2024/12/30 のログ
■黒羽 瑠音 >
「はい」
信じて、待っています。
「来年はきっと、もっと素敵なクリスマスになりますから」
「ねぇ、先生―― 」
微笑みを向けて。
「私、幸せですよ」
「この島に来れて、良かったと思います」
先の未来がどうなるかは分からないけれど
今のこの気持ちは本当だと思うから。
「先生に会えて、良かった」
少しだけ体を離させて 額に、小さく口づけを落しました
―― 恥ずかしがらずにできたと思います。
「行きましょうか、そろそろ予約のケーキが出来る時間ですから」
■焔城鳴火 >
「――うん」
微笑み合って手を取り合い。
「私も幸せだわ」
額に触れた温かさに、きっと目を丸くして、顔も赤くなっていた事だろう。
「瑠音に会えてよかった。
――愛してるわ、瑠音」
先行きの見えない今だけれど。
それでも一つ、大きな約束の火が、確かに灯ったのだった。
■黒羽 瑠音 >
「… えへへ」
愛してる、に関してはやっぱりまだ照れくさそうに笑う事しか出来なくて。
それはまだ、私が子供過ぎるんだと思います。
だけど―― 何時か、答えをちゃんと出したいな。
だから… うん、先生、約束、守ってくださいね。
「よーし!じゃあはりきってシチュー、作りますよ!」
照れ隠し、分かりやすくまた、きゅっと手を握って先生の手を引いて歩きだす。
食材は準備してあるし、ケーキもちょっといいのを用意してる。
作る場所はまぁ、また先生のお家になるけれど、今は私も鍵貰ってるし住人みたいなものだよね。
… これって男女だったら同棲みたいなものになるんじゃ、と考えるのも一先ず、一先ず置いておいて。
二人で楽しいクリスマス… のちょっと前を楽しみましょう
来年はきっと、『当日』を二人で過ごせるように。
ご案内:「ある日」から黒羽 瑠音さんが去りました。
ご案内:「ある日」から焔城鳴火さんが去りました。