2025/02/17 のログ
都姫うずめ > 「そうなんだ…。 うーん、お菓子作りできる人はすごいね。
 普段委員会とかみんなで食べる料理は、レシピはあってもここまで厳密に決まってないしね。
 褒めてくれてありがとう。 料理ね、委員会に入ってから慣れたんだ。
 ほら、わたしの作るものって全部いっぱい作れて、かつ手間がかからないものが多いでしょう?
 あれ、炊き出しのレシピを変形させてやってるの。」
生活安全課は人々の不安を汲み取る大事な仕事…だと自分は思っている。
不安な気持ちがあればその原因を尋ね、お腹が減っていれば炊き出しをする…。
風紀らしいヒロイックな行動ではないにしろ、自分では割と好きなことだった。
こうして瑠音さんにも褒めてもらえるし。
照れながらもフライパンを振るう手はまったくブレない。
ナッツが元気よく宙を舞い、からからと音を立ててフライパンに収まる

「そういえば委員会に入ったって言ってたね。 面白いところならいいけど…。
 おっ、じゃあ冷水はーこれでー、炒めるのは軽めでいいなら火を止めて、と…。」
素早く手元のコンロを操作して火を止め、ナッツを再度ボウルに戻す。
ナッツが一区切りついたところで、冷水が入ったボウルをそっと彼女に差し出した。

黒羽 瑠音 >  
「あ、なるほど… 炊き出しかぁ、確かにあれって凄い人数分作る訳だし、慣れれば手順もスムーズになりそう!
そんな日々の頑張りがうずめちゃんの料理の腕を支えてるんだね… 」

少し目がきらきらしちゃうかも、友達の頑張っている姿、今度近くでみてみたいな… 何て思ったり
今度炊き出し、手伝わせてもらうのもいい経験になるかなぁ?

「うん、その委員会の先輩に色々話を聞かせて貰って… それで興味が出来た感じ
ほら、最近話題になってる汚染区域あるでしょ?あそこに救護のお手伝いに行った時にもお話したりして」

最近仲良くさせて貰ってるんだー、何て言いながら貰ったボウルの冷水でチョコを冷やし、ココアを少量振るって…
再度かき混ぜる、丁寧に、丁寧に… 底にへばりつかないように。

「よし、こっちは順調、かも!もう少しで混ぜられるようになると思う!
ナッツとドライフルーツ、準備おーけー?」

何て、分かり切った事を敢えて聞きながら、此処が肝心だよー、と気合をいれていこう
気合と一緒にまごころも一杯込められているといいな、何て考えながら。

都姫うずめ > 「うん。 それに部屋のみんなも食べたあとにどこが良かったか言ってくれるしね。」
きらきらした視線がちょっと眩しい。 おお、と小さく声を上げながら、
次はドライフルーツの準備に入った。 大きすぎるそれは刻んだり、
あるいは数種類を混ぜたり。 ボウルの中にトッピング用のフルーツを積んでいく。

「あっ、そうなんだ。 えらいね…。 汚染地域までいったの!?
 ひえー…、無事で良かったね…。」
思った以上にアグレッシブな状況に遭遇していた。目を丸くする。
こともなげにお話する彼女が恐ろしくもあり、頼もしくもあり…。
自分の知っている彼女よりも、ずっと”すごい人”になっているのを感じた。

「うん。 ナッツもフルーツもいつでもいけるよ。」
問いかけにはしっかりと頷いて答えた。
彼女の丁寧な作業でチョコレートは形をなしつつあるらしい。
自分だったら…あそこまでうまくはできなかっただろう。
お菓子作りがうまいひとに憧れる。 自分もうまくなれるように今度習おう。

黒羽 瑠音 >  
「うん、といっても入った訳じゃないよ?未開拓地域の汚染区域前のゲートで色々お手伝いした感じ
そこまでの道は整備されてたし、護衛してくれてる生徒の人もいたから… 全然安全だった!」

何てくすくす笑いながら目を丸くするうずめちゃんにたいして、ちょっとだけ誇らしげに胸を張っちゃって。

「よーし… じゃあ、此処にドーンと入れちゃって!」

テンパリングが完了したボウルを差し出して、入れて貰ったナッツとフルーツと一緒に…
えいえいえいえいっ!と気持ちを全力で込めながら再度丁寧に混ぜ始める
此処で偏りが出たりしたら台無しだもん、筋肉痛覚悟で混ぜろ私!

「うぉおおお… !」

といっても、此処までずっと混ぜ続けだからちょっと疲れて来た、かも…よし。

「う、うずめちゃん、ちょっとパスしていい?」

というわけで、仕上げの混ぜ合わせはうずめちゃんにも手伝ってもらおうと思います。

都姫うずめ > 「それでもすごいと思う…。 勇気があるね。
 そりゃ護衛とかがいるのはわかるけど…。」
誇らしげな彼女に思わず拍手。えらい!

「はいはーい、じゃあ入れちゃうよー。
 えいやの…そいや!」
ナッツ、そしてフルーツがチョコレートに投入される。
頑張って混ぜている彼女の様子を見ていたけれど、パスの依頼が来ると力強く頷いた。

「任せて。 こういうのは良く慣れてる!」
力強くチョコレートをかき混ぜる。 なるほど、フルーツとナッツに絡めて、
チョコレートを一つにまとめ上げるのだ。
理解ができれば話が早い。 えいえいと、持ち上げて裏返すような動きで
丁寧にチョコレートを具材に絡めていく。

「これって、絡め終わったらどうするの? バットに敷くとか?」
重たくなってきたチョコレートをかき混ぜながら彼女に確認。
力仕事なら慣れているので、あとはどう動くかだけだ。

黒羽 瑠音 >  
「ふふふっ、えへへ… 」

拍手に照れながらもじもじ、もう、褒め上手なんだから~!

「はふ、ありがとううずめちゃん、頼りになる~~ あ、それは私が用意するよっ」

そういうと、バットにうすーく水を敷いてラップをかければ、水にぬれたラップがバットにぴっちりと張り付く
こうしたラップの上にチョコを敷けば、後は平らにして冷やすだけ… って訳!

「はい、此処に敷いてならしたら、後は冷やすだけ… まぁ最後にチョコペンの出番はあるけど
取りあえずあとひと踏ん張りだからファイトだようずめちゃん!」

都姫うずめ > 「こういうのはね、慣れてるんだ。 こうして…まぶすようにして…。」
うまく混ぜ合わせてうまく出来たところで、次なる目標…
バットへと中身をヘラを使って流し込む。
丁寧にその天面を均して、良い感じの形に…カットする前の、
一枚の大きな板状のチョコレートを作り上げた。

「なるほどね、これで冷やして…最後はペンとカットってわけね。
 良く出来てるなあー……。 よしよし、いい感じにできたよ。」
腕を組んで唸る。
眼の前のバットには、みっちりとチョコレートが敷設されたバットがあった。
これならペンも使いやすいし、カットもしやすいだろう。
彼女の方を見やり、ぐっと親指を立てた。

黒羽 瑠音 >  
「おぉ… 流石の手際っ、よっ、常世一っ♪」

何て調子よく合いの手をいれつつ、うずめちゃんの応援だ
そうこうしていればすぐにバットの準備も出来て…

「うん!じゃあ後は之が固まるまで冷蔵庫で冷やせばいいから…
出来上がるまで、ちょっと休憩しよっか」

サムズアップを返しながら、余ったナッツやドライフルーツを纏めたり、紅茶の用意を始めよう
出来上がるまで、二人で最近の出来事について色々お話しするのも悪くないよね。

都姫うずめ > 「ちょっと自信がついたかも。
 瑠音さんと一緒ならお菓子作りできそうだね。」
褒められたら流石にちょっと嬉しい。
照れくさそうにふにゃふにゃと相好を崩しながら、
手際よく準備を進める。
冷蔵庫に入れるところまで状況は進んだ。このあと、待たないといけないのだろう。

「オッケー! じゃあ休憩しよう! あー、頑張ったー!」
慣れないことを見知った相手と一緒に行う…ちょっとばかりの緊張がほぐれると、
大きく伸びをしながら元気よく答えた。
ひとまずは休憩タイムだ。 この休憩は、
眼の前のチョコレートと同じぐらい貴重だ。
そんな思いを抱きながら、相手と一緒にお茶の準備をするのであった。

黒羽 瑠音 > ーーーー 一旦セーブ!(17日夜再開予定)
ご案内:「家庭科室(バレンタインの前に)」から黒羽 瑠音さんが去りました。
ご案内:「家庭科室(バレンタインの前に)」から都姫うずめさんが去りました。
ご案内:「家庭科室(バレンタインの前に)」に黒羽 瑠音さんが現れました。
黒羽 瑠音 >   
「~~ スターゲット!キノコ買っといてよかった~♪」

さて、待っている間持ってきたゲーム何かしたりしつつ時間をつぶして居たけれど…
ぴぴぴぴっ、とタイマーの鳴る音が!

「あ… そろそろ固まったみたい?えへへ、ついにクライマックスだようずめちゃん!」

ぴっ、とゲームを一旦置いて、冷蔵庫の中で出来上がっているはずのチョコを、わくわくしながら取り出して
そこにはきっと、しっかりと固まった茶色い幸せの姿があるはずっ。

ご案内:「家庭科室(バレンタインの前に)」に都姫うずめさんが現れました。
都姫うずめ > 「このゲーム音楽いいね。 特に勝った時の曲がいい。」
チョコレートが固まるまでの間、二人でゲームに興じていた。
うずめはゲームは苦手である。 瑠音さん含む友人とするなら別だけど。
そんな最中に鳴り響くタイマーの音に、ぱっと立ち上がる。
ゲーム機を置いてから、テキパキ手指を消毒。

「うん。」
短い返事ながら、その瞳には期待と不安…そして気合が満ちていた。
彼女が冷蔵庫を開けてチョコレートを取り出すのを見つめる。

「なっ、なるほどなあ~~~…!」
二人で作り上げたチョコレートは、はたして美しい艶を放っていた。
凹凸の中にもところどころフルーツなりナッツなりが見えるのが、見た目にも良い。
まじまじと眺めてから、ぐっと小さくガッツポーズだ。

「これは…間違いなく美味しいと思うよ。 じゃあ切り分けを…。
 一回バットから開けるのかな?」
包丁を準備しつつ瑠音さんに確認。
カットもとても大事だ。 メコメコにならないように注意しないといけない。

黒羽 瑠音 >   
「うずめちゃん、音楽好きなの?」

褒める場所の感性にちょっとくすりとしつつ…

「… なるほどな?… ふふ、確かになるほどーって感じの出来かも!」

くすくす、ふふっ、あははっ、って思わず楽し気に笑いながら
完成したチョコの入ったバットをもってくるくるーっと

「之が私達の手作りチョコ!上げる皆きっと吃驚するよ~~!」

何てちょっと胸を張りつつも、落とさないように細心の注意だ。

「うん、そーっとまな板の上に置いて… 包丁は切るたびにお湯で温めると綺麗に切れる、って!」

最後までサイトの作り方に頼りっぱなしだ、でもそれでいいと思う、背伸びするのはまだ早い、ってね。

都姫うずめ > チョコレートに向けていた目線を相手に向ける。
「好き。 大好き。」
真摯に答えたつもりだったけれど、ちょっと意味合いが変わってくるかもしれない。

「うっかりじゃなくチョコレートを溶かして、それで固めて…
 新しく作るって、すごいと思わない? びっくりしちゃった。
 おお、おおお…。」
嬉しそうにバットと一緒に踊る彼女にちょっとそわそわ。
落としたりはしないから大丈夫だった。

「うん、びっくりするよ、これ。 見た目から”良い”もん。
 まな板の上に置いて、温めつつカットね。 オッケー。」
包丁とお湯を準備。これでよし。
まな板の上に置いたチョコレートと正対する。

「瑠音さんが20個で、わたしが4つぐらいで…。」
いい感じの数量になるように包丁で切り分けていく。
迷いない太刀筋。 チョコレートの出来が、手つきに自信を与えてくれている。

黒羽 瑠音 >   
「… わぉ」

思わずちょっと顔が赤くなっちゃう、いや、意味合いは伝わってるんだけど!

「ふふ、なら今度、うずめちゃんが好きな音楽、教えてほしいかも」

ゲームはそんなにしないって聞いた気がするけど、案外音ゲーなら嵌ったりするかな?今度誘ってみようかな。

「おぉ、おー… おぉっ… うずめちゃん、手際いい~流石~」

何て横から応援… 茶々入れじゃないよ?をいれながら、切り分けられるのを見守って
全て終われば… ぱちぱちぱち!と盛大な拍手を。

「おっつかれさま!じゃあ後は本当に最後、チョコペンでデコレート、だね♪」

とピンクやホワイトのチョコペンを取り出し、うずめちゃんにも渡します、さて、なんて書こうかな… ?

都姫うずめ > 「……。 瑠音さんのことも好きだけど、
 音楽のことね。 音楽のこと。
 いいよ、でもあんまり好みじゃないかもしれない。」
いわゆるパンクが好きだ。 ただ自分を表現するためだけの音楽で、
売り物になるならないは二の次。 当然、聞き心地や流行とは無縁だ。 
でも、なるべく聞きやすいのを探しておこう。心に誓った。

「カットは慣れてるんだ。 じゃがいもとか、人参とか、どんどんやるよ。」
素早く包丁が動き、鋭利な切断面をチョコレートに刻んでいく。
ひとしきりしっかりカットし終わったあとに、小さく息を吐いた。

「拍手ありがと。 デコレートね。 うん、色もたくさんあるんだね。」
色とりどりのチョコペンを受取る。 鉛筆回しの要領でくるりと回してから、
つらつらとペンを動かし始めた。

「ふんふふんふんふーん…♪」
悩むかと思いきや、すらすらと手は動く。
バーに五線譜を描き、その上にうさぎとギター。
そして…ルームメイトの名前を一つづつ。

インスピレーションが湧くと良く手が動く。
思わずごきげんになり、鼻歌がこぼれた。

黒羽 瑠音 >   
「えへへ、ありがと、私もうずめさんの事、ルームメイトとして好きだよ~♪」

何て、刻み終わったのを確認してからぎゅっと軽く抱き着いてみたり、スキンシップ!

「それも炊き出しで培ったスキル?テレビで自衛隊の人が滅茶苦茶おっきい鍋にカレーを作ったりしてたの思い出すかも、この学園でもきっと似たような事が… 」

想像しつつ、チョコペン持ちつつ、レッツデコレート開始と言った所かも。

「そうそう、折角だから沢山買っちゃった!余らせてもしょうがないしガンガン使っちゃおう」

ロ研の皆には星やロケット、鉄道委員会には蒸気っぽいマーク… 何て、自分なりに考えて彩っていく
勿論ルームメイトの皆には名前と… ちょっと大きめのハートマークを、日ごろの感謝と茶目っ気を込めて。

「~~~ ♪」

うずめちゃんの鼻歌が心地よく家庭科室に響いて、思わず私も追随する、楽しい時間はあっという間で…
気付けば、一つを除いてデコレートは終わっていた。

都姫うずめ > 「う”あー!」
情けない声で呻くことしか出来なかった。
彼女のハグに答える形でそっと自分も彼女の腰にふれる。
めっちゃ細い。 

「そう、炊き出しで培ったの。 だいたい均一な大きさで素早くカットするんだ。
 生煮えなんてあったらよくないしね。
 あっ、そうそう、炊き出しってまんまああいうイメージだよ。」

彼女とお話をしながらデコレートを開始。
ここで決まるのだ。気合も入る。

「そうだね。 余ったら…吸うぐらいしかないしね。」
チョコペンを二人でちゅーちゅー吸ってる様を想像すると、
大変情けなくて良かった。 思わずにっこり。
それはそれとして、ペンをテキパキと動かす。
二人でデコレーションを上手に終えたのは、
ちょうど二人の鼻歌が終わるタイミングだった。

「…よし、できたあ! 今できるパワーは全部注いだね。」
思わず吠える。大満足である。
出来たものを見て、何度も頷いた。

黒羽 瑠音 >   
「Σ!? も、もー、大げさだよ~?」

流石にちょっと吃驚しつつも、ぽふぽふ、と軽く背中を撫でるようにしてから離れたり。

「私も鉄道委員会になったからには、色々お手伝いする事もありそうだし… 今までよりちょっと他の委員会の人達が身近に感じられそうかも… 」

うんうん、と頷きつつも、うずめちゃんの丁寧なデコチョコ仕草にも目を見張っちゃう。

「うーん、やっぱり上手… 手先の器用さでは水をあけられている気がする… いいお嫁さんになるね!なんちゃって… そうそう、でも小さい頃ってそういうの、逆に楽しみじゃなかった?ほら、ケーキを作る時のホイップクリームとか… 」

「… ふふ、おつかれさま♪自分たちでの味見用のは取っておいてあるし… 後は」

そういいながら、一つだけ残った【何もデコレートされていない】チョコを手早くアルミに包んで。

「どれが誰宛か間違えないようにしっかり選り分ければ準備完了かな?」

何てにっこりとうずめちゃんに微笑みかけよう。

都姫うずめ > 「あ、ごめん…だって恥ずかしくて…。」
なだめるように背中を撫でてもらって、うっとり目を細める。
落ち着いたとばかりに、お返しに軽く彼女の背中を叩いた。
「そうだね。 どんなことも体験したらわかること、すごく多いよ。
 手先の話もそうだし、他のこともそう。お嫁さん…。」
あんまり想像できない。 自分とか瑠音さんも大きくなったら
だれかと結婚をしてお嫁さんするのだろうか?

「ホイップクリーム、わかる。 一度でいいからジョバジョバに
 ぶちまけて食べてみたいって思う。 絶対バランス悪いし
 味壊しちゃうのにね。 はーい、お疲れ様!」
デコレーションもなんとかなったし、笑顔で頷く。

「うん。 わたしのは少しだけだからね。
 瑠音さんの選別が終われば…作る工程は終わり!」
ぐっと親指を立てる。作戦成功だ!

黒羽 瑠音 >   
「ふふっ、でもそんなところもかわいいかも、なーんちゃって♪」

そんな姿、男の人が見たら一コロなんだろうなぁ、なんて思いつつ、今日それを見れたのは役得?って奴かも。

「まぁ、まずは恋人とかそういう所からだけどね、何より出会いが無いと始まらないし… まぁ、出会いなんて何時何処であるか分からないものだけど」

わかってくれるー?わかるよねー!何て取り留めも無い話も交えつつ…

「お疲れ様!」

此方もサムズアップ返しからのーーー?

「いぇーい!」

ハイタッチ!

「じゃ、片付けたら味見しちゃお味見、溶けないように気をつけないとね~~」

都姫うずめ > 「もう…。」
ちょっとだけ拗ねてみせた。ぷい。
すぐに機嫌を直して、相手の言葉に小さく頷く。
「それに、どういった出会いがほしいかっていうこともあるよね。
 恋人=大事な人ってことなら、わたしはもう3人もいるってことになるし。」
しれっと3人大好きなことをアピールした。

「イェーイ!」
ハイタッチ!
緊張に満ちたチョコレート作戦は無事に終わった。
肩の荷が下り、力が抜ける。
「そうだね、そうしよう。 疲れたから今こそ甘いものが良いね。」
適当にその辺の椅子を持ってきて腰掛ける。おやつの時間だ!

黒羽 瑠音 >   
「… えへへ」

あ、あざとかわいい… !これ、狙ってやってるんじゃないなら逸材かも… ちょっときゅんと来てしまった気がする。

「大事な人なら確かに私もいっぱいいるな~、勿論うずめちゃんたちも含めてね?」

軽くウィンクしながら椅子を用意して、お互い紅茶で乾杯し、出来たての成果… チョコを口に運ぶのだ。

「いっただっきまーす♪」

ナッツやドライフルーツの豊かな食感をチョコの甘さが蕩かせまとめ、渾然一体の美味が口内に来訪する!
なんて、流石にべた褒め過ぎるかもしれないけれど、でも、自分たちで頑張ったチョコの味は…
きっとひとしおだと思うのです。