2024/10/03 のログ
■Dr.イーリス > 「あれ……ダークエルフさんとはまた別の種族なのでしょうか?」
重高さんの反応にやや違和感。
「本名はまた別にあるのですね。今まで名乗っていたお名前は馴染みもございますが、本名となりますとあなたにとって愛着があったりするものではないでしょうか。私は、このイーリスという名は呼び名で……本名と呼べるものがありません……。本名があるというのは素敵な事だと思いますし、名乗るにしても伏せるにしても、大切にしていけたらいいですよね」
イーリスは目を細めて微笑んでみせる。
「そうなのですよ。赫さんがいらっしゃらなくて、私凄くお腹が空いておりました。重高さんは空腹の私に舞い降りた救世主でございますよ!」
お腹空いて何食べようと悩んでいた時に、重高さんが来てくださった。
とても嬉しい!
「お手間お掛けしますが、保温や保管魔法お願いします……。お心遣いありがとうございます」
申し訳なく謝罪した後、気を取り直してといった感じでロールキャベツを食してとても幸せそうな表情をしている。
「凄く美味しいですよ! ほんとに、凄く感謝です! 料理デリバリー、またお願いしたいです!」
そう言って、にこっと笑った。
■能守重高 > 「んー…口が比較的硬いイーリスさんになら告げてもいいか。
本来の種族 竜 なんです。本来の種族ではなくダークエルフになっている時点でお察し下さい。」
あの姿には戻らない。竜はとても強く威圧をしてしまう。
平穏にこっそり生きていきたいと願う者からすればなるたけ戻らない事を選択した。
「重高の名は通名の一つです。他にありますが委員会でしか使ってませんし。
本名はありますがちょっと考えてから名乗るかもしれません」
1人ではなく2人で考えないとならないので、ととある人物を思いながら悩む仕草を。
「イーリスさん…簡単な料理覚えましょうよ…和食を勉強しだした私が言うのもなんですが、
肉をあまり使わない和食から料理デビュー ちょっと楽ですよ」
料理出来ないって聞いたことがある。
プロにしても誰しも最初料理なんてできなかった。実技込みでやってみてはいかがですか、と聞いてみたい。
今はだしをつかった和食を覚えようと努力していた。旨味について圧倒的に知らないから今回は味噌を使ったけど。
「料理デリバリー 今度は教え込みで来ますね」
今回の依頼は前払いで友達料金で受けていたというのは伏せておこう。
その後しばらく彼女との会話を楽しみ 依頼書の控えを置いてバイクに跨り帰宅していったという。
ご案内:「『数ある事務所』」から能守重高さんが去りました。
■Dr.イーリス > 「竜だったのですか!? 驚きました……。竜だから、ダークエルフさんに近い姿になっているのですね。教えてくださりありがとうございます。分かりました、この事については私の胸の中に留めておきますね」
確かに竜の姿は、人間社会で生きていく上で支障をきたしてしまう……。
平穏にくらすなら、人に近い方がいいという事にはなるだろうか。
「分かりました。何かご事情があるならばご無理はなさらずですが、あなたの本名を知れる日を楽しみにしておりますね」
微笑んでみせて。
「簡単なお料理……確かに私も覚えた方がいいかもしれませんね。エルピスさんも私のお料理を食べていただければ喜ぶでしょうか……」
エルピスさんが喜んでくださればとても嬉しい。『数ある事務所』での生活においてもみんなの役に立てる。
「お願いします、重高さん……! よろしければ、私にお料理を教えてください」
重高さんに頭をさげねのお願い。
その後は重高さんと雑談を楽しみつつ、お料理を美味しくいただいた。
そうして、バイクで帰っていく重高さんを見送るのだった。
ご案内:「『数ある事務所』」からDr.イーリスさんが去りました。