※注意! この部屋の存在によって、性行為描写・極端なグロテスク、猟奇表現などを含むロールを積極的に肯定・推奨するものではありません!
性行為描写(いわゆるエロール)のみを目的としたキャラクター、性行為描写をメインの目的とするキャラクターの登録はご遠慮いただきます!
この部屋では、ある程度性的に過激な描写(いわゆるエロールなど)、苦手な人がいるような残虐・グロテスク表現を伴うロールを行うことができます。そのような描写が苦手な方はご注意ください。
この部屋はフリールームです。基本的に、常世島島内でのロールを行っていただくためのものになります。
島内であるならばどの地区、場所でも構いません。ご自由に設定してください。
待ち合わせ以外にも、通常通り使うことも可能です。絶対にこの場では過激な描写を行わなければならないというわけではありません。行うこともできる、という部屋です。
残虐描写・グロテスク表現・性的な描写など、過激な描写に関しましては苦手な方もいらっしゃいます。
その配慮としてこの部屋を設けております。ご理解いただければ幸いです。
どこまでが通常の部屋でしてはならないのか、という定義については申し上げられません。ご自身での判断をお願いします。
規約にもありますように、相手PLの許可なく無理矢理そういったロールに巻き込もうとするような行為は禁止です。
PCがどうであれ、あくまでPL同士の合意の上で、そういったロールは行われるものです。
問題が起こらないよう、十分なご注意・配慮をお願いします。
また、当サイトは性行為描写を伴うロール中心のサイトではありません。
いわゆる日常ロール、戦闘ロールなどが基本のサイトとなります。
その点をご理解したうえでのご利用をお願いします。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:09:30 更新
ご案内:「落第街 アパートの一室」から夜見河 劫さんが去りました。
ご案内:「落第街 アパートの一室」から比良坂 冥さんが去りました。
■夜見河 劫 >
「――したい。」
自分でも正直すぎるのでは、という気持ちはあった。
それでも、変に誤魔化したりするのは出来ないようで、ストレートに返答。
「……分かった。それじゃ、一緒に。」
返事をしてしまえば、ある意味開き直ったのか、飾り立てる言葉は必要ないかのように。
シャツのボタンを外しながら、昏い瞳の少女の手を取り、向かう先は浴室。
――――その夜は、二人に遅れてやって来た聖夜。
あるいは浴室で…あるいは、ベッドの上で。
夜は、はじまったばかり――。
■比良坂 冥 >
「………」
じ…と、
昏い瞳が、鈍黒い視線を捉えるように。
「…えっち、したい?」
目を薄く細めて、くすりと笑う。
口下手なのはいつものこと、察するには容易い。
しゅる、と。
だらしなく巻かれていたリボンを絹擦れの音と共に取り払う。
「…それなら、一緒に入ろう」
あくまでも、少女の言葉は淡々と。
青年の心の内、灯った熱がその頬を染めていたも、変わらない声色──。
応じるなら…その夜は遅れた聖なる夜が如し───、肉欲に溺れるのも、悪くない。
■夜見河 劫 >
「気を許せるか、か……そうだね、それが一番近いのかも。」
納得したように、小さく頷く。
食事を共に、それも互いに食べさせ合うというのは、相応に気を許していないと難しい事だろう。
互いに、「常識」からは遠い場所に居て、やり方は異なっても「生の実感」を求める「人」同士。
そうであったから、こそか。
「――――食事。」
問題はない、と言われると、暫し間を置いてから、一言。
「終わったら……風呂、入って来るといい。
………一緒がいいなら、それでも、いいけど。」
少しだけ、頬が熱くなったような気持ち。
以前に、一緒にシャワーを浴びた時の事を思い出してしまった様子。
■比良坂 冥 >
「……気が許せる相手かどうか、じゃないかな。
………それが私、っていうのも…キミは変わってるから、丁度いいのかもね」
少女は自分を変わり者だと思っている。
一般常識の枠からははみ出た、迫害される存在。
彼をそれと当て嵌めてしまうのは少し違うけれど、
そういった普通に馴染めない者同士…だったのかもしれない。
共に、生の実感を得られる方法が…常人とは異なる故に。
「…じゃあ、今日はご馳走なんだね。
………? 別に、何も問題はないと思う」
ベッドは一つしか、と言われれば、もう幾度か来ている部屋だ。
ベッドのほうを昏い瞳が見つめ、わかっている…と言ったような返答を返す。
■夜見河 劫 >
「うん。…偶に、日数取りの為に学園に行く時、二人で弁当とか食べさせ合ってる
男女の生徒を見た事あるけど…。」
ちょっと間を置いて、口を開く。
「その時は何が楽しいのか、正直分からなかったけど、今はちょっとだけ、分かる気がする。」
と、少し詰まりながら口にする。
目にしていて理解出来なかったものを、少しだが理解出来た気がすると。
「そっか…。
俺は、普段はもっと雑だからな…カロリーブロックとか、ファーストフードだったりとか。
食べられればそれでいい、って感じで。」
普段はもっと不健康な食生活。
まあ、総菜ばかりのメニューが健康的かというと、それもまた疑問だが。
そうして、暫く泊っていいかと少女から訊かれれば、どす黒い瞳を少しだけ丸くして、
「――いいよ。
気が済むまで、泊ってくといい。ベッドは……一つしかないけど。」
深い事情を訊ねる事も無く、了承の返事。
……少し大きめとは言え、ベッドは部屋にひとつ。
となれば――寝る時にどうなるか、自然と選択肢は絞られてしまう。
既に幾度か身体を重ねた関係で、今更と言われるかも知れないが。
■比良坂 冥 >
「はむ。……もしかして、気に入った?」
二度目のあーん、と口に含んで、そんな疑問。
往復だけじゃ足りなかったのかな。
「…私は、その日の相手次第だから、
食生活も、結構バラバラ。……だけど特に気にしないし、こういうのでもいい」
淡々と言葉を返しつつ、視線を巡らせる。
値引き品の揚げ物なんかの並ぶそれだって、お腹に入ればそれで十分。
それ以上に少女が望むのは、空虚に空いた心の隙間を埋めることだ。
今日、ここに来たのも…時期的に丁度いい買手がつかなかったに過ぎない、けど。
「…じゃあ、しばらく泊まっていってもいい?」
どうせこの数日はろくな買手がつかないのもわかっているし。
彼が、自分を少し特別な目で見てくれていることも、伝わっているから。
■夜見河 劫 >
「――うん。あまり、他人と話す事がないから。
多分…一番話をしてるのは、冥とだと思う。」
喧嘩沙汰になってしまえば、もっと口が悪くなる。
そう言う意味では、ややぶっきらぼうな所は隠せないとは言え、こうした会話はかなり穏やかだ。
「…何て言うか、お互い普段の食生活が心配になる、かな。
俺も、普段はもっと簡単なので済ませる事とか多いし。」
値段が安かったからとはいえ、今日のは中々の贅沢だった。
普段はカロリーブロックやファーストフード、少しまともな所で、落第街のレストランの
成形肉のステーキを使ったステーキサンド位だ。
「ん、あーん……。」
ちょっとだけ恥ずかしそうにしながらも、素直にお返しを受ける。
口にケーキを運ばれれば、むしゃ、と一口。
ケーキなどは滅多に食べないので、まず思った以上の柔らかさに少し驚いた。
「……ん、確かに、甘い。それと、随分ふわふわしてる。」
お返しを受ければ、こちらももう一度お返し。
既に少し切り取っていたのでちょっと苦戦しながらまた切り取ると、少女に向かってあーんの構えだ。
■比良坂 冥 >
「……そう。
……劫も、あんまり口が上手じゃなさそうだもんね」
沈黙してしまう様子を見て、そんな言葉を向ける。
言語化することが難しいこと。…無理を言ってしまったかな、と反省する。
「……」
並べられた言葉は、嘘が苦手そうな彼らしい言葉。
慎ましやかな欲求…。自分に比べてしまえば。余りにも。
「どうなのかな。
…そんなに、上等な味覚ももってないだろうし…こういうので、ちょうどいい」
言いつつ、お返し、と。
自分のケーキをフォークに一刺し、劫の口元へと。
「──はい、ぁーん」
■夜見河 劫 >
「そう訊かれると……どう、言葉にすればいいのか、困るな。」
空いた手で軽く頬を掻き、少し沈黙。
言葉にならない、出し難い心の中を、何とか言葉にしようとするような。
そんな雰囲気。
「――このケーキ、お二人様向けって宣伝文句で売り場にあってさ。
年末年始の食事の買い出しの途中で偶然見つけて、今までだったら特に気にもしなかったのに。
……ちょっとだけ、考えちゃったんだ。もし食べるなら、誰と一緒がいいかって。
………最初に出て来たのが、冥だった。
前も言った…かも知れないけど、冥が誰と、どんな関係でも、俺は気にしない。
こうして一緒にいる時は…冥は、俺の事、見てるから、それで充分。」
それは、独占欲というにはささやかなものかも知れない。
二人でこうして過ごして、その時には自分の事を見ていてくれる。
それだけで――二人で過ごす間、彼女を独占出来れば、充分という気持ち。
「俺も、こういうのは得意じゃないから、気にしない。
――普通、か。高いケーキなんかだと、やっぱり違うのかな、そこらへん。」
ちょっと悩んでしまう。
■比良坂 冥 >
そう、人間だ。
何度も死ぬことが出来たって。
生き返ることが出来たって。
そんなことで悩む者は、総じて人間だと思う。
「……そうなんだね。
…どうして? …私みたいな女の子と」
決して清らかな存在ではない。
迫害と虐待の中で過ごしてきたから、自分を求める者に縋ってしまう傾向にある。
そして……必ず裏切られてきたのがこの比良坂冥という少女だ。
「…私なんかで良ければ。……得意じゃ、ないけど。
……味…は、ふつう、かな。……甘い」
でも感想を聞かれてお世辞を言わないあたりは、現代子である。
■夜見河 劫 >
「……そう言われると、ちょっと助かる。」
少し、雰囲気が緩んだ様子。
元々自宅なので気を抜いていたが、それがもう少し日常的になった、というか。
そして、少女の質問には、ちょっとだけ躊躇ってから、軽く頷く。
「……正直に言うと、期待してたし、やってみたかった。
冥とは…真似事でもいいから、こういう事、してみたかった。」
どす黒い目が、幽かに揺れる。
少しだけ、子供心に戻ったような雰囲気に。
少女が素直にケーキを口にすれば、ちょっとだけ、和むような目つき。
珍しい、といえば珍しいのかも。
「…美味しい?」
■比良坂 冥 >
「……別に言ってもいいと思う。…人間なのだし」
理想通りに、語る通りに生きれる人間なんていない。
いるとしたら、それはロボットか人外と等しい偉人・変人。
歪に揺らぐものが人なのだから、堅苦しい言葉は上辺だけでいい…。
「…私が訪ねてくる、って期待してた…ってこと?」
偶々、こうして来ただけなのに。
自分を待っていたととっても良いような言葉。
「……………」
僅か、細められた目。
フォークが切り分け、一片を乗せられたそれを見て。
「……ぁむ」
素直に、それを口にする。
甘い、そして心地よい酸味が口の中へと広がる…。
上品さなんかは不要。子供が食べるケーキとしては上等も上等。
「……劫は、私とこーゆーことが、したかった……?」
■夜見河 劫 >
「……ま、こればっかりは性分みたいなもの。
命を賭けて来る以上、こっちも命は賭けるもの…って、死ねない奴が言っても説得力ないか。」
少しだけ自嘲気味に。
確かに、命のやり取りで自分だけは死ねないというのは「ずるい」と見えるかもしれない。
質問には、軽く頬を掻く。少し困った雰囲気…というか、照れ隠しか。
「……もし冥が来たら、一緒に食べてもいいかなって。
来なかったら…まあ、一人で食べてた。」
後半は何ともまあ寂しい答え。
ともあれ、時期を過ぎたお安いケーキとはいえ、本来の目的は果たせそうで何より。
「うん。もう、次の年も目の前だけど――まあ、誤差って事で。」
何ともムードの欠片もない部屋にケーキ。だが、今だけはちょっとクリスマス。
生憎、クリスマスに歌う歌は…忘れてしまったので、それらしい事を考えた結果、
「…冥、あーん。」
互いに渡した内、自分のプラスチックのフォークで一口サイズ程に自分のケーキを切り、
フォークに差して少女に差し出す。
少しなり、クリスマスらしい雰囲気にはなった…だろうか。