2024/12/30 のログ
ご案内:「トコケット会場」にミア・コレットさんが現れました。
ミア・コレット >  
青空が見える昼間。トコケット会場。

「すいません新刊一部ください」

今の私は大人気VRロボットゲーム、メタリック・ラグナロクのオペレーター。
メリッサ・アーデルハイドのレイヤーというわけで。

ホワイトのへそ出しボディスーツ。
さ、寒い!!
ネットの情報にあった通り、防寒アミュレットを仕込んできたのに。
なお寒い!!

ここは短期決戦だ!!
決戦の戦闘領域で最後の戦いをしている妄想で寒さを忘れた。

それにしても、平和だ。
悪意も、必然性も。
置き去りにした場所。好きなものを好きと言える場所。

悪くない。

ミア・コレット >  
「すいません少し新刊の中身確認させてもらっていいですか?」
「買います、既刊も全部一冊ずつください」

「新刊の取り置きをお願いしてたみかん(HN)でーす」
「ありがとうございます、おかげで手に入りました!! 最高です!!」

「えっこれ……1から10まで妄想なんですか!?」
「一部ずつください!!」

さて……キャリーバッグが満載になってきた。
既に若干の過積載の気配すらある。
これ以上積んで駅のホームでキャリーバッグが崩壊したら笑えない。

押すも引くも、後悔のないようにしなければ。

ミア・コレット >  
ペース配分は大事なのだけれど。
はっきり言ってメタラグ島は欲しいものが多すぎる!
ああ……そういえばこの先にバトルシーンが熱い同人書いてるサークルさんが…

欲望とは果てがない。

既刊だけでも手に入らないだろうか……
新刊は…新刊はもう売り切れてるかも知れないけど…
あったら買うけど……

ミア・コレット >  
屈み込んでキャリーバッグに小声で話しかける。

「まだいけそう……?」

無言ながら、キャリーバッグはギシッと音を立てて答えた。
うん、これ以上は無理だね!! 撤退だね!!

立ち上がるとキャリーバッグを宥めながら会場を後にする。
今回も楽しかった。
ただ、次回はもっと上手く回りたいな……

そんな感想と一緒に去っていく。

ご案内:「トコケット会場」からミア・コレットさんが去りました。