2024/07/11 のログ
ご案内:「駄菓子屋『おおげつ』」に宇賀野 実さんが現れました。
宇賀野 実 > 駄菓子屋おおげつ…学生たちのお小遣いをおほんのちょっぴりいただき、
小腹を満たしたり喉を潤したり、遊び道具を買うための場所である。
もちろんそれが、うだるような暑さの中だったとしても。

おおげつの店の前に置かれた、可愛らしいビニールプール。
そこに浸かっているのは、可愛らしい女児用水着を着た店長…宇賀野であった。

「とおー!」
両手に持った水鉄砲で、路端に置いたペットボトルをぺしぺし狙い撃つ。
そうして遊んでいると、すぐに小さな身体はジリジリと太陽に照りつけられて
暑くなるので、プールに潜る。 身体が冷えたら身体を出し、また水鉄砲。

「これだけ涼しそうな様子を見れば、きっとみんなビニールプールや
 水鉄砲を買ってくれるに違いない! ドリンクだって今日は冷凍にしてある…!!」
ぐっと拳を握る店長だったが、よくよく考えれば学生たちは日中は学校にいることが多い。
そんなことも気づかないぐらい、店長は暑さのせいでバグっていたのだった。

宇賀野 実 > 風鈴、蝉の声、ギラつく陽光、そしてプール。
なんとなく気持ちが和むのもある。
自分の姿と水着がほぼ女児でなければだが。

「よいしょっと!」
プールに浮かべてある別の銃を取り出す。
拳銃タイプではなく、ライフルタイプ。
高級品(300円)であえる。

ポンプを何度かスライドさせてからトリガーを引くと、
さっきよりも強い勢いで水がびゃーっと放出される。
満足げな表情でそのままニ射、三射。
ペットボトルに直撃させたところで満足げに笑みを浮かべた。

「ぬるくなってきたな…。」
浸かっているのもあるが、それ以上に日光が強い。
ひんやり涼しいはずの水は、半ばぬるま湯になりかけていた。
小さく口の中でつぶやいて術を構築すると、
水の温度がどんどんと冷えてちょうどよく…涼しげな温度に下がる。
こういった魔法ならバチも当たるまい。

「よいしょー!」
水がスッキリ冷たくなったところで再度プールに潜る。
暑い身体をスッキリ冷やしてから、再度水鉄砲で遊ぶ気であった。

宇賀野 実 > 気がつけば日が落ちかけていたことに気づく。
そういえば子供の頃って、遊んでたらひたすら時間が過ぎていったな…。
そんなことを思いながら、ビニールプールを片付けて
今日の営業を終えるべく準備を始めるのでした。

ご案内:「駄菓子屋『おおげつ』」から宇賀野 実さんが去りました。