2024/10/04 のログ
ご案内:「【委員会合同慰安旅行 - 男湯】」に天川 コウハさんが現れました。
天川 コウハ >  
人数が多いだけで疲れる人種は絶対いる。
かくいうコウハもその一人で対して動いてもないのに汗をかいてしまった。
なので一足先に汗を流す為に風呂へと着いた

「ふぅ…この時間はまだ人が少なくて助かります」

コウハは中性的な顔つきで身体もかなり線が細い。
なので最初、女かと勘違いされそうだが生物学的にしっかり男性だ。
まあ、人は少ないので大騒ぎにはなるまい

天川 コウハ >  
まず身体を洗って露天風呂へ。
…毎回の事ではあるが髪を洗うにしても長すぎる。
下手したら女性よりも長い銀色の髪だ。
そして背も140㎝台と本当に女性と間違われやすい。
しっかりアピールしなければ…

そしてようやく露天風呂へと足を運び

「外気は10月もあって少し寒いですね。日中、陽の出てる時は暑さを感じましたが陽が落ちると途端に気温が下がりますね…」

ご案内:「【委員会合同慰安旅行 - 男湯】」に橘壱さんが現れました。
橘壱 >  
「うぉ……女の子かと思った」

一瞬入る湯間違えたかって慌てて確認しにいっちゃった。
確認したけど男湯で間違いない。
風呂場でタオル一丁に金属トランクの妙な格好。
よ、とコウハの隣に座り自らお湯を被る。
黒髪を軽く上げればどうも、と軽く頭を下げた。

「さっきの宴会会場にいたよね?確か。
 僕は風紀委員の橘壱(たちばないち)だ。キミは?」

天川 コウハ >  
「ああ、自己紹介できていなかったようですね」

年は13歳程だろう。
それにしてはかなり落ち着いている様子だ。

「僕は天川コウハです。えーと風紀でもなんでもないのですが…先日怪異退治の際にたまたま風紀委員の川内さんと鉢合わせになって、協力して成り行きで今回、お誘い貰いました」

風紀でもなんでもない人間だ。
だから経緯を説明する必要がある。
もっとも彼が納得するかは…

湯船に浸かろうとしたら髪が長いせいで銀色のワカメみたいに漂う。
慌てて髪を結びながら説明

橘壱 >  
「あれだけ騒がしければね」

宴会会場だから仕方ない。
此れも一期一会というやつだ。

「へぇ、凄いじゃないか。どういう相手かは知らないけど、
 そういう勇気は謙遜せずに持っとくべきだと思うけどね」

風紀委員は島の平和のために戦う機関だ。
それは仕事だし、入った以上そういう覚悟があるからだ。
けど、そうじゃない人にも事情はある。
たとえ協力な異能を持っていても、
戦う勇気があるかは別だ。
ふ、と口元はにかみ笑顔を浮かべれば横目で見やる。

「なら、お礼としては当然じゃないかな?
 寧ろ、コウハくんに不手際をかけたってくらいだしね。
 ……どう、宴会の方は楽しかった?……結構髪、綺麗だなぁ」

天川 コウハ >  
「ボク自身も存在は薄いですから…むしろ薄ければ便利かもしれません」

あまり主張する方ではないし人前で話すのも得意ではない。
だからモブのように普段が大人しく隅っこにいるのが性に合っている。

「まあ簡単に言うと呪い人形の群れです。僕はこの呪物を駆除するように"上司"に言われて、たまたまそこに治安維持の見回りしていた風紀の川内さんが…流れです」

風紀やましてや祭祀局所属でもない。
所属からして彼らのとは異なるが目的は一緒だ。

「気にすることでもありません。怪異駆除は我々の仕事ですから。…ああ、髪は種族柄薄い色になりやすいんですよ」

ようやく髪を束ねて湯船へと浸かる。

橘壱 >  
「そんなことはないと思うけどなぁ。
 本当にあそこが騒がしかっただけだと思うけど」

なんたってすごい数いたんだから。
物静かな人はそうなっても仕方ない。
ハハ、と乾いた笑みを浮かべて同じく湯船へ。
傍らに重厚なトランクが置いてあるのがまぁまぁ異質。

「"上司"に、種族ねぇ。コウハくんは、
 委員会には所属してないんだっけ?」

何してるの、と訪ねた。
話の延長線だ。

「にしても皆、風呂入ってこないのかな……」

意外と先入り勢力多いか?

天川 コウハ >  
「他の方々とは追々話していこうかと思いますよ」

とはいえ一応はコミュニケーションは取っておきたいとは思っている。
そんな感じで淡々と答えていく

「ええ、委員会には所属しておりません。それに上司、種族…ですが。あまり驚かずに聞いてもらいたいですね。」

この世界では何かと誤解されがちな種族だ。
だからこそ前置きにそう言う。

「多くこられても大騒ぎになりそうなのである意味好都合ですね。…ああ、僕の種族は死神です。といっても見習いですけど…」

辺りを軽く一瞥した後あまり聞いてる人がいないので正直に話す。
隠すわけではないが大人数でカミングアウトすると大騒ぎになりそうだからだ

橘壱 >  
「……、……まぁ、あそこにいる時点で、
 ある程度はコミュニケーションが取れる人、だと思うよ」

恐らく。とはいえ、あの監視対象や悪名高い風紀委員もいた。
彼らも意外にも人間だということなのだろうか。
わからないが、余り宴会で喋る空気でもなかったから言及しない。

「死神?へぇ、初めて見たかも」

今やこの時代、神秘は当たり前になっている。
今どきの若者だからこその反応だ。
じ、と横目で碧の視線がみやる。

「此れはイメージで話すんだけど……やっぱその、
 呪物とか幽霊とかを冥界に送ったりするのが仕事って感じ?」

天川 コウハ >  
「人間界ではコミュニケーションが特に大事だと言いつけられてますし努力はしてます。」

もう自分は人間ではないことを打ち明けた後だ。
改めて人間とは違った目線で話を進める。

「ああ、勘違いしないで貰いたいのが別に君達の命を刈り取りに来たとかそういうのではないんですよ。…まあ察しの通り怪異や呪物などを相手に仕事してます。我々の心情は正しき死を。ですから」

怖がられたり今すぐにでも武器を取り出して臨戦態勢に入ることを覚悟してたが予想以上に反応はあっさりしたもので拍子抜ける。
彼もまた風紀委員としてかなりの修羅場を潜ってる証拠だろう。

そして死神の仕事を口に出すがこの世界の生死の秩序を守るのが主だ。

橘壱 >  
「それは全く以て。僕も得意じゃないから、
 その辺りは目下……じゃあキミは、そういうので学園にいるのか?」

コミュニケーションに難アリの自覚あり。
随分と見習いとは言うが、立派だと思う人間目線。
語られる言葉には思わず首を振った。

「別に悍ましいとか、そういうのは思ってないよ。
 確かに、死の象徴とかのが今はイメージ強いかも知れないけど、
 正しくは豊穣と終わりの輪廻の象徴みたいな感じだからね。別に怖くもないさ」

「それに、コウハくんみたいな立派な死神見習いは、
 無碍にそんなことするようじゃないって思うしね」

人間のイメージや象徴は、時間を掛けて変わっていく。
日本で言う言葉の本来の意味とかが近しいものだ。
それに、今の御時世、此処にいるということは、
そういった恐ろしいものでもない。だからこそ、
壱も気楽に、それこそ友達感覚で接している。

「死神……は、人間(ぼくら)と同じ感覚かはわかんないけど、
 どう?宴会場の女の子、皆レベル高いよねぇ。誰がいいとかある?」

急に下賤な話題が!