設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。
その他常世島内の特殊な場所や、シチュエーションなどにご利用ください。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:15:15:07 更新


ご案内:「作刀部活「韴霊」工房」から御津羽 つるぎさんが去りました。 (07/08-12:11:53)
御津羽 つるぎ > 自分のための剣。
自分だけの剣。
そして、自分にとっての佳い剣。

遠い遠い夢を見るようにして天窓のむこうの太陽を眺める。
だが…どれだけ非現実なことだって、考えるだけで胸が高鳴る。
苦しいことも辛い思いもするが、それを仕上げた瞬間を。
その先にことを考えるだけでいくらだって頑張れる。
どんなことだってやれる気がしてくる。

「明日からも、頑張りましょう…!」

十五を磨き抜いた先に得られる確かなものなどなにひとつないが。
無駄ではないはず。この道筋に嘘はないはず。必ず自分の剣に続いているはず。
だから、《韴霊》からは槌の音が響き続ける。
(07/08-12:11:51)
御津羽 つるぎ > とても心の籠もった剣だ。
誰かのために鍛えられた、精魂の尽くされた品だ。
この労苦に多額を引き換えたわけではなく、譲り渡されたものだというのだから。
暁なる刀工はどれほど青霧在に、あるいは彼女が剣を譲った者すべてに、
強い情を抱いて、この魂の精髄を分けたのだろう?

そうすることが彼女にとって大事なものなのかもしれぬ。
戦う者の無事を祈り、守るために作刀しているのかもしれぬ。
その人柄が刀に、単なる凶器(どうぐ)以外の意味を与えたのか…?

「だけれど、(こわ)れてしまった」

だから…暁を頼ることは自分にもできない。

丹念に乾かした刀を、専用の(ケース)に休め、(かめ)の水を煽った。
湯浴みと洗濯が必要だ。もう夏になっているのかもしれない。
(07/08-12:05:19)
御津羽 つるぎ > 「いま何月なんでしょうねえ…」

あれからしばらく作業に没頭した。《聖蛇》の科学的、及び呪術的解析を経て、
修繕という仕事にかかってほぼ休みなく、四分の三あまりの工程を終えた。

刀の修繕は、非効率で非現実的なもの。
曲がって、毀れて、折れたなら、新しいものを仕入れたほうがよほど安く上がる。
日本古来の鍛錬は複雑で繊細だった。
だから買い替えを提案したものの…それとは別に、(あつら)え物だから蘇らせて欲しいと。

一本分の金額と、剣士としての姿を引き換えに引き受けた。
それとは別に…この《聖蛇》から学びを得ることが出来るかもしれない。
そんな興味で始めた仕事が、もう四分の三終わった。
(07/08-12:01:15)
御津羽 つるぎ > 研がれ磨かれ、姿をあらわす。
陽光に照らすその刀。刀の定義を揺さぶる異形。
ほんの小さな短剣、あるいは飛刀。

呪術式の天窓から注ぐ陽光に透かす。
火を扱っていない時は、こうして地下深くに光を取り込む。
果たして光を照り返す《聖蛇》は、その重さと尺をほんの少し痩せさせながらも…
往年の冴えと浄の気を取り戻し、蘇っていた。

十五本のうちの、十一本目。
ただでさえ尋常でない形状の刀の、それも修繕。
単純試算で通常の十五倍である作業を更に困難たらしめている、奇剣の始末。
請け負った仕事の出来栄えをしばらく確認して…長い息を吐いた。
(07/08-11:57:43)
ご案内:「作刀部活「韴霊」工房」に御津羽 つるぎさんが現れました。 (07/08-11:49:45)
ご案内:「歓楽街 洋食店個室」から黛 薫さんが去りました。 (03/22-23:24:18)
ご案内:「歓楽街 洋食店個室」からメロウさんが去りました。 (03/22-23:20:35)
黛 薫 >  
貴女の下手な笑みに対し、黛薫の表情は……
何と表現すべきだろう。笑い返してはいない、
怒ってはいない……いや内心がどうかはともかく、
とにかく表情を作る余裕、表出させる余裕がない。

そう、つまり。表情が凍っているのだ。

「……おっ……前、こん、っの」「マジか!!」

黛薫は秘密を守ってくれたお店に感謝すべきだろう。
そうでもなければ悲鳴めいた叫びは個室外どころか
店の外まで響いていてもおかしくなかったから。

とはいえ、コレもまた己が招いた失敗ではある。
メロウは完全に "確信して" 店を出ているのだから。
甘い顔をし過ぎたツケを支払う羽目になっている。

今後どこまでエスカレートするかを思えば、
そろそろキツい仕置きの一つでも必要やも……
"主人のため" を旨とする少女には仕置きすらも
ご褒美になりかねない? もしそうだったとしたら
本当にどうしようね。黛薫の自業自得である。

敢えて良かったことを挙げるなら。
2人では食べきれようもなかったスイーツの山は
取り分ける手間なくしてお持ち帰り出来ただろう。
(03/22-22:43:54)
メロウ > 匙を口に含み、そこで動きが固まる
相手の示唆する旅行鞄に目線を向けて、貴方に目線を向けて
先程とは反対方向に向けて首を傾け、けひっと声を漏らす

その意図は果たして、主人の目にはどう映ったものなのだろうか
推理するための情報はこれまでの会話と態度の中に十分なくらいに散らされているはずだ!

見せを訪れた際、貴方に会うのはもう少し後のつもりという事
はっきり言うと、貴方に対して自分が弱みだと自覚しているという事
お願いしたらついつい、話だけでも聞いてくれそうな『誰かさん』がいるという事

……いよいよ、化けの皮が剝がれてきているような
デフォルト設定から叩き直してやるには、ちょうどいいタイミングなのかもしれない
(03/22-22:23:13)
黛 薫 >
「つか、あーしも最初は旅行か何かだと思っててさぁ。
 蓋を開けてみりゃコレだ。ホント心臓に悪ぃよな」

恨みがましく見るはメロウの旅行鞄。
まさか夜逃げを企図していたとは思いも……

「……いぁ待った」

「よく考えたら、メロウ……行くアテあった?」

寝泊まりさえもお店で完結させていた彼女。
荷物をまとめて何処に行くつもりだったのか。
これからどうやって寝泊まりする気なのだろう。
(03/22-22:10:21)
黛 薫 >  
「あーしにそーゆーの求めなぃでよ」

黛薫には合理的な側面があり、感受性から生まれる
答えを聞きたいのなら不向き……間違ってはいない。

反面、合理だけに振り切れないから生まれた関係が
今向かい合う2人。ならば感受性に期待して質問を
投げかけたのもやはり間違いではあるまい。

合理でなく感情から出づる答えを見るには、
どこをどうつつくべきか。人の心というのは
なかなかに難しい。捻くれ者の黛薫なら余計に。
いや、それとも捻くれているから御しやすい?

興味、感慨への不得手から "求めないで" と宣い、
"見せてくれる人" との評に絡めての牽制。
求められたら見せてしまうと自覚しているから
わざわざこんな狡い言葉選びをするのだろう。

映えとは無縁な粗雑さでクリームをほじくり、
内から出てきた苺の赤に手が止まる。
自分の顔色もこうなっていなければ良いのに、と。 ▼
(03/22-22:09:38)
メロウ > 「私よりももっとふわふわな感想を聞いちゃうとは思わなかったね」

人間だからと、感受性を持ち合わせているからと
分析以上の余地を持っている存在として期待し過ぎていたような
メロウの口ぶりも『そういうものか~』と、食べる手を一度止めただけ

「興味があるならそれで、ないならそれでと考えてたけれど
 私も、目の前の人以外のことを考えるのが得意じゃないから
 興味がなくなるって点で言えば、この島にいる人皆の好きな香りを知っちゃうこと

 でも好きなら知り続けられるんだよね。キリがないってことは、知ってるよ
 お願いしたらついつい、見せてくれる人だもんね」

首を傾げて、微笑みかけて、また掘削へ。半分に迫るかどうか?
『飽きる』という意味では想像もつかないのだろう

「けど、旅行かぁ……」

新しい興味はまた話が別。学生じゃなければ、二度と帰ってこれなさそうだけども
(03/22-21:50:23)
黛 薫 >
「興味、なー」

思案。生まれ育った地に感慨があるかと言うと、
別にない。意図してそう育てられたと知ったのも
この島に来てからだった。少なくとも帰りたい欲は
人より薄いだろう。

「島の外じゃ、魔術の研究とか難しんだろな……」

強いて出てくる感想なんてその程度のもの、だけど。

「あぁ、でも。旅行とかはアリ……なのか?
 島ん中でも、外でも、あーしの知らなぃコト
 いっぱいあって……知る? 楽しむ? 余地は
 たくさんある、つってもそれは島の中でも
 一緒? いぁ外のが未知は多ぃんだろーけぉ」

最近は、ほんの少しだけ "必要性" 以外の
観点からも物事を眺められるようになった。
"場所" そのものへはやっぱり無頓着だけれど、
所変わればこそ出来る何かもあるはずで。

「でも、何だろな。外で生まれたって思ったよか
 価値観に影響してねーのかも。生まれも育ちも
 全部引っくるめてあーしを形作る要素になって、
 でも多分今のあーしに大きく影響与えてんのは
 島での経験の割合が大きくて」

「もちっと外だからこその思い出とかあったら
 違ってたのかなぁ。分かんねーや」
(03/22-21:18:37)
メロウ > 「いや、そうじゃなっくてね。理由があることじゃなくってね
 勿論、プログラムの結果外に向けて何かするっていうのもあるのかもだけど
 私にとってはもっと、なんとな~くな質問なんだよ」

丁度手に持ちやすいクラッカー生地。バターの香気は常に彼女の意識を誘うもの
具体性を持った話は一旦聞き流して、記録として片隅に残す程度に

クリームと焼き菓子、そして紅茶。ティータイムの最小単位

「薫さまって、この島の外に興味はあるのかなって話だけだから
 私は知らない過去があるっていうのは当たり前だけどー
 私の知らない基準があるってどういう考えになるのか、なんて

 実際私は故郷の香りを作ってなんて依頼もあった
 言葉から機微を知って、統計を当てはめるくらいは出来たけど」

彼女の言葉ではどこか覚束ない輪郭をなぞる様なもの
いうなれば、目覚めた島が故郷のような彼女が抱きようもない感覚を聞きたいらしい
(03/22-21:06:28)