2024/09/16 のログ
ご案内:「麺処たな香」に田中 浩平さんが現れました。
ご案内:「麺処たな香」にアーヴァリティさんが現れました。
ご案内:「麺処たな香」に能守重高さんが現れました。
田中 浩平 >  
夕方。今日は空振りな日かな。
学生通り近くにラーメン店が新規開業、そっちに人が流れたか。

一週間もすれば落ち着くだろうと高を括って新聞を広げた。

そんな客もまばらな暇なラーメン屋。
ここは麺処たな香。
意識低い通り越して意識ない系ラーメン屋(それじゃ気絶だろ)です。

能守重高 > 学生街から異邦人街へ 軽やかな鼻歌をしながら
颯爽と道路を滑るように動く古のMT車ジープを動かすのは、
褐色肌のエルフ耳の女。助手席に座るのは友人であるアーヴァリティ。
ラメ―ンを食事に誘われたので運転免許を持つ重高が車を出し運転したのだ。

カーブを曲がる際にドリフトなぞはしていない、
普通の優良な運転スキルで程なくして駐車場があればバックで止めた。

鍵を抜き車から降りれば、彼女と連れだって今回二度目の麺処たな香訪問。

「…やっているらしいよ、我が姫君(アーヴァ)、お先どうぞ?」

のれんを捲って彼女から先に入店させた気遣いを。

アーヴァリティ > 今日は!前にファラから教えてもらってから気になってたラーメン屋さんに行こう!
ということでファラに車に乗せてもらって異邦人街に。
犬とかバイクとかにも乗ったけど、車って凄いなーって思う。
どうやって動いてるんだろう。動かしてるファラも凄い。

「ありがとう、ファラ」

ファラったら…ちょっと照れるじゃん。
ちょっとによによしながら入店。気になってたからとても楽しみ。

「お邪魔します~」

うるさくならないぐらいの声量で挨拶。
挨拶は大事だからね。
2人だしカウンター席の方がいいかな?と思ったけどちょっと空いてるしテーブル席がいいな。
案内がないならテーブル席へ!

田中 浩平 >  
お、来店。
綺麗な黒髪黒目の人と、ダークエルフ?みたいな?
まぁいいや。客は客だ!

「らっしゃーせー、メニューどうぞ」
「これはお冷ね」

テーブル席に座る二人。
コップを二人分、メニューと共に渡して。

「この店初めてかな? 食券制とかじゃないからテキトーにしてね」

この場合のテキトーとは適切の意味も含まれている。
もちろん適当という意味も含有。

能守重高 > 前の時は黒髪だったから今は全然別人エルフ。
店主には気づかれなさそうというか気づいてもらえてない。

彼女を先に入店して貰ってからすぐに自分も入店した。
車のカギはポケットに入れるとかろやかーにテーブル席の向かいに着席しよう。

「初めてじゃないですね、この姿だと初めてになりますけど店主。
 メニュー有難うございます、アーヴァ、どれも美味しいから先に選ぶといいよ」

コップが置かれメニューも置かれたけど選ぶのも彼女に先にさせた。
もう自分は頼みたいメニューは決まっているのだ!

アーヴァリティ > 「ボクは初めてです!美味しいって聞いてますー!」

来たばっかりの頃と比べて簡単な敬語とかも覚えてきた。
学習のたまものだね。

ファラから「ありがとう」って言ってメニューを受け取って眺める。

「わぁ…美味しそうなのいっぱい」

塩ラーメンチャーシュー麺肉盛り味噌つけ麺…
ラーメン以外もたくさん!
ネギチャーシュー丼っていうのに辛ネギがついてる…き、きになる。

「う~~~~ん」

でも今日はラーメンを食べに来たし~~

「塩ラーメンにします!!」

とりあえず一番シンプルそうなのからいこう!

田中 浩平 >  
そしてエルフの娘から初めてじゃないと言われると小首を傾げる。
どういうことだろうか。
こんなに綺麗で目を引く子を忘れることとかある?

「姿を変えられる異能かな? まぁ、メニュー決まった順に作ってくね」

黒髪黒目の子からのオーダーに頷いて。

「はいよっ、塩ラーメンね」

テレビでは残暑厳しい状況をアナウンサーがオーバーなアクションで表現している。

「本当、最近は暑いからねぇ」
「俺も小さい秋見つけたいけどビッグな夏に居座られてたまんねぇっす」

麺を茹でる。
ラーメン、茹で時間、命。

能守重高 > メニューが彼女から渡されると思うがそれを見ずに
注文を一言。

「チャーシュー麺でお願いします」

ネギチャーシュー丼は次の機会に挑戦したい。
今日はラメーンを食べに来たのだ、後で食べる余力があれば杏仁豆腐を考えている。

「店主 前に黒髪黒瞳のおかっぱの娘が来たと思いますが、それが私です。
 姿を変えられる異能ではなく元の姿に戻りました。…それだけです。
 ここのお店は大変美味しいので友人を連れてきました」

そう呟いてから、店主の作業を邪魔するのは宜しくないと
店主の邪魔にならない様に小声で彼女と会話をしようと考えた。

「夏っていつまで続くの?」

アーヴァリティにこそこそと。

アーヴァリティ > 「お願いします!」

塩ラーメンってどんなのなのかな。
ラーメン自体初めてだから凄い楽しみで元気になっちゃう。

「秋ってこういうものじゃないんですか?」

ボク秋初めてだからよく分からないけど、秋ってこういうものじゃないの?
本当はもっと違う季節なのかな?

「もう9月半分だし…来週には終わるんじゃないかな?」

9,10,11月が秋なんでしょ?
違うのかな?
首を傾げる。みんなにとってはまだ夏なの??

田中 浩平 >  
「はいよっ、チャーシュー麺一丁」

麺を茹でながら考える。
確かに秋って明確にいつからだろう。
秋分の日? お彼岸?
よくわかんねーな。

「なんかこう、涼しくて。紅葉がキレーで」
「読書とか食欲とか、意欲が亢進されるような過ごしやすい感じで」

「……よくわかんないな! 16年生きてるけど秋のこと全然わかってなかったよ」

テレビは常世大ホールでやるライブのチケット販売の時期を知らせている。
チャーシューが切れる包丁のリズム。
塩ラーメンの塩ダレが放つ香り。

「お待ちどうさま、塩ラーメンとチャーシュー麺ね」

二人の前にラーメンを並べて。

「他になんかあったらいつでもどーぞ」

笑顔でカウンターの向こうに戻る。
テレビのリモコンを操作するも、あまり見てて楽しいニュースはなさそうだった。

能守重高 > 注文したラメーンが来るまでの間、
何となくラメーンについて調べていた。プロ並みにはできないと思うが
料理をよく作る側としてはいくつかは出来そうな気がしている。

麺は残念ながら市販のものを用意しよう。
あとはラードとだしとスープか。ここ最近だしについて学ぶ機会に恵まれたので
和風ラメーンなら出来そうな気がする、最早それはラメーンなのかそうめんなのかフォーなのか分からない、

店主が作る俎板上の食材を躍らせる音をBGMにしながら、
ラメーンが来たのでレンゲを各々置き、塗箸を彼女の分をそっと置き箸を持って。

「秋って存在するよね?? まだ夏があるようで怖い」

来月は流石に秋だよね??? 紅葉とかあるのかなぁ。
テレビをちらっと見た、見て楽しい画面がコロコロ変わるのが見えた。

「のびちゃうから 食べよう。いただきます」

いただきますをしてから レンゲでスープを掬い ずずっと飲んでからラメーンを食べ始めたい。
チャーシューから食べてからゆっくりと啜れないエルフによる食事光景はまだ異質だった。

アーヴァリティ > 「へー…うーん想像がつかないなぁ」

多分16年以上は生きてるけど、ずっと引きこもってたから分かんない。
ボクにとっては夏も、秋もあつーくて。
冬は寒いとか聞くけど、寒いってなに?って感じ。
クーラーの温度低くし過ぎた時みたいな感じかな?
涼しいって感じもよく分からない。クーラーの効いた部屋の感じ?
意欲が促進されるっていうのも謎。
うーんわかんない。

「早く秋になるといいね」

このままだと先に冬が来そうだー。
冬は12月からだっけ?

「いい匂いがする~♪」

キッチンの方からいい匂いがしてワクワクする!
そしてついに塩ラーメンと対面の時!

「やったー!ありがとうございます!」

待ってましたー!
うわー!これがラーメン!

「なんかてかてかしてる!麺も黄色い!これがラーメン!」

うるさいかな?許して~

「うん!いただきます!」

お箸をとったけど、ファラの真似で先にスープから。
すごい…なんか綺麗…
期待と匂いでわくわくして、れんげのスープを眺めてテンションが上がりっぱなし。
そのまま口に運んで…

「んー!さっぱりしてる!おいしー!」

これがラーメン!うどんと違ってこってり感がある!お肉の味に近い気がする!どうなってるんだろう!

田中 浩平 >  
テレビから視線を戻して笑顔になる。

「美味しいですかー」
「いやぁ、いいでしょう。最近、加水率高めの細麺にしたんですがスープが絡んで満足感上がったかなって」

「先月までの平打の縮れ麺時代も良かったけど……塩ダレとのハーモニー考えたらこっちかなって」

へへっと笑って早口でラーメンの良さを語る。
こんなの我が子も同然の可愛さですよ。

「嬉しいなぁ、作ったものを美味しいって言ってもらうのは」

テレビはラキシス・コーポレーションの新型義眼がどうとか言うニュースになっている。
よくわかんね。

「ニューウェイブ系ラーメンには負けませんのでご愛顧お願いしゃーす」

能守重高 > ラメーンではなく是ラーメンではないか?翻訳魔法間抜けに間違えていたな。

さておき。
ここまで暑くなった夏はここ数十年で暑くなってきている気がする。
16年前?ここまで暑くなかったはず、まだ秋はあったはず。
クーラーのすばらしさを存分に浴びたのもあるので今では夏の間だけクーラー教の信者になりたい。

「秋は消滅したんではないでしょうか」

あったとして瞬間で終わりそう秋。
そしてすぐに来るのは冬将軍、雪降るのかしら?

ラーメンは静かに食べたいが啜れなくて ズッとかもぐもぐする妙な光景を晒す。
ラーメンについて語れる知識はないので正直黙って食べていた。

「ラーメンを語れる知識がない…まだ。ただこのたな香のラーメンは美味しいのでどう知名度を上げるべきか。
 考えモノですね、(ちらっとテレビを見た)義眼…分からないですね」

メンマ美味しい。もぐもぐ…

アーヴァリティ > 「え、そんなあ。常世は四季があるって聞いたのにー」

秋がないんじゃ三季だよ。

「かすい?ひらうち?ちぢれめん?」

知らない言葉だ~。でも

「美味しいラーメンを作るのって難しいんですね」

って事は分かる!
努力のたまものだーすごい。
それをあのお値段で…すごい。

「他のメニューも食べに来ます!」

まだ食べ始めたばっかりだけどね。
さて、次は麺を啜ろう!
うどんと同じでいいのかな?でもあれよりも結構細いし、本数も多そう。
数本一気に啜ってもいいのかな?
ともあれずぞー

「んん!おいひい!」

麺にも味があって、更にそこがスープが絡んでる!
めちゃうま!これは一本ずつなんて言ってられない味!!

「美味しいです!店員さん!」

それだけ伝えてすぐに次へ!
ずぞぞー!

田中 浩平 >  
「四季はあったんだけどなぁ……」

思い出せない、という風に額を抑えて考えるポーズ。

「知名度かぁ……口コミだけじゃ足りないし」
「どっかで新聞にでも載せてもらおっかな」

今どきの学生が新聞読むかだって?
わかんないね!! あーわかんないわかんない!!

「いやぁ、そんなに美味しそうに食べてもらってたら嬉しさも第二宇宙速度突破しちゃうよ」

客が美味しそうにラーメンを食べてくれる。
それで満たされる部分っていうのは、確かにある。

新聞を開くと、学生通りに開店したラーメン屋『にぼ五郎』の記事が載っていた。
思わず目で追ってしまう。この店名は十中八九、魚粉系だが。

「ちなみにお二人さんが好きなラーメンの味ってなに?」
「豚骨とか、塩とか、醤油とか色々あるけど」

能守重高 > 「四季があったっ!? 今は危ういので?」

チャーシューが美味しい。もぐもぐ。半分に割いて多い方をアーヴァ野良麺どんぶりの中に差し入れたい。
もう半分はするすると麺と一緒にもぐもぐしてごっくんした。

「口コミサイトか…今は新聞より電子版では。」

オモイカネとかいう端末が学生間で人気となっているのは存じている。
新聞より若い人とかは学生端末にもなっているタブレットとかの方が眺めるんではと思う。
新聞?そういえば最近紙の新聞購入してなかった…。

「第二宇宙速度?地球表面から脱出する速度の事ですね」

「プロが作るラーメンは美味しいです、ええとても 来た甲斐はありました」

啜れない 啜るとかいう文化育ちじゃないからどうにもならん。
しかしやがて食べ終える時が来た、最後にスープをレンゲで掬い飲んで終わろう。

「私は醤油ですね 宗教上豚がダメで。」

質問を投げかけられたので三つのうちであれば迷わず醤油と口にした。

「追加で 杏仁豆腐をお願いします」

追加注文を一つ。

アーヴァリティ > ファラがお肉くれた!これがチャーシューなのかな!
美味しそう~~

「ファラありがとう!あ、ボクのも飲む?」

れんげでスープを掬ってあーんしよう。

「ん~知名度、知名度か~
思いつかないなー」

ボクが宣伝するとか?
でも宣伝できる人ってファラぐらいしかいない。でもファラはもう知ってる。うん、何にもならないね!

「へー。それって速いの?」

ファラが解説してくれたけど、地球から脱出ってどういうことだろう。よくわかんない。

「ボクはこれが初ラーメンだから塩ラーメンが好きです!
うどんなら釜揚げが好きだったりします!」

うどんとか言われても困るかな?
まあいいや。

「ボクもください!」

まだ食べ終わってないけど!
ずるるるる。もうすぐ無くなっちゃうよー。おかわりとかないのかな。

田中 浩平 >  
「はいよっ杏仁豆腐二つね」

ササッと用意する。
元々、女性ウケを狙って作ったメニューだったんだけど
幅広い層に支持されたメニューになったなぁ。杏仁豆腐。

「ははは、さすがに生身で第二宇宙速度は厳しいか…」

醤油派のエルフさん。
塩ラーメンが好きと言ってくれるうどんも好きな娘さん。

うーん、悩ましい。次のつけ麺の味。

「どうぞ、杏仁豆腐ね」

杏仁豆腐にはクコの実が必要不可欠。
しかし、このクコの実がなかなか難しい。

大量に入った袋でしか仕入れられない割に、
一つの杏仁豆腐に添えるクコの実は2個程度なのだ。
(全く減らない、減ってくれない)

そんなことを考えながら二人に中華スイーツを出した。

「馬拉糕みたいなスイーツ路線もいきたいけど……」

メニューは既にごちゃっとしていた。どこかで整理しなくては。

能守重高 > アーヴァ、それがチャーシューだよ…
宗教上ダメなはずなのにチャーシューは確か豚肉から出来ている(あかん)
今日くらい神様許してくれぇ 後で詫びの祈りをするから!

「ん、あーん…塩の風味豊かなスープの味がします」

あーんをした。前に食べた時と同じような気がするが塩味を舌鼓した。

第二宇宙速度について聞かれたので知っている限りの知識から説明を試みるが、
ざっと計算をしてみた。わかりやすく言うのであれば…

「マッハ30を出せればそれが地球表面から宇宙へ脱出できる速度ですね。
 生身だと人間じゃ無理です。でもなぜ第二宇宙速度という単位になるので???」

杏仁豆腐がきたので ちゅるちゅると味わって食べ始めた。

「これよこれ、杏仁豆腐だいすき!!そしておいしい!!」

「マーラーカオ? 中華系はまだわかりかねていますが…カノム・チャンとかはダメなので?」

タイのスィーツを一つ思い浮かべてしまったのでぽつりと呟く。

アーヴァリティ > そういえばあんにん豆腐ってなんだろう。メニューにあったっけ。
ファラにつられてお願いしたけど、よく知らない。
美味しいのかな!

「美味しいよね!」

共有出来てハッピー!
ファラのもちょっと分けてくれないかな~
と思ったらもうスッカラカンだ!早い!

「まっは30…?凄く速いんだなあ」

マッハってなんだろう。
人間じゃ無理…うーん、凄い速度って事は分かった。

「まーらーかお?かのむちゃん?」

中華って奥が深いんだな~
ラーメンのスープまで全部飲み干して、ボクも杏仁豆腐に手を付ける。

「ぷるぷるだー」

スプーンで掬うとぷるっぷる。学食で食べたゼリーを思い出すなー
もうちょっと揺らしてみたいけど、食べ物で遊ぶのはダメだからたべるのだ。

「あむ…
んー!甘くておいしい!なにこれ!牛乳かな!」

不思議な味だー!
あんにん豆腐ってことは豆腐なのかな?

田中 浩平 >  
「店主も最近読んだSFからテキトーに使っただけだからよくわかりません」

すごいテキトーさ加減。それが麺処たな香の責任者である。

「カノム・チャンってなんだろ……検索、検索っと」
「お、これは綺麗なスイーツだな! 今度個人的に作ってみようっと」

ははっと笑って頷く。

「杏仁豆腐は試作から二週間かかったスペシャルなやつだよ」
「スタッフから『もう杏仁の試食したくないです』とギブが出ても続けたくらい特別」

俺だってあの時は気持ちが荒んでいたから許して欲しい、山田(バイト)くん。

「いやー、ふたりとも喜んでくれるから嬉しいよー」

すっかり上機嫌に他の客の分の皿を洗い始めた。

能守重高 > 杏仁豆腐の材料は確か杏仁を磨り潰したもののはずで杏が大元である。
本場と日本の製造方法が違う位で味は似ているはず多分。

美味しければよいのではと思うので後で聞かれたら答えて作ってみよう。
スイーツ系ならありあわせのものでも作るのは簡単であれば作るから。
ごめんよ、アーヴァ すっかり食べきってしまった。

「マッハの起源は忘れた、ロケットの発射速度って動画で見るけどあのスピードかな」

ぐんぐんと煙を出して空高く飛んでいく衛星ロケットの動画を思い出しながら説明しつつ杏仁豆腐は早くも空になった。

「カノム・チャンはタイのスイーツですよ、
 上新粉とタピオカ粉とココナッツミルクと砂糖を加えて蒸したお菓子です。
 他にはタプティプ・グロープとか思いつきますけどそろそろ季節外れになりそう」

「杏仁豆腐の豆腐は…豆腐でなかったような…?」
見た目があくまで豆腐風だったような…夢壊すから黙ろう。

アーヴァリティ > 「店員さんも分んないんじゃボクが分かる筈ないやー」

ボクよりこの世界に詳しい人が知らないんじゃ知る訳がないよね。
ファラもよく分かってないみたい。帰ったら調べてみよう。

「やっぱり美味しい食べ物は凄い努力から生まれるんだなあ
ファラと料理人のみんなありがとう!」

うどん捏ねるのも大変だったから分かるよ店員さん。
ボクだったら2週間もうどん捏ね続けたら腕が折れちゃう。

「タイなんだ。それも甘そうだね!」

甘いの好き。そのうち一緒に作りたい。
ファラと料理の話をしてると国名を沢山覚えられる。
どんな料理があるかだけ知識が増えていく。

「え、豆腐じゃないの?色とか見た目が似てるってこと?」

確かにこれは豆腐ではない?

田中 浩平 >  
また検索。
おお、このタプティプ・グロープという料理は。

「これ……映えるんじゃないかな…」
「これ店で出したら女子にすごい人気出たりしないかな…!!」

ザ・欲望。

「杏仁豆腐は杏の種から取れる仁を使った薬膳料理なんだ」
「豆腐はあまり関係ない、日本語の慣習みたいなもんだと勝手に思ってるけど」

薬膳料理だけど薬効が高いものは酸っぱいので
うちの店で出している杏仁は広く食用に使われている品種だ。

「……街のラーメン屋でタイスイーツか…」
「二周半くらい回ってアリってことになんねーかな…」

まだ欲望が脳に根を張っていた。

能守重高 > スイーツ名を検索されている事に気づいたが
別にいいんではないか? 新たな商売のタネになったらいいよ的に
妙な布教をしていた料理が趣味のダークエルフ。

タプティプ・グロープは屋台とかで食べられるお手軽スイーツの一つです。
若者には人気です、甘いものが大好きな現地では人気でした。
ここで出されたら人気は出ると思います、知らないけど。

「杏仁豆腐は薬膳料理からでしたか? 豆腐風だったと…」

味付けはこれ甘いから日本風か。本場のは甘くなかった気がしている。

おひやの水でお口直しをし一口飲む。

「他 台湾のアイユイとか…まぁ割とタイスイーツは甘いですが。
 一度食べると病みつきになります」

さてそろそろお会計をしなければ、と席を立ちカウンターの方へと近づく。

アーヴァリティ > 「そうなんだ。こんなに甘いのに薬膳料理なんだ」

薬膳料理は知ってる。
でも、薬膳でこんなに甘い物があるなんてびっくり。

「出してくれたら食べに来ます!絶対美味しいとおもう!」

出してほしいまである。うんうん。
なんて思ってたらスプーンが宙を切る。
あら、もうないのか残念。

「ごちそうさまでした!」

ラーメンもあんにん豆腐も美味しかった!
また来たい!場所を覚えておこっと!
席から立ってお会計へ!

田中 浩平 >  
なるほど……多国籍料理たな香…
意識ない通り越してラーメン屋として墓に片足突っ込んでるだろコレ…

会計を済ませてから笑顔で頷く。

「ありがとうございましたー!!」
「お客さんたち美味しそうに食べてくれるし、会話が楽しくて良かったです」

「また来てくださいねー」

手を振って見送る。
そろそろバイトくんたちも合流する時間だ。

気合を入れて店を切り盛りするとしますか!!

能守重高 > そうなるともはや多国籍料理屋たな香になります。
ラーメン屋として一本勝負した方がいいまであります。
言うほど偉くもないのでこのお店がどこに着陸してしまうのかは見守るしかないです。

会計はさり気に2人分払った。

「ごちそうさまでした。また来ますね」

そう言い残して彼女共に車に乗り込み帰宅すべく走り去っていこう。

アーヴァリティ > 「美味しかったですー!また来ます!
ありがとうございました!!」

塩ラーメン、病みつきになるかも!
またラーメン食べたいからまた来るよ!
次はチャーシュー麺にしようかな、それともまた塩でもいいなー!

店員さんに手を振って退店。
お会計してもらっちゃった分は後で何かでかえそっと!

ファラの運転する車に揺られて帰りましたとさ!

ご案内:「麺処たな香」から能守重高さんが去りました。
ご案内:「麺処たな香」からアーヴァリティさんが去りました。
ご案内:「麺処たな香」から田中 浩平さんが去りました。