2024/06/14 のログ
ご案内:「何処かの会議室」にフォキシィさんが現れました。
フォキシィ > 「さて」

机の上には、ノートパソコン。
そこに羅列される情報を見て、ぽつり。

「売り時、だねぇ」

人が、不安を煽られたとき。
希望を見いだしたとき、革命を感じたとき。

そういうとき、我々の商材は良く、売れる。

「あまり派手にはやりすぎず。目をつけられない程度に。でも常連ができる程度に。

お気に入りを、見つけよう」

触手腕の男に襲われた、その報告書を開いて、にこりと笑う。

「ありがたいことだね。ふふーん」

ーーお嬢、あんま調子に乗らない方が。

「調子にのっテナーい!! そろそろ私兵だってふやしたーい!! かわいいおんなのこめでたーい!!」

欲望はただ漏れ。

でも。

「さぁ、セールの時間だ、いこう」

それでいい。

狐は、ひっそり機会を伺って動き出す。

ご案内:「何処かの会議室」からフォキシィさんが去りました。