2025/01/14 のログ
ご案内:「ゲームセンター『Tokoyo』」に御崎 眞さんが現れました。
ご案内:「ゲームセンター『Tokoyo』」にオルニスさんが現れました。
■御崎 眞 >
学生の本文は勉強、というのは何時の時代も変わらず唱えられている『常識』だ
そうはいっても、この常世学園に置いては必要な勉強のカリキュラムは学生ごとにかなり違いがある、らしい。
とはいえ国語や数学と言った所謂一般科目と言うべき科目も存在する訳で
当然そういった授業に関するテストもあるわけだ
特に異世界から来たような連中の場合、こういったこの世界に置ける学問の成績は即ち
この世界にどれだけ馴染んでいるかの指標の一つになる訳だが… 。
「… ついたぞ、ゲーセン
此処はそこそこ穴場でな、大体の筐体は並ばず遊べるはずだ」
振り返り、ついてきているであろう相手に声をかける
日々の『練習』に付き合っているお礼に、一般科目の勉強に付き合うつもりだったんだが…
何と言うか、予想通りと言えば予想通りだが、早々に切り上げて『休憩』とばかりに遊びに出る事になってしまった。
「気分転換が終わったら、勉強の続きだからな?一応そういう名目で遊びに来てるんだから… 」
■オルニス > 「これが……げーせん!?
お、音の洪水が……耳を汚染してくるんだけどぉ!?」
思わずじぶんの耳を抑えた。
ヒトとは違って音が大きく聞こえるから余計にうるさく感じたりもする。
一つの音が大音量で響くのとは違って、いくつもの電子音、物理的な叩くような音、ヒトの翁声が入り混じってここは音の渦とでもいうような場所に感じられた。
たしかに勉強をするよりはずっと建設的な提案かもしれないけれど、ひょっとしてこれは慣れないといけないのか!?
と若干涙を浮かべながらマコトの方を見上げている。
抗議するように袖をぐいぐいと引っ張った。
■御崎 眞 >
そういえば鳥って耳がいい奴が多いんだったか?
袖を引っ張ってくるオルニスの姿を見ながら、そんな事を思い出していた。
―― にしても予想通りの反応だな、なんて言ったら流石に怒るかな?
「なんだ、こういう所は苦手か?俺はもう慣れてるから寧ろ落ち着くくらいだが… 」
とはいえ、ゲーセン以外では『騒がしい』のは寧ろ苦手な部類に入るのだけど、それに幸い、今日は煩さに関する『恐怖症』も発症していないので、この空気を問題なく味わえていた。
「一応、之でも静かな方だぞ?民度が悪い場所だと怒号とかが飛び交ったりするからな」
落第街のゲーセンとかだとそんな感じだったりするんだろうか、まぁ行く気はあまりしないけど。
「じゃあほら、之でも着けとけ、結構マシになると思うから」
そういって持ってきたバックから取り出すのは、オルニスの瞳と同じ薄桃色のイヤーマフ。
ぽい、と投げるように渡し、耳に着けるように促そう。
■オルニス > 「苦手……うぅん確かににぎやかすぎるところはちょっと苦手かも……
マコトは平気なの? 人が大きのとかダメなんじゃなかった?」
確か前にそう言っていたような……
「静かな方? これで? うそでしょぉ……こんなピコピコしてるのに……
まるでテーマパークにでも来たみたいだよ。
雑技団とかサーカスとかの騒がしさとよく似てるかもね。」
ふーむ、と色とりどりに輝いている機械の群れと室内のライトを覗き込んでは……またマコトの方へ視線を戻した。
得体のしれないものから身を隠すようにマコトの背中の後ろに隠れている。
「ん……イヤーマフ? いやにかわいい色だね……?」
首をかしげながらも受け取って、かぽっと装着してみせた。
■御崎 眞 >
「『あの日』は特にな、だけど此処はそういう場所だと分かってるから用意もしてある」
肩を竦め、用意していたものを取り出す
オルニスに渡したものとは違う色… 薄灰色のイヤーマフを身に着けて。
「スマホで別の音楽でも長せばもっと気にならなくなるが… それは一人の時だからな
… テーマパーク、か、そりゃいい得て妙だ、筐体で遊ぶ対戦ゲームがメインだった頃は
それこそ『動物園』って揶揄される事も多かったらしいぞ、勝ったり負けたりで叫ぶ連中でな」
今はそれに比べると大分民度と言う奴が上がってるんだろう
背中に隠れるオルニスを見て少しだけ目を細め――
「ほら、まずはあっち行くぞ」
そういって向かうのはゲーセンの中でも比較的静かなエリアだろう、UFOキャッチャーだ
後ろに隠れているなら… まぁ、自然と手を引く形にもなるかもしれない。
「UFOキャッチャー…
あのアームを動かして景品を取るゲームだ、ゲーセンだと一番ポピュラーなゲームじゃないか?」
並べられた様々な景品――
お菓子やフィギュア、ぬいぐるみ… 変わり種だと実用品やポケットゲーム機何かもあるだろうか。
■オルニス > 「……なんでもボクはピンクでマコトは灰色なの?」
なにか意図的な作為を感じる……かわいいからいいけれど。
「そもそもヴィクはゲームってよく知らないからね……
画面でちかちかなんか動いてるな~とか、アームが動いてるなぁ……暗いしな今のところ見えないし。
ぬいぐるみとか持ち帰ってる人もいるみたいだけど……」
きょろきょろ、とお上りさんのようにあたりを見渡している……
「ん、うん。 どっち?」
手を引かれるがままに歩いてゆく
マコトの容姿からして女友達とかに見えるんだろうか?
それとも先輩後輩?
「ふぅーん……あの機械を動かして中にあるものを穴に落とすんだ……?
結構シンプルなゲームなんだね、マコトお手本をして見せてよ?」
■御崎 眞 >
「何だ、逆の方が良かったか?」
―― まぁ、俺にはそんな色は似合わないだろうからよかった、と言われても困るのだけど
意図的かどうかと聞かれれば… 意図的に決まっている
都合よく二つもイヤーマフを持ち歩いている何てそうそうある訳も無く
とはいえ、買った理由もプレゼントでは…
「お手本か… 別にいいが」
今日はジャージでは無く厚手のセーターにマフラー姿だ、そのせいか何時もよりは幾分か健康的には見えるか。
きょろきょろと見回す姿が、それこそ小鳥のようで、少しだけ引く手に力を込めた
目を離せば直ぐに何処かに飛んでいってしまいそうだからな、こいつは。
「何かリクエストはあるか?無ければ適当にお菓子でも取るかな」
長方形の箱に入ったお菓子、缶ジュース、ふかっとしたぬいぐるみに、多様なフィギュア… 選り取り見取りだが
何かオルニスの琴線に触れるようなものはあるだろうか?
■オルニス > 「目立つ色だから気になったんだよ~ 」
目立つ髪色をしておてなにを言うかを想われるかもしれないが、これはフードで隠せばいいし実のことろ大きな問題にもならないのだ。
カラフルな装飾品となるとさすがに目立つからなるべく控えたいところではあった。
……マコトもピンクのイヤーマフは似合いそうだけれどなぁ。
「リクエストォ……?
……じゃぁペンギンのぬいぐるみ。」
パッと目に映ったのは白と黒の飛べない鳥類のかわいらしいぬいぐるみ。
ふわふわでどこまま抜けっぽ葬で抱き心地がよさそう。
■御崎 眞 >
「… 似合ってると思うけどな、それにずっとつけてるもんでもないし」
思わず零れた言葉、いい訳のように続いてしまった
思わず髪をかきあげるようにしながら掻いて、リクエストを聞く。
「ペンギンか、こういうのは… 商品のタグを狙うといいんだ」
と、調べては知っているが、実践できるかは別の話だ、さてーー
※1d100で75以上で一発成功、50以上で500円内で成功、それ未満で失敗 [1d100→57=57]
■御崎 眞 >
「… よ、っと」
一回目―― 失敗
「此処を… こう、と… 」
二回目、タグに引っ掛かる、僅かに動く
「お… こう、だな、えっと… 」
三、四回目… そのままわずかずつ穴に引き寄せ
「―― よしっ!」
五回目… 無事にふわふわのペンギンぬいぐるみを入手
「どうだ、こんな感じだ… まぁ、一発では無理だったが500円で行けりゃ上々だな」
手に取って、ペンギンの顔とふわっとした感触を感じつつ、オルニスへと差し出す――
… 自分では気づかなかったが
その顔はどうも、取れた喜びか、ぬいぐるみの心地よさかで緩んでいるようだった。
■オルニス > 「おぉ……実際に手を使ってるわけでもないのに意外と器用なんだね……?」
所謂機械の使い方が上手い……?というやつなんだろうか。
向こうには機工に触れる機会なんてほとんどなかった絡んだか不思議な気分だ。
アームに持ち上げられてペンギンが浮かぶ姿にどうにも妙な心配にも似たはらはら感が湧き出たのもまた不思議な体験だった。
「……なんだかぼくよりマコトの方がうれしそうだね?
UFOキャッチャーは成功させるのが自慢になるの?」
■オルニス > 差し出されたペンギンを抱き込んではモフモフと触り心地を確かめて、本物とは違う暖かで手触りを追求したような其れの心地に思わず頬ずりしてしまう。
よく見れば頬がだらしなくにやけていたかもしれない。
かわいいものは好きだし、その中でも鳥に似せられたものは結構好きだ。
じぶんの傍にいてくれるのもたいてい鳥たちだし、これはぬいぐるみだけれど、半分家族のようにも思っているのかも。
■御崎 眞 >
「下手なつもりはないが… まぁ結構得意な方って所だな
オルニスも案外やってみれば直ぐ上手くなるかもしれないぞ?
この世界の子供はそれこそ… 一桁の頃からやる奴はかなりやってるしな
慣れっていうのも大きいだろうし」
そういった意味じゃ慣れもあるんだろう、俺もそこそこ遊んだものだし。
「… まぁ、手に入れた商品は勲章みたいなもんだし、嬉しくない事は無いぞ
何だって上手くできたら嬉しい物だろ?… にしても
オルニスこそ随分嬉しそうじゃないか、まぁ、それだけ反応してくれたなら取った甲斐もあったってものだけどさ」
肩を竦めつつも、その様子を見ている眼は何時になく穏やかであれた… と思う
―― それにしても可愛いな。
「ちゃんと大事にしろよ?まぁ所詮500円で取れたものじゃああるけどさ… ほら、次はオルニスの番だ
簡単なのは上手くすれば沢山取れるお菓子系だと思うが、何をやってみる?」
何て、ひとしきり触り心地を確かめさせた後は、オルニスにも1プレイ進めてみるだろう
見る楽しさもあるが、実際に自分で動かす難しさと楽しさも味わってこそだろうから。
■オルニス > 「一桁のころからこんな難しそうな操作をするの?
こっちの世界の子供の知能は随分高いんだね……」
うぅん、まぁそもそも義務教育とか言うものがある時点で文明レベルに大きな差があるからある程度しかたないのかな?
そもそもそういう問題ではない?
「うれしい……うん、そうだね。
わたしは鳥とか好きだし、毛布も付してるから抱き枕にも良さそうかなって。
そういう用途者のものでしょう?」
ふむ?と首をかしげて少し不思議そう。
「もちろん大事にするよ。初めて?のマコトからのプレゼントだしね。」
ニシシ、と少しだけ笑って。
正確にはクリスマスが最初だったかな?まぁそれはいいか。
「んー……マコトはなにがほしいとかないの?」
■御崎 眞 >
「知能、の方向性の違いって感じもするけどな
オルニスのいる世界の子供はどんな感じだったんだ?」
何て軽く話を振る、文明の違いもあるが、こんな『ゲーム』に小さい頃から触れられるのは…
それこそ日常の平和さを表しているとも言えるんだろうから。
「―― ま、そうだな、抱き枕には丁度よさそうだ
オルニスの身長ならそれこそいいボリューム感なんじゃないか?」
すっ、と手を水平に動かして小さく笑う、高身長だとちょっと物足りないくらいの大きさかもしれないしな。
もっと大きなぬいぐるみも探せばあるが… そういったものは流石に難易度が高い物ばかりだろうし。
「プレゼント、ね… ま、そう言ってくれるなら安心、と言っておくさ」
そういって笑う姿に思わず顔が熱くなる―― のは今回は抑えられたと思う
とはいえ、それでもその笑みに心が少し沸き立つようになる自分が… いる気がした。
「欲しいもの?そうだな… 」
ぐるり、周囲を見回して一考。
「じゃあ… アレとか」
指さすのは、同じくふかふかした… 毛玉みたいな猫のぬいぐるみのクレーン、ゲーム性は之と同じようなものだ。
「結構、好きなんだよな、猫」
■オルニス > 「どんな……どんな?
うぅん……子供は基本的に親に守られながら、親の仕事を手伝って
健やかにそだつもの……?
勉強はする家庭としない過程で結構別れるかな。
いわゆる裕福層と品構想っていうか。
貴族の子供なら勉強はできてあたりまえだけど、村人の子供は読み書き化できない子もいる。
そんな感じだよ。
だから頭を使った遊びというよりは体を使った遊びや動物と戯れたりすることが主だった遊びになってくるのかなぁ。」
……
「いま私の身長をバカにしたかい? う~ん?」
マコトの横腹を肘でつんつんとつついて見せる。
まったく最近随分この人は気が大きくなったような気がしている。
「……ネコ?
ネコマニャンってやつ?
マコトtっていがいと猫好きだったの?」
■御崎 眞 >
「… そっか、まぁ、こっちの世界じゃ
少なくともこの国だと読み書きが出来ないような子供がいたら『虐待』扱いだからな
そういう意味じゃオルニスからすれば全員富裕層に見えるかもしれない
ま、実際の所はそう簡単な話じゃないが… どの世界でも同じようなものなのかもな」
親に守られない、健やかに育てない子供は現代にも―― 大勢いる
それにこの世界だって昔はオルニスの世界のようだった所も多いだろうし。
「… いや、別にそういうつもりはない、ぞ… ?」
つんつんとつついてくる姿を見て軽く肩を竦めつつ
とはいえ、軽口のようになるのはオルニスとの会話に気を使わなくなってきた証拠何だろう
… 自分の事だというのに『だろう』というのもおかしいものだけどさ。
「ネコマニャン… あぁ、そういえばそんな名前だったなこの猫、何でも常世学園ではかなり人気らしいが
そうだな、動物の中では好きな方だぞ、犬よりは猫派、って奴だ、犬は… 結構吠えられる方だし」