2024/10/02 のログ
ご案内:「イーリスの《体内超高性能コンピューター・イリジウム》内にある電脳世界 / 外から眺めるお茶会」に『超自我』さんが現れました。
『超自我』 >  
イーリスの《体内超高性能コンピューター・イリジウム》内にある電脳世界。
その中の視聴覚で、じっと記録を見る幼女。

 イーリスとエルピスが魔法少女ツイン・メニーとなってギフターと交戦した記録。

 イーリスの視点からそれらを眺めたこのものは、こうつぶやいた。

「危険なの。」
「エルピスと、ギフターが危険なの。」

 記録の中から、魔法少年メニ―・ホープとなったエルピスが使ったシーン。
 ギフターが『私の言葉に重みなど必要ないである。聞きたい言葉を聞きたい場所、タイミングで聞かせる。それだけが重要なのだよイーリス嬢。と言ったシーン。

 ふたつをクリップして、保存する。

「ギフターのこれは、危険なの。……でもこれはどうにもできないの。」
「エルピスのこれも、危険なの。……こっちは、警告が必要なものなの。」

 ううん、と唸る。

「でもこの危険性をどうやって定義すればいいか、分からないのなの。
 ……こう考えている時は、超自我らしくあれるの。」

 どうにも、イーリスやエルピスを助ける方にAIが動いている意識が向く。
 そう言う時は、少しだけ超自我らしく在られる。

「いーりすも分かってそうだけど、この2つをファイルして送るのなの。」 
「……エルピスの方は、ちょっとした脅しの画像を付けるの。」
 
 2つのクリップ録画データを『危険』とだけ告げてイーリスに転送した後、
 積み木の一つに……青黒く、妖艶な綺麗さと可愛さのある装いで、黒い羽を生やし、蒼白の剣を持った魔法少女の姿を描いて、このようなメッセージと共に告げる。

『〝まほう〟は忘却を呼ぶのだけど、それ以前に魔法少年に頼りすぎるとそうなっちゃうのなの。』
『これもまた、そうぞうの闇堕ちの魔法少女だけど、魔法少女のアニメには闇堕ちが存在するの。その内またゆっくり平和なお茶会でお話したいのなの。』

『超自我』 >  
 
「お城……イーリス・イジリウムの中で待ってるのなの。」
「暇なときにおいでなの。」

 最後にそうしめくくり、再び仮想空間を歩き出した、

ご案内:「イーリスの《体内超高性能コンピューター・イリジウム》内にある電脳世界 / 外から眺めるお茶会」から『超自我』さんが去りました。