2025/02/16 のログ
ご案内:「バレンタインの前に」に黒羽 瑠音さんが現れました。
ご案内:「バレンタインの前に」から黒羽 瑠音さんが去りました。
ご案内:「家庭科室(バレンタインの前に)」に黒羽 瑠音さんが現れました。
ご案内:「家庭科室(バレンタインの前に)」に都姫うずめさんが現れました。
黒羽 瑠音 >  
「~~ ♪」

鼻歌と共に家庭科室にチョコの材料を持ち込むのはそう、私です!

「ドライフルーツ、ナッツにチョコレート~♪」
「之だけあれば多分足りるよね?」

女子二人、片手に一つずつのおおきめのビニール袋に入るくらい
配る人数が多くても、之だけあれば多分足りるはずです。

都姫うずめ > 「どれくらい作るかによるけど…。
 一般的に配るんなら大丈夫じゃないかな。たぶん。」
料理は得意だ。お菓子作りでなければ。
精密な作業を要求されるお菓子作りには若干苦手意識がある。
心なしか不安げな声で答えて大人しく頷く。
両手に抱えた特大のビニール袋を持ち上げて見せる。

「何人に配る予定なの? それによって気合の入れ方が変わると思う。
 わたしは…うーん。四人ぐらいかな。 人数が少なければそれだけ手の込んだものができると思うし。」
意気揚々といった様子の彼女に比べておとなしいが、テンションはこちらも遅れていなかった。
決意の炎を瞳に燃やしながら、彼女に問いかける。

黒羽 瑠音 >  
「えーっと… 」

「うずめちゃんも当然入る相部屋の皆に、ロ研の人達に、こっちで出来たお友達… 後々、最近入った鉄道委員会のはとちゃん先輩たちにも差し入れで… 後実家にも送りたいし… 」

指折り数えて… 二週、三週…

「… えーっと、20人くらい?」

"ちゃんと作る"場合は中々の人数になっちゃうかもしれない… !

「だから、こう、皆への差し入れ!って感じに一杯作っちゃおうかなって、あ、でもチョコペンとかは買ってきたから之で後からちょっと"凝る"のは出来るかも」

都姫うずめ > 「20…なるほどね。」
頷いた。 それならこの特盛材料セットも頷ける。
「…おお…そっか、そういう作り方もあるね。
 わたしは3つ作るよ。 チョコペンすごい助かる。」
ひょうひょうとした調子で相手に答えていたけれど、数量について答える時に
ちょっとだけ表情がほころんだ。

「…部屋のみんなに、その…お礼もしたいし、好きって言ってないし。」
もちろんラブ的な意味ではなく、ものすごい感謝と好意、そしてリスペクトを込めた”好き”だ。
にっこりと相手に笑いかけてから、いざ、と腕まくりをして拳を振り上げた。

「じゃあ始めよう。 合わせて24。 やっちゃうよ! …まずは…何を作るか、か。
 瑠音さんはなにかプランはある?」
振り上げた拳がよろよろと落ちた。 まずは相手に意見を聞いてみる。
多分こういったことには彼女のほうが詳しい。

黒羽 瑠音 >  
「うん、うずめちゃんも好き、この機会に一杯伝えちゃお!」

何てはにかむように笑いつつ、わくわくしながら材料を広げていって
えーっと、まずは…

「うん、数が多いから…まずはおっきいチョコを作って
出来たものを切り分ける形にするのがいいかなって思うんだよね
それでちょっと調べてみた感じ… こんなのがいいんじゃないかなって」

ぽちぽち、とスマホで調べたサイトを見せてみる
テンパリングしたチョコをトッピングと混ぜてバットに入れて冷やし
固まった物を長方形に切り分ける… といった手順もセットだ。

「トッピングが色々あれば歯ごたえも楽しくなるし
出来上がりが平たくなるからチョコペンで色々書くのもやりやすいかなって」

つまり、チョコレートバーを作ろうという訳、一本満足なあれとかが私達にはなじみ深いかな?

都姫うずめ > 「オッケー! まずは…ふむふむ、なるほど…いいアイデアだね。
 ベースだけ大きく作って切り分けて、後は乗っけるもので良い感じにやるんだ。」
サイトを見せてもらいながら、提案に何度も頷く。
イメージもしやすいし、見た目も華やかそうだ。

「ある程度の大きさで切り分ければペンも使いやすいね、すごくいいと思う。」
実にいい提案だ。 みんなに…ルームメイトである大事な人たちに、
思いのたけをぶつけるには最適だろう。 よし、と気合を入れ直した。
「それじゃあ早速やっていこう。 まずは…素材のチョコレートを砕くんだっけ?」
ふんすと鼻を鳴らしてから、ぐるぐる腕を回す。
今の衣装では異能は使えないけれど、気合は私服の時と変わらない。


黒羽 瑠音 >   
「うん!えっと、板チョコの1ブロック分くらいに分けていけばいいみたい」

えいえい、おー!とうずめちゃんにタッチして気合をいれつつ、チョコの工程に入っていこう

「それで、テンパリング… っていうチョコをいい感じに溶かす工程があって…
そのために暖かいお湯と冷水、両方が必要みたい、後、それぞれをいれるボウルだね」

睨めっこしながら調理器具を用意する… といっても、作りやすさも含めて選んだつもりだから
そこまで大変な工程にはならないはずっ

「後は… あ、ナッツは軽く炒っておくと風味がよくなるかも!何か本で読んだことがあるし」

都姫うずめ > 「おー!」元気よくハイタッチ。
手順について確認してから、手早くフライパンを用意する。
「じゃあナッツはこっちだね。 お湯はあるみたいだし、冷水は…。
 氷水とかでいいのかな? ボウルもこの辺にあると思う。」
しゃがんで棚の中をごそごそ。

「あったよ、ボウル。 じゃあそれぞれにお湯と冷水ってことだよね。」
じゃん。 再度立ち上がったときには、両方の手にボウルを持っていた。

「炒めるのはいいとして、テンパリングはちゃんと見てる必要がありそうだね。
 砕くのとナッツ炒めるのはやるから、そっちをお願いしてもいい?」

ナッツをザラザラとお皿に用意しながら確認。
料理は慣れている。とはいえお菓子は初めてだからおっかなびっくりだけど。

黒羽 瑠音 >  
「ありがとううずめちゃん!それじゃ温度計… 私、調理用の温度計って初めて使うや…
えーっと、お湯は50度くらいにして… 」

ボウルを受け取ってテンパリングの手順を確認確認、っと

「うん、じゃあこっちは任せて!役割分担でいこう♪
というか、既に甘い匂いで一杯だね…… お腹空いてきちゃうかも
出来上がったら紅茶をいれて二人で味見してみよう?」

何てまた小さく鼻歌交じりに用意を進めて
うずめちゃんの砕いてくれたチョコをテンパリングするためにお湯の温度をしっかり測るよ
40、45… 50、これくらいかな?

「砕いたらこっちのボウルに入れて… さらにこのボウルをお湯の入ったボウルに…
で、しっかりかき混ぜて溶かしていくよ!」

まーぜ、まーぜ…。

都姫うずめ > 「温度計、多分使わないとだめだよね…。精密だなあ。」
瑠音さんの言葉に一瞬困惑した表情を浮かべる。
普段の炊き出しのときは割とシンプルなメニューが多いが、
お菓子を作るのはだいぶ色合いが異なり、ここまで厳密な管理はしたことがなかった。
”煙が出る程度に熱する”とか、”焼きあとがついたら”とか、そういったものとは
まるで異なる調理方法…。ううむと唸りながらも、丁寧にべきべきとチョコレートを砕き、
さらに包丁で細かく刻んだ。 これだけ精密な工程を破るのはきっと危険だという直感である。

「じゃあチョコレートをお願いします。
 たしかにちょっとお腹は空いてくるね…。
 うん、瑠音さんが良かったら。 今日は委員会も音楽もないから。」
上機嫌な彼女が温度をチェックしながらテンパリングに移行しようとするのを見て、
自分は自分で手を動かすべく、フライパンにナッツをえいえいと移して炒め始める。

「…ぜ、全然加減がわからない! ねえ、これってどういうふうにすればいいの?
 いつもやってるのと絶対違うと思うんだけど!」
普段は中華鍋や大きなフライパンを豪快に使い、食材を舞い上げるようにして炒めているが、
たぶんそれをやったらナッツが割れてしまう。 フライパンのコントロールに
四苦八苦しつつも、頑張って火を通すべくフライパンを揺らし、ナッツをかき混ぜた。

黒羽 瑠音 >  
「うん、10度単位とかだとね… 後、冷水は10度くらいで… 冷やし過ぎもよくないみたいで
お菓子って何というか、テストみたいだよね?どれだけ正確に教科書通りに出来るかって感じ」

自分なりの感想を述べながらうずめちゃんの包丁さばきを見る
細かく刻むだけでもその動きの速さと出来上がるものの丁寧さには慣れが垣間見えて。

「うずめちゃん、お料理上手だよね~」

普段も各々料理当番をしたり、或いは一緒に作ったりする事もあるけれど
思えばうずめちゃんの料理は美味しい物ばかりで、得意なんだなぁ、なんて何となく思っていたり。

「私も~、最近は鉄道委員会の業務を覚えるので手一杯だったりするけど、流石に少し落ち着いてきたし
よいしょ、っと… 結構溶けてきたかな… ?そろそろ冷水と交換でいい、はず… 」

チョコレートの温度が40度くらいになったら次は冷水のボウルにつけるらしい
きょろきょろと何度もチョコと手順を交互に見ていれば、うずめちゃんの方からも悲鳴がっ

「ええっと、… か、軽めで!そのまま食べられないものでもないし…多分そんなに長く無くてもいいと思う?」

5分から10分くらい…みたいに書いてあるところもあるけど、正直よくわからないのである…!