2024/08/01 のログ
> 「まぁ、でもメアちゃんセンスは十分だし、こっちの攻撃にもきちんと対応考えてるしそっちは期待大!だけどな。」

少年はそもそも一度も抜刀していないが、それは本人の拘りなのでするつもりは元から無かった。
――少年が抜刀する時と場合は、きちんと本人の中で線引きがあるのだ。

「メアちゃん自身が集中にリソースを割かれてるから、そこを何とか出来ればなぁ。
何か己の身を異能以外で最低限守る方法がありゃ、メアちゃん自身が不意打ち喰らっても直ぐにやられる事は無いだろうし。」

そこで即座に異能で立て直せば行ける。反射に付いては、少女の反応から察したのか苦笑を浮かべて。

「悪い悪い、メアちゃんのそれはでも武器でもあると思うぜ。
悪意や殺気に敏感って事は、だ。裏を返せば先読みで攻撃を予測できたりもする。」

悪意や殺気から攻撃を反射的に予測してガード、ないしカウンター。そこまで行くには場数が必要かもしれないけど。

「…まぁ、俺が気になったのはそのくらいか。一番俺が評価したいのは対応力だけど。」

こっちの攻撃を見て、きちんと対策をその場で考えて即座に実行。これはセンスだと思う。

あと、影から引きずり出された刀2本は取り敢えず返して貰いました。お帰り。

メア > 「期待…大……!」

伸びしろ大いにありと評価され喜んでいる…様に見えない事もない
分かりやすく褒められて伸びるタイプなのだ

「自分を守る……鎧、きる…?」

手っ取り早く守る事を考えると全身鎧を想像してしまう
そんなもの着たら逆に一歩も動けなくはなさそうだが

総合的には色々と課題が見えてきた
やはり依頼を出してよかったのだと思える
一先ずは、今言われたすべてに対応しなければならない
トライアンドエラーあるのみである

「えと…ありがとう、ごさいます……せんせぇ…」

> (おぉ、喜んでおられる。メアちゃん顔には出ないけどこれ、多分喜んでる…よな?自信ねぇけど。)

錯覚かもしれないし本当に喜んでいるのかもしれない。
ただ、少年にはかろうじてそう見えたかもしれない、という感じです。

「いや、それじゃ逆にいざという時にメアちゃん自身が身動き取れなそうだしなぁ。」

鎧を着こむ少女…悪くないが何かシュールだ。メアちゃんはそのままでいいよ、うん。

「いやぁ、俺に出来るのってこういう教え方くらいしかねぇけど。
あと、アドバイスとしては影の力で色々出来るぽいから、もっと色々バリエーションを考えてみるのがいいかもな。」

今回だけでも槍、拳、膜と色々見れたが、少女の発想と集中次第ではもっと拡大解釈出来るはず。
今後、彼女の異能が進化する可能性もあるのだし、そこを色々模索してみるのも悪くないと思う。

返して貰った2本の刀を腰の後ろに交差するように差しつつ。

「ってか、そういや依頼の期間とか決めてなかったけどどうする?
メアちゃんと先生で相談が必要なら、話が纏まってからでもいいけどさ?」

今回きりにしておくか、ちょくちょく実践形式で異能と経験を磨くか。
そこはメアちゃんの都合とか先生とやらの意向もあるので、こちらはそれに従うのみだ。

メア > 「鎧、重い……」

鎧を支えるパワーはないしそんなものがあれば避けたほうが早い
アイデアは没となった

「バリエーション……」

異能の進化、更なる応用
パッとすぐ思いつくものではないがそれが出来れば強くなるのは間違いない
これに関しては今後の大きな課題でもある

「とりあえず、一回目…お礼、払う……
あとは、せんせぇが…よかったら……また…」

出来ればちょこちょこと付き合っては欲しそうにしている
依頼の報酬に関しては一回一回での細かい支払いにしたいらしい
メアが取り出す封筒には割のいいアルバイト一日分程の金額が入っていた

> 「うん、メアちゃん身軽な方がいいよ普通に。何か結界とか張れるアイテムとかあればいいけどなぁ。」

科学技術でも魔道具でも何でも良い。彼女自身を守る防御手段が一手欲しい所だ。
自分の防御をある程度確保できれば、その分、迎撃や攻撃に彼女も集中のリソースを割ける。

バリエーションについては、今すぐに思いつかなくてもじっくり考えていけばいいと思う。
焦って強くなろうとしてもそれは付け焼刃にしかならないし。
それは、少女の望む強さでは決してないだろうから。

「おぅ、俺は全然構わないけど。まぁそっちの先生の考え次第だなぁ。
ほら、連絡先も交換してるから前より気軽に依頼とかはしやすいと思うし?」

毎回、こっちを探してスラムに来るのも手間だろうからな…安全の為にもその方がいい。
取り敢えず、少女の先生の意向次第だが少年はちょこちょこ付き合うのは歓迎らしい。

そして、受け取った封筒の中身を一応確認。…おおぅ、割のいいバイト一日分くらいの金額が!

「…良かった、これで何とか食い繋げる…!」

ちょっと泣きそうになったので上を向いて涙を堪える。こういうまともな報酬は久々だ。

メア > 「結界……そんなの、あるの…?」

きわめて便利に聞こえるアイテム
それが有れば確かに便利なことこの上ない、帰って先生に相談しよう

「ん、スマホで…いつでも…!」

スマホにはせんせぇの名前で登録されている
連絡はいつでも簡単に取れるので青年が良ければまた依頼ができる

封筒の中身を確認してとても喜んでいる姿を見てふと思う

「せんせぇ、お金…ない……?」

> 「ああ。でもピンキリ…あー効果の幅や種類も色々あるからなぁ。メアちゃんの先生に聞いてみたらいいかもな。」

取り敢えず、地獄送りにはされなくて済みそうだが。
彼女の四肢にヤバい事はしていないし、精神的ショックを与えたりもしていない。
…尻もちはちょっと申し訳なかったが、そのくらいは大目に見てくれる…筈だ!

「おぅ。流石にお仕事だからお金は貰うけど依頼は何時でもいいぜ?」

笑顔で答えるが、お金が無い?と指摘されればクリティカルヒットを食らった。

「えーと、まぁ…何でも屋つっても別にそこまで儲かる訳じゃねぇしなぁ。」

安定して収入がある訳でもないし、少年の場合知名度が低いし実績もあまり無いので閑古鳥だ。
むしろ、彼女の依頼は正直滅茶苦茶助かったと言える。食い繋げる意味で。

メア > 「ん、聞いてみる…」

実際にそれに近い物を貰えるかは分からない
けれど聞くのはタダなのだ

流石にこれ位では何も言われない筈、先生も鬼ではない…筈

「ん、何度でも…お願いする……
そっか……路地裏の、人…お金沢山あったのに……」

思い出すのは先日の謎の取引
確かアタッシュケースいっぱいにお金が入っていた筈
有る所には有るけれど無い所には無い、ここにきて新たな学びであった

「えっと……これ以外も、依頼…するね……?」

メアにはそう慰める事しかできなかった

> 「まぁ、聞くだけならタダだしな!興味が出てきたなら自分で色々と合間に調べてみるのもいいと思う。」

まぁ、落第街にはそういう道具や機械はありそうだが、違法性が高いから所持していると彼女の立場が危なくなりそうだし。
何より、そういう場合は例の先生が待ったをかけるかもしれないが。
あと、件の謎の先生が鬼では無い事を祈りたい。俺はまだ死にたくないです!

「…よく分からんけど、金はある所にはあるけど無い所にはマジで無いからな…。」

まぁ、地道にこれからもやっていくしかなのだ。下手に目立ったら風紀に目を付けられるどころか捕まる。

「……うん、ありがたいけど余計に泣きたくなるなぁ!」

問題:4~5歳くらい年下であろう少女に金欠を慰められる少年の気持ちを答えよ。

答え:むしろこれが致命的な一撃だよ!!

メア > 「せんせぇは、無い方……覚えた…」

不要な知識が増えてしまった
メアとしては善意での言葉だった、決して他意はなかったのだがあまり良くなかったらしい

一応ありがたい、と言われたのでそれで納得しておく

「えと…えと、がんばろうね…せんせぇ……」

1人は成長を、1人は生活費稼ぎを
お互い譲れない物を手に入れるために頑張る仲間なのだ

知らず知らずのうちに心に傷を与えてしまった本日の依頼、これで一旦完遂である
メアも家路につき、ベッドに戻れば心地いい疲労感と共にぐっすり眠れることだろう

> メアちゃんそれ追い打ちだからね!?俺のハートはもうブレイク寸前よ!?
彼女に悪気は一切なく、むしろ気遣いや善意の類だと分かってるのがもどかしい!

「お、おぅ…メアちゃんもこれから頑張れよ…依頼も何時でもいいからな…。」

まぁ、依頼じゃなくても気軽に何かあれば連絡してくれていいぜー、と、補足を。
まぁ、こんな少年と雑談しても気晴らしになるかは分からないが、そういう時もあるかもだし。

そして、少年は生活費稼ぎを頑張らなければならないのだ!!

ともあれ、また律義に途中までは一応彼女を送り届けつつ、久々の収入に少年もほっこり気分に戻っていたとか。

ご案内:「落第街【伽藍地区】」からメアさんが去りました。
ご案内:「落第街【伽藍地区】」からさんが去りました。