2024/09/05 のログ
ご案内:「落第街 廃墟群」にマリアさんが現れました。
■マリア > 廃墟の1つ
元々はホテルだった場所
吹き曝しのベッドの上で少女は目を覚ます
「…っ、痛い……」
身体を痛みが包む
忌々しい呪い、けれど今目覚めるまではなぜかぐっすりと眠れた気がする
ベッドから起き上がり辺りを見回す
「…私、どうやって帰ってきたんだろ。」
覚えているのは路地裏で魔人に…誰かに斬られた事
そこで何かとても酷い事があって……
「痛い…」
身体とは別に、頭がずきりと痛む
深く思い出してはいけない、そんな気がする
■マリア > 誤認の修正、それによる認知の変化
耐えきれなくなった少女に施されたギフタ―による調整
彼が居ればこう言うのかもしれない
結構な綱渡りである、と
「でも、ちゃんと伝わりましたギフタ―さん。」
崩れかけた壁に触れる
その瞳はとても遠くを見つめている
「人を、敵を沢山殺せば良いんですよね。」
正義の魔法少女として守るべき人々を殺して、傷つけて回っていた
魔人等存在せずそれは最初から全てただの勘違いだった
その辻褄を合わせ、少女が壊れない様に修正する方法
悪の魔法少女として世界に混乱を、人々は皆敵である
改善ではなく改悪する事で少女の心のバランスを取る事だった
■マリア > 元々は違ったのに今までがおかしかった
ある意味では目覚めたと言える設定
無理矢理な変化を少女は自然体で受け入れる
既に処置は終わっている、少女はただ目覚めただけ
「でも、まだ調子が悪いので…もうちょっとだけ…」
ベッドに腰掛け、倒れる
全身の痛みには慣れないが、当初よりはましに思えるようになった
調整の反動、日々のダメージの反動
それらが重なりまだ獣は動かない
ご案内:「落第街 廃墟群」からマリアさんが去りました。