2024/09/21 のログ
『姫鴉』 >  
「ふふっ。現実は映画より奇なり、ってとこですかねぇ」

口元に手を当てながら、そのように返す姫鴉。

「魔導書が意志を……そのような情報は聞いていませんねぇ。
 ですので、後者ではないかと想像してはいるのですが……」

ふむ、と顎に顎に手をやり思案顔の姫鴉。

「その、召喚されたと思われる化け物と魔導書を切り離す方法は、
 やっつけるしかない、って訳ですねぇ……?
 
 ……一旦、そちらへ向かいます。 
 足手まといにならないようには頑張りますっ」

そう口にして、姫鴉も階段を登っていくだろう。

裏口 > 待機することを選んだノイズだが、
姫鴉との通信を行っている内に、違和感を覚えるだろう。

部屋の向こう側、何か巨大なモノがノイズの方へと、
近づいて来るのが分かるだろう。

それを認識した瞬間であったろうか。
部屋の奥側からノイズに向かって、
数多の触手が襲いかかる。
その一つひとつに鋭い牙が生えた口がついており、
無策でひとたび捕まれば、全身の肉を削がれることは想像に難くない。

ノイズ > 『例えが古いが死んでいる者より生きている者の方が怖いぞ』

幽霊より生きている方が存分に怖いのだ、む?なんか動いていないか気配が…!

『ちょ、先に動かれたっ しょくしゅだああ』

姫鴉との通信はそこまでで途切れた。
認識したときには手遅れだったのか、部屋の向こう側からいきなり伸びてきた数多の触手が襲い掛かってきた。

寸でで身を引きながら慣れた手つきで矢を数本筒から抜き弓矢を構えると触手の数本目掛けて射貫く

戦いは唐突に始まってしまった! こんな至近距離で襲われることを想定していなかったので、
姫鴉が来るまでの間 ありとあらゆる手で時間稼ぎをしてみようと抗う!

『姫鴉』 >  
射貫かれていく触手。
眼前に迫り来る、異形の存在。
駆け上がる姫鴉。

果たして、その先に待つものは――。

《一時中断》 
 
 

ご案内:「違反部活『暴虎会』拠点」からノイズさんが去りました。
ご案内:「違反部活『暴虎会』拠点」から『姫鴉』さんが去りました。