2024/09/14 のログ
ご案内:「数ある事務所 / 午後」にエルピス・シズメさんが現れました。
エルピス・シズメ >  
 落第街に存在する、数ある事務所。
 その地下2階にある防災室の鍵を外から空け、そっとだけ隙間を開いて入る。

 プレートに暖かい天ぷらうどんを乗せて、ペットボトルのお茶とジュースと共に出す。

「ここに暖かいもの、置いとくね。
 防災室の食べ物も食べていいよ。」

 とは言え、声の主が声を返すことは滅多にない。
 食事にも手を付けていないか、ほぼ手を付けていない。

 衰弱死されても困るので、準備が出来るまであの手をこの手を試している。

「……また来るね。」

 扉を閉めて、外から鍵を掛ける。
 罪悪感はあるが、しょうがないこと。
 

エルピス・シズメ >  
 概ねの方針は決まっている、と思う。
 その準備が整うまで、僅かの期間ながら様子を見ていた。

「……うーん。」

 そうして階を上がる。
 今ははタイミングもあって一人。護衛を兼ねたキメラのキメやミケちゃんがいる位。

「どこかに出かけてみようかな……。」

 同期の影響で多少小さくなった身体だが、その辺りを出歩くぐらいは大丈夫だろう。
 
 そう思って、外出することにした。
 

ご案内:「数ある事務所 / 午後」からエルピス・シズメさんが去りました。