2024/12/10 のログ
ご案内:「とあるホームセンター」にDr.イーリスさんが現れました。
ご案内:「とあるホームセンター」にエルピス・シズメさんが現れました。
Dr.イーリス > 島のどこかにあるよくあるホームセンターに、エルピスさんとイーリスのふたりで来ていた。
イーリスは、ベージュのフレアレンチコート姿。コートの下に桃色を基順としたセーラーブラウスのワンピース。歯車のバッジがついた白のベレー帽を被っている。

今日は《常世学園おさんぽ同好会》の備品を調達しに、このホームセンターでおさんぽ。立派に、同好会の活動。

「おさんぽ同好会の部室は、カーテンがなくて窓が寂しい事になっている事に加えてプライバシーも何もない程にお外から丸見えで、日差しが常に部室に入って紫外線が自由にこんにちは出来る状態ですからね。まずは、カーテンを見に行ってみませんか?」

そう尋ねて、エルピスさんに小首を傾げた。

エルピス・シズメ >  
 《常世学園おさんぽ同好会》の備品を買い出しに、ホームセンターへと足を運んだエルピスとイーリス。
 家具を取り添える為に下調べをした結果、価格・品質共に丁度良い塩梅のホームセンターを見つけ、今に至る。

(さすがに服を冬物に切り替えたけど……)

 寒さに備え、白のノースリーブのハイネックセーター、ハーフキュロットに厚手の黒タイツ。
 義手が通る様にとノースリーブにしたものの、流石に真冬で袖なしは冷えるので、
 ファー付きの大きなベージュのポンチョを通す。

 ふんわりとしたシルエットの、暖かめの装い。
 ポンチョについているフードは、お団子髪ごと頭を覆ってくれるもの。

「流石にカーテンなしだと、色々と不都合だからね。
 椅子とか棚とか、他の備品も色々見ておきたい所だけど……。」

Dr.イーリス > 寒い季節になって、こたつでぬくぬくするお時間がちょっと長くなってきた今日この頃。
『数ある事務所』ではエルピスさんとイーリスふたりで、こたつでゆったりしている光景も見られるだろう。

エルピスさんもイーリスも、さむいさむい冬の装い。
今の素敵な冬のコーデみたいに、エルピスさんは『数ある事務所』でも可愛らしいお洋服を着る姿を見る事が多くなっている印象。

「椅子と棚もほしいですし、あとカップとかお皿などの食器、暖かいコーヒーや紅茶が飲めるようにお湯を沸かす電気ケトル、おさんぽ同好会ですし壁に貼りつける常世島の地図とかあってもいいですよね。部室に置くお菓子とかもほしいですし、あと部室で共に過ごすぬいぐるみをクレーンゲームで取ってくるのもいいかもです」

そんな事を話しつつカートを引きながら歩いていき、カーテンが置かれているエリアについた。

「部室に合うカーテン、どんな感じのものにしてみましょうか。ちょっと狭めの部室ですからね。このひまわり柄の黄色いカーテンはちょっと派手めでしょうか。この水玉の水色カーテンは涼し気な雰囲気で夏には過ごしやすそうです」

エルピス・シズメ >
 ついつい無意識のうちに可愛いげのあるものを選んでしまうそうな。
 ともあれ、二人とも暖かめの冬の装いでお出かけして、ホームセンターの中。

「欲しいものを全部買うと、少しお金が足りなくなっちゃうから……
 ゆっくり取り揃えてもいいのかな。電気系統は事務所から持ち出してもいいけど、
 それ以外はせっかくだし……。」

 あれもこれもと、部室を彩るものが欲しくなる。
 電気系統の調度品は買うより持ち出した方が早いけれど、それ以外はゆっくり揃えるのも楽しそう。

「大きさと長さの関係上、多分セミオーダーになるけど……
 ここの品ぞろえなら大丈夫そう。備品としては無地が好いけど、私物扱いで好きな柄でも大丈夫かな。」

 ひまわり柄も水玉柄も可愛げのあるもの。
 部室棟の壁紙は無難なものだから、少し目立つかもしれないけどそれもいいかな、と、カーテンを手に取る。

「僕は……ひまわり柄の方が、季節関係なく合いそうだから好きかも。
 あとは、この一枚とレースにするか、二重にするかだけど……。」

 一枚だけだと少し冷えるかも。
 調節用に内側にレースカーテンを買うか、もう一枚カーテンを買って外側に敷くかは迷いどころ。 
 

Dr.イーリス > 「そう……ですよね。おさんぽ同好会は部費が出なくて、予算に限りありました……。せ、せめて、クレーンゲームのかわいいぬいぐるみぐらいは置いていいですか……?」

恐る恐るな感じでエルピスさんに訪ねてみる。
多分、クレーンゲームのぬいぐるみが今出た案の中で一番ゆっくり取り揃えてもいい部類に入るものかもしれない。
ともあれ、部室を彩るものはエルピスさんの仰る通りゆったり集めていってもいいかもしれない、とイーリスも首肯する……けど、クレーンゲームのぬいぐるみ置きたいとお願いしてしまっている。

「必要なカーテンのサイズは図ってきています。というより、お掃除の時に私に内蔵されているセンサーでサイズ図ってました。あまり大きくない部室なので、小さめのサイズのカーテンで十分ですね。そうですね、元からあったカーテンを捨てた事は私から生活委員会の方にご報告してますけど、代わりのカーテンの申請をしたわけでもありませんし、部費が出なくて実費なので、私物扱いでいいと思いますよ」

部員がふたりでなんとか認められた、小さな同好会。部費も出なくて、お掃除からなにからなにまで自分でやるという条件で使わせていただいている部室。
代わりのカーテンの申請なんて出来る立場でもないけれど、自費で私物故に自由なデザインを選べる。

「ひまわり柄のカーテンは、お部屋が明るい印象にもなりますね。では、カーテンはこのひまわり柄にしてみましょう。ひまわり柄のカーテンとあとレースカーテンにしてみましょうか」

エルピス・シズメ >  
「ぬいぐるみぐらいはあってもいいのかも。
 イーリスなら多分数回で取れると思うし……帰り際に、ゲームセンターに寄ってみよっか。」

 殺風景な部室に可愛らしいぬいぐるみを置いても良いのかも。
 頭の中で、カーテンとぬいぐるで彩られた部室をイメージしてみる。

「ひまわりのカーテンに、ぬいぐるみに……
 ……うん……とてもかわいいと思う。」

 年相応の女の子の部屋みたいに、可愛げのある部室になりそう。
 イーリスのチョイスが可愛らしくて、思わず口が緩む。

「ん。そうだね。手堅くレースカーテンにしておこっか。
 机は何とか補修して使って……大きな地図があるかどうか、探してみる?」 

Dr.イーリス > クレーンゲームのぬいぐるみを置いていい言ってくれて、イーリスは明るい表情になる。

「ありがとうございます……! かわいらしいぬいぐるみ、クレーンゲームで頑張って取りますね……! 私、クレーンゲームは初心者なので、ちょっと手こずってしまうかも……ではありますが。ここに来る途中に、かわいいぬいぐるみいっぱいのクレーンゲームが置かれているゲームセンターがあったのですよ。あとで行ってみたいです」

スラムのストリートチルドレン時代、イーリスはお金掛かるクレーンゲームやったことない。
クレーンゲームをするようになったのは、こうしてえるぴすさんとゆったり日常を過ごし始めてからのことだった。

「えるぴすさんと私の素敵な部室です。初売りの福袋とか買ってみると、部室に置けるものが手に入るかもしれませんよ」

今年もあと少し……。年が変わって、そして新年を迎えて、あけましておめでとう。
初売りの福袋を買ってみると、部室に置けるものが他にも色々揃うかもしれない。

見本としてかけられているカーテンを眺めてから、予め図ってきたサイズのひまわりのカーテンとレースカーテンをカートに入れた。

「あとで机と棚に関しては補修に使う部品を買うとして、そうですね、では次は地図です!」

そうして、地図などを扱っているエリアに向かっていく。

「常世島の地図、部室の壁に貼るならこれぐらいのサイズですね」

見本として額つきで置かれている地図を指差した。
地図をじーっと眺める。

「こうして地図で見ると、落第街とスラムが随分とおなざりで、未開拓地区の密度がとてもすかすかですね」

市販の地図。地図として描かれている地域によって、密度に物凄く差がある……!

エルピス・シズメ >
 クレーンゲームはいろいろと〝からくり〟がある場合が多い。
 それでもイーリスなら大丈夫だろうと、特段気にせずに頷く。

「そうだね。お正月明けにでもお買い物に行ってみよっか。
 初売りの福袋を買いに百貨店に行くのも、お散歩と言えばお散歩かも。」

 きっとそうやって、お散歩部の部室も賑わうのだろう。
 来年のことを想うと、思わず笑みが零れる。

「あくまでも概略で……一般向けの地図だから、しょうがないと思う。
 落第街もスラムはそもそも『歓楽街だから存在していない』し、未開拓エリアも情報が乏しいから……。」

 むしろおざなりでも、その存在を示唆しているだけ一般向けにしては確度が高い。
 あえて危険地域に行かぬようにと、その存在を暈している側面もあるのだろう。

「だから……これでも多分、この地図は精確な方だと思う。
 それに……書き加えていくにも、丁度良いのかも。」

Dr.イーリス > クレーンゲーム初心者なイーリスは、〝からくり〟に気づいてない。
いつやっても、アームの強さが一定だと思っていたり、少しずつ寄せるというテクニックとかあんまり知らない……けど、そういったテクニックとか〝からくり〟知らずに、ある程度景品を獲れてる実績ある感じなイーリス。
『数ある事務所』のえるぴすさんといーりすのお部屋に、いーりすがクレーンゲームで取ったぬいぐるみがいくつかあったりする。

「おさんぽ同好会の活動予定、またひとつ増えてとても嬉しいことです。二万円ぐらいの福袋買って、二百万ぐらいのダイヤモンドとか入ってたりしてないでしょうか……!」

うれしげに、にこっと笑みを浮かべてみせた。
福袋でダイヤモンドが入っている夢を見て、お目めが$になったりもするストリートチルドレン上がりの貧乏性なるイーリス。

「この地図においても落第街とスラムは歓楽区になってしまってますからね。指定保護区域管轄課が守っているのも、表向きには歓楽街の治安が悪かった一部地域です。島全体のマップとして、こうして落第街とスラムとかも載せているのは、確かに一般にしては細かいと言えるのかもですね。未開拓地区は、いずれ私達がおさんぽして開拓してみるのもいいかもしれませんね。新天地にもおさんぽです! 落第街やスラムに関しても、私達で地図を埋めていくぐらいがきっとたのしいです!」

楽し気な笑顔でこくこく頷いた
もはや地元と言える落第街やスラムだけどまだまだ行ったことがない場所だってあるだろうし、キャンプ道具とか持って行って一泊二日とかで未開拓エリアをふたりでおさんぽ冒険してみるのもきっとたのしい。