2024/06/16 のログ
伊都波 凛霞 >  
「うわー結構いっぱいいる!」

ぱたぱた、駆けてくるのは私服の凛霞お姉ちゃんです。
両手に下げているのはコンビニの買い物袋。

「遅くなっちゃった。色々やることあってさぁ~。
 この後もちょっと予定は詰まってるんだけど、とりあえず顔だけでも出そうと思って」

言いながらよいしょと掲げる提げ袋にはアイスが色々。
バーベキューしてると冷たいものも欲しくなるよね。
保冷剤もばっちりなのでそう簡単には溶けないぞ。

桜 緋彩 >  
「お気をつけてお帰り下さいねー」

会場を後にする一年生手を振って見送る。

「むう……」

とは言え風紀は割と皆疲れているのは確かだ。
しぶしぶではあるがその申し出に甘えることにしよう

「おぉ、凛霞どの、いらっしゃいませ。
 食事はもう済ませましたか?」

新たにやってきた同僚の姿。
彼女の姿を見るなり、皿に肉と野菜をドカドカと盛り始める。

蒼月 まつり >  
>>保志
「そっちの君も、また学校でね~!」

同じ1年生らしい生徒の去り行く背中に手を振って。
そうしている間にも顔を出す人間は増えていき、賑わいが尽きることはなさそうだ。

伊都波 凛霞 >  
「まだー。なかなか時間とれなくって。
 ありがとー緋彩さん。また"どの"呼びになってるよ~?」

くすくす笑いながら、肉と野菜山盛りの皿を見る。

「そ、そんなに一杯は入んないかな…!」

スイーツなら入るけど…

霜月 雫 > 「ん、凛霞じゃん。やっほー」

そう言ってひらひらと手を振る。
そして、周囲の様子をちらっと見て。

「やっぱり、手伝おうか?」

緋彩にそう提案する。
状況的に、風紀勢も疲労がたまっていそうだ。

緋月 > こちら、新たにカレーライスを頂いている少女。

「うーむ、こちらもおいしい…。
カレーは中々食べる機会がありませんでしたからね。」

旅ガラスの身には、カレーも贅沢品の部類らしい。
それ以前はそもそも食べる機会がなかったのだが。
と、聞き覚えのある名前に思わず目を向ける。

「りんか…というと、もしや――。」

ぼそ、と口から小さく呟きが漏れる。
少し離れた所から確かめれば、以前に遇った女生徒にどことなく似た顔立ち。

(――成程、あちらが悠薇さんの姉君ですか。)

遠目にじろじろ見るのも不躾だろう。
顔を確かめると、今はカレーライスを食べることに集中する。

伊都波 凛霞 >  
「あれ、雫がいる」

はむ、とお肉を一食み。

見慣れすぎた顔がいれば意外そうな声。
ひらりと手を振り返す。
まぁ懇親会だしいても不思議じゃない。
こんなところにまで帯刀してきてるのは相変わらずだなと思いつつ。

黒條 紬 >  
「ありがとうございますーっ!
 えへへ、優しい方は素敵ですねっ!
 じゃあちょっと、休ませていただきますねー……」

武知の目と鼻の先まで、たたっと寄っていったかと思えば、
目を輝かせながら、こくこくと頷き。
それからぺこぺこ深々、沢山お辞儀をする。
そうして笑顔を最後に見せれば、すすす、と遠のいて。


「いやー、神様、仏様、武知様~♡」

手を合わせて、ふらふらと鉄板から離れてゆく。

「……あ゛ぁ゛、溶けるぅ゛……」

気が緩んで変な声が出た!

Dr.イーリス > 風紀委員に「はい、まさに指揮官機の如くですね。実際に戦闘をする際は、ほぼエース機に頼り切り状態になってしまう事も多々ありますけどね」

エース機のロボットを操作しながら、偵察機、ドローンといたものを同時に動かす事も出来るので、そういった戦術を取る際はさらに指揮官機っぽさが増すだろうか。

「ありがとうございます、まつりさん。成長しない体は気にしていましたが、そんな風に肯定してもらえるのは嬉しいです。是非とも仲良くさせてください」

まつりさんにほんのりと微笑んだ。>まつりさん


「絶食という事ですか。たったの三日間空腹を耐えるだけなんて、楽勝じゃないですか。人間、二週間ぐらいなら何も食べずとも何とかなるものです」

絶食となれば、むしろストリートチルドレンは強い。
安定した食事の供給が出来ず、何日も食事にありつけない事がむしろ日常茶判事だ。
喉を通らないよりも、かなり楽だと感じてしまうストリートチルドレンであった。

「保志さん、またどこかでお会いしましょう」

保志さんに手を振って、見送るのだった。>保志さん

伊都波 凛霞 >  
小さなつぶやきには耳聡い。
そして視線にはとっても敏感。

こちらを見る紅月の視線にはたと気づけば。

どうも~♪と手をひらひら振って見せて、お肉を頬張りながらにっこり笑顔。

桜 緋彩 >  
「あう、これは失礼いたしました……」

つい流れでまた呼び方が戻ってしまった。
申し訳なさ七割恥ずかしさ三割の表情。
そんなに入らない、と言われたので肉も野菜も減らしておく。
それでも普通盛りぐらい。
差し入れ?のアイスは受け取って冷凍庫に入れておく。

「いえ、こっちの方はぼちぼち落ち着いてきたので多分大丈夫でしょう。
 もうしばらくしたら交代の人員も来るでしょうし」

買い出し班とか今は参加者として楽しんでいる勢とか。
そろそろ交代の時間ではあるはずなので、と。

「紬どの、こちらどうぞ」

スポットクーラーが設置された前に椅子を置く。
紬嬢を手招きして座るといい、と。

伊都波 凛霞 >  
「慣れるまで何度でも指摘してさしあげますので♪
 あっ、前に一緒に選んだ服だー。やっぱぴったりだったね」

サムズアップ。
こうして外で見れば、試着した時とはまた違っても見える。

「アイスはいっぱいあるから暑くなったらみんなどうぞ~♡」

霜月 雫 > 「人間、数週間くらいなら、食べないだけなら大丈夫とは聞くけど……」

逆に致命的なのが水分。飲まず食わず、とは言うが、食べないだけならともかく、飲まないとなればよくて10日で人間は死に至る、と聞いたことがある。
所謂『影』の者は、その手の鍛錬もすると聞いたことがあるが……と考え、ブンブンと顔を振る。
どう考えても、この場でする思考じゃない。

「と言うか凛霞、まーた『こんなところにまで帯刀してる』とか思ってるでしょ。
そりゃ事実ではあるけど、じゃあ暗器術とか教えてよ」

むすー。幼馴染となればいつもよりも砕けるようで、子供っぽいとすらいえるむくれっ面を見せて抗議。
いつものじゃれ合い程度のものではあるが。
なんなら、武器を持ち歩く前提が一切崩れていない辺り、思われて当然である。

「ん、りょーかい。ま、後片付けとかは手伝うからさ」

そこは遠慮しないでね、と暗に。
剣友に変に遠慮されるのも嫌だ、と言う変な意地によるものであったりする。

緋月 > (視線に気づかれた――いや、呟きまで聴き取られていた!?)

小さな呟きだった筈、視線もそれ程長くは向けていない筈。
しかし、ばっちり気付かれ、手まで振られてしまった。
思わず顔がバッテン口に。

(あの方、只者ではない…!)

とちょびっと戦慄しつつも、バッテン口のまま、少し気まずげに手を小さく振り返す。

(…取り調べの時に遇わなくてよかった…。)

何と言うか、隠し事が出来そうにない雰囲気がする。
ほ、と息を吐くと、またカレーをもしゃもしゃと食べ始めた。

武知 一実 >  
「ったく……」

とはいえ交代したものの、必要以上に張り切る気は無い。
オレ自身が風紀委員では無いから、というのも当然理由としてはあるけども、変に張り切り過ぎると漏電す(もれ)る可能性があるから。
交代を申し出て、結果要らん事故を引き起こしたとなればまた庁舎行きだ。最悪この場で囲んでお説教の可能性もある。
……それだけは避けたい……

「――慕われてんだな。」

先輩の下へと集まって行く面々を見つつ独り言ちる。
風紀委員でこの場に居る生徒にも顔見知りが居るようだし、まああの先輩なら分からなくもない。 人望、人徳って奴か。

(……そんな皆から慕われる先輩をバックドロップで投げて昏倒させました、ってバレたらもうお説教なんてものでは無いのでは?)

人知れず暑さとは別の理由で滝の様な汗が噴き出るのを自覚するオレだった
どいつもこいつも楽しめsもとい腕っ節は先輩に勝るとも劣らなさそうだし……!

伊都波 凛霞 >  
「そりゃ思ってるよ。バーベキューにナイフとか包丁はともかく刀持ってくる人とかいないもん」

きっぱり、多分正論であろうと思われる。

「雫は普段から何かで武装してないとダメなんだね…」

暗器術まで教えてなんて言いはじめる。
まったく他の人の目線もあるのに~、なんて思いつつ。
そんなちょっとヘンなところもこの子の魅力か、なんて。

黒條 紬 >  
「め、めちゃくちゃ助かりますぅ~!
 いやほんと、溶けるかと思いました……!
 いやー、ほんと先輩に椅子用意していただくなんて申し訳ないのですが~!
 ここはありがたく座らせていただきますっ」

そう言って桜へ、ぺこぺことお辞儀をすれば、ふらふらと椅子に座り。

「あ゛~♡ 文明の利器、サイコーですっ!」

猫は液体、とはよくいったものだが。

紬も椅子の上で溶けた!

だらー、と腕を垂らして、すっかり背を預けて。
目を閉じて、風を感じている……。

「アイスクリームも助かります……っ
 焼きそばを売る方に憧れていましたが、
 これがなかなか。ハードなのですね……」

やって来た凛霞に対しても笑顔を向けて
お辞儀両手を合わせ、感謝を示しつつ。

霜月 雫 > 「正論パンチやめてよね……」

うぐ、と顔をゆがめて。
自分でも自覚はある、あるのだが……。

「だって、この子(凍月)をどこかに置いていくのが、抵抗あるんだもん……」

自分の人生を歪めたと言っても過言ではないくらいに愛着を見せ、時間を共にしてきた愛刀。
まさに一心同体。常に近くに置いておかないとなんだか違和感があるのだ。

「ついでだし、冷やしてあげようか?」

言いつつ、紬の周囲にふわぁ、と冷気を発生させる。
金行と水行を合わせた、得意の氷属性の巫術だ。

伊都波 凛霞 >  
「(あの子確か例の件で入院したって子かな)」

怪我は大したことなかったらしいから、もう退院したのだろう。
良かった良かった。結構ひどい目にあってる被害者もいる中で、
あの現場を検分した一人としては彼女が相当な剣の使い手なのも納得できた。

緋月へと送った笑顔の裏ではそんなことを考えつつ。


「ふふ、大丈夫? 黒條さん」

…で合ってたかな?
風紀委員や公安委員の名簿に載っている子なら基本的に顔と名前を記憶している。
アイスどーぞ~♪と笑顔を返しながら。

桜 緋彩 >  
「せっかく新しく買いましたので、着る機会かな、と思いまして。
 変では、無いでしょうか……?」

身体を捻ったりして自分の格好を確かめようとするけれど、自分ではよくわからない。

「いやぁ、流石に私もこの場にまで刀を持ってくるのは、と思いますよ」

雫嬢のように大太刀なら尚更。
その解決策が暗記術、と言うのもこれまた彼女らしいと言うか。
まぁ武装しているのはもう一人いるのだけれど、と焼きそばをすする同居人に視線を移して。

「……?
 どうしました、何かわからないところがありましたか?」

そうしたらこちらに向く視線に気付く。
焼きそばを作っている後輩に首を傾げてみせて。

「最近暑くなりましたからね。
 水分もちゃんと取って、熱中症に気を付けてくださいね」

溶けている後輩に水とタオルを渡して。
自分も汗は書いているものの、まだまだ元気だ。

Dr.イーリス > 「数週間単位で食事をしていないと、その内、空腹しているという事も忘れる時期がきますね。確かに、お水はかなり大切なので、絶食で出来る限り元気に動くコツはなんとしても水分を取る事ではありますね」

水がないと、最悪数日ももたない。
あくまで貧困なるストリートチルドレンの立場からの経験談なので、『影』の者のような鍛錬をしているというわけでもないという事にはなるが。>雫さん

蒼月 まつり >  
>>イーリス
「そういえば、身体を機械化したって言ってたけど……ものは食べられるんだ?
 こんなに美味しいもの味わえなくなるなんて勿体ないし、正解だと思うけど」

今度は別の風紀委員に焼いてもらった肉を頬張りながら、ふと浮かんだ疑問を口にする。
バーベキューを堪能している様子は見えていた。
改造手術の影響で味覚が―――なんてことはなさそうな反応だったので、安心だ。

>>紬
「紬さん、とろけてるなぁ……」

休憩に入った先輩の姿を視界に認め、苦笑ぎみに小さく肩を揺らして。

伊都波 凛霞 >  
「子離れできない親じゃないんだから……」

刀を離せないという雫に苦笑。
もう子供の頃からの付き合いだけど、そういうところは変わらないなと思う。


視線を緋彩へと戻して、深く頷く。

「ぜんっぜんばっちり!これで夏は男の子の視線が釘付けだね♡」

霜月 雫 > 「緋彩まで……」

更に顔をゆがめて。
とはいえ、言っていることはぐうの音も出ないド正論なので強く言い返せない。
そもそも、全長が自分の身長より長い刀を常から持ち歩く以上、目立つなと言う方が無理であるし、どう考えても言われて当然である。

「ハウスキーピングタンパクの自食、だっけね……そこら辺で無理矢理生命維持をするタイミングでそうなるのかな。
だからこそ栄養はギリギリまで誤魔化せるけど、水分は誤魔化せないって感じなんだろうね」

巫術で水分を生み出すことのできるシズクとしてはある意味縁遠い話ではあるが、それでも知識としては知っている。
とはいえ、より実感の強い実地的な言葉には、強い説得力を感じた。

桜 緋彩 >  
「絶食はまったくよろしくありません。
 身体を動かすエネルギーも身体を作る栄養も、すべては食事が基本です。
 沢山食べて沢山動く、これが強い身体を作る秘訣ですし、健全な精神は健全な肉体に宿るのですから!」

何より美味しいごはんは日々の活力につながる。
山盛りに盛った焼きそばに肉と野菜をマシマシのマシにしてずぼぞぞおーと豪快にすする。

「んぶっ……!
 んな、お、そういうのは、いいですから!!」

釘付け、という言葉には真っ赤になってぶんぶん手を振る。
焼きそばを吹き出しそうになったけれど、辛うじて耐えた。
もったいないじゃない。

武知 一実 >  
「いや、別に何も」>桜

うわこっち見た他人のフリしよ他人のフリ。
今更他人行儀に出来るかどうかは分からないが、焼きそば焼くのに集中すれば良い。
幸い関係の無い雑談に花が咲いたようだし、そのまま楽しくやってくれ――

「おい、そこの連中。 一杯だけじゃ物足りねえだろ、風紀だらけで居心地悪いのも分かるが、今だけ食って忘れろ。」>イーリス(の連れた不良たち)

とりあえず4人前。これまで焼かれていた焼きそばと遜色ない物を皿に盛る。
二度も食えば味付けなんて容易く再現出来る、各家庭の台所じゃねえんだ、使うものは同じだしな。
ひとまずオレは完成した焼きそばをこの場にはだいぶ場違いな不良たちへと押し付けることにした。

Dr.イーリス > 「ものを食べる事が出来ますが、食べないと普通に餓死します……。おいしいものを食べられるまま、餓死だけ都合よくオミット出来ればよかったのですけどね」

改造手術で、味覚が消失しなかったのは本当によかった。うっかりみすったら、おいしい思いが一生できずにいるところだった。

「それにしても、同性同士でメカの話が出来るのは嬉しいですね。こういった話は、特に女の子とはあまりする機会がなかったですからね」

まつりさんの事を普通に女の子と思ってしまっている。>まつりさん

黒條 紬 >  
「おっ……おお……!?」

突然の冷風! 突如の衝撃! 巫術の神秘!

思わず不意を突かれた声が出て。

「おおおおっ!!」

そして、驚愕。一気に頭が冴えてきた!

「おお……ご、極楽です、極楽ぅ……!」

そうして体全体を冷まされながら、雫へお礼を言う。

そうして、別の先輩――桜に渡された水。
そして、アイスを口に含むと、更に溶けていく――。


楽園(エデン)がぁ……楽園(パラダイス)がぁ……見えます……
 皆さん、ありがとうございますぅ……」

最後にもう一度、全方位にぺこぺこお辞儀した後、
完全な休憩モードへ入る。

「一実さぁん、後で私も行きますからぁ……」

でろーん。

Dr.イーリス > 「今まさに、風紀委員の方々のお陰でたくさん食べれて、健全な精神が体の中に入ってきているような気がしています。食事の大切さをしみじみ痛感しますね」

絶食がよろしくない、という言葉にこくこくと同感を示す。
やっぱり、いっぱいごはん食べる生活がいい>緋彩さん

伊都波 凛霞 >  
吹き出しかけた緋彩や、復活した(ように見えた)黒條さんに小さな微笑み。
うーん平和な感じの空気。こういうのが在るから、普段から風紀委員頑張ろうと思える。──この後も。

「さて、差し入れもできたし。お肉もお野菜もいただけたし。
 私はこのへんでかな…?ちょっとこのあと常世渋谷のほうに行かなきゃいけなくって」

蒼月 まつり >  
>>イーリス
「その辺は生身とあんまし変わんないってことかぁ。
 デリケートな女の子の身体だし、大事にしてあげないとね」

ぷにぷに、二の腕あたりを指で軽く触れてみつつ。
機械化を施されたと言えど、人体であることに変わりはない。
あまり無茶なお願いは控えておこうと心の内で密かに決心するのだった。

「うん? あぁ、そう見えちゃうよね。
 別に騙すつもりはなかったんだけど……これでもなんだ、僕」

そういう目的でこんな格好をしているわけではない。
誤解が深まる前に真実を明かし、気を悪くしたならゴメンね? と頬を掻いて。
なお、このカミングアウトは周囲に聞こえる声量で行われたものとする。

霜月 雫 > 「うーん、持ち歩き方を変えるべきかなあ……」

違う、そうじゃない。
ズレた言葉を発しつつ、冷風に感謝している紬には優し気な笑みを向ける。

「やっぱりこういう時巫術って便利だよね。特に大した負担も無いから、存分に涼んでね」

言いつつ、実はしれっと自分の周りにも淡い冷気を展開しているシズクである。暑さ知らず!!

「ん、お疲れ様、凛霞。やっぱり忙しそうだね?」

モブの不良達 > 不良A「ありがたいっす!」
不良B「今日だけは風紀委員の皆様方に感謝してもりもり食べるっすよ!」

不良達は一実さんから焼きそばなどが乗せられたお皿を嬉しげに受け取る。

不良C「こんなにおいしいものを食べるのは、久しぶりっす! さいこうっす!!」

イーリスが引き連れている不良達はm凄く喜んでいた。>一実さん

黒條 紬 >  
「おや、お疲れ様でした~!
 また渋谷分署にも遊びに来てくださいね~。
 今日のお礼はしますから~……!」

去ろうとする凛霞にはそう口にして、
手を振る。

「いやぁ、素敵な光景ですね~……」

イーリスのお供らしき不良達が喜んでいれば、
それを微笑ましく見守る溶け條。

桜 緋彩 >  
「?」

何も、と言われて再度首を傾げる。
気にはなるが、彼が良いと言ってるのだからいいか、と気にしないことにした。

「人の身体は健康を維持するだけの栄養が入ってこないと脂肪よりも筋肉を先に分解するそうです。
 すなわち痩せるならば動かねばならない!
 ダイエットと言ってあまり食べない女子が多いですが、これはむしろ逆効果で痩せるのならばむしろ適度に筋肉を――」

ダイエット論――と言うか運動論を熱く語り出したが、常世渋谷に行くと言う言葉を聞いて、止まる。

「――そうですか。
 いえ、くれぐれもお気をつけて行ってらっしゃいませ」

深々とお辞儀。
彼女が無事に帰ってこれるようにと願いながら。

「そもそも持ち歩かないようにするべきでは?」

正論パンチ。
自身は特に対策はしていない。
気合で耐えているだけである。
根性論万歳。

伊都波 凛霞 >  
「ごめんね慌ただしくて!
 それじゃ皆さん、存分に楽しんでいただいて!」

お皿を戻して、ぺこりと大きく一礼。
ウィンクを一つ飛ばしながら眩しい笑顔で手を振りながら去っていった。

ご案内:「浜辺/懇親会会場」から伊都波 凛霞さんが去りました。
武知 一実 >  
「おう、ヒト型に戻ったらで良いからな」>溶け條

まだ夏本番まで日はあるってのに予想外に気温が上がったうえに鉄板の傍に居るのは女子には酷だろ。
いや、今のは男女差別とかそういうものになるのか? じゃあ男女問わず酷だろに訂正しよう。

「おう、そりゃ良かったな。 しっかり食ってけよ。
 そんで要らんごたごたは控えろよ、これで風紀に借りが一つ出来てんだからな」>不良ズ

材料も別段特別なものは何も使用していないはずだが、何故かやたら美味いのはさっき自分でも体験済みだ。
満足そうに食う姿を見れれば自然と笑みが浮かぶ。 うんうん、良い仕事したわ。

緋月 > 「はぁ…それにしても、本当にいろんな方が集まっていますね。」

何杯目かの食事を終えて、いい具合にお腹が膨れて来た少女。
鍛錬で鍛えた身体の維持の為にも、食事は大事である。

「入学すれば、また他の方とも顔を合わせる機会が増えるんでしょうか。
――思った以上に、此処は広いようです。」

素直な感想を言葉に出す。
本当に、色々な人たちばかりだ。

「よし、と…ご馳走様でした!」

最後にぱん、と手を合わせ、ご馳走様の合図。
先に去って行った知人の姉君が置いていったアイスに目が留まる。

「せっかくですので、こちらもひとつ。いただきます。」

選んだのはスイカの形をした棒アイスだった。
スイカは里に居た時も口にする機会があったので、親近感が湧いたらしい。

桜 緋彩 >  
「今日だけじゃなくて普段から感謝とまでは言いませんが素直に言うことを聞いてくれるぐらいはしていただきたいですね」

不良たちににっこりと笑顔を向ける。
笑顔には間違いないが、どこか威圧感のある笑顔。

霜月 雫 > 「いやだってそれは……うう……」

ド正論パンチに苦しみ喘ぐシズク。
そう、持ち歩かなければいい。まさにその通りだ。
だが、凍月は一心同体の愛刀。持ち歩かないことによる違和感はぬぐい切れない。

「な、慣れるべき、なのかなぁ……」

Dr.イーリス > 「お疲れ様です」

あまり会話はしていなかったけど、なんだか忙しいらしい凛霞さんに一礼する。>凛霞さん


「完全な機械化にはなっていませんからね。通常の人と共通する部分は多く残されています。お心遣いありがとうございます」

イーリスは肌の感触も、普通に人間のまま。
二の腕もぷにぷにだった。

「……え? またまた、ご冗談を」

外見、仕草、とても女の子に見えるので、男の子と言われてもすぐには納得できず、まつりさんなりのジョークと捉えてしまった。>まつりさん


「なんだかとても熱い。確かに、運動は健康にも大事ですよね。運動しすぎてムキムキになってしまうのは、さすがに気になってきますけどね」

ダイエット論について熱く語る緋彩さんに、軽く手をぱちぱち叩く。>緋彩さん

蒼月 まつり >  
「えっアイスもあるの!? 食べる食べる~!」

ひとしきり焼きものを堪能し終えたので、デザートタイムに移行。
中にバニラアイスを包んだソーダ味のアイスバーを選び、嬉々として舐めている。

緋月 > 同居人と大太刀を背負った女生徒のやりとりを眺めて、ちょっと己の身を振り返っている少女。

「同じような気持ちを持ってる方は意外といるものなんですね…。」

ベルトのホルダーに差している刀袋――その中身を、袋越しに軽く撫ぜる。
正直これを手放せと言われるのは、己にとって耐え難い事だ。

桜 緋彩 >  
「気持ちはわからなくもないですが。
 緋月どのも似た様な感じですし」

さっきからあちこち回ってモリモリ食べて懇親会を楽しんでいる同居人も同じタイプだ。
なんせ刀を取り上げられて泣きわめくぐらいなのだから。

「見てわかる程筋肉を付けると言うのはむしろ難しいですよ。
 普通の人が普通に筋トレをしても、そうそう筋肉なんて付きませんからね」

それで筋肉が付くならば、ボディビルダーの人たちはあんなに苦労していない、と言う話だ。
焼いたとうもろこしをガシガシ齧って。

「――緋月どのもアイス食べますか?」

ちょっと離れたところで刀を気にしている同居人に手招きを。

モブの不良達 > 不良A「お腹が膨れた分は大人しくしておくっす。むしろ、俺等にとってもお腹いっぱいだと風紀委員の迷惑かける必要ないっすからね」
不良B「でも、それはそれ、これはこれっすよ。俺等、不良っすよ」
不良C「風紀委員にはお手柔らかにいてほしいっす」

あまりごたごたを控えるつもりはないらしい不良共。
今はごきげんなので三下っぽい口調だけど、不良らしい事をしだすと普通に荒れた口調になる。>一実さん

緋月 > 「あ、もう頂いてますので、大丈夫です。
ご馳走様です。」

同居人の声に、幾らか齧った後のあるスイカ型アイスを小さく振って答える。

「菓子で出来ているとは分かっていても、種まで甘い西瓜というのは妙なものですね。」

手招きされれば歩み寄りつつ、またスイカ型アイスをしゃくり。

霜月 雫 > 「だからほら、上手い事持つ方向性で……いけないかな?」

なんか足掻き始めた。
因みに、本人の中での妥協案は『符術で格納して持ち歩く』である。
持ち歩かない選択肢がない。

「筋肉は、適切につけないと邪魔になったりするからね……正しくない筋肉のつけ方してダメになった人、何人か見て来たし」

速度重視の剣士が、パワーを求めてトレーニングに励んだ結果、速度を失って凡以下になってしまった、だとか。
とにかく筋肉をつければいい、と思ってマッチョになった結果、動作の精密性を失って打たれ放題になってしまった、だとか。
その手の失敗談は、枚挙にいとまがない。
つければいい、というものでもないのが筋肉の難しいところだ。

蒼月 まつり >  
>>イーリス
「ほんとほんと。なんなら触ってみてもいいよ!」

僕も触らせてもらったし、なんて言いながら腕を差し出して。
触れたところで何が分かるとも思えないが……
ワンピースの袖から覗く肩や首元は、よく見ると確かに少女のそれとは異なるだろう。

「ロボットも好きだけど、可愛いものはもっと好きでさ。
 自分も可愛くなりたいな~って思ってオシャレしてるんだ」

照りつける日射しの下、汗が滲み若干メイクの崩れた顔で無邪気に笑う。

桜 緋彩 >  
「おやいつの間に。
 それはスイカ風に味と香りを付けた氷菓子で、種はたしかチョコだったはずです」

自分の見てないところでちゃっかりアイスを頂いていた。
スイカのバーの氷菓、自分も好きだ。
種がチョコなのが特に良い。

「うーーん……。
 届け出を出しているならばいけないことはないですが……変です。
 そうだ雫どの、紹介します。
 入学するまで私の部屋をお貸しして一緒に暮らしている緋月どのです。
 こちら霜月雫どの、私の友人です」

規則に違反していないなら良いだろうけれど、変か変でないかで言えば変。
そしてその友人に同居人を紹介する。

「まつりどの、化粧がちょっと崩れておりますよ。
 直した方がいいのでは」

汗で化粧が崩れてきている男の娘?女装男子?に声を掛ける。

霜月 雫 > 「へ、変かぁ……」

分かってはいたが、それでもハッキリ言われるとショックが大きい。
ずーんと沈み込むも、顔を振って切り替えて。

「見たところ、貴女も剣士だよね。
私は霜月(そうげつ)流、霜月雫(しもつきしずく)。よろしくね」

そう言って、緋月に握手を求めて手を差し出す。

武知 一実 >  
(──別に何持ち歩いてても良いと思うけどなぁ、オレァ。)

焼きそばをせっせと作りながら、隣から聞こえてくる雑談に心の中で感想を呟く。
翼が生えてるとか角があるとか腕が複数本あるのと同じで、体の一部と思う程ならば刀だろうが銃だろうか携行してて良いとは思うけども。
まあうん、そういう訳にも行かんのだろうなぁ……。

「悪いことは言わねえから、やめとけ。
 まあどうしてもってんならそれなりの覚悟はしとくべきだな」>不良ズ

カッコつけて言うなら不意の落雷に注意しろよ、ってとこか。 梅雨時だし。
カッコつけて言わないなら喧嘩ならまとめて相手してやんぞコラァってとこだ。さすがにこんな風紀がわんさか居るとこでは言えないが。

さてさて、だいぶ店の前もハケて来たか、他に焼きそば食う奴は居ねえかねえ?
居ないなら一旦手ぇ止めるんだが。

蒼月 まつり >  
>>緋彩
「えっウソ!? ん~まぁ、汗かいちゃったしなぁ……
 直してきたいけど、すぐ同じことになりそうだし、どうしよっかな」

指摘を受け、持っていた折り畳みの手鏡で顔を確認。
まだ見るに堪えないレベルではないが、これ以上となると流石に看過できない……

黒條 紬 >  
「よっ……」

休憩し、すっかり元気を取り戻した溶け條――もとい、黒條。
眉も――顔も、大分キリッとしている!

「一実さん! 代わっていただいてありがとうございましたッ!
 黒條 紬、戦場に復帰しますッ!」

ばばばーっ、と駆け寄って敬礼。
先輩方にも敬礼。

「と、流石に結構落ち着いてきましたね」

武知と一緒に眼の前を見つつ、そんな風に呟く。

Dr.イーリス > 「それなら、ダイエットにおいて気にせず体を動かしていても何の問題もないのですね。言われてみれば、普通に筋トレしただけでムキムキになるなら、町を歩く人がマッチョで溢れかえって、とても圧迫感のある光景になりそうですね」

想像してみる。
老若男女、町を歩く人全員がマッチョな光景。
とても暑苦しそう……。>緋彩さん


「そ、それでは少し触りますね」

ジョークと思ってしまったけど、まつりさんの反応的に本当に男の子の様子。
好奇心が刺激されてとても気になってしまい、そっ、とまつりさんの腕に両手で触れる。

「ぷにぷにな感触。男の子かどうか、よく分かりません……」

ふと、ワンピースの袖から肩や首元が見えた。確かに、女の子としては違和感。
今度は、そっ、と肩や首元に触れてみる。

「本当に、男の子……? びっくりです。こんなにも可愛らしいのに」

不思議そうに目をぱちぱちしている。

「そうだったのですね。一目見た時にはとてもおしゃれな方だなと思ったものですが、本当に、男の子には見えませんでした」

少しメイクが崩れても、その可愛らしさが衰える事がないように感じた>まつりさん

緋月 > 「なんと、氷菓子だったのですか!?
随分と形がいいですね…私の知る氷菓子は、どちらかというとあちらに近かったので。」

ちょっと驚きながら指し示した方向にはかき氷。
またしても文化の違いが横たわる。

そんなやり取りを交わしながら、改めて大太刀の女生徒と向き合う。
自分より随分背が高い。女性として見ても、比較的長身の方ではないだろうか。

「これはご丁寧にどうも。えと…宵月(しょうげつ)壱刀流、緋月(ひづき)と申します。
雫さん、ですね。こちらこそよろしくお願いします。」

差し出された手に、こちらも手を差し出し柔らかく握る。
相手にも、刀を握って来た者特有の掌の固さが伝わるかも知れない。

桜 緋彩 >  
「とは言え有事の際に丸腰では、と言うのは確かに剣士としては問題ではありますね」

自分も彼女ほどではないとは言え、愛刀が三尺もある刀だから割と他人ごとではない。
それの携行と言うのは結構難しい問題ではある。

「ははは、皆さんが素直に言うことを聞いてくれれば我々もお手柔らかに出来るんですけどね」

威圧に怯まない不良たち。
流石不良をやっているだけあって、肝が据わっているようだ。
それが気に入ったようで、さっきのような威圧感はない笑顔を向けて。

「暑いですし、汗もかくでしょうから。
 宜しければこちらで涼んで汗を引っ込めていかれてはいかがですか?」

化粧を気にする彼に、今まさに液体から個体に戻った同僚が座っていた椅子を示す。
スポットクーラーが設置されているので大変涼しい。

「昼時も過ぎましたから、一時的に落ち着いた感じですね。
 まだある程度は来るでしょうが、今まで程頑張って作らずとも良いと思いますよ」

今までは次から次へと焼いていかないと間に合わなかったが、これなら少なくなったら補充するぐらいで良いだろう。
焼きそば係の二人にそう声を掛けて。

「あれは氷を削ったものですが、これは氷を氷のまま食べるものと言う感じでしょうか」

氷との歯ごたえの違いは砂糖が入っていると固まりにくいと聞いたことがあるが詳しいことは良くわからない。

蒼月 まつり >  
>>イーリス
「んひひっ、ちょっとくすぐったい……!」

腕や首元に触れられて、こそばゆさに小さく身動ぎをして。
そんな仕草も含めて可愛く見えるよう、努力と工夫を重ねているのが分かる。

「へへ……そう言ってもらえると嬉しいよ。
 なんだか騙しちゃったみたいで悪いけど……こんな僕でも仲良くしてくれる?」

同性という気安さから親しくしてくれたのでは、という懸念もある。
ばつが悪そうに苦笑しながら、それでも仲良くしたい気持ちに嘘はない。

モブの不良達 > 不良C「やめとけっていうのは分かるっすよ。実際、仲間が何人も現行犯で風紀委員に捕まってるっすからね」
不良B「覚悟決めなきゃいけない人も世の中にはいるっす」
不良A「恵まれてる人を恨むつもりはないっすが、俺等には俺等の境遇があるっすからね。とは言え、さすがに今この場で険悪な雰囲気にはなりたくないっすよ。今はとにかく楽しみたいっす」

不良達にとって都合の良い話になるかもしれないが、この場での険悪な雰囲気は避けて今は楽しもうと勧める不良共。>一実さん

霜月 雫 > 「ん、よろしく。
――こういうところで言うのは無粋かもだけど、かなり『遣える』ね?
やっぱり世の中は広いなあ」

握手をしながら、その手にしみ込んだ『剣士』の特徴を掴み取って。
しかし、宵月壱刀流、と言う流派は初めて聞く。
名前的に、一刀流系列の派生流派だろうか?などと考えたりしつつ。

「一応霜月流には拳法もあるけど、本質的に私は剣士だしね……刀はもっておきたいってのは実際あるんだよ」

緋彩に向かって困ったように笑う。
どんな遣い手がいるかわからないところで、愛刀を手放すというのはやはり心細くもあるのだ。

武知 一実 >  
「……ん。ちゃんとヒト型に戻ってんな。
 じゃあよろしく――と言いたいとこだけど、見ての通り一段落しちまった」>黒條

さすがに鉄板の火を消すことはしないが、最低火力まで落とさせて貰おう。
ついでに盛り付け時に拾われそこなった具のカスとかを取っ払って、後は次の波に向けて麺を解しておいたり野菜を刻んでおいたりするだけだが……。
野菜、切らなくても隣が勝手にドカ盛り追加するじゃん? 別によくねえ?

「そうだな、仕込みだけしたら客が来るまでボーっとさせて貰うか
 ええと、アンタは皿と箸の補充をしといてくれりゃ良い」

先輩の言葉に頷き、黒條と名乗っていた風紀委員へと声を掛ける。
どちらも先輩だけど、何でか年上な気がしねえんだ……なんでだ……?


「まあ今この場で何かしでかさないってんならそれで良い。」>不良ズ

オレからすりゃ、アンタらも十分恵まれてる側なんだがそれはそれとして。
しなくて良い喧嘩なら無理にする事も無い、とオレは焼きそばの仕込みを開始するのだった。

モブの不良達 > 不良A「ぜ、善処するっす。いや、あんまり善処しないかもしれないっすけどね」
不良B「俺等不良なんで、どうか現場で出くわさない事を祈るっすよ」
不良C「あんた怖いっす!」

不良共は、緋彩さんに青ざめていた。
不良とて、出来れば不良っぽい悪さをしている時に風紀委員とは出会いたくないものだ>緋彩さん

緋月 > 「いえ、そんな…私など、まだまだです。
こちらの世界に来たのも、武者修行の道すがらの偶然ですから。」

謙遜でも卑下でもなく、心からの言葉。
武者修行というのも恐らくは言葉通りなのだろう。

(――やはりこの方、出来る。
緋彩さんもですが、こんなにも剣士が、それもつわものが多いとは…これも■■の血の宿命が呼ぶものか…。)

小さく息を吐き、気が昂るのを抑え込む。
この場には相応しくない気を撒き散らすのは本意ではない。

「ぉぉ…氷そのものに味がついたようなものですか。
その発想はありませんでした。世の中は広いです。」

同居人の説明には感心したような言葉。
本当に食文化の変化には驚かされてばかりの少女である。

桜 緋彩 >  
「収納術の類が使えるならば見た目の問題はないでしょうが、そうじゃないならせめて普通の刀を持つ方がよいのでは?
 大太刀は流石に街中では目立ちすぎますし」

なんせ全長二メートルに届こうかと言う代物だ。
幾ら刀袋に入れているからと言って、流石に目立ちすぎる。

「であれば大人しくして置いてくださいね。
 私も余計な怪我人は増やしたくありませんから」

ビビっている不良たちに笑いながら言う。
彼らが悪さをしないのならば問題はないのだから。

「特にこの国は食に対する研究が世界でもかなり進んでいる国だと思います。
 学生街の食事処もめぐってみると良いですよ、様々な店がありますから」

この国に生まれたから食べるのが好きになったと言うのもあるかもしれない。
新たに肉を焼くことはないが、既に焼けた肉と野菜をむしゃむしゃむしゃむしゃ食べている。
もぐもぐもぐもぐ。

Dr.イーリス > 「……可愛らしい。改めて、男の子に思えないように感じます」

ぽつり呟く。
仕草が愛らしいものであった。イーリスも、まつりさんのような女の子らしい反応をするのに自信がない。

「いえ、騙されただなんて思っておりませんよ。私が勘違いしてしまった時に、まつりさんはすぐ訂正してくれましたからね。もちろんです、まつりさん。改めて、仲良くしていただければ嬉しいです」

まつりさんは同性ではないけど、あまり異性という感じもしなかった。別に異性だからなどで、まつりさんと仲良くしたいという気持ちは変わらない。>まつりさん

モブの不良達 > 不良B「それはもちろん約束するっす。大人しくするっすよ」
不良A「なんなら、片付けも手伝うっすよ! 食わしてくれた事っすからね」
不良C「どうっすか、緋彩の姐さん。俺等、力仕事は役に立つっす」

機嫌が良い不良達は、バーベキューの跡片付けを申し出た。>一実さん、緋彩さん

霜月 雫 > 「ふふ、私も修行中の身だから、修行仲間だね?」

等と言って緋月に対して笑みを浮かべる。
未だ道半ば、目標とする父には及ばない。
だからこそ。

「今度、機会があれば一緒に稽古とか、試合とかしてみたいな。遣える人と関わるのは、いい経験になるからさ」

そんな提案を。
そもそもシズクは、霜月流を主軸としつつも、いくつかの他流の技を学んで取り入れている剣士。
そういったところに抵抗は薄かった。

「うーん、目立つのは分かるけど……ほら、大太刀遣いだからさ、私。
やっぱり収納かなあ……」

やはり符術か……と考え込み始める。
持ち歩かないとは言わない辺りこれは重症だな。

蒼月 まつり >  
>>緋彩
「ありがたいけど……いいの?
 そっちは風紀委員(スタッフ)用だと思ってた」

魅力的な提案。
しかし一般生徒の身で利用してよいものかと、緋彩や周囲の風紀委員を窺うように見上げて。

>>イーリス
「よかった~! せっかく友達になれたのに嫌われたくないからさ。
 改めてよろしくね、イーリスっ!」

受け入れてもらえた嬉しさからか、思わず軽いハグをして。
下心ゼロの無邪気な笑顔を浮かべている。

黒條 紬 >  
「な゛な゛な゛なんですかヒト型って!
 私ずっとヒト型ですよヒト型~っ!」

ええーっ、と。武知の方を見て飛び上がった後にそうツッコミを入れる。
こんな風だから年上に見られないのであろうが。

「そうですねっ、じゃあ私お皿とお箸の準備、してきまーすっ!」

そう口にして、たたたっと準備の為に駆け回る。


「っとと、私が座ったところで良ければ……
 すみません、ちょっと拭きますねっ……」

そう言って、ささっと椅子を拭いて、
蒼月の方へ向き直り、どぞー、と手で椅子まで案内をする。

桜 緋彩 >  
「いえ、まだ時間には早いですから、大丈夫ですよ。
 それよりも楽しんでいってください、他にも食べるものはありますから」

一応予定では夕方までやっている予定だ。
今は落ち着いているが、日が落ち始めるころにはまた忙しくなるだろう。

「いくら許可を得ているとはいえ、そんな長物を街中で持ち歩くと生徒たちに威圧感を与えますからね。
 そう言った術がないのならそうしてほしい、と言うのは風紀としてのお願いではあります」

勿論命令や指導ではない。
あくまでおねがい。
気持ちはわかるけれど。

「基本的にはそうですが、関係者以外立ち入り禁止と言うわけでもありません。
 どうぞ使ってください」

最近暑くなってきたし、熱中症対策と言う意味もある。
さあさあ、と彼を椅子まで招くだろう。

「さっきまでの紬どのは生き物どころか液体でしたからね……」

ヒト型どころか動物とすら言えなかったから仕方ないと思う。

緋月 > 「ぉぉ…それは、何と申しますか、里に帰れた時に、食生活の違いに慣れる事が出来るか心配になります。
里の食事は粗食…とは言いませんが、味付けが薄味寄りの事が多いもので。」

同居人に答えつつも、つい口の端からよだれ。
流石に今日はこれ以上食べないが、此処は食の誘惑がつよい。贅沢な悩みである。
そんな事を言いつつ、スイカ型アイスを完食。

「それは――はい、こちらも望む所です!
えと、私はまだ生徒の身分を持っていないので…此処でいう所の異邦人、でして。
住居は緋彩さんにお世話になっているんです。
稽古の方も、まだ一人では訓練施設を使えないので、青垣山の神社をお借りしていて。」

調べれば分かる事なので、事情は説明してしまう事にした。
人が来る事も少ない青垣山の廃神社は、絶好の訓練場であった。

桜 緋彩 >  
「私が開いている時は訓練施設に同行するようにしているのですが、なにぶん仕事もありますので。
 雫どのさえ宜しければ、そういう時に緋月どのを訓練施設に連れて行ってあげて欲しいのですが」

風紀の関係もあって。なかなか毎回と言うわけにもいかず。
だからと言って青垣山神社で刀を振り回されるのも風紀としては困る。

Dr.イーリス > 「はい、よろしくお願いします、まつりさん」

まつりさんとぎゅっと軽く抱擁し合った。
と、とても仲が深まった雰囲気になったが、まつりさんが男の子である事で仲良くしてくれるかどうか不安に思っていたように、イーリスにも後ろめたいものがある。

「……私、結構な不良少女ですから……まつりさんのような善良な人が私を受け入れてくれている事に凄く嬉しく思ってます」

イーリスはこの会場にも、いかにもガラの悪い不良とつるんで現れた。
もちろん不良である事の肯定とはまた別ものにはなるだろうけど、ストリートチルドレンとして過ごしていた身として、一緒に生き抜いた仲間以外から受け入れられるのは新鮮な気持ち。>まつりさん

蒼月 まつり >  
>>緋彩
「そういう事ならお言葉に甘えちゃおうかな。
 ありがとね、緋彩さんっ」

せっかくの申し出、断る理由もない。
促されるままに椅子の方へと向かっていき―――

>>紬
「……紬さん染み込んでないよね、この椅子?」

いったい何を拭き取ったのだろうか。
先刻まで紬が溶けていた椅子と、固形を取り戻した本人とを交互に見遣る。

緋月 > 「いやぁ…申し訳ございません…。
気軽に一人になれる場所が、あの神社位しかないものでして。
まさか転移荒野で稽古という訳にもいきませんので。」

同居人のお言葉に、ちょっと申し訳なさそうに頬をぽりぽり。
訓練施設が使えないと、中々修練の場は限られてしまうのである。

霜月 雫 > 「うーん、持ち歩き方を考えてみるね……符術になりそうだけど」

符を用意しなきゃなあ、などと呟きつつ。

「なるほど、異邦人ね。とはいえ、緋彩が面倒見てるなら多分問題なしかな。
じゃあ、青垣山か……私の案内で訓練施設かな。
連絡くれたら、時間ある時は案内するし。気軽に頼ってよ」

にっと笑みを浮かべて。
こういう時、面倒だ、とか一切考えないのがシズクである。

モブの不良達 > 不良A「最後まで楽しませていただくっす!」
不良B「この後特に予定とかもないので、最後まで楽しんだ後に片付けを手伝わせてもらうっすよ」

(落ちる時は、背景になるっす!)

不良達は各々マッスルポーズで筋肉を見せて、アホでも力仕事なら役に立つ事をアピールしている。>緋彩さん

武知 一実 >  
ザクザクとキャベツを一口大の大きさに刻んで容器に放り込んでから冷蔵庫へ入れておく。
ついでに幾らか別で分けて、塩と胡椒、ごま油で和えて無限キャベツもどきを作る。
それをとりあえず先輩へと差し出して。

「ほい、焼き物だけじゃなくて生野菜も食べて体冷やしとけよ」>桜

「走るまではせんで良いっての、砂に足取られて転ぶぞ!」>黒條

いや二度目だなこの注意。 どっちが年上なんだかホントわかりゃしねえ。
……いや、オレが老け過ぎとかそういう…そっちか……?

「おうおう、そりゃ心強いな。 むさ苦しいからポージングは止めろ」>不良ズ

けどまあ、この分ならオレは片付け手伝わなくても良さそうだ。

緋月 > 「かたじけない。
では、お言葉に甘えまして、時間がある時は頼らせて頂きます。」

笑顔で請け負ってくれれば、こちらも笑顔で一礼を返す。
青垣山で刀を振って同居人の頭を痛める事態は、これで少なくはなりそうである。

「――と、随分長居しましたし、私はそろそろお暇しようかと。
食べた分、とは言いませんが、軽く運動しながら帰ろうかと思いまして。」

桜 緋彩 > 「早く生徒登録が済めばいいのですが、生活委員会の方も人員が十分とは言えませんから。
 どうしても時間はかかってしまうのですよ。
 ――あぁ、お気をつけて。
 私は夜まで帰れませんので、洗濯などしておいていただけると助かります。」

そういう施設利用の問題をはじめとして、風紀である自分の管理下にあるとは言え、立場的にはまだ彼女は生徒ではない。
こればかりは手続きが終わるのを待つしかないのだが。
帰ると言う彼女に、家事のお願いをしておく。

「よろしくお願いしますね」

マッスルポーズを取る不良たちに笑顔を向けて。

「これはこれは、ありがとうございます。
 頂きます」

差し出された無限キャベツをありがたく受け取る。
肉キャベツ肉きのこ肉玉ねぎ肉肉とひたすらむしゃむしゃ。

黒條 紬 >  
「あ、汗がついてたら申し訳ないじゃないですかっ!
 いや、その……流石にそんな染み込んでは……染み込んでは居ない筈デス……」

蒼月のその問いかけには、
ちょっと横に目を逸らす。
流石にちょっと恥ずかしいのだ。


「いやいや、大丈夫ですよ!
 この黒條 紬にお任せくださ――」

案の定、砂に足を取られて。


「――ぎぃやああああああっ!?」

ぼすん、と。
顔面から砂に突っ込んだ!

霜月 雫 > 「人手に関してはね…仕方ないところはあるよ。
と、それじゃあ私も帰ろうかな。睡眠時間はしっかり取っておきたいんだ」

健康管理も武人の基礎だからね、などと言いつつぱぱぱ、と自分が食べた分+周囲の散らかっているものを片付けて。

「それじゃ、緋彩、またね。緋月さんも」

そう言って、その場を後にするだろう。

ご案内:「浜辺/懇親会会場」から霜月 雫さんが去りました。
Dr.イーリス > 「あのポージングが最近、私達の界隈でブームになってるみたいなので中々やめませんよ」

ちょっと呆れ気味。
本人たちは、筋肉を見せつけているポーズにはまってしまっている。
今も不良ズは、色んなポーズをしていた。>一実さん

桜 緋彩 >  
「おや、大丈夫ですか?」

見事にすっ転んだ後輩。
助け起こそうと彼女に向かうが、遠くから同僚に名前を呼ばれた。

「はい、今向かいます!
 ――すみません、少し外します。
 みなさんはお時間の許す限り楽しんでいってくださいね」

と、砂に顔を埋めた後輩を手早く引き起こし、呼ばれた方へ駆けて行った。

ご案内:「浜辺/懇親会会場」から桜 緋彩さんが去りました。
緋月 > 「かしこまりました、洗濯と、他家事ですね。
では、私はこれにて。雫さんも、またいずれ。」

一足先に帰路に就く、大太刀の女生徒に手を振ると、同居人の女生徒はじめ、まだ残っている面々に一礼。
そのまま少女はたったっと軽く駆け足で浜辺を後にする。

モブの不良達 > 不良A「任せてください、緋彩の姐さん!」>緋彩さん
ご案内:「浜辺/懇親会会場」から緋月さんが去りました。
Dr.イーリス > 「お疲れ様でした」

帰っていく雫さんと緋月さんに一礼した。>雫さん、緋月さん

蒼月 まつり >  
>>イーリス
「えへへ……うん?」

すっかり打ち解けたつもりで気を緩めていたが、少女の言葉に耳を傾けて。

「イーリスも十分いいコだと思うけどなぁ……
 僕だって男なのに女子の制服着て通ってるし、そういう意味じゃ不良生徒だぜ?」

立場を気にして配慮ができる彼女を悪人だとは思わない。
周囲に視線を向ければ、取り巻きの不良たちもバーベキューを楽しんでいるのが見える。
会場を荒らすような真似もしていないし、聞こえてくる会話から抱くのは気のいい連中という印象だ。

「みんな楽しそうだし、気にすることないよ。
 それに……こんなに可愛いコと仲良くなれて、嬉しくないわけないじゃんか!」

君も楽しもうぜ、と手を差し伸べながら、ニッと歯を見せて笑う。

武知 一実 >  
「言わんこっちゃねえ……」

見事にフラグ回収し、先輩に助け起こされてるのを眺めながらオレは溜息を吐いた。
しかし顔から行くたぁまあ……酷いことになりそうな。

「おーおー、飯時は過ぎたし今度はおやつ時までのんびりタイムかねえ」

段々と人の減って行く周囲を見ながら独り言ちる。
どうなる事かと思っていたが、何やかんや成功裏に終わりそうで一安心といったところか。

「そうなのか……ポージングすんのに流行りとかあんの……?」>イーリス

蒼月 まつり >  
>>紬
「あははっ、冗談だってじょーだん。
 紬さんみたいな可愛い先輩が染み込んでるなら、むしろご褒美だし?」

からかうように笑いながら椅子に腰掛けて、ぱたぱたと両足を揺らす。
直後、盛大にすっ転んだ紬の姿に「あちゃ~」と苦笑しつつ。

>>緋彩
「忙しそうだねぇ、そっちも頑張って~!」

遠ざかる背中に手を振って見送るのだった。

黒條 紬 >  
「あ゛……あ゛りがとうございます……。
 一実さんの言う通りでした……」

助け起こされて大感謝。何度も何度も頭を下げるのだった。
一度のBBQで一体、この先輩に何度感謝するのだろうか。

そして。

「せっ……せっ……」

セクハラハラスメントですよッ!」

ビシィ!
勢いよく蒼月を指さすと同時に、腕につけていた風紀委員の腕章が揺れる。
申し訳程度の風紀委員アピールにしか見えないが。

蒼月 まつり >  
ハラが被ってるよっ!?」

思わずツッコミが先に出た。
まったく悪びれる様子はない。

武知 一実 >  
「顔砂まみれにして言ってもカッコつかねえよ、顔洗ってこい。 ほい、水」>黒條

オレは冷蔵庫から水入りのペットボトルを取り出すと、今やこの場に一人となった風紀委員へと放る。
しかしこの先輩も風紀委員なのか……比較対象が緋彩な所為か、いまいち頼りないというか輪をかけて危なっかしいというか……

Dr.イーリス > 「いいコ、と褒めていただけるのは嬉しいですが、私にはもったいなくもありますね。ふふ。学園は、自由な校風で自由な服装ですからね。それぐらいでは、まだまだ可愛らしいまつりさんは不良になり得ませんよ」

まつりさんが突然、不良っぽく、男子っぽい口調になった事に、目を丸くした後に小さく笑い声を上げてしまう。
ギャップは凄いけど、でもなんだか自然な風にも思えた。

「ありがとうございます。そうですね、本当に楽しそう」

仲間の不良達、それだけではなく参加しているみんなもとても楽しそうに過ごしている。
ほんのり微笑みながら、まつりさんから差し伸べられた手をそっと掴んだ。>まつりさん


「世の中、何が流行るか分かりませんからね。理想的なポージングのために、何時間も鏡の前で頑張ってる人もいます。どうやらSNSで大バズりしてたのを見て影響を受けたみたいですよ」

影響を受けやすい人達ですね、と半ば呆れ気味。
不良達に、開発したスマホを渡せば中にはSNSにはまる者が出てきたのだ。>一実さん

黒條 紬 >  
「はっ、確かにッ!」

蒼月の指摘にびくっと全身を退けて反応する黒條。

「うう、そうしますか……忠告を軽んじた私のダメダメでした……」

武知の気遣いに感謝しつつ、
水を受け取ると顔にかけてばしゃばしゃと洗う。


「セクシャルハラスメントですよ!」

からの、顔を洗ってのTake2。
黒條はきちんと言えました。


「さて、ちょっと私も向こうの方手伝ってきますねっ!
 風紀委員の皆さんは他にも沢山居ますので、
 何かあったらお声掛けくださいねっ」


そこまで口にすれば、周囲の人々に手を振って。
風紀委員のお騒がせ黒條は、何事もなければ去っていくだろう。

Dr.イーリス > 「ご親切にありがとうございます」

ぺこり、紬さんに頭を下げた。>紬さん

黒條 紬 >  
「イーリスさんも、まだまだ楽しんでいってくださいねっ!
 お腹を満たすだけが懇親会じゃありませんからっ」

振り返ればそう口にして、去っていくのであろう――。

ご案内:「浜辺/懇親会会場」から黒條 紬さんが去りました。
蒼月 まつり >  
>>紬
「うんうん、よく言えました。
 気に障ったならゴメン。でも可愛いって思ってるのはホントだよ?」

今度は転ばないようにね~、と忙しない先輩を見送って。

Dr.イーリス > 「私の連れが片付けまで手伝うとはりきっておりますからね。私も最後まで楽しみますね。参加してみれば、お腹を満たす以外にもとても有意義な交流ができました。風紀委員の方々には感謝です」

そうして、紬さんを見送ったのだった。>紬さん

武知 一実 >  
「はいよ、今度は転んだりすんなよー?」

次の焼きそばの仕込みも終えたので、額に巻いていたタオルも外して休憩モードで風紀委員を見送る。
確かに熱された鉄板と向き合うのは暑さが半端ないな……。
この暑さなら不定形と化すのも無理はないのかもしれない。

「さて、お前らはまだ居んのか?
 好きにすりゃ良いとは思うが、熱中症には気ぃ付けろよ」

と、その場に残っている2人(と不良数名)へと声を掛ける。
オレ?……まあバイト先に帰っても良いんだけど、一度請け負ったからには最後までやり遂げたいっつーか何つーか。

蒼月 まつり >  
>>一実
「僕はもうちょっと休んだら行くよ~」

面倒見の良さそうな少年にそう返して、しばらく椅子で回復に努める。
十分に涼んで汗も引いたところで椅子から立ち上がった。

>>イーリス
「……よしっ、と!
 それじゃイーリス、あっちの方行ってみようよ!」

浜辺は会場として区切られた範囲だけでも広く、まだ回っていない箇所もある。
少年は少女の手を引いて、あちこち見て回ることだろう。
満足する頃には宴もたけなわ、また遊ぼうねと約束をして。

Dr.イーリス > 「連れが、最後の片づけまで手伝うとやる気ですからね。私も最後まで楽しむ所存ですよ」

不良A「片付けは、俺達に任せてくださいっす!」
不良B「俺等、姐さんと違ってあほっすけど、力仕事は役に立ってみせるっす」

まだポーズ取ってる不良諸君。>一実さん


「はい、お供します、まつりさん」

微笑みつつ頷く。まつりさんに手を引かれて、その後は二人で色々回った。
最後には、まつりさんと約束を交わして、そして今日の事は楽しい思い出となっていく事だろう。>まつりさん

モブの不良達 > バーベキューを終えた後、跡片付けを手伝う不良ズの姿があったという。
ご案内:「浜辺/懇親会会場」からDr.イーリスさんが去りました。
ご案内:「浜辺/懇親会会場」から蒼月 まつりさんが去りました。
武知 一実 >  
「おう、行って来い行って来い。
 さっきのみたいに、転んだりすんじゃねーぞ」

別の区画へと向かう少年少女……と言ってもオレと歳そんな変わんねえ気がする、まあいいか…を見送って、残された不良たちのポージングをスルーしながらさてどうしたもんかと思案する。
どうせ少ししたら先輩がまた肉と野菜焼きに戻って来るだろうし、飲み物でも用意しとくか……

「つか、一つ分かった事があるんだが……
 あのドカ盛り、先輩はドカ盛りだと思ってない説が濃厚だな……?」

きっとあの人ン中であの量が立食用の量なのだろう。
休憩中にやたらと食べてた姿を見るとそうとしか思えない。 まあ、あの運動量ならあれだけ食うのも納得だ。
……と、そんな事考えてたら腹ァ減って来たな。

「飲み物買いに行く前にオレももうちょっと食うか。
 せっかくだ、アンタらも食ってけ」

準備しておいた麺と具材を取り出して、鉄板に火を入れる。 作る量はオレを含めた5人分。
そうして再び音と、匂いを振り撒きながらオレは焼きそばを焼く作業に没頭し始める。
そうでもしないと、不良たちがポーズ取ってる光景が無にならん。

ご案内:「浜辺/懇親会会場」にリョーガ・パレコルタさんが現れました。
リョーガ・パレコルタ > 『んー…
つい来ちまったよい。』

右手をポケットに突っ込み、リュックを肩掛けで背負った2年生の図書委員が会場にやってきて。
風紀委員が知るものなら彼は″風紀からの勧誘を蹴り続けている″くらいはわかるだろうか。

『…片手で食えるもんはあるかねぃ…。』

独り言ちりながら、食べれそうなものを見て回っている。

武知 一実 >  
「お? 何だ食いもんを探してんのか?
 生憎ピークも過ぎた所為であちこち休憩に入ってるみてえだけど、焼きそばならもうすぐ出来るぞ。
 それかまあ……串焼きなら、ちょっと待って貰えりゃあ出来るが」

ふらりとやって来た男子生徒が何やら辺りを見て回っている。
隣のバーベキューは留守だが、幸いオレが居る。 肉の焼き加減も、さっき少し先輩のを見てたから何とかなるだろうか。なる。いや、何とかする。

「あー……、片手でってんなら焼きそばよか串焼きの方が良いかねえ?」

割り箸を何膳か手に取って、くるくると手元で回しながら男子生徒へと訊ねてみる。

リョーガ・パレコルタ > 『んぁ。』

不意に声をかけられ、そちらに振り向いた。
…風紀…じゃなさそうだが外見には寄らないか。
リョーガはそう考えながら。

『片手だからねぃ、そっちがいいから待つよい。
俺は気にしないんでねい。』

片手をポケットから出してヒラヒラしながら。

武知 一実 >  
「そうかいそうかい。
 じゃあちょっと待っててくれな」

焼きそばを焼き上げてから皿に盛り、自分の分以外の4皿を不良たちに渡してから隣へ移る。
食材がどこにしまってあるのかも見ていたから大丈夫、先輩には後で説明すりゃ良いだろうし、手早く作っちまおう。

食材を一口大に切り揃えて、割り箸の先をちょっと削って即席の串にすると食材を刺していく。
肉と野菜と茸、それらを交互に刺してグリルに並べ火が通るのを待てば完成だ。

「はいよ、お待ちどう。
 ああ、代金とかは気にしなくて良い、そもそも金なんて取る気が無いらしいからな」

リョーガ・パレコルタ > 『あいよ。』

そう笑みを浮かべながら頷いた。
そして興味深そうにそれを眺めながら。
…手際がなかなかいいな、なんて。

そして出来上がった串焼きを差し出されたのなら、彼は受け取り。
焼いていた青年に。

『ん、なるほどねぃ。
…おめーさん、風紀にしてはあまりみない顔でいな。
新しい風紀委員さんかねい?』

串焼きをゆっくり味わうように食べながら、貴方にそう問いかけてみる。

武知 一実 >  
「オレが風紀? まあ、こんな店番してちゃそう思っても無理ないか。
 いーや、オレはたまたま食材の配達に来てた一般生徒さ。
 成り行きで店番してるだけだ」

しかも焼きそば屋じゃない方は今勝手に始めた。
留守中に自分の分まで仕事してたと先輩に知られたら煩そうだけど、まあ鬼の居ぬ間に何とやらだ。

「武知一実、一年。
 アンタこそ、客として参加してる風紀って感じじゃねーな」

誰が来ても可笑しくないけれども、一応名前くらいは聞いとこうか。

リョーガ・パレコルタ > 『はは、こりゃ失敬でい。
でも風紀のこのイベントのお手伝いたぁ、なかなかのガッツはあるんでねぇいかい?』

青年はふ、と笑いながら。
右腕の″図書委員の腕章″が風で揺らめく。
名を問われると。

『俺は2年生のリョーガって言うよい。
まあ俺は図書委員なもんでねい、客として顔出しに来たって感じだよい。』

そう答えながら串焼きをむぐむぐと。

武知 一実 >  
「風紀にゃ何かと世話になってるんでね。
 この際だから恩売っとこうかって思っただけさ」

本音じゃないが嘘という訳でもない。
さすがに恩を売る気までは無いが、悪名が通ってる分は払拭できるかもとは考えてる。
あとはまあ、個人的に協力したかった相手が居たというだけの話。

「へえ、二年の。
 てェことはアンタの方が一年先輩だな、図書委員、か」

腕章をチラリと見てからオレは改めてリョーガを見る。
背格好は大体俺と同じくらいか。 ここに来てようやく目線の高さが同じ生徒が来た感じだ。

「ま、せっかくだから楽しんでってくれや。
 どうだい、串焼き……美味いかい?」

リョーガ・パレコルタ > 『ふぅん。
ま、風紀に本気でしょっぴかれたりしねぇようにねい。
実力者ばっかなもんでしょい、風紀。』

そう笑みを浮かべたまま。
男はなんとなく、だが貴方が悪い人間には見えなかったからか、はてさては。

『はは。
まあ気にするこたぁないんでい。』

リョーガはうんうんと頷く。
かなりそういうな気楽な人物らしい。

『ん、なかなか絶品だ。
焼き加減もなかなかでい。
…なにか慣れてるんかい?』

武知 一実 >  
「ハハハ……
 まあ、今んとこ腕っ節は一人しか知らねえが、そこらのチンピラじゃ比べ物にならないくらいだな」

既に何度かしょっ引かれてるが、本気で、となると確かに御免被りたい。
いや、別にオレは何も悪いことはしないんだが、向こうはそうは思わないらしいからな……。

「元より学年や歳を気にするタチじゃねーんだけどな。
 やっぱりそういうのうるせえのも居るからさ」

産まれの早い遅い程度で何が変わるもんか、とは常々思う。
敬意を払う相手にはちゃんと敬意を払うよオレは。 本当だぞ。

「そらァ良かった。
 いや別に、自炊してるってのと何度か飯屋でバイトした経験があるってだけさ。
 後はそうだなあ……本来のここの担当が焼いてるのを見てたから、それを真似てやってみただけだ。 得意なんだよ、見たもの真似すんの」

リョーガ・パレコルタ > 『へぇ、なるほどねぃ。』

串焼きをむぐむぐしながら貴方に相槌を打つ。
かくいう男は風紀にしょっぴかれた事はあるかは定かでは無いが。

『ま、礼儀は大事にするこったよい。
忘れちゃあなんねぇ最低限は存在するからねぃ、当たり前の話なんだが。』

敬意を払う貴方に頷いた。
最近の後輩はこうであって欲しい。

『ほ、なるほどでい。
それもまた【技術】だからねぃ。
見て覚えんのも、培う努力も。』

武知 一実 >  
「ま、そいつも全部が全部本気って訳じゃなかったっぽいけどな。
 今度はあっちの得意なモンで手合わせ願うつもりだ」

グリルの火を下げてから焼きそば屋へと戻る。
せっかく作った焼きそばが冷めちまうから。それは勿体ない。
割り箸を割って焼きそばを口へと運びつつ。

「礼儀を蔑ろにする気はねーさ。
 とは言え為人も知らん相手を無条件で敬うってぇのも変な話だろ?」

まあ何故だかここ最近は先輩を敬え、とは言われないから大変やり易いんだけども。
違えちゃいけない一線くらい、オレだってちゃんと弁えてる。

「まあ、今回のは手本が良かったのさ。
 そのうち戻って来るんだろうけど、まあ忙しそうにしてたかんな、リョーガがこの辺りに居る間に戻って来るかまでは分からん。
 ……まあ、もし戻って来た時は食べ比べてみてくれや。 きっと俺のより美味いから」

リョーガ・パレコルタ > 『はは。
俺もそん人と1回は手合わせしてみてぇもんだねぃ。
どんな人か気になって来たよい。』

と、笑みを浮かべたまま。
この男もそういうのには興味があるのだろうか。

『はは、それもそうだねい。』

と、串焼きを食べ終わる。
丁寧に食べていたらしかったし、その辺のマナーも叩きこまれたか。

『ん、そりゃ楽しみだねぃ。
と、俺も他んとこ見てくるし、必ずまた来るよい。
一実も無理だけはするんでねぇぜ?』

と、手をヒラヒラと振って他の場所へ去っていくだろうか。
颯爽と。

ご案内:「浜辺/懇親会会場」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。
武知 一実 >  
「はいよ、お粗末さん」

串焼きを食べ終えたのを満足気に見届けて、オレも焼きそばを平らげる。
いやあ綺麗に食ってくれると気持ちが良いもんだ。

「あいよ、ご贔屓に頼むぜ。
 またなリョーガ、学校でも会った時はよろしく」

ヒラヒラと振られる手に軽く振り返して、立ち去るのを見届ければ。
さて改めて飲み物でも準備しといてやろうかと、周囲に人の気配が無いのを(不良ズは除く)確かめてから、俺は一度屋台を後にしたのだった。

ご案内:「浜辺/懇親会会場」から武知 一実さんが去りました。