2025/01/19 のログ
ご案内:「商業地区 ビジネスホテル」に睦月ルメルさんが現れました。
ご案内:「商業地区 ビジネスホテル」に小鳥遊 日和さんが現れました。
睦月ルメル >    
河川敷に住んではいけないと教えられて数日。
案内のままに付近のホテルに宿を取り、仮住まいとして過ごす日々。
今日も今日とて、朝から夕まで入学前に向けた倫理教育を学ぶ。

「今日もいっぱい教えて貰ったわ、たかなしさん!」

ホテルに棲んでからは学習に必要な教材や衣服などの生活を運び込んで貰っている。
一人では運び切れず、必要なものも多いため小分けにして数日おきに運びこまれる形だ。

「このブラジャーって言うの、窮屈ね……」

支給されたものの一つ、女性用の下着を手に取って見つめる。
あまり好みではないらしく、付けたものの外してしまった。
 

小鳥遊 日和 > 急な居住となれば大変である。いわんや、異邦人ともなれば。
きちんとお家が決まるまではホテルぐらしをすることになったルメルさんには、
同時に社会・倫理面での情報共有…つまり教育が待っていた。
暇を見ては彼女の手伝いをしているのは、なにも彼女のそばにいると居心地が良いから、だけではない。
自分が見つけた彼女を、彼女の望む通りにきちんと人間社会で暮らせるようにしようという意思もあったのだ。

「はい、こちらこそありがとうございました。
 ルメルさんは吸収が早くて助かります。
 今日答えられなかった質問は後日まとめて回答しますね。」
今日も彼女への教育を終え、教育の合間に様々な品々の搬入と整理を行う。
大きな荷物は車椅子では難しい。 運べるものを運び、分別や整頓ならお手の物だし、得意だった。

「その、ブラは付けていないと胸の形が悪くなるといいますし、
 胸の形が顕になりすぎるのも、社会的に問題になることがあるんです。
 ……その、わたしも付けてますし…。
 後で適度なサイズのものを入手しましょう。
 合わないのをつけるのはよくないですからね。」
あっさりとブラを外した彼女にあわててアドバイス。
そう、ブラは自分もつけている。すっかり女性の体になっているからこそ、
ルメルさんの生きる教科書として、社会的に怒られない身だしなみを示す必要があるのだ。

睦月ルメル >  
寮に棲むには少しばかり目立ちすぎる人魚の身体。
魚の下半身から抱かれる偏見や差別の懸念を抜きにして
適切な部屋や共用設備の整備が間に合わない問題があり、見送られた。

加えるならば概念的には『両性』ではないか?と言う診断結果が出ている。
色々と問題が多いため、寮住まいは見送られた。

「人間さんのつくったものは面白いもの!
 教師、生徒、委員会……色々な役割が人間さんのルールにはあるのね。」

今日の学習は常世島の仕組みが中心。
暴力を振るってはいけないこと。
乗り物を動かしてはいけないこと。
落ちていても盗んだりはせずに交番に届けること。
子供に教えるような目線の約束ごとの数々だ。

「社会的に問題になるなら、ちゃんとつけないといけないわね!
 窮屈だけど我慢するわ!……小鳥遊さんは元々男の人だったわよね?
 男の人もブラジャーを付けるのね?」

女性が付けるもの、と学習しているらしい。
小鳥遊のブラジャーを確認しようと脇に手を伸ばす。
他意が無い故の無遠慮な手つきだ。

小鳥遊 日和 > 「そうですね…いっぺんに覚えようとすると大変ですから、
 焦らずにいきましょう。 身の回りから覚えていけば、きちんと身につきますよ。」
明るくて自由な彼女からすると、ちょっと面倒なこともたくさんあるだろう。
でも、それをしてもらわないといけない。 その仕組をわかってもらえるだけでも、
とても嬉しかった。 相好を崩しながら彼女に答える。

「窮屈とは言いますが、きちんと受け止めて保護してくれるということでもあるんですよ。
 いえ、男の人は基本的にはブラはつけないです。
 今のわたしは、その…女の子の体になっちゃってます、から…。」
ブラについて確認する彼女の手が自分に伸びる。
なんとなく察して両手を上げ、触ってもらいやすいようにした。
抱っこをおねだりしているわけではない。

「ん、ふ………。 その、わたしにはいくら触ってもらってもいいので、
 他の方の胸にいきなり触らないようにしましょうね。 大事な場所なので…。」
しなやかな彼女の指が布越しに胸に触れる。 それだけで頭の中が幸せでいっぱいになる。
蕩けてしまいそうになる衝動を、頑張って堪えた。 彼女に”教える”という役目は残っている…その一心である。
とはいえ、かすかに鼻にかかった甘い声を上げてしまったこと、そして声に混じった甘えるような調子は、
彼女に変化を感じさせてしまうかもしれない。

睦月ルメル >
「大変と感じている暇もなかったわ!
 でも教えてくれる人間さんはそうでもないから、休憩が必要なのよね。」

ルメルにとって楽しい数日は瞬きのようなもの。
焦がれにも似た歯止めの利かない彼女の学習意欲は相当で、
付き合う教師の方が大変かもしれない。

「胸を受け止めるってことかしら? 服の役割って色々あるのね。
 今の小鳥遊さんは、女の子みたいな身体だから付けているのね!
 私の身体も人間の女の子みたいだから、付けなきゃいけないってことかしら!」

胸から脇にかけてくすぐるように触り続ける。
しばらく触った後、『いきなり触らないように』と聞いて手を引っ込めた。

「あっ、そうだったわ。
 確か『すけべ』とか『せくはら』とか『のんでり』って言うのよね。
 気を付けることにするわ!」

堪え切れていない、甘える所作。
本能に訴えるような、嗜虐心を刺激する訴求力。
一度は引っ込めた手を焦らしながら伸ばす。

「ねぇ、なんで小鳥遊さんにはいくら触ってもいいのかしら?」
 

小鳥遊 日和 > 「そうですね…片方がつかれていると、お互いの作業はうまくいきませんから。
 ルメルさんがきちんとお休みを取ってくださるから、すごく助かりますよ。」
学習欲が旺盛である異邦人は、時に人間の時間軸を無視してしまう。
彼らと人間では生きる時間の流れが違うからだが、人間としては限界があるわけで、
そこを理解し、尊重してくれる彼女はとてもありがたかった。人間の生活に馴染む日も近いかもしれない。

「ええ、胸を受け止めて支えるんです。 中に硬い芯が入ってますしね。
 そうですそうです! 今はわたしもルメルさんも女の子の体なわけです!
 わかっていただけっ、ひうぅ…! んっ、っふ…んんっ…!」
彼女の手は胸、そして脇を優しく触る。
くすぐったさに思えず声を上げ、車椅子の上で小さく身を捩った。
ずり落ちないように頑張って耐える。がまん、がまんだ。
手が引っ込むと、安心する半分、寂しさを覚えた。
もっと触れてもらっていたいのに。

「ええ、そうですそうです。 基本的に相手にふれるのは…そうですね、
 例えば軽く肩を、とか…そういった感じになりますね。えっ…?」

彼女がそっと手を伸ばすのを見て、今度はかすかに胸を張って突き出すような姿勢。
触ってほしいとおねだりしているように見えるかもしれないけれど、彼女が触りやすいようにしているだけだ。

「…わたしに、触っていい、のは…う、うう…ええと…。」
核心をついた質問に、あっという間に耳まで赤くなる。
瞳は潤み、心臓が早鐘を打つ。 水が足りないときのように、
喉が乾いて張り付くような感覚があった。

「…ルメルさんに触れてもらうと、すごく安心するから、です…。
 『触れられているのが自然』みたいな気持ちになってきて…。
 すごく、心地よくて…あの…はい…。」
自分が浅ましいことを口にしてしまったのはわかっている。
真っ赤になりながら頑張って答え、思わず目を伏せた。
この衝動がどこから来るかはまだわかっていないけれど、
今の自分はそれに突き動かされている部分があるのは確かだった。

睦月ルメル >  
「共同作業ってやつよね?
 私もできるようになってみたいわ!」

直観的に判断しているのだろう。
人間から見れば無神経な所も多いが、『引き際』への感覚が非常に鋭い。
この人魚はモノを知らないだけで、生物的にはとても賢く鋭い。

「……♡」

満たされる感覚。
人魚もどきを弄るのは楽しいけれど、小鳥遊(この人魚もどき)さんは格別だ。
一挙一動がとても楽しく、愛らしい。

「私の習性もあるから、あんまり深く人間さん触らない方がよさそうね。」

そういうものだろう。
人間のルールを気を付けるに越した事はない。
淡泊に事実をごちる。

「そんなに触られて嬉しく思うなんて……小鳥遊さんは立派なもう人魚もどきねぇ。
 人間さんの力で小鳥遊さんが元に戻ったら……どうなっちゃうのかしらね?」

いじわるな問い掛けと共に突き出された胸をなぞって揉む。
優しくも強い手つきが、このものの愛玩生物であることを分からせる。
絶頂にも引けを取らぬ快楽と幸福感がとめどなく続く。

不死身の人魚もどきには生殖機能がない。
肉体的に快楽を放出する(おわる)ことができない。
それが性的興奮であるかはさておき、逃れ難い本能を刺激する幸福が続く。

小鳥遊 日和 > 「はい、ルメルさんなら、きっとできます…!
 ルメルさんはとても優しいですし、人のことを悟る力に長けているようにみえます…」
彼女はとっても賢く、洞察力が強いのは間違いない。
だからこそ機敏に反応し、出来事を吸収できるのだろう。

「そ、そうですね…あんまり、触りすぎない方がいいかもしれません…。
 変化を起こしてしまうと、治るにしても…騒ぎにはなるでしょうから。」
彼女の善意…願望?によって人魚もどきにされてしまったとして、
すぐ治るケースもあるだろうけれどその場はちょっと大変になる。
それを考えると、彼女の言葉に頷くことしかできなかった。

「人魚もどき……? えっ、えっ…? んっふ、んん…っ♡
 や、やだっ、いや…!どうしてそんなこと、仰るんですか…?」
”りっぱな人魚もどき”…彼女の言葉にはっと思い起こす。
つい直前に受けた検査では、生殖器が失われ、鰭が大型化していたのだ。
『”変化”が深化している』…調査員の言葉を思い出す。
自分の身体が纏う彼女の魔力が濃くなるたびに、ただ解呪が長引くだけではなく、
さらなる変化を生み出している…彼女の”もの”へと、さらなる加工を施すべく。

遊ぶように胸に触れられるたびに、危機感と幸福感が強くなっていく。
抗わなければ、止めなければ。 そう思えば思うほど体は動かず、
むしろ彼女に甘えたい、従いたいという思いが強くなっていく。
あまりに甘美で抗い難い幸福感…眼の前がぱちぱちと金色にきらめき、
気がつけば大きな瞳から涙をこぼしていた。

「やだ…やだぁ…ルメルさんにずっと触ってもらってたいぃ…」
彼女の意地悪な問いかけをはねのけることすらできず、
胸で遊ばれる喜びと、この喜びが失われる恐怖に涙をこぼす。
確実に”人魚もどき”…人魚に侍る愛玩物として出来上がりつつあることを
さらけ出てしまうも、自分では気付けないままだった。

睦月ルメル >  
「人間さんのルールで生きるなら、戻す必要があるもの?
 でも……小鳥遊さんは人間に戻っても、中身は人魚もどきのままかもね?
 大丈夫。人間の小鳥遊さんでも人魚もどきとして扱ってあげるから。」

「それに……我慢できなくなっちゃたから、いいよね?」

強く抱きしめ、車椅子から引きずり下ろす。
胸を圧迫し合いながらベッドへと転がり、尾を絡ませる為に伸ばす。

「泣いて身を擦り寄せて甘えて……まるでイルカの赤ちゃんみたい。
 人間さんには怒られそうだけど……人間さんに戻るんだったら、一晩位良いわよね?」

歯止めが利かない。嗜虐心のままに全身を擦り付ける。
強めに擦り付けて、自分から媚びて甘える人魚もどきを分からせる。
どうせ人間さんに戻るのだから、それまではめいいっぱい愛玩する。
 

小鳥遊 日和 > 「ルメル…さん…? やだ、やだっ…わたし、ずっとこうし、て…えっ…?」
大好きなルメルさんの手をそっと両手で包むようにして握る。
このひとは”もどき”であるわたしの持ち主なのだ。人間に戻ってもこうしてもらえるのは嬉しいけど、
今の姿で…ちゃんとした”人魚もどき”の姿でかわいがってもらいたい。
そう思っていたところで強く抱きしめられてそのままベッドにえいやと二人で転がった。

「ルメル、さん――――――」
相手の言葉に気づいてしまった。自分が刺激されているのとおなじように、
彼女も刺激されていたのだ。 ぐい、と強く抱き寄せられて、そのまま体をぴたりと密着し…。

「あ―――っ♡ あっ、っひ、ルメルさんっ♡ ルメルさん、たすけ、あっ、ぁ――っ♡」
ぴったりくっついた体が強く擦り寄せられるたびに、彼女の濃厚な魔力が体に刻みつけられ、
頭の中(たましい)が塗りつぶされ、書き換えられていく。
彼女が強く体を擦り寄せるたびにバタバタと打ち震えていた鰭は、徐々に力を失っていき、
最終的には弱々しく彼女の鰭を包み込むように絡んだ。

同時に眼の前がばちばちと金色のスパークに包まれる。
うれしい。きもちいい。もっとしてほしい。
わたしはこのひとのものなんだ。 すごくしあわせ。
難しいことが考えられなくなっていく。何もかも金色の幸福感に飲まれて、
頭の中が一色に染まり…気がつけば、自らも彼女に夢中で体を擦り寄せていた。

睦月ルメル >
身体の身体の擦り付け合い。
魔力と魔力の交じり合い。
快楽を得るためだけのまぐわいもどき。

「──ふぅ、ふぅ──はぁ♡」

ルメルにとっても極上の刺激。
激しい呼吸と共に擦り付ける力を増す。
力が抜けようがお構いなしに、過剰な刺激を与え続ける。

夜が更けるまで激しく擦り付け──満足して身体を離す。

「……♡」

目の前の人魚もどきを見つめ、無言で微笑む。
すりすり、と、優しく頬を擦り合わせた。

小鳥遊 日和 > 何度も、何度も。
魔力が込められた体が擦り付けられる。
それが繰り返されるたびに、自分の体が持つ魔力が、彼女のものに塗りつぶされていく。
過剰な刺激は悦びとなって何度も脳を焼き、魂の根底まで染め上げていく。
最初は何度も…体をすり合わせるたびに打ち震えていた小さな身体は、
夜が明けるころにはその反応すら弱々しくなっていた。
相手の腕の中で仕上げられていく…人としてのすべてを奪われる悦びに酔いしれながら、
やがて彼女が満たされたときを迎える。

そっと体が離れると、自分を見つめてくれている彼女(もちぬし)と視線を合わせる。
うっとりと微笑み、口を動かした。
『だいすき』
震える喉からは愛らしいソプラノの声は出なかったが、そんなことを気にしないとでもいうかのように、
そろそろと体を動かして彼女に頭を擦り寄せる。 すっかり魂すら”人魚もどき”に染め上げられた今、
こうして彼女と触れ合うことが、唯一にして無上の幸福となっていた。)

睦月ルメル >
 声は出ずともその音色は人魚に届く。
 口角を上げ、満足を示す。

「ごちそうさま──♡
 人間さんは満足したらそう言うのよね?」

 すっかり乱れたベッドと衣服に構うことなく全身の力を抜く。
 余韻に浸るために、このまま意識を閉じることにした。

「おやすみなさい、たかなしさん。」
 
 人間は週に一度か二度、休日と言うものを取るらしい。
 休日には仕事をしない、と言うのが人間のルールらしい。
 それが今日で、休日は学園に行かない日だとも聞いている。

 ……意識を落とし、人間でいう所の眠りについた。

小鳥遊 日和 > 彼女の言葉ににこにこと笑みを浮かべながら小首を傾げる。
人間の仕草はたしかにそうだけれど、関係があるのかな?
でも、彼女がそうするならそうなのかも。
ゆったりと全身の力を抜き、眠りの言葉を口にする彼女を見やった。

『おやすみなさい、るめるさん』
声にならない声はとても甘く優しいもの。
そのままするりと体を動かして目を閉じた彼女の額にそっと唇を重ねた。
これでよし。満足気に頷くと、再びするすると体を動かして、
彼女にぴったりと抱きつく。大きく深呼吸すると、彼女の香りと魔力が入り込んでくる。
すごく幸せで満たされている。 こんな日がいつまでも続くといいな。
そんな思いにふけりながら、ゆっくりと微睡みに落ちていった。

ご案内:「商業地区 ビジネスホテル」から睦月ルメルさんが去りました。
ご案内:「商業地区 ビジネスホテル」から小鳥遊 日和さんが去りました。