設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。
その他常世島内の特殊な場所や、シチュエーションなどにご利用ください。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:06:03 更新
ご案内:「『数ある事務所』年越し」からDr.イーリスさんが去りました。
■Dr.イーリス > そして除夜の鐘で飛び起きる。
「おはようございます……。鐘の音……。またこたつで寝てしまったみたいです……」
寝ぼけた表情で時計を見ると、0時ちょうどだった。
そして鐘の音で、新年を迎えたという事を思い出す。
えるぴすさんもちょうど、除夜の鐘で目覚めたばかりだった。
いーりすはえるぴすさんに、にこっと笑みを浮かべる。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね」
えるぴすさんからも、「おけましておめでとう」という言葉が聞けた事だろう。
そうして、『数ある事務所』でえるぴすさんといーりすは新年を迎えたのだった。
「さて、それでは初日の出を見に行きましょうか!」
こたつを出る。
「おこたから出ると寒いです……」
そうして、初日の出を見に行く準備に取り掛かるのだった。
ご案内:「『数ある事務所』年越し」からエルピス・シズメさんが去りました。
■エルピス・シズメ >
「僕も……あいしてる……いーりす。」
心地良さから、そのまま二人で微睡みの中へ。
……除夜の鐘の音を聞けば跳び起きて、予定していた初日の出を見に行く準備をする二人の姿があったとか。
■Dr.イーリス > えるぴすさんのお礼の言葉に、いーりすはにこっと微笑んでみせる。
イーリスやみんなと映っている、という言葉に少し考える仕草。
「えるぴすさん、ななさん、赫さんの三人が映っている写真はありますね。私が映っていないのは、視界からの撮影になってきますからね。えるぴすさんのスマホのメモリ、あと私の《イリスフォン》で撮影したものから探すのもいいですけど、ふふ、そうですね、せっかくですのでしっかり撮影したものがいいですね」
《イリスフォン》で撮影したものなら、イーリスも映っているものもある。でも、やはり電子化した視覚で撮影したものより枚数が少なくなりがち。
ずっといる、そう言ってくれた事にいーりすは嬉しくなって、満面の笑みを浮かべた。
「ありがとうございます……。これから毎年、えるぴすさんと過ごした今年みたいな幸せな年になると思うと凄く心躍ります。えるぴすさんの手は、いつもとても温かいです」
えるぴすさんと体が寄せ合い、その温もりが凄く心地が良くて幸せ。
いーりすの胸部、《パンドラ・コアMkⅡ》がほんのりと桃色に光っていき、その光が少しずつ強まっていく。
パンドラ・コアを輝かせながら、イーリスも少しうとうとしてくる。
今眠ると、とても良い夢が見られそう……。
除夜の鐘がまだ鳴っていないけど……このまま寝てしまったら、幸せなのかな……。
「えるぴすさん……愛して……ます……」
うとうとと、独り言のように呟いた。
■エルピス・シズメ >
「わっ……こんなにいっぱい。
ここから選んでみようかな……ありがとね、いーりす。」
イーリスの瞳に移っていた僕を見る。
イーリスの視点だから、イーリスが映っていないのは寂しいけど……
……幸せそうな顔な顔をしている自分を見れば、その時の想い出が脳裏に浮かんで口も緩む。
恥ずかしくてちょっと照れている僕の写真もあって、ちょっとくすぐったい。
「ううん……折角現像するなら、イーリスやみんなと映ってるのがいいな。
僕も、後でスマートフォンのメモリーから探してみるね。年始にしっかりしたものを取ってみる?」
せっかく現像するなら二人揃っているものがいいな、とほんのちょっとの欲を口にする。
これはこれで嬉しいけれど、そこにイーリスがいないのは少し寂しい。
「……うん。ずっとにいるよ。年を越した先でも、ずっと……」
恋人繋ぎで手をつなぎ合いながら身を寄せ合い、温もりを感じ合う。
イーリスの手は暖かくて優しくて、とても心地よい。
……眠くなって瞼が重たくなる。
眠ってしまいそうな心地よさに、身をゆだねることにした。
■Dr.イーリス > 「年始のお便りの写真でしたら、用意できますよ。私の視覚は電子化されていますからね。視界に納めるだけで撮影できたりもするのです」
お手製のスマホ、《イリスフォン》を取り出して画像をえるぴすさんの端末へと送る。
そのスマホには、クリスマスの時にえるぴすさんからいただいた機械のくまさんとメカニカル・サイキッカーのマスコットがついたストラップがつけられている。
送られる画像は、直近から順にファンコレのファイアークォーツのコスプレ、観覧車のえるぴすさん、廃工業ビルでのえるぴすさんとななさん、重高さんからいただいた三徳包丁を握ってお料理しているえるぴすさん、青空教室を開く孤児の子供達に授業しているえるぴすさん、おさんぽ研究会の部室でカンテラ型暖房でぬくもっているえるぴすさん、夕暮れの放課後のえるぴすさん、トコヨ・ハロウィン・ナイトで赤ずきんちゃんの仮装をしてお顔を赤くしているえるぴすさん、違法部活群でメニー・ホープになっているえるぴすさん、マーブルの森を歩くえるぴすさん、夏の海の水着姿のえるぴすさんとななさん……などなど。
写真だけなら結構あった。
視覚により撮影できるので、こうして想い出を残しやすい。
送った写真は、和やかな日常をピックアップ。全部入れると多くなるので抜けている出来事もあるけど、それだけえるぴすさんとのたのしい想い出いっぱい。
「ふふ、えるぴすさんとのいっぱいの想い出はこうして残しています。プリントしてアルバムにするのもいいかもしれませんね」
ただ、視覚による撮影という都合上、《イリスフォン》で自撮りなどをしない限り自分自身は映らない。イーリスが映る写真は、えるぴすさんへと送った中にはなかった。
「える……ぴす……さん……。これからも一緒にいてくださいね……。年を越した後も……ずっと……ずっと……」
いーりすからもえるぴすさんに体を寄せて、そしてえるぴすさんの手にそっと自身の手を重ねて、ぎゅっと恋人繋ぎをする。
■エルピス・シズメ >
故エルピスの記憶を少し手繰る。年の瀬の治安はやや不安定。
確かに警備が薄くなるけど……やる気がある人間が残っていることが多い。
長期休暇で浮足立つ人も多かったり、鬱憤を仕事で昇華する人も居た。
悪目立ちを避けるケースも見たので、一概には言い難い時期。
「年賀状は間に合わないけど……年始のお便りぐらいは書いてもいいのかな。
写真とかは用意できてないけれど……。」
秋に入ってからは学業や事務所の雑務で忙しくてご無沙汰気味だけど、
色々あったのと同じぐらい、多くの人にお世話になった。
壮健であることを報せる意味でも、便りを送るのも良いのかも。
文面や距離感を考えるのは少し大変だけど……。
「うん。僕もいーりすと出会えて、こうやって一緒に居れて……とってもしあわせ。」
そっとイーリスとの距離を詰めて、甘えるように身体を寄せる。
■Dr.イーリス > 《指定保護区域フェイルド・シティ》は、落第街やスラムの中にありながら治安が良いという特徴がある。
しかし、その治安を守っている《フェイルド・スチューデント組》はこの年末、ほとんどが普通に休んでいる。無人と化している詰め所もぽつぽつ。
一応、年中無休でせっせと働ける量産型の人型メカ《ジャンク・アーミー》は指定保護区域を巡廻してはいるけど、この落第街やスラムの中にある《指定保護区域フェイルド・シティ》で警戒が薄くなっている感が拭えない。
そんな中で、組員かつ《フェイルド・カフェ》の店員であるウェイトレス加藤は「年越しはお店開くんだよ!」とやる気満々で、今も《フェイルド・カフェ》でウェイトレスのお仕事しているウェイトレスの鑑。お陰で《フェイルド・スチューデント組》の本部を空けずに済んでいる。
加藤、とても立派。
「重高さんからは包丁もいただいたりして、凄く大助かりです。日本のお正月の文化を伝えようと、凧やコマ、羽子板と羽根、けん玉などを重高さんに送りましたけど喜んでくれているみたいです。今は重高さんも帰省しているみたいですね」
幸せそうな笑みで、お蕎麦を食べている。
「ふふ、そうですね、久しぶりにのんびりです。えるぴすさんと色んなところに遊びに行くのも楽しいですけど、こうしてのんびりと年を明かすのもいいものですね。今年は大変な事もありましたけど、でもえるぴすさんと一緒に過ごせて、私の一生の中でも一番たのしく輝いていたと思います。たのしい想い出、いっぱいです」
とても素敵な一年だった。一年の最期に、イーリスはそう言い切れる。
えるぴすさんと出会った時期からという事になるけど、すごくたのしい一年を過ごせた。
■エルピス・シズメ >
トコケットから数日が経ち、大晦日の夜を迎える数ある事務所。
やるべきもやりたいことも全部済ませ、後は寛ぎながら年越しを迎えるだけの二人。
重高さんから届いた四人分の年越し蕎麦の調理も終え、こたつでごろごろしながら蕎麦の温かみを堪能する。
「ね。重高さんには頭が上がらないかも……。」
時節のイベントに因んだ料理やプレゼントを贈ってくれる重高さん。
おかげですっかり舌も肥えて、自炊料理にも力が入るようになりつつある。
彼女から貰った三徳包丁やペティナイフ、スピードシャープナーの活躍の場はとても多い。
「ん……こうやってのんびりするのも、久しぶりで良いね。」
イーリスと出会い、兎にも角にも色々あった一年。
無事に年を越せる事に安堵しながら平和を享受する。
■Dr.イーリス > 本日は大晦日。
日付が変わる前の深夜。
常世島も年越しを迎えようとしていた。
『数ある事務所』の年末の大掃除も終わり、えるぴすさんといーりすで年末の大イベントのトコケットを楽しんだりもした。
そのトコケットの戦利品の一部が応接間のこたつに広がっていたりもする。
そんなイーリスは、応接間のこたつでとてもぬくもっていた。
こたつで温もりながら重高さんからいただいた年越しそばを食べていた。
「年越しそば、とてもおいしいです。重高さんに感謝ですね」
今年は、中々に波乱万丈な一年だった気がする。
何度も死ねかけたり、ストリートチルドレンの不良集団から風紀を正す風紀委員及び生活委員になったり、二級学生から一般生徒になったり、とても素敵な恋人ができたり。
そんな色々あった一年の締めは、大好きな恋人と一緒にこたつでとてもゆったり。
ご案内:「『数ある事務所』年越し」にエルピス・シズメさんが現れました。
ご案内:「『数ある事務所』年越し」にDr.イーリスさんが現れました。
ご案内:「聖夜の一幕」から水仙倫太郎さんが去りました。
ご案内:「聖夜の一幕」から竜胆 襲さんが去りました。