※注意! この部屋の存在によって、性行為描写・極端なグロテスク、猟奇表現などを含むロールを積極的に肯定・推奨するものではありません!
性行為描写(いわゆるエロール)のみを目的としたキャラクター、性行為描写をメインの目的とするキャラクターの登録はご遠慮いただきます!
この部屋では、ある程度性的に過激な描写(いわゆるエロールなど)、苦手な人がいるような残虐・グロテスク表現を伴うロールを行うことができます。そのような描写が苦手な方はご注意ください。
この部屋はフリールームです。基本的に、常世島島内でのロールを行っていただくためのものになります。
島内であるならばどの地区、場所でも構いません。ご自由に設定してください。
待ち合わせ以外にも、通常通り使うことも可能です。絶対にこの場では過激な描写を行わなければならないというわけではありません。行うこともできる、という部屋です。
残虐描写・グロテスク表現・性的な描写など、過激な描写に関しましては苦手な方もいらっしゃいます。
その配慮としてこの部屋を設けております。ご理解いただければ幸いです。
どこまでが通常の部屋でしてはならないのか、という定義については申し上げられません。ご自身での判断をお願いします。
規約にもありますように、相手PLの許可なく無理矢理そういったロールに巻き込もうとするような行為は禁止です。
PCがどうであれ、あくまでPL同士の合意の上で、そういったロールは行われるものです。
問題が起こらないよう、十分なご注意・配慮をお願いします。
また、当サイトは性行為描写を伴うロール中心のサイトではありません。
いわゆる日常ロール、戦闘ロールなどが基本のサイトとなります。
その点をご理解したうえでのご利用をお願いします。
参加者(0):ROM(2)
Time:08:21:07 更新
ご案内:「落第街_路地裏」から泳夢さんが去りました。
ご案内:「落第街_路地裏」からイスラさんが去りました。
■イスラ >
「──ふふ、でも今日は"特別"だ。ワタシからお誘いするのは、ね…♡」
少女をマントが包み込みながら、呟く言葉はそんなもの。
うっかりすると、ワタシ自身が虜になっちゃいそうだしなあ。
そんな心中は吐露されることもなく。
快感に身を委ねる少女と、それを支え続けてきた車椅子と共に。
幽暗の球体と化したそれは無数の蝙蝠となって散らばり──路地には何一つ、二人の出会った痕跡は残らなかった。
魔に魅入られた少女は、そうして道を踏み外してゆく。
その先にあるものが少女にとって幸福か、あるいは地獄か。
少女自身の蒼き瞳に、どう映っているのは…少女自身に問うことになるだろう。
しかしこの世には…甘美なる地獄もまた、むべなるかな───
■泳夢 >
「ッぅ……っ♡」
与えられるのはただの痛みだけでなく。
身を包むような幸福感と多幸感。
びくりびくりと、全身が震える。
吸血の痛みと共に与えられたその感覚で、彼女は深く絶頂していた……。
瞳の中にハート形を浮かべたように焦点がぼやける様は、まさに魔性の虜である。
なにせ、それはきっとこの命を手放しても──また欲する程のものなのだから。
その身こそ無垢ではなかったとしても、記憶を失い、空白だった少女にそれは、まさしく媚毒。
今は下を向けない少女でも、感覚で下腹の布が悲惨なことになっているのが分かるほど。
「あ…はぁ…♡ おいしく、食べてもらえるのって…こんなにうれしいんだぁ…♡」
彼女が拒むことはないだろう。
車椅子ごとに運ばれるそれを退ける筈もない。
いけない事だと、人としてそれは戻れぬことになると、魂が警告を発していても…
それ以上に彼女の渇望が、其処に踏み込むことを望んでいたのだ。
魂は隷属していなくとも、イスラの所有物であることに満たされていたのだから
■イスラ >
ぷつりと、皮膚と肉を突き破る痛み…。
少女は、小さな小さな悲鳴をあげる…。その悲鳴すら、どこか甘く──。
溢れる鮮血…香るのは、魔を魅了する香しき香り…。
ほぅら…これだもの。
ワタシだって、堪らない。
その背を強く抱いて、より深く牙を食い込ませ──紅く甘露な雫を吸い上げる──。
ただそれだけ、にも関わらず──最初の痛みなどどこかに消え去るが如く、その身体を瞬時に絶頂まで導く程の、快感───。
そう、死しても尚、また噛まれたい──♡
そう思わせるに十分過ぎる多幸感……。
特殊に"加工"が為されている少女…泳夢の身体は眷属化することも、変異性ショックを起こすこともない。
第一……そのようなプロセスでの隷属は、もはや不要だった。
「ん…ぁ……っ♡」
泳夢の血の甘さを堪能した吸血鬼は、その頬に朱を差し蕩けた様な表情で、少女の身体を離す。
「───泳夢の血は極上だね。ワタシの丹念な味付けに応えてくれただけのことはある…♡」
ぺろり、と艶めかしく紅い舌が唇を舐める。
見下ろす先の、可愛らしい人形のような少女を、今日は十分に愛でることとしよう──。
ばさりとはばたくような音と共に現れるのは、漆黒の外套。
自らと共に、少女を車椅子ごと包むように──、少女が拒まないのであれば、少女の持つ固有領域へと連れ去る腹積りだ。
■泳夢 >
その誘いを、今の彼女が断る筈もない。
引き留める理由もなければ、イスラに向ける感情に恐怖すら今は混ざっていない。
肌を擽る冷たい感覚すら、どこか心地よく感じてしまう程に満ちている。
こくり、こくりと言葉よりも先に頷く様は、まるで赤子だ。
白い灰の少女は無垢なる微笑みを浮かべ、吸血鬼に身を任せ──
「い゛……ッ♡」
ブツリと肌を突き刺す、その痛みに一瞬だけ顔を歪める。
だがそれも一瞬の事……少女が浮かべるのは悦びのそれに違いない。
甘い甘い香りが広がる。魔を魅了する少女のフェロモン。
あふれ出る鮮血は、まるで甘露のごとく。牙の隙間から零れ落ちる。
じぃんとお腹の奥がそれだけで熱くなる。
自らが求められていることに。
痛みを感じ、まだ己が命があることに。
怪物の掌の上に居ながら、その生を詰まれぬことに少女は甘く達していた。
■イスラ >
「──勿論だとも」
もう一度、今度はもう少し強く…少女を抱き締める。
失われた四肢と、義肢の接合部を愛しげに手指で撫ぜながら…。
「たくさんたくさん壊してあげよう♡
キミが望むなら、ワタシの城に招いて、時間も忘れる程に…ね♡」
華奢な少女をもう一度抱きとめて、耳元でそう囁く──そして。
「…今日のところは、ワタシ達の再会を祝そう…♪
……あの頃と同じ、ボクからの祝福をキミに」
ぷ、つっ…♡
少女の幼さの残る首筋へと顔を埋め──、鋭く尖った、その吸血鬼の牙を…───突き立てた。
■泳夢 >
「ほんとう?これからも私を……加工してくれるの?」
そう問いかける顔は、まるで初めてやる遊びを前にした子供のように。
これからはただ此処で生きていくだけでも、自らに価値を育んでいける事に胸を弾ませる。
無論、その為に必要なもの、手段はきっと山ほどあるのだろうが──
「イスラさん……」
少女は両手を広げ、甘い魔の誘惑に身を委ねる。
破滅に至る道だとしても、少女にとってそれは待ち焦がれていたもの。
きっとそう、彼女は初めから壊れていた。
なるべくしてそうなったのだと、すべてを知るものが居ればそう言っただろう。
「私をこれからも、たくさん可愛がってっ♡」
それは魅了されたからではない。
否、魅了されていたとしても、それを望むのは紛れもなく彼女の渇望故に。
──その為に必要なものに、きっと彼女は惜しまないと少女はきっと確信していた。
■イスラ >
「当然じゃないか…君ほどにワタシを虜にする者はいないよ、泳夢。
そのカラダも、ココロも…全てが狂おしい程に魅力的だ」
少女の言葉を肯定し、もう一度ふわりとその頭を撫でつけて、イスラは身体を離す…。
「キミがこの島に辿り着いたのもきっとそういう縁さ。
黄泉の穴や転移荒野…魔の者が訪れるにも都合がいい環境だ。
此処で生きているだけで…君はもっともっと、磨かれていく…♪」
──山頂から川を経て、原石は海にて真球を描く……。
人工的に磨いた美しさとは非なる輝きを得ていくに違いない。
「そうだよ、泳夢♪
ちゃんと再会できたんだ──これからもたくさん可愛がってあげるよ♡」
悍ましき宣言……。
歪で拉げた、魔の誘惑が──少女の破滅願望へと纏わりつく。
■泳夢 >
抱き寄せられたその身体は、決して人の温度を感じるものではない。
温かさなど欠片もない。血が通っているかすら怪しいもの。
されども、少女はその腕の裡に納まった時、確かに安堵を覚えたのだ。
「魔の……私が──」
語られるそれは、実に悍ましい事実。
自らの家族すらも、きっと彼女の手に掛かったのだ。
真っ当なものであれば、きっと目の前にいるのは怨敵だ。
仇であり、きっと殺意や刃を向けねばならぬ相手なのだ。
しかし、今の彼女の裡にあるのは、まったく別の感情であった。
「……私は、必要とされて……いや、今も必要とされている、んだよね?」
そこにあるのは、生きている意味があったという安心感。
何のために産まれたのかを知った、ただそれだけで……。
「うん」
これまでただ生かされるような日々が、報われたような気がしたのだ。
「そっか……。私……まだ生きていていいんだ…♪」
■イスラ >
「──まず一つの理由は…キミに類稀なる"才"があったからだよ、泳夢」
耳元で紡がれる吸血鬼の言葉…。
淡々としつつも、どこか懐かしむような──。
「君にも、君の家族達にも、とても素敵な"才能"があったんだ。
ワタシは、それを開花させてあげたかった。
もっと素敵な素材として花開くよう…色々なことをしたんだよ♪」
「四肢を切り落として…魔とまぐわせて。
魔に求められ、魔を虜にし…自らもまた、惹かれ…寄り添う。
そうしてキミは……ボクの最高の芸術品になる予定だった」
「──残念ながらその素材として開花したのは、キミだけだったんだけど」
少女…破顔する泳夢の後頭部にそっと手をまわし、優しく撫でながら──。
「ああ、でも可哀想に。
キミは変わり果てた家族の姿を見て、その記憶を閉ざしてしまった。
そして…何者かが私の下から事故を装ってキミを連れ去った。…ふふ、君の香りを辿れなければ此処で出会えなかったかもしれないね…♪」
──その言葉は、まるで刷り込みを与えられたかのように少女の中に何かに響くことか。
「だから本当に、また会えて良かったよ。
キミは、此処に来ても…何も変わっていなかった」
……それを確かめるために、あの夜に少女を突き落としたのだろう。
そう言って、大切なものに触れるように、そっと少女を吸血鬼は抱き締める──。
■泳夢 >
理想の素材。確か以前も、似たような言葉を口にしていた覚えがあった。
それは人に対して使うには、あまりにも非人道的。
モノとしてしか見ていないと公言するようなソレであるのには違いない。
普通ならば、それに恐れるか、怒るかをするのであろう。
人とは言えぬその扱いに、或いは困惑するのが常なのかもしれない。
「私は…アートの……素材……?」
だが──
「あは…っ」
少女の心の満ちたのは、違うものだった。
「そっか…そうだったんだ…。理由はあったんだ……。
……でも、うん。知りたい、知りたいなそれ──なんのために、加工したのか──」
それは喜び、歓喜の破顔。
輝いていると形容できるほどの微笑を、少女は見せた。
■イスラ >
「キミが理想の素材だったから」
その吸血鬼は、悪びれもなくそう答えた。
少女の眼の前で、笑みを浮かべながら。
「ワタシはワタシの芸術を追求しているんだ。
長い時間をかけて完成を求めてきた…その礎になる最高の素材も、ね」
「その素材として、キミはとても優秀な素質があったんだ。
同じように加工した子達はみんな潰れてしまったけど、キミだけは違った。
絶望に落ちず、記憶を失くしてさえ、強かに生きる美しさを持っていた。
キミは記憶と共にボクの手元からは失われてしまったけど…こうしてまた会えた」
感慨深げに、感動的なまでの抑揚で吸血鬼は語る。
そして、我慢が出来なくなった様に、白蝋のような手指を伸ばし、少女の頭を優しく撫でようとする──。
「まだ疑問はあるよね…?
なぜキミが選ばれたのか──。
どうしてキミがワタシに加工されなきゃならなかったのか───」
再び、耳元へと唇を寄せる。
─────………。
……少女、泳夢にだけ届いた、言葉。
吸血鬼の語る言葉は真実か、それとも偽りか。判断する材料は…ない。
■泳夢 >
仄暗いとはいえ、其処に差す光はある。
されどもその場に影はない。
イスラの下にだけ、それがない。
ああ、本当に吸血鬼なのだな…と。
そんな姿と、濃密に感じる”気配”から、少女は心の底から確信を得て。
目の前にまで迫るその姿へと、視線をずっと追っていた。
「………」
其処から続く言葉には、不思議と驚くことはなかった。
あらかじめ予感があったからか。
否、きっとそれは、その身体がどうしようもなく知っていたからなのだろう。
「何のために?」
だから、重要なのは──最もきっと大事だったのは、それだった。
何故に、人の手を借りねば生きれぬ身体になったのか。
何故に、自分は記憶すら無くしていたのか。
何のために、私は”加工”されたのだろう?と。
「あなたは……私を、どうしたかったの?」
その声は震えながらもハッキリと。
明確な意思を以って、問うていた。
■イスラ >
「───……♪」
音もなく、木箱から立ち上がる。
路地の隙間から差し込む灯りは、少女?の影を地には移さない。
光が少女?の存在を認めていないと言わんばかりに、吸血鬼を名乗るイスラには…影自体が、なかった
愉しげにも思える軽い足取りの歩み。
車椅子の少女へと屈み込み…その顔はまるで、少女…泳夢へと口吻けるような距離…。
「そう…キミのことはよく知ってる♪
キミのカラダが、こうなる以前からね……♡」
吐息のかかるような距離。
イスラから漂うのは…甘くも感じる───血の匂い…?
「そうだよ泳夢」
「ワタシが君を"加工"したんだ…。
此処に訪れる前…この、愛らしいお人形さんのような姿にね…♡」
少女の頬を通り過ぎ、耳元へ…そっと、そう囁いた──。