2025/03/21 のログ
ご案内:「駄菓子屋『おおげつ』」に宇賀野 実さんが現れました。
宇賀野 実 > ”幼女化が進んでいる”……。
その手紙を本土にいる家族に出したのは先日のこと。
その返事と一緒に到着した大きな段ボールを開けたが、
中身は……シスター?服だった。

「なんだこれ…。」
頭の上に疑問符を浮かべながら手紙を開く。
自分より数段エキセントリックな家族のことだ。
きっとなんらかの意図があるのだろう。

『実へ 元気にしていますか。
 あなたの体の変化が深刻であることは、宇賀野家でも憂慮しています』
手紙の内容は伝わっていたようだ。
無言でうなずき、読み進める。

『そうならないようにあなたの変化を抑える必要があります。
 そこでこの服です。』

「そこでこの服!!!!」
思わず叫んだ。 隣に広げてある衣装を見る。
頭にかぶるウィンプル……のようなものは、なんか猫耳のようになっている。
布地が少ないローブのボディタイツに……謎の金具?
いやでもこれシスター服…シスター服かなあ!?
なんか……ギリギリ破廉恥ではないだろうか?

『破廉恥じゃありません。立派な衣装です。
 今あなたが見たそれらは、それぞれ特別な神力を織り込んだ素材で作られたものです。
 あなたの血に流れる神の血…その信徒たるものであると示すことで、
 体の変化を最小限に食い止めることができるでしょう。』

手紙で息子の思念と会話しないでほしいんですけど。
ともあれ、効果があるというならばんばんざいだ。
幼女扱いされることにより、おじさんとしてのプライドはだいぶ危険値だったのだ。
もちろん、これを身に着けたところでいきなりおじさんに戻るわけではないが。
…むしろいきなりおじさんに戻ったら色んな意味で大変だ。

『今の姿のままならその衣装も似合いますからね。
 でも、実がシスター趣味じゃない場合もあるでしょうから、
 女児感あふれるファッションも一緒に段ボールに入れておきました。
 それじゃあ元気で。またお手紙くださいね。
 追伸:字が可愛くなっていて、お母さんはうれしいです。』

なんで??????あと嬉しくないんですけど???
急に手紙を締められて困惑したが、困惑したままではいられない。
とりあえずいつも通り開店準備だ。

「…駄菓子屋感はあんまりないけど、魔法系物品の店主としてはいいかな。」
駄菓子屋さんを開いてから、姿見を確認する。
かなり可愛いとは思う。見た目は。 鏡の前でちょっとかわいくポーズを取ったりした。

宇賀野 実 > お店に来る生徒さんたちに、いつものように対応する。
『制服変えたんですね!』とか『可愛いですね!』などと褒められて、
ふにゃふにゃと相好を崩しつつ接客を終える。
一人になってから「あっ、だいぶ染まっているな!?」と気がつく。
とはいえ、女児服よりは…。

そう自分に言い聞かせながら、夜の営業……。
魔術関連用品のショップへと、品揃えを変えるのであった。

ご案内:「駄菓子屋『おおげつ』」から宇賀野 実さんが去りました。