2024/12/30 のログ
黒羽 瑠音 >   
「はい」

信じて、待っています。

「来年はきっと、もっと素敵なクリスマスになりますから」

「ねぇ、先生―― 」

微笑みを向けて。

「私、幸せですよ」

「この島に来れて、良かったと思います」

先の未来がどうなるかは分からないけれど
今のこの気持ちは本当だと思うから。

「先生に会えて、良かった」

少しだけ体を離させて  額に、小さく口づけを落しました
―― 恥ずかしがらずにできたと思います。

「行きましょうか、そろそろ予約のケーキが出来る時間ですから」

焔城鳴火 >  
「――うん」

 微笑み合って手を取り合い。

「私も幸せだわ」

 額に触れた温かさに、きっと目を丸くして、顔も赤くなっていた事だろう。

「瑠音に会えてよかった。
 ――愛してるわ、瑠音」

 先行きの見えない今だけれど。
 それでも一つ、大きな約束の火が、確かに灯ったのだった。
 

黒羽 瑠音 >   
「… えへへ」

愛してる、に関してはやっぱりまだ照れくさそうに笑う事しか出来なくて。
それはまだ、私が子供過ぎるんだと思います。

だけど―― 何時か、答えをちゃんと出したいな。

だから… うん、先生、約束、守ってくださいね。

「よーし!じゃあはりきってシチュー、作りますよ!」

照れ隠し、分かりやすくまた、きゅっと手を握って先生の手を引いて歩きだす。
食材は準備してあるし、ケーキもちょっといいのを用意してる。
作る場所はまぁ、また先生のお家になるけれど、今は私も鍵貰ってるし住人みたいなものだよね。

… これって男女だったら同棲みたいなものになるんじゃ、と考えるのも一先ず、一先ず置いておいて。

二人で楽しいクリスマス… のちょっと前を楽しみましょう
来年はきっと、『当日』を二人で過ごせるように。

ご案内:「ある日」から黒羽 瑠音さんが去りました。
ご案内:「ある日」から焔城鳴火さんが去りました。