2024/12/25 のログ
ご案内:「伊都波家・リビング」に伊都波 凛霞さんが現れました。
伊都波 凛霞 >  
深夜。
妙な寒気を覚えて目が冷めて。
リビングの棚から薬箱を降ろして、体温計を腋に挟んだのが数分前。

ピピッ、という電子音を発したそれを、ソファの上で確認する。

───39.1℃

「…やっちゃったー」

こんな日に風邪。
……ここのところ寒かったし、気を付けてはいたけど帰りが遅くなる日もあったりして、体力は落ちていたのかも。

「けほっ…、インフルエンザとかではないと思うけど……」

額に手を当てる……かなり熱い。
多分、顔も赤いに違いない。

伊都波 凛霞 >  
とりあえず常備薬の熱冷ましを飲む。
水の冷たさがいつもよりも心地よく感じるのは、熱があるせいなのかも。

「今日、忙しいんだけどなあ…」

なにせクリスマス。
歓楽街付近の警邏に人数も割かれるし、
それが終わってからの、約束もある……。

「…こーゆーところが、ダメな女なのでした、と…こほ、けほっ…」

ソファから立ち上がると、少しフラつく。
…経験上、多分ここからもう少し熱は上がる。

少しでもマシになりますように…なんて思いながら、自室へと戻る。

伊都波 凛霞 >  
──案の定、朝までに熱が引くわけもなく。

それでも無理をして外出しようとしたところを妹に怒られたりしつつ。
今年のクリスマスは自宅で天井を眺めながら過ごすことになるのでした。

師走、生徒も皆、忙しい時期。
体調・健康管理はしっかりと。
無理しすぎは身体を壊します。
如何に超人でも。

普段からのそれが身に沁みた、特別な日。

ご案内:「伊都波家・リビング」から伊都波 凛霞さんが去りました。