2025/01/06 のログ
ご案内:「監獄城 - レッド・ツェペシュ」にイスラさんが現れました。
ご案内:「監獄城 - レッド・ツェペシュ」に泳夢さんが現れました。
イスラ >  
転移荒野の一角にその姿を現したのは、紅霧の烟る厳かな古城。
その城主の寝室へと、今宵案内されたのは──一人の少女(お人形だった)

紅い絨毯、紅いシーツの敷かれた天蓋つきのベッド。
黒と朱に彩られたゴシックなその部屋は広く──形容のしがたい、アンティークな拷問器具の数々が陳列された、
持ち主の趣味が人目でわかる、悪趣味な造りとなっていた──。

「"おかえり"。泳夢」

優しい声色。少女の白髪を撫でつけ、軽々と車椅子からその身体を抱き上げる。
向かう先は紅の寝台──。そのやわらかなベッドは、少女のかるすぎる身体を沈み込むように受け止める──。

「随分離れていたからね…たくさん愛でて(壊して)あげる」

薄く細められた金眼が少女を見つめる。
見つめる先の少女の表情は如何なものか。
状況だけを考えれば、本来ならば、
恐怖、絶望、焦燥…、そういった顔をしているのが自然である。

泳夢 >  
そこは見知らぬはずの古めかしい城だった。
人生でお城に来るなんて事はそうそうない。
もちろん少女の記憶の中にも、そんな経験は無いはずだった。

「あぁ──」

されど、思わず感嘆の吐息が零れるほどに、其処には覚えがあった。
記憶がなくともその魂が、身体が此処を覚えている。

紅に包まれた室内も、残虐な用途しか思いつかない拷問器具も。
震える口は『ただいま』と形を結んで。
少女の身体は、恐怖を抱くはずの自らの意志に反して、その金眼の主へとしなだれかかる。

「ここが…わたしの……」

そうして見上げる人形の少女…泳夢の顔は、陶酔に蕩ける様に朱が差し。
その瞳の焦点は虚ろに揺れ、薄い笑みを湛えたまま。
さながら、今の非現実的な空気に酔っているかのようであった。

甘い甘い少女の香りに、熱に浮かれた雌の色が混ざり行く。

イスラ >  
「──ふふ。
 記憶は失くしてしまっていても、覚えているね…?
 此処は、君を加工した場所でもある……」

寝台へと降ろした少女から漂う魔性の香り。
魔を酔わせ、狂わせ…求めさせるとびきりの淫香(フェロモン)──

「こんなにも小さくて可憐であるのに、
 ワタシも魔である以上はキミに酔わずにはいられない───」

制服のリボンを緩め、自らシャツを肌蹴させながら寝台の上に覆い被さる様にして、少女へと寄り添う。
ああ──、もう、ここでは不要かな。
小さくそう呟いて、少女の義肢を全て優しく外し…ゴシックな黒の装いも、払い落として。

まずは、自らが作り上げた…造りの良い人形のような美しいその肢体を存分に瞳に収めよう──♡

既に熱に蕩けたその紅眼には何が差すのか。
羞恥…?屈辱…?いや、それはきっと───。

泳夢 >  
もしも今も記憶があって、”加工”されたことを覚えていたら、どんな反応をしたのか。
寝台に降ろされながら、少女は在りもしないそんな過程を思案する。
結論は出ない。恐怖に震えていたかもしれないし、次は何をされるのが恐れていたかもしれない。

けれども今、絶対的な事実が一つ。
そんな恐怖と絶望、それを与える怪物(飼い主)を前にして、少女はどうしようもなく発情していた。

「……あはっ、なんでだろう…。
 こんなの初めてのはずなのに……とっても、ワクワクするの」

かしゃんと、今は不要な手足が落とされる。
産まれたままの、加工されたままの──本来あるべき”私”へと戻されていく。

手足がないこと以外、傷一つないように見える白磁の肌。
華奢な身体はかつてのままに、薄い胸と、未発達な秘裂、つるりとした無毛の恥丘が露わとなる。
無垢なる体は幼さを残し、まさしく造形された美術品のようだった。

イスラ >  
「どうしてだろうねえ」

「ボクが思うに…それはやはりキミの才能かな…。
 ワタシが施したのは飽くまでも加工…。それに応えてみせたのは、やはりキミ自身の持つモノに他ならない…」

愛玩物を愛でるように、少女の身体を細い手指が撫ぜる。
その薄い胸の頂点へと触れれば、擽るように指先で弄んで──。

「私も胸が高鳴っているよ♪ キミがいなくなってしまった時は本当に胸が張り裂けそうな想いだった…。
 もっと、あちこちの鎖つきの杭を突き刺してでも逃げられないようにしておけばと後悔したものだよ♡」

手指に続け、顔を寄せれば紅く冷たい舌が、少女の柔肌を這い回る…。
先ほどまで触れていた、胸の先端へとそれが至れば軽い吸い上げるようにして反応を楽しみ──おして。

少女にはっきりと見えるよう、視線を向けてからその口を開く。
白く、人のものよりも遥かに鋭い、牙。
それを見せ、"期待"をさせてから───。

ぶつッッ…♡

慎ましやかで、僅かな膨らみをもつ少女の胸へと、吸血鬼は牙を突き立てる──。

泳夢 >  
きっと怪物の言った通りなのだろう。
手足を落とされ、加工され…きっと覚えのない家族も散々な所業を受けた筈なのだ。
ならば普通は、そんな行いをこうまで歓喜と期待を抱いてしまうはずはない。
しかして泳夢という少女は、今だってトキメク年頃の女児のように、胸を棚らせているのだから。

「はぁ…っ♡ なら…今度は逃げないように…逃げられないようにして?」

全身を確かめるかのように這う冷たい手すら、今は温かに感じる。
甘い汗を舐め上げるその舌さえ、違和もなくて心地がいい。
ゾクゾクと、痺れるような感覚が尾てい骨から背筋を走る。
その先にある少女の小さな窄まりも……当然の様にひくりと震えていた。

「あ、そこ……──イ゛ッ♡♡♡♡」

少女の言葉を待たずして、吸血鬼はその胸を文字通りに”食む”。
肌が裂け、血が滲むほどに鋭い牙を立て。
肉を食い破り、少女の中に流れる血液を啜る。
その痛覚は強烈な快感となり……泳夢の脳天まで突き抜けていた──。

痛みと快楽がごちゃ混ぜになって、幸福感が駆け巡る。。
ぷしゅっ♡と甘い雫の小さな噴水が、少女の下腹で咲き乱れた。

イスラ >  
「ん、ァ……は……っ…♡」

───素晴らしき甘露。
新鮮なる少女の生き血…というだけではない。
樽の香りが染み付いた芳醇なワインすら足蹴にしても惜しくない…魔性の血…。
小さな心臓の拍動すら感じる、小ぶりな胸からの吸血行為。
魔を興奮と発情で彩るには、十分すぎる程の劇薬。

「…檻に閉じ込めてしまうのは簡単だ。でもそれじゃあ、キミの魅力も半減してしまうね…♪
 可愛い泳夢がボクの愛しき愛玩物である…という証を何処かに刻もうか…♡」

何処がいいかな…?
そう囁きながら、手指を滑らせる。
細く華奢なアーチを描く顎先…。
簡単に手折れてしまいそうな首下…。
紅い二つの小さな孔が穿たれた、胸元…。
そして、幼気ながらもしっかりと雌としての反応を示して見せた─下胎へと、外側から触れる。

「…血を吸われて果ててしまう、賤しいね泳夢♡
 苦しげなキミの声も実に耳障りがよくてクセになる…♪」

トン、トン…と、子宮のある位置を指で数度、叩く。
そして、徐ろに。

もう片方の手が、泳夢の細く白い首を掴み──締め上げる。

「でも違う。キミが望んでいるのは…もっと退廃的で、爛れて、イカれた快感だ♪
 ───加工は済んでいるからね、首輪をつけるならもう一度ちゃんと躾けてから♡」

ギリ…ミシッ……。
強く、引き絞られるような音が少女の華奢な首から響く。
吸血の痛みと快感による淫靡なる飛沫…そんな淫蕩に満ちた反応だけじゃ、この少女の本質には触れられない──。
誰よりも、ある意味少女本人よりも、その身体の性質を理解している──そう言わんとするかのように。

泳夢 >  
まるで血袋。熟成されたワインよりも、芳醇に香り立つその生き血。
それが加工した張本人でなければ、その血だけでも相応の地位が約束されるであろう程の質。
されどもそれも、総ては少女を形成する断片に過ぎない。
鼓動と共に、脈打つように溢れる紅ですら、きっと主にとっては美点のたったひとつなのだろう。

「はぁ…っ♡ ん…っ、卑しくてごめんなさい…っ♡
 証だなんて、そんなもの、どこへだって──あ゛、がっ」

だってそうだ、声ですら主はこうも褒めてくれる。
子袋を肌の上から撫で、まるで焦らすように触れられている。
容易く手折れそうな首をこうして締め上げ、壊そうとしてくれている。
傍から見ればそれは純然たる暴力で、愛とは程遠いというのに──。
ぞわ……っ♡と、少女の小さな体に満ちるのは、確かな劣情。
胸を満たすのは悦びばかりで───きっとこの身は壊れている。

動脈が締め上げられて、呼吸すれども息苦しく、血は巡らずに体は冷えていく。
それでも……意識だけは眩む程に熱を帯びたまま。
常人ならばあっと言う間に意識を手放すであろう其れを受けても、少女は蕩然と微笑んでいた。

「か……は……っ♡ ぁ、は……っ♡ ぃ、ぁ……♡」

───もっと。もっともっと壊されたい。壊れたい。

死に近づくほどに、湧き出てくる悍ましき少女の願望。
それに反して、少女の身体はこの上なく生存を望んでいる。

今だってそうだ。
あと少し力を入れれば折れそうなのに、呼吸もままならぬのに……死には至らない。
胸の傷も目に見えるほどの速度で、塞がろうとし始める。

少女の異能が脈動を始める。
死に近づくことで、魔に触れた事で、それは少しずつ顔を覗かせていた。

イスラ >  
「構わないよ泳夢…♡
 ワタシはキミを褒めているんだ…本当は、言葉のナイフで散々に心を抉られたいんだろうけれど、
 ボクはキミは作品として…芸術として、あまりにも愛しく思ってしまう♪」

自分の自慢の作品を貶す芸術家はいないだろう?
そう笑いながら、ギリギリと少女の首を締め上げる様は狂気の沙汰にしか見えはしない。
しかしその言葉に嘘はなく──そういった感性をもつ存在なのだという現実だけがこの場を支配してゆく。

「…イイ声だ。ぞくぞくする。
 思わず絶命させてしまいそうになっちゃうよ。──でもそれは最高潮(クライマックス)だ。
 この場で描いていいものじゃないよね…♡」

僅か、喋れる程度にその首の締め上げを緩める。
そして───。

「こっちの口で鳴かせるのも、結構得意なんだ♪」

可愛らしい噴水を披露して見せてくれた、少女の孔を細くしなやかな指が穿ってゆく。
──それはただ快楽を与えるため、には非ず。
鋭い吸血鬼の爪は、その内部に爪を立て──体外の何処よりも敏感で鋭敏な部分をガリ…♡と引っ掻いて。
当然、深く食い込んだ爪が引き裂くその痛みは尋常ではない。
しかしそれを嗤って行う程度には、吸血鬼は己の作品に信を置いている──そう他ならない。

泳夢 >  
理解されている。悟られている。知ってくれている。
怪物が行なう所業が、その言葉がそれをこの上なく証明している。

それだけで、少女は悦びが芽生えてしまう。
好意が、尊敬が、服従心が満たされて。
きっと自分はそんな感性を持つ存在にこそ、惹かれてしまうのだろうと自覚する。

「げ…ほっ……あ、かひゅ…っ♡」

苦しみはまだ終わらない。首が緩まるその刹那まで、少女は悦を味わって。
ぷしゅっ♡と再び甘い雫のアーチを描きながら少女は果てていた……。
何度も、何度も─その度に死に近付きながら、少女の心臓は脈打つスピードを上げていく──。


「そ、こ……ん゛ぃ゛っ♡ なか、でっ♡♡ ざ、けて、る゛っ♡」

少女の割れ目に穿たれた指先が、少女の胎内で傷を穿つ。
呼吸を整える隙も無く、新たな痛みが少女を蝕んでいく。
されども一刺し、二刺しと穿つ度に、少女はその華奢な身体を震わせて悦んでいた。
本来とは真逆の反応を見せる少女の其処は……愛液がとめどなく溢れていく──。
ぽたり、ぽたりと溢れるそれはシーツに紅の染みを作り、重い水溜まりへと変貌していく。

最も敏感な部分が引っ掻き回される感覚……
しかし、それを快楽として享受している自分の体は───とうに狂っているのかもしれない。

イスラ >  
「はは…♪」

まさに、思うままの反応を返してくれる愛玩。
素晴らしいの一言。魔たる存在は、そんな少女に惹かれてやまない。
それを、示すように──。

「泳夢が余りにも淫らに魅せてくれるものだから…ほら」

「ボクのも、愛でてくれないかな…?♡」

首と割れ目から両手を離し、少女を束の間、解放する。
少女の眼の前にある、身を起こして見せた吸血鬼の股座はスカートを下から持ち上げる異性の象徴が頭を覗かせていた。

「さあ…どうすればいいかは…"知って"いるね?」

身を寄せ…手足のない少女の顔の近くへと、滾り硬くなったそれを近づける…。
体温を感じさせない少女…あるいは少年の、体の中でも数少ない…熱を保った部分。
不死の存在が生命を育むことはない。されど熱は生命の象徴…二律背反とも言える、二形の姿。