2024/06/14 のログ
ご案内:「男子寮 リョーガの部屋」にリョーガ・パレコルタさんが現れました。
リョーガ・パレコルタ > ────────夜。
男子寮の夜はまだ始まったばかりだというのに、ある部屋だけは静かにそこに佇んでいた。
ある寮生は語る。
そこは″ある意味開かずの部屋″だと。

そこを使っているのはリョーガであるが、そのリョーガ本人が部屋に人を入れたがらない事から始まっている。

当の本人は部屋に篭って、何をしているのか、というと。

リョーガ・パレコルタ > 『…んー。
これも違ぇや。
この情報も眉唾…』

独り。

″大量の古典やらなんなり″が積まれた部屋の中でノートパソコンの画面とにらめっこしていたのである。
部屋に入れたがらないのは、別に散らかってるとかでない。
今は″図書委員″としての情報収集であったし、尚更邪魔もされたくはないが。

『…んー、特になんもねぇかい…。
テンタクロウの噂やらばっかしで本に関する情報なんてろくにないねい。』

リョーガ・パレコルタ > そうノートパソコンを閉じながら伸びをする。
優希にはああ言ったし、そろそろこの″古典やらなんなり″を片付けなければならないが。

『…いや本を大量に出したら疑われるよねぃ…。
ちまちまやるしかねーかい。』

なんて笑いながらベットに向かう。
歯磨きやらなんなりはもう済ませたし。
彼はいつでも寝れるのだ。

『…ま、俺はただ【縁の下の力持ち】になるだけでい。
目立つ必要はないんよい、″昔からいつも通り″に、ねい。』

なんて電気を消しながら、布団に潜り込む。
また明日の日常の縁の下になる為に。

ご案内:「男子寮 リョーガの部屋」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。