2024/09/06 のログ
ご案内:「【10年前】常世島 タイムマシンで過去へ」にイーリス(4歳)さんが現れました。
ご案内:「【10年前】常世島 タイムマシンで過去へ」にエルピス・シズメさんが現れました。
シスター・ヒガサ > 日が沈んだ時刻。スラムの教会前。
悪の科学者ワイズマンに、4歳の幼き少女が誘拐される。

正義のロボットさんの元に駆けつけたシスターは、その懺悔の声を聞きいれた。
シスターは神妙な顔つきをしていたが、無理した様子で微笑む。

「貴方は必死に、あの子を助けようとしてくれたのね。ありがとう……本当に」

シスターは正義のロボットさんの右手を包み込むように握った。
正義のロボットさん、とても弱々しい声。
シスターや少女とは会ったばかりのはずなのに、これ程までに心を痛める、優しき心。
そんな正義のロボットさんの大切な人が救われればと、願わずにはいられない。

だが今は一刻も争う。
義娘が攫われて、心穏やかではいられない。

「あの子の居場所なら分かるわ。イーリスが抱いていた機械のクマさん、あれは私が造ったものなのよ。スラムは治安があまりよくて心配だから、GPSを仕込んでいたのよ」

シスターがスマホを取り出す。
少女の居場所は一瞬で分かった。

「あとはこの場所に殴りこんであの子を助けにいくだけではあるけれど、貴方は見たところ並みならぬ傑物よね。そんな貴方の目の前であの子が攫われたのだから、犯人は相当な大物だと推測するわ。誰があの子を攫ったのか、情報をいただけるかしら?」

そこ等辺のギャングやマフィア相手なら、別段情報がなくとも義娘の居場所さえわかればささっと取り戻しに行ける。どちらにしても情報を聞くのに越したことはないが。
だが眼前の正義のロボットさんは、かなりの手練れだと推測できる。その手練れから義娘を攫ったのだ。相手は、かなり厄介な存在……。

エルピス・シズメ >  両の手で支えられた正義のロボットさんの手は、ただの人の手に戻ります(エルピス・シズメに)
 ここに幼きイーリスは居ないし、心身への過労が彼を他我から自我へと引き戻しました。

「……いつも、失敗ばかり……ごめんなさい。」

 彼の中では、彼女を助け、支える中に多くの失敗と再起がありました。
 目の前の聖女には知る由もないことを、懺悔のように呟きます。
 過ちや失敗から立ち直ることはあれど、それを忘れたことはありません。

「それ、なら。あるいは……。
 ……シスター・ヒガサさんは、本当にあの子の義母なんですね。」

 僅かな希望を抱きます。
 同時に、イーリスの強かさもこの太陽のような聖母から来ていることも、改めて確認します。

 エルピスの中のイーリスのイメージにも、それがあります。
 転んでもただは起きないし、これからやもしもに念入りに備える。

 純粋無垢さだけではない強かなイーリスを、この聖母に重ねて見ました。
 
 だから、このように答えるででしょう──。

アルターエゴ・サイキッカー >  
  
「やります。……なんどでも、頑張る。」

 そうして、エルピスは心を奮い立たせます。
 イーリスにとっての正義のロボットさんとして、
 
 その夢見る正義の他我を、アルターエゴ・サイキッカーのカタチにして、纏います。
  

シスター・ヒガサ > 人の姿に戻る正義のロボットさん。
その姿は、少女と呼べる年齢と思しき子(シスターは、少女と思い込んでいる)。
シスターは柔らかく目を細め、人の姿に戻った正義のロボットさんの手をぎゅっと優しく握りしめていた。

「貴方がとても頑張って、とても無理してあの子を助けようとしてくれた事は、地下聖堂で祈っていた私にも伝わったわ……。まだとても若いのに、貴方はとても頑張ったわ……」

正義のロボットさんの強い『哀』の感情を地下聖堂で感じた……。
必死で、義娘を守り抜こうとした結果の『哀』……。

続く、正義のロボットさんの言葉に、シスターは少し違和感を覚える。

「……貴方は、イーリスと今日会ったばかりという事でもないようね。その辺りも貴方の事情に関わるでしょうから、深く詮索しないでおくわ」

義娘なら、正義のロボットさんと会おうものなら楽し気に話しそうなもの。なので、義娘にとって正義のロボットさんと会うのは今日が初めてだろう。
だが正義のロボットさんにとって、義娘は初めて会ったという事ではない。
しかし、シスターは特に訝し気な表情もなく、正義のロボットさんに微笑みを崩さなかった。
事情はあってもそれは純粋なる善意、そしてきっとあの子のためになるもの。

シスターは、自ら義娘が囚われた場所に突入しようとしたけど、考え直した。
義娘を捕えた犯人の事をシスターに伝えない事からも、正義のロボットさんは自ら義娘を救おうとしていると思えた。
実際、シスターが義娘を救いにいくのは不都合な部分がある……。

「薬品を完成させるために、《ラファエル結晶》の聖なる力を引き出す祈りを行うのも貴方の時間的猶予を考えればぎりぎりになるわ。私が動けば、薬品の完成が間に合わないかもしれない……。だから、イーリスの事は貴方にお願いするわ。貴方の事情を察するに、安易に貴方の端末に私のつくったアプリを入れない方がいいのかしらね」

義娘の居場所が分かるアプリ。
シスターは自身のスマホを正義のロボットさんに差し出した。

「私のスマホを貴方に貸しておくわね。薬品の方は私の方で完成させておくから、義娘の事、お願いします……。正義のロボットさんとして、あの子を救ってあげて……」

シスターは、パワードスーツの姿に戻った正義のロボットさんに深々と頭をさげた。

アルターエゴ・サイキッカー >  
『分かりました。……ありがとうございます。』

 幼きイーリスにとって、正義のロボットさんは初めて会うもの。
 それだけは、貫き通さなければなりません。

『……僕の罪は、僕が贖います。』

 丁寧に、スマートフォンを受け取りました。

 "彼女を救いたい。"
 強いエゴが、再び彼を立ち上がらせます。
 彼女を危機に晒した罪を禊ぐためにも、立ち上がります。

『ここを頼りに……わかりました。
 ちゃんとイーリスごと、お返しします。』

 スマートフォンで所在を確認すれば背を向けて、その身体を跳ばします。
 その姿は、瞬く間に見えなくなるでしょう。
 

状況 > 正義のロボットさんを見送ったシスター。
自分の役割を果たすために、シスターは地下聖堂に戻っていくのだった。

少女の居場所が分かるアプリは、なんと位置だけでなく高低差にも対応している。
正義のロボットさんがアプリを元に辿り着くのは、単なる大きめの廃工場。
だがアプリが示している場所は地下深くだった。
どうやら、一見ただの廃工場に見えて、地下は広大であり、ワイズマンのアジトになっているようだ。

アルターエゴ・サイキッカー >  
(……潜入、はいずれバレる。)
(とは言え、強行突破も……。)

 正義のロボットさんとしての彼には、流れを追う力はありません。
 多少の先読みや考察は出来ても、特筆すべき力ではありません。
 イーリスに帰属するものであるから、多少は頭が回ります。

(いや、急ごう。……自分を信じる。)
  
 屋上に降り、拳で天井を貫きます。
 そのまま拠点のど真ん中へと降りて、階段を探すことでしょう。
 
 自分の目と、感覚と、思考と、託されたスマートフォンを頼りに。
 正義のロボットさんとしての彼は道を探ります。 
 
 

状況 > 階段は、当然ながら隠されている。
床を貫けなくはなさそうだが、スマホが示す情報は高低差も含めた位置のみ。
残念ながら階段の場所までは、不明。
少なくとも、普通に目で探すだけでは、階段が見つからないという事が分かる。
巧妙に階段が隠されているのだろう。

アルターエゴ・サイキッカー >   
『……時間がない。けど、基本に立ち返ろう。』

 探索の基本。

『新しい足跡はないか。』
『やけに汚れていない場所はないか。』
『物を動かした痕はないか。』
『電線の先に何かないか。』
『匂いや音などは聞こえないか。』
『不自然な切り込みや空洞はないか。』
 etc……。

 時間に余裕はありません。
 それでも理性的に焦らず、目星を付けて捜索を行いました。
 

状況 > 新しい足跡はいくらでもあった。
それを追えば、一階にある部屋のとある床に辿り着くだろう。
物を動かした痕は特にない。
電線も、少なくとも表立ってはない。
匂いや音は、普通の人間の嗅覚や聴覚では不自然なものは何も感じないが、超人的な嗅覚や聴覚があるなら足跡を追った床から機械音やらオイルや薬品の匂いなど、工場と思わせる音や匂いがする。
足跡を追って辿り着いた床をよく見ると不自然な切り込みがなくもない。よく見ないと絶対に気づかない。

アルターエゴ・サイキッカー >  
(見つけた……!)

 彼は、理性と執念で、不自然な切り込みを見つけ出します。
 地力で届いた切り込みに手を掛け、それを剥がして、その先の道へと辿るでしょう。
 
 出来る限り早く、されど罠にも気を配り。
 幼きイーリスのもとへ、全速力で駆け付けます。
 

 

状況 > 床が強引に剥がされると、そこには地下へと続く階段。
そして地下からけたたましい警報音。

警報『侵入者! 侵入者! ブーブー!!』

階段を降りたは廊下だった。
待ち構えていたのは、全身包帯に巻かれた全長四メートル程のメカ。
両手に一本ずつ、大鎌を握っている。

ミイラメカ『侵入者、コロス!!』

アルターエゴ・サイキッカー >  
 けたたましい警報音は、開戦を報せる笛のようなものです。
  
「リミットイグノア!」

 正義のロボットさんとして、供えられた4つの内の1つ異能の名を叫びます。
 本来は叫ぶ必要はありませんが、自分を鼓舞するために叫びます。

 異邦の、人間が持ち得る覚醒の力。
 ここからは戦闘に入ると覚悟を決めて、ミイラ型メカの左手を左足で蹴り上げて大鎌を奪い、返す刀で斬り付けます。

状況 > ミイラメカ『コロス! 侵入者! コロス! 侵入者!』

ミイラメカは左脚を蹴り上げられてバランスを崩し、その上大鎌を奪われ、そして一刀両断された。

ミイラメカ『コロ……しんにゅう…………』

ドカン!
と、一刀両断されたミイラメカが爆発して消滅した。
カラス仮面の黒服集団が集まっていき、正義のロボットさんの道を塞ぐ。

さらに地下へ続く階段の場所は不明。
アプリから、少女の位置だけは確認できる。
床は丈夫そうだが、破壊できなくもなさそう。

アルターエゴ・サイキッカー >  カラス仮面の黒服の集団が前を塞ぎます。
 この分だと、後続も控えているとも正義のロボット(彼足りしもの)さんは考えました。

 故に、大きく息を吸い、足に、力を籠め──。

 
 

アルターエゴ・サイキッカー >   
 
  
 「ァあ──ンッ!!」
 
 
 

アルターエゴ・サイキッカー >   
 
 通路一帯の硝子と鼓膜を破壊する音の暴力に震脚を乗せ、
 足元を砕き、強引に地下への道を拓きます。
 
 

状況 > 黒服A「命知らずな侵入者を殺せえええぇ!!」
黒服B「風紀や公安ではなさそうだな。何が目的だ……!!」
黒服C「穴を空けやがった……。奴を地下にいかせるな!!」

黒服B「ファイヤーボール!!」
黒服C「アイススピアー!!」
黒服D「サンダーボルト!!」

黒服達は異能やら魔術で、炎と氷、雷を放った。
炎、氷、雷が正義のロボットさんへと襲い掛かる。
だが彼等は雑兵であった。
それら炎や氷、雷は並程度の異能や魔術に過ぎない。

アルターエゴ・サイキッカー > (まだ相手にしない!)

 身体で攻撃を受けながらも、穴の奥へと進みます。
 次の階層は、落下の勢いで貫きます。

 その次の階層では、単純に拳を叩き付けて砕きます。
 追っ手の攻撃が取るに足らぬものである限り、そうします。

 長い長い道を、横紙破りに端折ります。

(いそが……ないと……!)
 
 痛みはあります。
 それでも心よりは痛みません。無理矢理に走り抜けます。
 

状況 > そうして正義のロボットさんは床を貫いたり、走ったり、妨害する黒服やメカを掻い潜る。
傷つきながらも、奥深くへと進んでいく正義のロボットさん……。
ただ、少女の元へ──。

敵の妨害は激しかった……。
時には地雷や、突然電撃が襲ってくるなどの罠もあった。
数多の敵や罠が正義のロボットさんを襲った。
それでも正義のロボットさんは走り続ける……。

そして辿り着いたのは、まるで神殿を思わせる部屋。
まず目立つのは、神殿の最奥にはまるで神を祀っているかのように鎮座する、赤き人型巨大なメカの上半身。上半身だけで全長30メートルはあるだろう。
神殿の中央には台があり、その手前に白い髭を蓄えた老獪な印象の赤いローブを羽織った老人がいる。
台の上にあるのは水晶玉。

そして神のように鎮座するメカの手前に、機械で出来た大きな試験管。そこに閉じ込められているのは、イーリスという名を持つ少女。

ワイズマン > 「ほう……。ここまで来おったか。余こそが大いなる賢人ワイズマン! この小娘を攫って数時間。驚きの早さすぎて、驚愕を通り越して若干引いているわ……! 何者だ、お主……?」

赤いローブの老人は、神妙に正義のロボットさんを睨んでいる。

イーリス(4歳) > 少女は先程まで、ぺたんと座って泣いていた。
お家に帰りたくて、泣きじゃくれていた。
だが何者かが侵入してきたと聞けば、少女はすぐ正義のロボットさんだと気づいた。
そして、正義のロボットさんがここまで助けにきてくれると、そう信じていた。

「正義のロボットさん……!! あなたはやっぱり、正義のロボットさんです!! 私の大好きな正義のロボットさん……! 助けに来てくれるって、思ってました……!!」

4歳でどこか舌足らず。
そんな4歳の少女は、正義のロボットさんが訪れて、ぱぁっと無邪気に明るい表情になって笑った。

アルターエゴ・サイキッカー >  
 満身創痍になりながらも、正義のロボットさん(彼足りしもの)は、最奥に辿り着きます。
 大きな呼吸を一つ入れて、彼は意識を明確にしてワイズマンへとこう告げます。

  
『賢人ワイズマン……
 ……あの子の言う通り、正義のロボットさん、だよ。』 

 最初に奪った大鎌を向け、戦意を向けます。
 続けて彼は、こう告げます。
 
『悪いけど、正義のために……お前をやっつける。
 ……そして絶対に、お前はここで殺さない。』

 ──イーリスが見ている。
 だから、悪い敵でも殺せない。
   

ワイズマン > 「かっはっはっは!! 正義のロボットなど笑わせてくれる! それ程までにこの小娘を助けたいか! あるいは正義だとぬかしつつ、お主もこの小娘の特異性に気づいたか? お主はお主でこの小娘以上にあまりに特異すぎるようだがな……」

ワイズマンは、正義のロボットさんの存在が気になっていた。
出来れば飼いならしたいが、現実的ではなさそうとも思案している。

「元来、この小娘も余の実験体の一人に過ぎないはずだった……」

実験体の一人に過ぎないなら、適当な牢屋に閉じ込めているだけのはずだった。
だが少女は、このようなところで仰々しく捕らえられている。

「しかしだ。この小娘こそ、余の野望を叶えてくれるのだ……!! お主になど渡さぬ。お主も本当は小娘の特異性に惹かれただけであろう? 不老不死を叶えてくれる、その特異性に……!!」

アルターエゴ・サイキッカー > (分かっている。そんなこと。)

 正義。
 年若き彼が背負うには重すぎる。二文字。
 それでも、夢を壊さぬように揺らがせない。
 
 特異性、不死性。
 気にならないと言えば嘘だけど、
 
(それは僕がイーリスを好きになった理由じゃない!)

 僕にとってはただの懸命な女の子だ。
 一緒に歩みたい女の子だ。

『じゃあ、交渉決裂。……リミットイグノア。』
 
 呼吸を合わせて、飛んでワイズマンに肉薄して大鎌を奮う。
 出方を伺いながら、水晶玉を狙う。

 示威を示しながら、出方を伺う。
 

ご案内:「【10年前】常世島 タイムマシンで過去へ」からエルピス・シズメさんが去りました。
ご案内:「【10年前】常世島 タイムマシンで過去へ」にエルピス・シズメさんが現れました。
ワイズマン > ワイズマンに迫る正義のロボットさん。
そして正義のロボットさんの持つ大鎌が、水晶玉を木端微塵に破壊した。

「な、なんだと……!? 未来測定器が……!? 余の、不老不死の野望が……!! ぐがわああああぁぁああああぁぁぁあぁ!!!!」

未来測定器なる水晶玉を破壊され、ワイズマンが突然発狂しだした。

「お主……よくも……。この未来測定器を造るのに、何人の少年少女を犠牲にして生命エネルギーを使ったと思っている?」

怒りの眼を正義のロボットさんに向ける。

「余はこう見えて年齢が二十代だ……。時を止める装置を開発したはいいものの、設計ミスにより余は五十年も時が止まった空間で過ごした。これも設計ミスで、時を止めている間肉体だけがどんどん老化していったのだ……! 五十年間で随分と知識を貯めさせてもらったが、余は五十年も人生を無駄にしたのだ!」

水晶玉の破片を怒りに任せて踏み潰した。

「人生を取り戻す方法は不老不死しかない……! 残り僅かな寿命では、世界征服どころかこの島も満足に支配できないのでな! だが不老不死の技術など、少年少女をいくら犠牲にしようが生まれはしなかった! さらに余が未来を断片的に知る事ができる未来測定器を開発した時、さらなる絶望が待ち受けていた……」

ワイズマンは右手で自身の顔を覆った。

「余の寿命までに、不老不死の技術が完成しないという未来が見えたのだ……」

ドン!と右拳で、未来測定器が置かれていた台を破壊する。

「それでも諦めず、余は不老不死を求めた。そんな時に、この小娘を手に入れた。未来測定器が示す未来……。この小娘は、たったの六年後に不老不死の技術を成し遂げるらしいではないか!!」

ちなみに不老不死の技術とは、六年後……少女が十歳になった時に発したセリフ「自分の体を改造してみました」の事をさしているのだが、ワイズマンにはそこまでは分からない。
むしろ正義のロボットさんの方が心当たりがあるだろう。
14歳の少女では、体が成長しなくなった事をとても気にしていたが、老化もしないという事でもある。
ここでいう不老不死とは、外傷で死なないというよりは老化で死なないという意味での不老不死。

「ようやく余の野望が叶うと思っていた……! これからじっくりと小娘を拷問し、マインドコントロールし、苦しめ、虐待して、余の奴隷とし、そして不老不死の技術を開発させるつもりだったのだ……! だが未来を示す未来測定器が潰されてしまった今、余の野望は遠のいたのだ! 未来測定器がなければ、小娘が不老不死の技術へと辿り着く未来を導けないではないか! おのれ……。許さぬぞ、正義のロボット……!!!」