2024/10/15 のログ
■イヴ >
「そこじゃないよぉ。
ボクの部屋のほうだから、勝手に開けちゃダメ♪」
にこにこしながら、かんなちゃんにそう答える。
事情がわかれば、壱お兄ちゃんに助け舟。
「ほら、旅行から帰ってきて壱お兄ちゃんも疲れてるでしょ?
お風呂沸かしておくから着替えちゃったら?」
ベッドから立ち上がり、ぱたぱたとリビングを抜けてバスルームへ。
「かんなちゃんも、お泊りじゃないならあんまり遅くならないようにねっ」
途中、そう声をかけながら。
■伊那美 環菜 > 「そうなんだ。」
手を当てていた戸棚から手をはなす。
本当かな?と思いつつもとりあえずは素直に。
イヴくんの持ち物みたいだしね。
「うん、イヴくん。
今日はちょっとちぃくんの部屋みたかっただけだから、そろそろ帰るね。」
そこらに置いていた荷物を手に取って。
帰る用意をしながら、壱くんにそっと近づく。
その耳元に。
「・・・またね。『ちぃ、お、に、い、さ、ま?』
今度はいろいろと準備しておくね?」
と、意味深な言葉をささやいておく。
■橘壱 >
10年、10年なんだ。
人間を変えるには充分な歳月で、
変わりすぎたものを受け入れるのは、時間がかかる。
それが本当に純粋な好意だとしても、まだ自分が──────……。
「ああ、うん。悪いね、イヴ。確かに疲れたしそろそろ……!?」
ぶっ。思わず口の中のチョコ吹き出すそうになった。
げほ、げほ、むせながら急いで立ち上がった。
「ま、待って環菜ちゃん!送ってくから!
イヴ!お風呂の用意頼んだからな!」
こうして慌ただしい日常が幕を閉じていく。
守るべき平和な日常は今はこうして続いていく。
やがて、この翼の意味は確かなものになるのだろう。
……それはそれとして、送っていくときもまた騒がしかったとかなんとか。
ご案内:「委員会合同慰安旅行- After Autumn way home -」からイヴさんが去りました。
ご案内:「委員会合同慰安旅行- After Autumn way home -」から橘壱さんが去りました。
ご案内:「委員会合同慰安旅行- After Autumn way home -」から伊那美 環菜さんが去りました。