2024/09/28 のログ
ご案内:「えるぴすくんが色んなおようふくを着るだけ」にエルピス・シズメさんが現れました。
■エルピス・シズメ >
数ある事務所本館、私室。
事務所が大きくなっても、イーリスと相部屋。
今はイーリスが同じ部屋に居ないタイミング。
機械の勉強も一区切りした所。
そして丁度、生体模造義肢で活動中。
「お着換えするならいまのうち……。」
姿見に立って、小さく呟く。
「《虹のきせき》……の……いーりす(主人公)。」
常世島に数ある御伽噺の内の一つ、虹の奇跡のイーリス。
ある切っ掛けでその登場人物の役割を担ったことを切っ掛けに、
そのあとも御伽噺の登場人物にも変身できるようになった。
「わっ……」
あの時と同様の、フリルがついた桃色のワンピースを着て、
赤のチェック柄エプロン。
あの時は危機的状況だからよく見れなかったけど……
「……かわいいおようふく……生地もしっかり。」
ワンピースのすそを掴んで、ぽつりとつぶやいた。
……この好みも、えるぴすの秘め事のひとつ。
■エルピス・シズメ >
「つぎは……」
あの時のイーリスの装いも可愛かった。
りすのコスプレ。茶色いワンピースを着ている。
そしてりすの耳、りすの尻尾が生えていた。
「うんっ。……でもやっぱりイーリスが着た方が可愛いね。
それと……。」
(想いを継ぐ異能を経由した変身能力のつもりだけど、これ……
……異能じゃなくて、魔力を使ってる。)
つまり、分類が〝まほう〟。理由は分からない。
そのことを隅に置いて、小動物っぽいポーズを取ってみる。
しまわれてしまうようなイメージで、小さく丸く。
「つぎは……」
■エルピス・シズメ >
「……うん、すごい……。」
異説本の結末に掛かれていたお姫様のドレス。
普通には変えないような、上質で煌びやかなドレス。
ベールや化粧も施されていて、とてもかわいい。
ぼうっと見ながら、無意識にポーズを取ったり回ったり。
服に着られながら、少しの間のポーズを作ってから、
人工甘味料のような強い甘さにあてられ、ぼーっとしていた我に返り……
「わ、と……何か妙な気分。ぼーっとしてた……」
大分時間が経ったが、
気を取り直した。服によれを直して……
「みられてないよね……?」
■エルピス・シズメ >
これいじょうはあぶない。
ものがたりに、のまれちゃう。
「げんじつでは……僕じゃなくてイーリスに着て欲しいな。
ワンオーダーで、大分お高くなると思うけど……貯金しなきゃ。」
惑わぬ心で自我を戻して、混濁の海から登る。
深呼吸の後、一旦、元の装いに戻す。
ワンショルダ―の黒いチュニックにホットパンツ。
夏秋対応、両腕対応。いつでもあんしん。
「魔力は……はんぶん。」
のこり半分。
振り返って混み上げた羞恥心にあてられながら、
次なる装いへ。
……《虹のきせき》のおとぎ話における英雄、エルピス。
白馬の王子様のスタイルだ。
白いタイツと長ズボン。
豪華な白い王子様の服。名前は分からないけれど、王子様の服とわかるもの
「二週回って恥ずかしい……」
髪型も短く纏められ、分けられている。
馬は出てこなかったものの、備えられた長剣は豪華絢爛。
■エルピス・シズメ >
「戦いやすさは一番だけど……」
長剣を軽く回す。
儀礼剣のような性質に見える。
物語の英雄にして王子様だから、
儀式的なものであるのはのはある種の当然。
「……何かに使える、かな。」
右手で儀礼長剣を掲げてぐるぐる回した後、腰に仕舞う。
何処かで見た勝利の凱旋のポーズ。
■エルピス・シズメ > 休息に眩暈がして、姿がぶれる。
〝まほう〟を使い過ぎて、制御が効かない。
魔力枯渇。
魔力をほぼ使わず、使うとしても炉のエネルギーにしか使っていなかったエルピスにとっての初めての経験。
暴走する魔力は、エルピスの姿を別のものに変える────
[dice]
1.最初に出てきた聖女さん
2.虹の奇跡のイーリス
3.動物コスプレ詰め合わせ
4.おひめさま
5.天使さん
6.英雄の王子さま [1d6→4=4]
■エルピス・シズメ >
「きゅう……」
ベットに持たれかかるように、倒れて眠る。
装いは物語のおわりに描かれた、お姫様のもの。
魔力の暴発によって装いを制御し切れず昏睡。
時間にして10分程。誰かに声を掛けられて慌てて戻したかもしれないし、
誰にも気付かれぬままはじめての魔力切れを経験して気を引き締めたかもしれない。
異能の様な振舞でありながら魔力を消費する形式の変身。
……暫く悩んだ後、学園より先にイーリスに打ち明けた。
ご案内:「えるぴすくんが色んなおようふくを着るだけ」からエルピス・シズメさんが去りました。