

小規模な爆発が起きて無人機が爆発した。

「こんなもので私をやれると思われたとは!!」

と、後は瑠音ちゃんのお手並み拝見だ。
それにしても瑠音ちゃん、難しい機体のスペシャル機だ。
末恐ろしいね。

テルミニス(瑠音) >   
「破壊者?それは私ではない、ふふ、いや私かな…」

意味深に笑う、特に意味は無いけれどこういう掛け合い、たのしいよね
キャラが自分に染み込んでいく感じがしてわくわくするんだ

ブレードを飛ばして一気に畳みかけるスクラチャリア
コレットちゃんやっぱり慣れてるだけあって動きが綺麗だなぁ
とと、私も負けてられないや!

『ゼロシフト、起動』

AI音声と共に機銃群の背後にテルミニスが移動する
それによってスキル『刹那の間』が発動
刹那の間の力で体感時間が延長――ようは少しの間だけ周りがゆっくりに見える
連発は出来ない力だけど、これなら……

「逃げる足も無いのは哀れな事だ」

槍で背後から一突き、同時に周囲の機銃に翼… 拘束兵器から飛ぶ光がひっつき、コロニーから引きはがす

「祈りたまえ、終末は平等に訪れる」

そして一直線に無理やり並ばせたところに槍を投擲し纏めて貫く!!

『終末を望む者(限定殺戮Ⅳ)が発動しました、士気上昇』

再度AI音声が、今度は私を含めた味方機へとアナウンスする
wiki情報通りだ、機銃には銃手が乗っているから限定殺戮の効果を発揮させやすい!

「所詮この程度は小手調べ、進もうではないか」

それにしてもコレットちゃん、すいすい動きながら喋れて凄いなぁ、私は倒す合間に喋るので精いっぱいかも

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
おっと、ここでスキルを惜しみなく使うのかぁ。
さすがだね、瑠音。
よく戦術をわかっている。

「フフ、ハハハ!! こうも一方的だと爽快じゃないか!!」

今の行動、イエスだね!ボタンを押しておこう。

その時、カカッと拍子木のような音が鳴り響く。
えっなんで拍子木。宇宙だけど。

「何者だ!!」

音のなる方向に構えを取る。

勇者特機ゴウダンオー >  
背景が特殊モードに入る。
一番最初に敵に名乗っている間は無敵になる機体特性だ。
名乗り専用ステージで一方的にバフる!!

「勇気ある者の御旗の元に、灯せ星の煌めきを!!」
「勇者特機ゴウダンオー、ただいま参上!!」

長台詞をAランク評価、バフは十分気合も十分。
青と白の特別機は大型のブレードを取り出した。

「轟断剣!!」

パースの効いたポーズで構えると、素早く動いて剣を振るう。
コントル・デフェンシヴⅢ(メイン武装が剣のみの場合高レベル切り払い効果)と
振り回すⅣ(周囲円形に斬撃の範囲を広げる)で対多数の戦術は万全。

剣戟がテルミニスとクインズゥを狙う!!

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
何の何の何!?
って、あれこのゲーセンで有名な人だ!!
うわー生でゴウダンオー初めて見た! VRだけど!

「調子に乗らせるなよ! こいつは轟断王彗星斬とかいう技で何騎も我々の陣営を倒しているんだ!」

轟断王彗星斬は捕縛技から入る超必殺技だ。
撃たれたら確実に被害が出る。
その前に止めなければならない。

短距離ワープで回避しながら後方に飛ぶ。さて、どう攻め崩すか。

テルミニス(瑠音) >   
…… か、かっこい~~!
私だったらあんな名乗り絶対嚙んじゃうよ!
って、違う違う、ゴウダンオー……確かスコアランカーにも名前があったはず
ってことは相当な手練れっぽい!

「轟断王彗星斬―― 長い名前だ」
「だが、種の割れていない手品ではない、索敵によれば――」

スクラチャリアはどうやら相手の技の特性は分かってるみたい
捕縛技――つまり、ロックした相手に対しての追撃って訳だよね

何とか冷静に敵の範囲攻撃を避けつつ少し考えて……周囲の状況が目についた

「―― スクラチャリア、そちらの一撃の火力は評価している、私が隙を作ろう」

正直ちょっと賭けみたいなところがあるけれど、多分設定的にはいけるはず……!(続)

テルミニス(瑠音) >   
三択のうちの一つ――悪性、残虐性を刺激する択を選ぶ

「正義の味方の登場か――遅かったね、君を待つものはもういないよ?」

足元の機銃を敢えて踏み躙り、相手の『熱血』なロールプレイを誘う!
まぁ、さすがにちょーっと罪悪感はあるけれど――

之もすべて、私に注意を向けさせるため、そして、ゴウダンオーさんも私が攻撃系のセリフを選んだ事は推察できるはず

ってことは――此処で私が一気に突撃すれば"攻撃を仕掛けてくる"と思うはずだ!

「クククク……虫けらが無様に死んでいく姿を、その目に見せてあげたかったよ!」

ダメ押しの1ロール! そして、私が狙うのは――

槍による攻撃と見せかけて、付近の『破壊された無人機』を翼型拘束兵器で確保
それをそのまま目隠しの如く投げつける!『轟断王彗星斬』は捕縛技を前提とした攻撃
つまり『捕縛可能な的』を技に合わせて投げつける事で、ロック先を変化させる事も可能……らしい!(wiki調べ)

最も、相手もそれを盛り込んでいたとしたら普通に斬ってくるはずだけど、それなら一撃で落とされはしない……!
どっちにしても――コレットちゃんのための時間稼ぎは出来るはずっ

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
な、なるほどー!!
そう来たか、グラブ系ユニットで残骸を投げる!!

瑠音……いや、テルミニスっお手柄だよ!!
そしてここでスキルを出し惜しむ意味などなーし!!

必殺技で一気に仕留める!!
専用スキル、チャクラエクスターミネートⅣを発動!!

これは長台詞と一緒に連続攻撃を仕掛けるという噛まないこと前提の超威力技!!
ちょっと切るか悩むとっておきたいとっておきだけど!
ゴウダンオーに超必殺技撃たれるよりはよーい!!

「ククク、杜撰を打ったな」

短距離ワープを繰り返しながらチャクラ光を速射。

「私はニーア・スクラチャリアだ! お前の怯懦を喰らいつくす!!」

大型ブレードフィンが相手に殺到する。
あとは落ち着いてセリフ、落ち着いてセリフ…!

「この世界に貴様の遺伝子のカケラも残さん!!」
「死ねよォォォォォォォ!!」

真正面からエクスターナルバーの直突き!

さすがに特別機もフルヒットだと落ちるか? 落ちるよね? 落ちて?

勇者特機ゴウダンオー >  
おっ悪役RPだ。これは捗るなぁ!!

「お前が踏みにじったものが!! この世界を支えていた命だと!!」
「何故わからないんだ!!」

そしてグッと溜めを取る。超スピードで接近して白兵攻撃。
あとは溜まったゲージで必殺……ってえええええええー!?

残骸を投げつけられた!!
困る、これはちょっと……!!

さっと空いているスペースに回避すれば。
そこには当然、投げた機体の相棒がいるよねって話です。

連続攻撃! 連続攻撃! 連続……えっあ、これ残らないわ!!

「くそおおおおおおおおおおおぉぉ!!」

うわー落ちた!! ジョバンニと戦って消耗してるのもあるし!!
せめて被撃墜セリフは言ってポイントもらっとこー!!

爆発。

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
「良いニュースと悪いニュースがあるな、テルミニス」
「良いニュースは厄介な敵を排除できたことだ」

テルミニスにおめでとうボタンを連打しとく。

「悪いニュースはさっきの敵はジョバンニ・スィームルグと交戦して落としていたようだ」

自軍のジョバンニ・スィームルグは死亡フラグデッキ使い。
生き残れば超強いけどだいたい序盤にやられてる。

「生き残れば故郷で婿入りしてジョバンニ・セゾンになっていたはずが……とんだ結末となったな」

序盤に・死ーむるぐと序盤に・生存ってだけで笑えるんだけど。
それはそうと次の敵を探さなければ。

テルミニス(瑠音) >   
終末論者()にその問いは愚行だよヒーロー?」
「そして、お別れだ」

わー、完璧、流れまで最高過ぎる~~、何というか『凄み』があったよね!
作戦はうまくいったけど、ロールでは完全にプロだったよ……後で良RPに入れとこう
こういうのが人気の秘訣何だろうな~~

「成程、消耗しているように見えたがそれならば妥当だろう」
「何、"私"がこの先にたどり着ければお釣りがくる、それにどの道」

くくっ、とそこびえするようなわらいごえ(当社比)を出しながら

「その故郷とやらも、遠からず終末へ沈む、婿入りは"向こう"で出来るだろう」

ジョバンニさんにお疲れ様ボタンを押しながら先に進む私たち
そう、ゴウダンオーさんの消耗を考えるに、ジョバンニさんも良くやったと思う
というか正義の味方VS死亡フラグって相性最悪っぽいししょうがないよね

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
「お前の終末論(エスカトロジー)はともかく」
「勇者を気取る者に相応しい末路だな」

ゴウダンオーの人のRPマジ最高だったな……
MVPプレイヤー入れるなら彼だわ。ほんとに。

「いいだろう、先に進もうじゃないか」

揃ってジョバンニさんにお疲れ様ボタンを押しておこう。

「少なからず消耗したが、まだ戦うのに問題はない」

瑠音にEN減ってますアピールしつつ中枢部へ行こう。
制圧できればよし、抵抗があるなら倒す!

テルミニス(瑠音) >   
「ふっ…… む」

中枢に入った瞬間、一瞬嫌な予感がして立ち止まる、けど

背後から轟音がし、隔壁が落ちる!

「どうやら、招かれざる客は私たちのようだね」

見上げればそこには無数の機体――って、入り口の無人機……
でも、何だか動きがあいつらよりいい、強化されてる!?

それに、調べた情報だと、中枢にあるのは球状の『コア』で、それを壊せればスコア大幅アップ、ほぼほぼ勝利だって……

でも、あそこにいるのは――!!

楽園機構『H.E.E.L』 >   
「楽園機構 Heaven(天国) Ecstatic(頂点) End(終わり) Lust(欲望) HELLシステム、起動」

中枢に来たる、招かれざる客、君たちは見るだろう私を、楽園を創造するものを

円状の『コロニー中枢』の中央に、巨大なマニピュレーターを無数につけた球体、そこから生えた人型機体の上半身といった異形
それがこの『自己進化』型機体『HELL』なのです

自軍の成績によって手に入れたポイントを使いコロニー中枢と結合し、無人機を追加で生成する機構
之が『自己進化』型の強み、中枢での戦闘に置いてこの数の暴力こそが最強

「戦いに明け暮れる者達に、楽園を与えましょう」

二機の中枢への突入を確認、隔壁を落して外への離脱を防ぎます
ふふふ、此処で攻め込んできた二機を落せれば勝利はほぼ確実ですね

入り口にいた無人機たちをアップグレードさせた強化無人機
それらを複数向かわせながら『HELL』はマニピュレーターからのビームで支援です!

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
「招かれざる客……?」
「なん……だと…」

おい!! ゴウダンオーとHELLがチーム組んでる!!
ズルだろズル!!
でも、強い機体揃えていれば勝てるとは限らないのもこのゲームの面白いところ!!

強化無人機は一撃で落とせない!
そしてHELL自身も超強い!
あとHELLの人のロボっぽい声が最高にエロい(?)!!

どうしろっていうんだこれー!?

1.有象無象で私をやれるとでも!! この!! 死ねぇー!!
2.ううっ……なんだこのザラっとした感覚は…!!

うん、良い場面なのに二択しか出ない!!
ここは弱気なセリフ言って防御高めとこ。

「ううっ……! なんだこのザラっとした感覚は…!!」

うーん、突撃でワンチャン本体落としにかかるか。
難しい局面になってきた。

切り払いⅡでなんとか凌ぐ。

テルミニス(瑠音) >   
「数だけは多い、いや、質も十分と」
「ふふふふ、スクラチャリア、君も年貢の納め処ではないかね?」

どうしようこれ…!いやでも、何とか……何とか近づければ"アレ"で
でも無人機は倒しても殺戮ゲージ(限定殺戮用ゲージ)は溜まりづらい……
取りあえず味方への煽りセリフで機動力を上げておこう、ぶんぶんぶん

ゼロシフトと持ち前の高起動を使ってもじりじり削られていく
之じゃあHELL本体に密着しても、今のままだと多分耐久が足りない

こうなったら……!

「アレは一つミスをしているよスクラチャリア」
「とはいえ、そのミスを突くには暫し『時』が必要だ」

「スクラチャリア、君に私の真似事が出来るかな?」

今度はスクラチャリア――コレットちゃんに相手の『隙』を作れないか打診する

「何、少しでいい、その後は不要だ、好きにするといい」

そして同時に『隙を作ったら全力で距離を取って!』と逃げろ~のマークのスタンプを送る

後は……出たとこ勝負!

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
「黙れ、貴様と破滅する気はない!!」

いや、ここまで来たら一蓮托生ですが。
HELLから逃げ切れる算段もないしね。

そして瑠音からの隙を作れないかの打診。
ここで一番消耗してないのはテルミニス。
賭ける価値あり。

「この……ふざけているのかあああああああああぁぁ!!」

RPで反発しながらOKのスタンプを押して超弾道射撃発動、遠距離からチャクラ光でHELLを砲撃。
こっち見ろー、こっち見ろー。

「楽園機構……お前が狂った機械でないことは、この私が保証してやる」
「だがお前の機体が泣いているなぁ!!」

「血祭りの手始めぇ!! 覚悟してもらうぞ!!」

できるだけ大声で、できるだけオーバーなアクションで。
オーバーヒートするくらいにブレードフィンを連発する。

テルミニス(瑠音) >   
「ふざけてなどいないさ――これでもね、私は君を買っているんだよ」
「"まだ"早いとね?」

スクラチャリアの全力の射撃とブレードの連発
無人機へと指示をしているのはHELL、これだけ目立てば、まずはコレットちゃんを倒すために動く筈――

「―― 」

『連続ゼロシフト起動、パイロットへの負担・強』

がくんっ、と体に大きなGがかかりながらテルミニスはHELLの元に連続で転移する
途中、二人で破壊した強化無人機を出来るだけ拾いながら、それらを物理的な盾として掲げ――

『自爆シーケンス開始、爆発まで後――』

「そう、君は―― 逃げられない」

中枢と一体化してるなら、相手は逃げられないはず
ならば私の『自爆』から逃げて直撃を避ける事は出来ない――

『5、4、3――』

流石に此方の思惑に気づいたのか、控えさせていた無人機たちも一斉に私を狙いだす
でも、もう遅い……!

楽園機構『H.E.E.L』 >   
「泣いている?之は歓喜しているのです、そして、之からあなたがたの機体もそうなります」

ただの戦闘狂じゃない、何処か理性的な部分もあるロール、いいですね
では此方も全力で排除しましょう

「囲い込みなさい」

無人機の攻撃を集中させ、逃げ場を失くした状態でビームで削っていく
マニピュレーターによる多角的な攻撃、時に壊れかけの無人機を貫通させる形で死角からも攻撃できるのが強みです

おや、この転移音――なるほど、此方は近接型でしたか
ですが、その武器では火力ぶそ、っ

しまった、自爆……!此処で"それ"持ちを引くとはついていない

残った無人機を一斉に向かわせますが、間に合わない!

「このような事を……狂っています!!」

ええい、動揺、防御のロールをしながら『緊急離脱』
本体の上半身部分をコアから離脱させ、直撃を避けます!

テルミニス(瑠音) >   
「分からんかね?人の意思が、総意が!終末を望んでいるのだよ!!」

テルミニスの機体が光る、今こそ……自爆です!!

『0―― 自爆装置、起動』

「はははは、はーーーっはっはっはっはぁ!!!」

閃光と激しい爆発音と共に私の画面がクラッシュする、直ぐに観戦用モニターに切り替えれば――

「よしっ、コアは撃破……ってまだHELLが残ってる!?」

どうやら最後の瞬間、本体部分を離脱させて直撃を避けたみたい
でも中枢コアは破壊できたし、かなりの数の無人機も落せた

HELLの本体も直撃を避けれたとはいえ、消耗は大きい筈、後は――

『コレットちゃん、がんばれーーっ!』

フレンド用回線で一言だけエールを送り、後はかたずをのんで、見守るっ

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
ネガポジが反転したイビツな輝きが世界を灼く。

自爆……!
なんて苛烈な奥の手!!
でも、瑠音の……テルミニスのおかげで勝てる!

機体はボロボロ、それでもまだ戦える!!

「ざぁんねん! そいつの狂気は誰の保証も要らないんだ!!」
「そして漁夫の利を得るのはこの私……ニーア・スクラチャリアだ!!」

ここで最後の一手、破壊神顕現Ⅱを使用!!
巨大化してコアを叩き潰させてもらう!!

「そんな機能不全の機体でぇ!! 死ねよぉぉぉぉぉぉぉ!!」

クインズゥのエクスターナルバーでコアを貫通させにかかった。

楽園機構『H.E.E.L』 >   
機体状態は最悪、コアは破壊、ですが、手負いのあの機体を仕留められれば

残った無人機を一斉に向かわせ……何ですってー!!

「そんな……私の楽園が気に入らないと?」
「認められません、認めて……たまるかぁー!!!」

あーもう之はダメですね、せめて最後っ屁くらいはさせてもらいましょう!
残ったマニピュレーターをまとめた極太ビーム!といっても必殺技ほどの威力はありませんが

「止まらない!?理解、できません、理解不能、理解不能理解不能――― 理解、ふ、の……」

巨大化した機体の一撃がHELLのコアを貫く、あー、これは戦犯かもしれませんね
仲間に『ごめんなさい!』と送りつつ、大人しく撃墜されます
でも、中々清々しい戦いでした、後で『いいね』しておきましょう……

テルミニス(瑠音) >   
『やったー!コレットちゃんかっこいー!』

よくやったボタンを連打連打連打

そしてHELLを倒したことによって丁度『ポイント』も溜まり切ったらしい

『戦闘終了:勝者 チームレッド』

やったね、だいしょーりー!!

てれれれれ、とリザルトログが流れてくる
『終末を望む者』があったから個人スコアは少し下がったけど
コレットちゃんと一緒に中枢コアを破壊した分のスコアでお釣りがきてる

「ふぅ~~~」

共に戦った仲間にイイネを含めた評価を投げてから一息
余韻もそこそこにVR装置からでる、次に遊びたい人もいるだろうしね

「楽しかった~~!!」

そしてそのまま、コレットちゃんの入っている筐体の方に向かうのだ

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
どうだー攻撃力極大アップの姿だー、終わったらしぼむ。

「ハハハハハハ!」
「残された物資は有効に使ってやるよ!」
「私ってそういう度量はありゅ……ある女だからさ!!」

最後の勝利セリフで噛んでD判定…とほー。


そしてVR装置から出て瑠音にVサイン。

「いや、ほんっとう良かったよ瑠音!」
「RPが節々まで染み渡るっていうかさー」

自販機のコーナーまで歩きながら興奮冷めやらぬ感想戦。

「で、どう? メタラグ! 楽しかった?」

テルミニス(瑠音) >   
「コレットちゃ……いや」
「スクラチャリア、悪くないRPだったよ、次も共に終焉をまき散らそうではないか   何てね!」

ボイチェン補正も何もない素の声でRP……あ、さすがに結構恥ずかしいな之、頬赤くなってそう

「勿論めちゃくちゃたのしかったー!他の友達も誘ってみたいくらい」
「あ、でも戦闘はまだまだ詰められそうかなー、ゼロシフトもあれ目まぐるしくって全然慣れられてないや」

自然と笑顔を溢れさせつつも…

「――でも一番はアレだね」
「喉、かわくね!」

そう、話しまくるので喉が渇くのである、自販機どこ~~

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
「ふふ、尊敬に値する戦いだったよテルミニス」

素の声でこっちも返してみる。
一緒になって赤くなりながら笑う。

「うん、他の人とも一緒にやってみると楽しい」
「自分も短距離ワープを上手く使いこなしたいなー」

指を立ててにっこり。

「そう! 喉が乾く!」

あははと笑って冷えた炭酸水を買う。
通称、喉課金。

テルミニス(瑠音) >   
「没入型ゲームって、別の自分になれて元から好きだったけど」
「ふふ、これからもっと好きになれそう、最近体も鍛えてるし、反射神経とかもきっとあがる、はず」

「何時かクランプレイとかもしてみたいけど、それは大分先かなー」
「そうそう、何というか酔うっていうか、頭ぐるぐるするよね~」
「私はそこを補うスキルいれてるけど、素で使ってる人はきっと素で凄いんだろうなぁ」

最低でも5人以上のフレンドでパーティを組んだりチームで分けて戦うクラン戦なんかもあるらしい、奥が深い
ワープはやっぱりロマンだけど、自分で使うと体が中々ついていけないのが良ーくわかる一戦でした

「私はレモン入りにしよーっと」

ぐびぐび、ぷはーっ、とちょっとわざとらしく喉を潤す、この一瞬のために生きてる~~!

「あ、次は一緒にクレーンやらない?ねこまにゃん手乗り人形の新型が入ったんだって~」

何て、たわいもない話をしながら笑って

ニーア・スクラチャリア(ミア) >  
「そうだなー……私ももっとリアルで鍛えたら反射神経上がるかな?」

人間、どれくらい強くなったらメタリックラグナロクでも強くなれるのか。
それは人類に残された課題の一つなのです。

「しばらくは店内マッチして、慣れたらランクマとかクラン戦で楽しもうか」
「私もちょっと脳が疲れた……」

喉が潤えば、また別の遊びをしようという気持ちにもなる。
楽しいものだね、友達とゲーセン。

「え、やるやる。でもクレーンは苦手だから、笑わないでね?」

と一緒に笑い合いながら。

次はクレーンという戦場に二人で立ち向かうのでした。

ナレーター >  
こうしてミア・コレットと黒羽瑠音の初めての共闘は終わった
だがメタラグの世界は未だ広く、深い
未だ見ぬ強敵たち『破壊王』『舞い降りるもの』『残酷なる天使』
そして新たなるステージ『地獄』『幻想世界』
無限に広がる世界が彼女たちを待っている

その先に何を見るのか、何をつかみ取るのか。

メタリックラグナロク、鋼の戦士は戦い続ける――黄昏(ラグナロク)に向かって

ご案内:「VRゲーム『メタリックラグナロク』」からテルミニス(瑠音)さんが去りました。
ご案内:「VRゲーム『メタリックラグナロク』」からニーア・スクラチャリア(ミア)さんが去りました。