2024/11/30 のログ
黒羽 瑠音 >   
「も~~私を見て安心してくれるのは正直嬉しいですけど、心臓ばっくばくしましたよ!」

誤魔化すような笑顔に向けて、ぷく~と頬を膨らませて見せる。
まぁ何にせよ、止めるのが私だったというだけの事である。
私がしなくても、多分そろそろ誰かが止めたと思うけど、早い方がやっぱりよかったと思うし。

「どれどれ熱は~~… いや、40度近いって相当ですよ、ほんとも~~まったくも~~」

またぷく~と頬を膨らませるリバイバル上映だ、美味しそうにポカリを飲んでくれるのは嬉しいけども。
こんな無茶してぶっ倒れる人何て、私も本とかでしか見た事なかったなぁ。

「まぁ私、戦うとかは無理何で物資支援と… 一応、ちょっと手当なら出来ます、後は清掃と… 後は
これくらいですかねっ、じゃーん」

取り出すのは四角い箱、というかあれです、お弁当箱。

「休憩中に食べようと持ってきたんですけど、折角なので一緒に食べましょう、栄養補給です!
あ、後ヘアオイルもあるので後でシャワー借りれたら髪も直しましょう、持っているならいいですけど…
そのまま放っておいたら、絶対傷んじゃいますから」

畳みかけるように『お願い』する、此処でちゃんとしっかりばっちし休んで貰わないと。
何と言うか、また直ぐに無理をしてもおかしくない気がしたから、だってさぁ… 。
起きてすぐ、此処での仕事について、こんなに流暢に説明してくれるんだもん。

「… はとちゃんさん、働き過ぎて、此処での仕事の話をするの癖みたいになってません?」

そう思うのもしょうがないよねって。

鶴博 波都 >  
「さすがに一回休み、にします。
 ほかの鉄道委員に連絡をして……焔城先生にも、一応連絡しておこうかな。
 ちょっと失礼しますね。」

 スマホを取り出して、手早く連絡。

 別の鉄道委員へと『現在ゲート外救護テントです。流石に休みます』と連絡を加えた後、
 封鎖や近況を連絡し合っていた先生──焔城鳴火へと連絡を加える。

【To:焔城先生
 本文:7徹前にでお友達が止めてくれました。
    私の運輸と異能の補正が無くなる分は、他の鉄道委員が頑張ってくれると思います。】

 念のための連絡。
 身体を心配してくれたことと、一旦輸送からは外れる事の連絡だ。

「わ……久しぶりにちゃんとしたお弁当を食べられる気がします。いいんですか?
 一応清潔を保つようにはしてありますけれど、ご厚意に甘えますね。
 ご飯を食べて仮設シャワーで髪を整えて、はとちゃん復帰です!」

 ……あれ、また働こうとしていない?

 ともあれ、精神的にはとても回復した模様。
 発熱も疲弊は残っている筈だが、声色の具合は良い。
 
「あっ……どっちかと言うと元々です。
 鉄道委員は、路線や道の案内することも多いですから。
 仕事であることには変わりはないですけれど、性分です。」

 すぐに案内や説明をすることそのものは、日常の委員活動から染み付いた癖。
 限られた時間の中、道や行先を聞かれた時にテキパキと答えるのも運行を担う鉄道委員のスキルのひとつ。


黒羽 瑠音 >   
「そのいい方だと一回しか休まないじゃないですかやだー!
… まぁ、いいですけど、実際仕事は山ほどありそうですし
誰かが少しは無理しないと、もっと大きな問題がでるかもしれませんしね」

「でも、休んだ方がいいって誰かに言われたら、ちゃんと休んでくださいね?」

三日三晩くらい休んでもいい気はするけれど、多分そうするとそれはそれで落ち着かないんだろうなぁ。

「それこそ、無理は禁物って事で!ほんとに倒れてたら、私も凄い悲しくなっちゃいますし」

もうちょっと余裕がある時間になったら、休憩中とかにでも話を聞いてみてもいいかもな、何て思いつつ。

「はい、簡単なものですけど… ふふ、どうぞ?
復帰もいいですけど、まずはきっちり体力を回復させないとですよ」

ぱかり、とお弁当箱を開ける、中身は割と普通です、たこさんウィンナーにアスパラのベーコン巻き、卵焼きにプチトマト、きんぴら、それとおにぎりがころころと、お腹がすきそうだから多めに作ってきたのは正解だったかな。
予め貰っておいた紙皿に自分の分を移動させて、お弁当箱をはとちゃんさんに渡しつつ、此方もポカリを飲んで一息入れる。

「うーん、成程性分… 道に入ってる感じ、天職って奴なんでしょうか
私はそこまではきはきって喋れるかなぁ、駅員さんとか案内の人ってそう考えると凄いですね」

鶴博 波都 >  
「でも……せっかく美味しいお弁当たべて、ヘアオイルで整えるんですから。
 今日の夜ぐらいまでは頑張ろうと思います。体内時計の調整のためにも、
 ちゃんと家に帰って夜に寝ておきたいです。」

 いちおう、理由はあったらしい。
 せっかく食事をしてシャワーを浴びて身だしなみを整えるのだから、
 もうひと踏ん張りしてみようかな、みたいな感情。

「だから大丈夫です!はとちゃんは不撓不屈で倒れません!
 流石に私も少し凝りました。」

 ぐっと、テンションを挙げてサムズアップ。
 という訳で、レッツお弁当。開いた箱を見れば、
 
「とてもおいしそう……女子力高い……
 どれから食べようか迷っちゃいますね。」

 紙皿も含めて準備もしっかり。
 はとちゃんは料理をしないので、すごいなと感心するばかり。

「ふふん。慣れるまでは結構大変でした。通勤ラッシュ中でも行先を聞く人は居ますし、
 そうでない時でもいっぱい聞かれます。ちゃんと道を頭に入れて、その人が本当に行きたい所へ案内しないといけませんから。」

 ちょっと得意げ。
 褒められた感じがして嬉しいらしい。

「ひとまず、仕事の話は置いといて──お弁当、おすそわけしてもらって一緒に食べさせてください!
 久しぶりに、ゆっくりごはんを食べられそうですから──。」

 意識がお弁当に向いている。
 先のことは一度おいといて、ゆっくりお昼ご飯をたべるつもりなのだろう。
 
 

黒羽 瑠音 >   
「そうそう、休む時はしっかり休んで、次に備える… ってやつですね
そういえばはとちゃんさんは女子寮住まい何ですか?私はシェアルームなんですけど…」

一応ちゃんとお家で休むみたいでほっとした所で、そのまま世間話に移行する。
そう言う事なら私も、夜までははとちゃんさんのお手伝いをしたいなぁ、なんて考えながら。

「… ふふっ、じゃあそれがフラグにならないように一緒に腹ごなしですね
えへへ~、此処に来てから結構自分で作るようになったんです、一人分の料理って逆に面倒だったりするんですけど
そこら辺はルームメイトの人にも食べないか聞いたり、遊びに行く人の所で作ったりして…」

思えば色々工夫も覚えたものである、野菜を一食分ごとに冷凍したり、自分で漬物を作ったり… 。
それも之も、食べておいしいって言ってくれる人がいるからだけど。

「おぉ… 凄いなぁ、何と言うか、人を導くって事に関しては既にプロ級、って感じですね
私、地理とかはそんな得意じゃないからなぁ、未だに学生通りも覚えきれてるとは言えないし」

何て言いながらもお弁当は既に準備済み、ポカリも再度補充して――
 
「じゃ、食べましょう食べましょう、いただきまーす♪」

そういって先にぱくり、と食べ始める、うん、今日も中々いい出来だ。
先に食べたほうが気兼ねなく食べて貰えるだろうというのもあるけど、何だか一気にお腹が空いちゃっていたみたいで。
今は取りあえず、先輩との会話と食事に舌を躍らせる事にしよう。

鶴博 波都 >  
 
「あっ、女子寮です。と言っても今は相手が居なくて一人ですけど──
 ──ルームメイトの分もつくってるんですね。なるほど、道理て──」

 そんな世間話に花を咲かせながらお昼を楽しんだ後、
 夜までしっかり仕事を頑張って、女子寮に自室でばたんきゅうと倒れ込んだ鉄道委員の少女が居たそうな──。

 

ご案内:「Free3 未開拓地区 封鎖ゲート前」から鶴博 波都さんが去りました。
黒羽 瑠音 >   
「なるほど、じゃあ今度遊びに行ってもいいですか?
女子会しましょう女子会、いや二人だと女子会ってほどじゃないか…
とにかく遊びましょう!後また色々教えてください!」

何て言いながらその後は結局はとちゃんさんの下でお手伝いをしました。
帰りも一緒にさせてもらって、ロビーまで一緒にいったけど… 。

翌日、見事に筋肉痛になった私がいました。
いや6徹とか死ぬよこれ、ほんとに死ぬって!

鉄道委員って凄い、心からそう思った。

ご案内:「Free3 未開拓地区 封鎖ゲート前」から黒羽 瑠音さんが去りました。