設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。
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参加者(0):ROM(1)
Time:17:10:35 更新


ご案内:「とある古本屋の居住部分にて」から杉本久遠さんが去りました。 (02/24-04:28:51)
ご案内:「とある古本屋の居住部分にて」からシャンティさんが去りました。 (02/24-04:27:01)
杉本久遠 >  
「前借り、な。
 期待してくれるなら、もちろん応えて見せるさ」

 不思議と、やれる、という確信がある。
 もし届かなければ?
 そんな不安はいつの間にか消し飛んでいた。

「――え?
 目を瞑るのか?」

 困惑と、少しばかりの緊張と共に目を閉じると。

 口の中に押し込まれた、甘く蕩ける幸福感。
 その幸せを噛み締めつつ、ふと。
 今回はこれまで、ということは、これ以上があるのだろうか、と脳裏に浮かんで。

「――ぉ?」

 くら、と。
 世界が回った。
 頑張りすぎたのかもしれない。
 一時の間、意識が遠のく。
 久遠は幸せそうな表情のまま、ソファの上にひっくりかえるのだった。
 
(02/24-04:13:47)
シャンティ > 「ああ――そう、ねぇ……
 ま、あ……前、借り……か、しら?
 安全圏……いく、で、しょう?」

いいのか、という言葉にしばし考えるようにしてから結論づける。
安全圏までいく、という確信と。同時に、行くことを要望している、とも取れる言葉。
もし、いかなければ?それは、想像に任せるしかない。

「じゃ、あ……目を、つぶ、って?」

そうして、正座する大型犬に向けて近づいて――
手を差し伸べて

細く、美しい指先が口に、なにかを押し込む

「ふふ……ハッピー、バレンタイン……ね?」

それは、あまい、あまいチョコレートであった

「今回、の……成果、だと……これ、まで……ねぇ?」

そうして、笑ったのであった。
(02/24-04:03:25)
杉本久遠 >  
「むっ」

 ご褒美、と聞いては、眉が上がる。
 ただこの瞬間――愛しい人の笑顔だけでも十分すぎたのだが。

「いいのか?
 まだ安全圏には届いてないが」

 期待と嬉しさがハッキリと表情に浮かぶが、少しだけ迷った様子。
 とはいえ。
 じっとしていられないくらいに、そわそわしているのだが。

「ん、んんっ。
 それじゃあ、その、ご褒美をありがたく頂戴しないと、な」

 ついつい姿勢を正してお座りしてしまう。
 まるで、待て、をされている大型犬さながら。
 
(02/24-03:56:47)
シャンティ > 「ふふ……どう、か、しら……ね。
 多分……大変、よぉ……?」

くすくすと女は笑う。
ライトの作り出す影を乗せて、薄く、暗く。

「あら、あら……」

そして、自信に満ちた笑顔から、情けない笑いに落ちていくところまでを見る。
だいぶ疲労の限界なのだろう。

「仕方、ない……わ、ね。
 頑張、った……の、だし……ご褒美、あげ、ない……と、ね?」

そういって……笑った
(02/24-03:46:15)
杉本久遠 >  
「――そうか」

 それを聞いて、彼女の左手をそっと取る。
 そこに輝かせてくれている、証しをなぞった。

「なら、また何か欲しいと思わせないとだな。
 もう一度、約束だ。
 オレは君に、新しい願いを抱かせて見せる」

 そう言って、いつものように、どこから出るのか分からない、自信に満ちた笑顔を向け――

「――っ、いたたた」

 ズキンと鈍く痛む側頭部を抑えて呻くのだった。
 なんとも締まらない。
 どこか情けない苦笑は、真っすぐに真摯な想いを――恐らくは愛情というものを、彼女へと向けていた。
 
(02/24-03:38:13)
シャンティ > 「もう、欲しい、もの……は、ない……わ?」
そういって、笑った
(02/24-03:28:43)
シャンティ > 明日が試験であれば、少々大変であっただろう。幸いなことに、今少しだけ時間に余裕がある。
この結果であれば、まだ間に合う可能性は十二分にあった。

ひとまず、今日のところは消耗も激しく続きは考えないほうがいいだろう。
女は、そう判断する。

男も、そう考えているのか当面の結果を確認して安堵した様子を見せる。
そのうえで

「私?」

欲しいもの、という提案をされた。

「ふふ……欲しい、もの……ね……そう、ね。ふふ。」

くすくす、と。くすくす、と。笑う
(02/24-03:28:08)
杉本久遠 >  
 遊ばれてるなぁ、と。
 流石の久遠も実感して、ふらふらする中で苦笑を浮かべる。
 渡された紙面を見れば、そこには見るも無残な数字ばかり。

「って、これ最初のじゃないか」

 そうツッコんでから、教官の評価に目を丸くした。
 確かに全てが合格ラインではないが――平均点は明らかに上がっている。

「いや、これは、うん。
 やっぱり、凄いな、君は」

 ふらつく頭を抑えながら体を起こす。
 背もたれに寄りかかりながら、チカチカとする目で、必死に採点結果を確認した。
 何が間違っているのかすらわからなかった最初の模擬テストと違って、なにを間違えたか、曖昧なままか、覚え違いをしていたか。
 点が取れなかった理由がちゃんとわかるのだ。

「はは、教え方は厳しかったが、うん、これは。
 ご褒美をあげなくちゃいけないのはオレの方になってしまうな」

 厳しかったが、おかげで勉強のやり方は、しっかりと叩きこまれた。
 本試験が間近に迫っているとはいえ、これなら十分に合格点まで届く希望が見える。

「君はオレに足りなかったところをしっかり学ばせてくれたよ。
 これは、ちゃんとお礼をしないとな。
 ――そう言えば、いつも君から色んなものを貰ってばかりだった」

 なんだかんだ、イベントの時はプレゼントなど欠かさない久遠だったが、それは特別なモノという感覚ではないらしい。
 自分が贈りたいから贈っただけ、という自認だった。
 つまり、久遠からしてみれば、彼女のほしいと思うもの渡せていないのである。

「なあ、君は何か欲しいものはないのか?
 オレにしてほしい事でもいいぞ。
 出来る事なら、なんだってやらせてくれ」

 暗中模索しかなかった道行を、希望で照らしてくれた彼女には、感謝してもし足りない。
 これではご褒美をもらう所じゃない、と。
 
(02/24-03:16:17)
シャンティ > 「ふぅん?へぇ……?」

採点をしながら、面白そうに声を上げる。
その声音からは、正答しているのかどうかは伝わらない。

「……あ、ら。心外、だ、わぁ? これ、で、も……まじ、め……に、教え、る……こと、に……全力……使った、の、にぃ……ふふ。ま、あ……ギリギリ、の……ライン、で……必死、に……なる、の……は、面白、かった、けれ、ど……ね?」

生かさず殺さず。その絶妙なラインを狙って指導していたとすんなり白状する。
当然、そこに四苦八苦する姿を楽しんでいた、という予想通りのことも。

「それ、は……それ、と、し……て、ぇ……」

はい、とばかりに渡される紙束。そこには無惨な点数が広がる。
よくみれば、一番最初の模試の結果である。

「ひどい、わ、ねぇ……これ。じゃ、あ……こっち、はぁ……」

手にした束を面白そうに見る。

「よ、かった……わ、ねぇ……5割、は……越え、た……わ、よぉ?」

それは5割にすら届かなかった先程と比べれば、間違いなく成果である。
ただし

「で、もぉ……ざぁ、ん……ねん。合格、に、は……足り、ない……わ、ねぇ」

ふわり、と模試が宙に浮く。
そこには、合格点である6割にまでは満たない点数が並んでいた。

ただ――
全てでは、ない
そこに並んでいない科目が、幾つかあった。

「合格、も……ある、けれ、どぉ……あら、あら……
 原因、は……教え、かた……か、しら。ご褒美、かし、ら……ねぇ?」

そのどちらかが、悪かったのだろう、と薄く笑う。
(02/24-02:54:38)
杉本久遠 >  
 ――さて、どれだけ指導が続いた事か。

 久遠はげっそりとした様子で、机に倒れ掛かって、隣で採点してくれている鬼教官――もとい、愛しい婚約者を見ていた。

「――スイムの強化合宿よりもしんどかったぞ。
 確かに、ビシバシ頼んだが、楽しんでただろう?
 楽しんでたよな?
 必死に目を回すオレをみて楽しんでたよな?」

 ある種の信頼、そこからの確信であったりする。
 頭が痛い上に目が回っているようで、浮遊感があった。
 完全に糖分及び脳酸欠である。
 頑張り過ぎた代償だった。

「さすがにいきなり合格ライン、とはいかん、とは思うが。
 手ごたえは、あった、ぞ――」

 久遠は勉学が出来ないわけではなく、地頭が悪いわけでもない。
 単純に、勉強の仕方が分からなかっただけなのだ。
 彼女の指導は厳しかったが、だからこそ、模試問題を解いていた時に確かな手ごたえを感じていた。

 とはいえ、それが点数に繋がっているかは別問題。
 愛しい教官殿の、採点が終わるのを息を呑んで待つのだった。
 
(02/24-02:27:00)
シャンティ > 「現、金……ねぇ」

男の様子に、くすくすと笑う。
この明快さもまた、この男らしさ、なのかもしれない。

「さ、て……じゃ、あ……」

女が何事かを呟くと、大量の紙が舞い、ペンが踊りだした。
魔術を使用した、ある種の自動書記である。

「まず、は……要点、を……書き、出す……わ。読ん、で……考え、て……みな、さい?わか、らない、なら……聞い、て」

唇が三日月に、妖しく歪む

「ビシ、ビシ……だ、なん、て……ふふ。な、ら……手、加減……し、ない……わ、よぉ?」

こうして、指導が始まった。
的確に整理された情報と、説明。内容としては完璧である。
ただ、恐ろしいほどに無感情に機械的に判断、指導、指摘が続く。
果たして耐えることは出来るのか。
(02/24-02:15:03)
杉本久遠 >  
「よし――よしっ!」

 彼女の手からそっと手を離した後。
 バシン、と痛そうな音を立てて、自分の頬を挟むように引っぱたいた。

「気合入った!
 うぉぉぉぉ――やるぞぉっ!」

 両手をぐっと上げて。
 それこそ、スイムの試合前のように。

「シャンティッ!
 ビシバシと教えてくれっ。
 次は合格点取って見せる!」

 そう言いながら、折りかねない勢いでペンを執る。
 一体、何をささやかれたのやら。
 先ほどまでと、やる気が段違いなのだった。
 
(02/24-02:01:50)
シャンティ > 「ふふ……さ、あ?
 私、から……は、なん、とも……?」

くすくすと笑う。待てかお預けか。
なんともいえない種類の笑いで。

「あと、はぁ……」

色素の薄い、銀髪が揺れる。
虚ろな瞳が、男の顔を映す。
薄い唇が、わずかに三日月を描く。

「頑、張り……し、だい……かも……しれ、ない……わ、ね?」
(02/24-01:51:19)