2024/10/05 のログ
天川 コウハ >  
「上司の命令でもありますが…ええ、学園で学びたいというのも本当ですよ。」

学園で学びを受けているのは単に命令ではなくコウハの好奇心。
知識欲ともいえるだろうか

「そう言って貰えると助かります。中には死に対して異常なほどの怯えを覚える方もいますから…。それに僕もむやみやたらと死を振りまくつもりはございませんので。」

死を司る身としては忌み嫌われても仕方ない。
だがそれでも死はやってくるものだし、かといってコウハの業務もある種受け身な事が多い

「心配であれば風紀委員の本庁で取り調べでもお好きにどうぞ。そうした方が安心できる方々もいますから…」

対してコウハは少し距離を置いている?
否、一応は交流しようとはしてるがどうにも対応が事務的になってしまう

「女性…ですか……うーん、申し訳ありません。まだ話した事ない方々なのでなんとも…」

難しい顔をして考えるも結論は出ず。
そもそも顔と名前が一致しているかすら怪しい。

「ああ、指先がふやけてしまってるのでそろそろ上がった方が良いですね」

そうして湯船から身体を出してそろそろここから出る予定だ

橘壱 >  
「……そりゃあ、まぁ、死ぬのは怖いよ。
 キミが怖いって言うよりかは、生きてるからさ。
 多分、そこは皆同じだと思う。生きてるものの潜在的恐怖?」

コレばかりは命あるものである以上、
共通の価値観だとは思っている。
最終的に生命の行き着く先であっても、
死そのものなんてのは、生きていれば、
忌避したくなるのも当然だろう。
悪気はないけど、ほんの少し苦い笑み。

「そこまでするほどのことじゃないよ。
 キミが本当に悪い奴なら、此処にはいれない」

そこまでこの世界の機関は、決して無能ではない。

「……意外とお硬いなって言うよりかは、
 見た目よりはそう言うの重視しちゃうタイプ?」

「ん、お疲れ様。僕はもう少し浸かってくよ」

長風呂派。

天川 コウハ >  
「……なるほど。中々に達観してますね。よくもまあその年でその考えに…ああ、僕もこの姿では人の事は言えませんが…」

死という概念は確かに間近に迫らないと或いは真剣に考えないと時間はしにくい。
ましてやまだ10代の人間だ。
人生もまだこれからでそれでこそ寿命がきたらとか実感しづらいだろう。

「僕もこれでも人は好きですから嫌がることはしたくないですよ。…ああ、修業時代は何かと書類やら多かったので、その名残でしょうか…死そのものを取り扱う以上はかなり慎重にやらないと気が済まない種族柄ですので…」


ぺこり、と一礼をして風呂場から出る。
ちょっと長居しすぎたのか顔から湯気が出る

ご案内:「【委員会合同慰安旅行 - 男湯】」から天川 コウハさんが去りました。
橘壱 >  
「そうかな?戦っているからかもね」

仕事上戦地に赴く以上、死とは隣り合わせだ。
そういう意味では、達観というか、普通より考えは違うかも。

「でも、この時代じゃあ案外普通かもしれないよ。
 キミを受け入れる人も多いさ。今度ご飯でも食べに行こう」

ひらりと手を振って軽くお見送り。
かこん。ひとり残った湯船の中。
ふぅ、と一息ついて空を仰ぐ。

「静かだ……」

落ち着く。

橘壱 >  
思えばこういうのは何時ぶりだ。
別に学内の大浴槽も悪くはないけど、
旅行気分でこうして羽を伸ばすのも悪くはない。
気持ちは落ち着いてくるけど、
こんな事をしていいのかという気持ちもある。

「にしても、シアまでいるのは意外だったな。
 本当に色んな人がいるみたいな……ん……」

女湯の方から声がする。
誰だ。耳を澄ましてみる……聞き覚えのあるような、ないような。

「えーっと、入ってます?」

コレ聞こえるのか???
一応返事してみた。

橘壱 >  
多分声的に凛霞先輩…だと、思う。
もう一人は……え???思わずざぱっ、と立ち上がりそうになった。

「え、か、かん……んぇぇ!?」

めっちゃ変な声出た。
そりゃだっていると思ってもいなかったから。
いや、だが待ってほしい。聞き間違いの可能性もある。
ふぅ、と深呼吸して気持ちを落ち着かせる。

「えっと、とてもいいです。今一人ですけど」

とりあえず答えてみた。
結構皆、お風呂嫌いなのかな。

橘壱 >  
「(どうして環菜ちゃんが?シアと一緒で迷い込んだのか?)」

ありえなくはない話だけど、またなんで。
どうにもヘンに縁が巡ってくるな。
はぁ、落ち着け。まだそうと決まったわけじゃない。
湯船に浸かり、一息だ。

「それにしても、なんか……」

色々あったな。色々。
この島に来て本当にだ。
変わりはしたけど、変わりに燻った。
あんまり深く考えても良くない。ぼんやり。

橘壱 >  
気のせいかと思ったら本人だった。
なんでいるんだ、本当に。
けどまぁ、彼女にもいろんな交流をしてほしいし、
このイベントにいる事自体は、悪くないのかも。

「入ってくるのはやめるんだ、僕はもう出るから」

とりあえずそれだけは釘を差しておいた。
あの両胸を生で拝むのはその、色々よくない。
なんだか一人でいると、余計なことをごちゃごちゃ考えてしまう。
出よう。そしてさっさと寝よう。そう思えば早急にお風呂からあがっていった。

ご案内:「【委員会合同慰安旅行 - 男湯】」から橘壱さんが去りました。
ご案内:「委員会合同慰安旅行 ロビー」に落花彩晴さんが現れました。
落花彩晴 > (――どうしてこうなったんだろう…?)

委員会合同慰安旅行――風紀の人達が企画したらしい二泊三日の温泉旅館でのソレ。
当初、少女は参加する気なんて全く無かった――と、いうか縁が無いと思っていたのだが。

『落花、アンタいい加減に人見知り何とかしなよ。』
『丁度いいから、来週ある委員会の合同慰安旅行参加しなさい。これ先輩命令ね。』
『あ、余裕があればお土産もよろしくね~イロハ。』

「――気が付けば、強制的に荷造りさせられて参加申請もされてましたしね…。」

おかしい、私の意志は何処に?そこまで御膳立てを(強制的に)されて参加しないのも不義理だ。
なので、緊張感と吐き気と憂鬱気分と戦いながら旅館に辿り着いて、さっき荷物も置いてきた。

「…うぅ…知らない人が殆どだろうし、私にはハードル高すぎませんかね…?」

私服姿――スカートではなくパンツルックらしい――の状態で、あぅぅ…と頭を抱える小娘の図。

落花彩晴 > (…まぁ、でも…この先ずっと人見知りなのも駄目だと思いますし…。)

お友達も二人出来たし、更なる友達作りの為にも交友を広げたい気持ちはある。
それに、やっぱり人見知りを克服したい…したいんだけど。

「…初対面の人とどうやったら会話弾むんですかね…会話デッキとか全く用意してないんですが…!」

陽キャでもあるまいし、ぽんぽん無意識に話題が出てくる訳がない。どうしよう…。
ロビーにあるソファーの隅っこで悶絶するように唸っているのは中々シュール。

「…取り敢えず、先輩方には失礼の無いように…言葉遣いも”素”が出ないように何時も以上に気を付けて…あとは…。」

挙動不審になりそうだから、そこは頑張って抑え込むとか…出来るだろうか?私に。無理な気がしてきた。

落花彩晴 > うっかり本来の口調に戻ったら目も当てられない。が、少女が思ってる程別に口が悪い訳でもない。
単純にコンプレックスというか、乙女の端くれとしてどうかと思う次第な訳で。

「…まぁ、瑠音さんには普通にバレましたしね…。」

記念すべき最初のお友達に本来の口調が知られたのは、まぁ良かったのかどうなのか。
やっぱり何かを取り繕ったり誤魔化したり偽るのは結構神経使いますよね…と、しみじみ。

「……ゆっくり出来そうなのが温泉くらいにならないといいんですけど…。」

慰安旅行に参加しているのに、疲れて帰宅したら目も当てられない。
考えたら、温泉も他の女子とかに遭遇したら矢張り挙動不審にならないか不安だ。
…よく、この前の納涼祭を多くの人の助けがあったとはいえ無事にこなせたものだな、と。

落花彩晴 > でも、一回でも面識が出来て、あと会話も出来れば次からは多少マシになる……筈!

「…えーと、あと小一時間もしたら宴会でしょうかね…?」

ロビーにあった時計を二色の双眸で眺めつつ。ここまで来て顔を出さないのは駄目だ。
…覚悟を決めろ、落花彩晴――この先は戦場だ…!!

「…って、いやいやある意味で戦場ですけど…ですけど!!」

これ、慰安旅行なんですよね…何で私はここまで思い詰める事に…あ、ハイ人見知りのせいですね。
項垂れて溜息を大きく零してから、ソファーから立ち上がる。一度部屋に戻って少し休もう。

(…挙動不審にだけは気を付けたいけど…。)

気を抜かないようにしないと。…やっぱり戦場に臨むみたいで何とも言えない気持ちになりつつ。
少女は一度割り当てられたお部屋に戻るのであった。

ご案内:「委員会合同慰安旅行 ロビー」から落花彩晴さんが去りました。