2025/10/28 のログ
リリアナ >  
「使う?
 馬鹿なことを言っちゃいけない。
 貴様が自分で動くのだよ。
 道具になるな、道具を使う側の人間であれ。
 私の副官である以上はな」

手の内の扇子をくるりと回して見せて。
考えない人間は部下には要らない、と。

「貴様も食い慣れればわかるようになるよ。
 最もそれが一番難しいのだがね」

ローストビーフを数枚一気に摘まんで口に放り込む。
頬を膨らませてもしゃもしゃしつつ、他愛もない雑談とか任務のこととかについていろいろ話しただろう――

霜月 湊 > 「はは、こりゃあ楽させては貰えなさそうだ」

そう言って笑う。
手抜きなんぞすれば、この隊長にはすぐ見抜かれるだろう。
ならば……まあ、出来ることはやりつくすしかないだろう。

「ま、ちょっと意識して食ってみますわ。
じゃあついでに、戦略面についてとか色々、見解とか方針聞きたいすね」

等と言いつつ、実りある時間を過ごしていっただろう。

ご案内:「風紀委員会本庁 アウルム小隊執務室」から霜月 湊さんが去りました。
ご案内:「風紀委員会本庁 アウルム小隊執務室」からリリアナさんが去りました。