設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。
その他常世島内の特殊な場所や、シチュエーションなどにご利用ください。
参加者(0):ROM(1)
Time:17:57:38 更新
ご案内:「居住区の一角にて」から大神 璃士さんが去りました。
ご案内:「居住区の一角にて」から神樹椎苗さんが去りました。
■とある一室にて >
――其処から先は、語られる必要のないお話。
お花畑の我儘なお姫様が、偶然現れた狼を誘い込んで、存分に戯れる。
そんな、よくあるようなお話のひとつ。
めでたし、めでたし。
■大神 璃士 >
「左様で。なら――――」
右手の範囲にあった、部屋の証明のリモコンを軽く操作し、常夜灯のみを点灯させる。
夜の闇が押し寄せる事も無く、かといって作り物の明かりが昼を造る程でもない、半端な明るさ。
その明るさと暗さが入り混じった、部屋の中で――――
■神樹椎苗 >
「――そんな、可愛げのある娘に見えましたか?」
なんて、にんまりとしながら人差し指を唇に当てた。
■大神 璃士 >
「……全く、困ったお嬢様な事で。」
言いながら、少女に捕まったままの左手に少し力を入れて動かす。
背中に腕を回し、少々強引に引き寄せる形に。
「あまりこういうのはどうかと思うが……まあ、仕方がない。
なら、少しばかり狼藉を働かせて貰うぜ。」
少女が身に着けている、お値段の張りそうなドレスを破かないよう気を払いつつも、
力強く腕を差し込んだ所で――
「ところで、灯りは落とした方がお好みだったか?」
最後の確認、と言わんばかりに野暮な質問をひとつ。
■神樹椎苗 >
「むふー」
青年が観念した様に言うと、傍若無人なお嬢様は満足げ。
自分からも青年の頬に手を伸ばして、触れながら。
「紳士なエロイヌなら、淑女の扱いも、とーぜん知ってますよね?
ちなみに、しぃは少し乱暴なくれーが好みです」
なんて言いながら、ご機嫌そうに、けれどすっかり出来上がった表情で青年を見上げ。
「しぃの身体は丈夫ですから。
思う存分、可愛がりやがれですよ、エロイヌ」
そんなふうに強よ――お願いするのでした。
■大神 璃士 >
「――そういうカラクリか。
今度からは、そういった「勘」の強い相手にも気を払わないといけないな。」
理由を知れば、空いた右手でがしがしと頭を掻きながらため息ひとつ。
と言っても、右手にはレザーグローブを着けたままなので、半ば癖のようなものだろう。
ともあれ、後で他言無用を言い含めなければ、と思った所で、むっすりしたままの少女に呼ばれ、
同時にこれまたレザーグローブを着けたままの左手をボリュームのない胸に押し付けられる。
続くのは、じっとりした視線と言葉。
「………はぁ。」
またしても頭をがしがしと掻く。
相手から迫られれば、既に間合いの内側も内側。
強引に切り抜けようとすれば、恐らく相手に怪我を負わせる事になる可能性が非常に高い。
(……どっちにしろ向かう先は同じだってか。)
諦めた様子で右手のグローブだけを外してそこらに放り、素手となった手を
むすくれているお嬢様の顎に向けて伸ばす。
「――どういった事がお望みでらっしゃるのかな、お嬢様は。」
■神樹椎苗 >
「むう――まあ、そうですね。
しぃは半神半霊ですから、お前の力をなんとなく感じた、そんなところです」
別に、それ以上何かを知ってるわけじゃない、と念を入れるような言い方をする。
実際、今の不調が起きてる状況で、青年の事を調べる事は出来ないし、肌で感じたモノだけで予測するしかないのだ。
青年の来歴や本分を知っているわけではないのだ。
「それより、エロイヌ」
むすっとした顔のまま、青年の手を、自分の平たい胸に押し付ける。
脈拍は早く、体温は熱いまま。
「――これだけ、喘がせといて、これで終わりなんていわねーですよね?」
じっとりと。
さっきまでの発情とは別の意味で、身体が疼いてしまっており。
責任取れ、と言わんばかりの視線を青年に向けるのだった。
■大神 璃士 >
「他にやり方が見つからなかったからな。
その位の汚名なら甘んじて受け入れるさ。」
ふぅ、と、とりあえず落ち着いたので一息。
流石に自力だけでこういった能力を扱うのは多少なり、疲労が来る。
最も、人間であれば疲労程度で収まる話ではないのではあるが。
「……さて。」
す、と紺碧の瞳が少女を改めて捉える。
落ち着いた所で、糺す所は糺さねばならない。
「お前、何処まで知ってる……いや、「何者」だ?
初見で俺をそう呼ぶ奴は、まずいない。「それ」を知ってるのは、学園の上のお方々か一部の教師位だ。
――聞かせてもらうぞ。」
目つきは鋭い。先程のような発情を誘うような手立てで誤魔化すのは…無理そうである。
■神樹椎苗 >
「おまえ、むちゃい――ひゃんっ!」
びく、と震えながら、我慢出来るはずもなく、喘いで悶える。
小さな手には力が入り、青年の手を強く握っていた。
「ひゃ、んんっ、も、き――ひぅっ!?」
全身を駆け抜けていく、青年の波動。
それが、小娘の発情を抑える結果にはなったものの――。
「はっ、はぁ――」
間違いなく、青年の手で強烈に達していた。
それはもう、見るからに間違いなく。
潤んで赤くなった瞳で、青年を見上げ。
「――エロイヌ」
少しむくれた様子で、青年の手を握りしめながら言った。
■大神 璃士 >
「…少々複雑だが、緊急避難という奴だ。悪いが少し我慢をして貰うぞ。」
現状の少女の敏感さに助けられた形になった。
反応が良いので、点穴の位置の確認が速やかに進む。
その代償ともいうべき事態には――申し訳ないが、我慢して貰うしかない。
目的の「孔」と思しい箇所を見つけた所で、少女はすっかり呼吸が乱れ、力が抜けている有様。
絵面があまりにもあまりで申し訳ないが、これならば後が楽になる。
「少し痛みが来るぞ。気を付けろ――!」
改めて波動を練り直す。本来は取り込みやすいよう外の波動も同時に練り込むのが良いのだが、
この現状で外部から波動を取り込んだらどうなるか分からない。
そのまま、適切な強さに調節して、指先から点穴を通じ、少女の身体を洗い流すような形で一息に波動を流し込む。
直後、少し引っ掛かるような小さな痛みを伴いながらも、身体中の余計な熱を一息に吹き飛ばす、
風のようなモノが身体中の管という管を一気に吹き抜けていくような感覚が、少女を襲う事になるだろう。
■神樹椎苗 >
「そうですか?
なら、二人きりの時だけにしておきましょうか」
くすくす笑うだけの余裕が出来た小娘は、大分、正気に戻っている様子ではある。
ただ、それはそれ。
生理現象、生態に関しては、自己制御できるものでもない。
「ふむ、紳士ですね?
しぃみたいなチョーゼツ美少女を相手に大したもんです。
まあ、流石に密着しちまえ――ひゃぅんっ!?」
首を触れられた途端、蕩けるような衝撃が神経を焼く。
大きな嬌声を上げて、身体を震わせ、小さな両手に力が入った。
「はぁっ、んぅっ」
ある意味で、反応は良好だった。
青年が『点穴』を探るたびに、小娘の身体は跳ね、子供らしからぬ嬌声を上げ、震える。
青年が小娘の『発情』を抑える秘孔を見つけた時には、すっかり、その呼吸は乱れ、顔は赤く染まり、ぐったりと力が抜けているだろう。
■大神 璃士 >
「――その呼び方については、後で少し話し合いの時間が必要かもな。」
この段階で、明らかに只の人間ではないと分かる少女。
一時とはいえ、能力行使の反動で「刻印」から漏れが出てしまったので、それを感知して
察されたと考えても…違和感は然程でもない。
「生憎、前に似たような事をやってしまっていてな。
あの時は諸々の事情で碌に抵抗も出来ないまま、その場の勢いに流されたが…似たような事があったら、
なるべく流されないようにしようと心がけていてな。」
毛布の中に引っ張り込もうと自身の腕を引く手になるべく抵抗しながら、横になっている少女の
首の後ろに手を回し、指先から自身の生体波動を流しつつ、少女の「点穴」に探りを入れる。
人間でなかったとしても、意外と似たような「孔」を持つ者がいるというのは風紀委員の業務の中で分かった事。
(さて…引っ張り込まれるまでに、見つかればいいが。)
こればかりは、主に相手の反応と修行で培った自身の勘頼みだ。
■神樹椎苗 >
「ふふん、そこらの人間よりもニンゲンらしーです。
悪くねーですね、イヌガミ」
頭が働いて来れば、徐々に理性も戻ってくる。
とはいえ、全身を焼くような疼きが消えるわけではないし、身体から発される匂いが、甘い蜜のような汗が止まるわけでもないのだが。
「んー――しぃは、前者が好みですね。
まあ、お前が乗り気なら、ですが?」
そう言いながら、抵抗されないならそのまま毛布の中へと引っ張り込むだろう。
小娘と近づけば当然、蒸れた毛布の中に入れば強烈に、情欲を誘う香りが青年の脳を強烈に揺さぶるだろう。