2025/08/19 のログ
ご案内:「特務広報部 執務室」に神代理央さんが現れました。
ご案内:「特務広報部 執務室」にラヴェータさんが現れました。
■神代理央 >
百貨店での食事の後。
それが当然であるかの様に。君が付いてくる事も、此の部屋を訪れる事も。全てが当然であると言わんばかりに辿り着いた少年の個人執務室。
応接間に鎮座するソファに上着を投げ捨て、しゅる、とネクタイを少しだけ緩めながら少年は君に視線を向ける。
「今日は来客の予定も無い。部下達にも定期の任務以外の者は休暇を取らせている。野暮な訪問者が来る事も無いから、寛いでいると良い」
と、君にソファを勧めながらグラスを二つ手に取り、給湯室に消えて行った少年は時間を空けずに直ぐに戻って来て。
「オレンジジュースで良かったか?茶の類は、自分では淹れぬものでな」
コトリ、と仰々しく豪奢なテーブルに置かれる二つのグラス。
君がソファに腰掛けているのなら…少年は当然の様に、君の隣に腰掛けるのだろう。
■ラヴェータ > 少年の思うまま行くままに、一歩半後ろをついて歩く一人の少女。
日頃と真逆の清楚なワンピースに身を包んでいることもあって、まるで非力で内気な少女のようにも見えただろう。
多少の自覚はあったようで、「らしくない」なんて思ったりもした……が、悪い気など微塵も感じず。
ただ、道中ですれ違った知り合いの委員に目を丸くして二度見された時だけ、得も言われぬ気恥ずかしさを感じた。
あっさりと着いた目的地で、抵抗など全くせぬままに腰かけたソファ。
寛ぐが良い、などと言われても、
「あ、あぁ」
ぐらいの言葉しか出ず。
素直に腰かけるが、寛ぐなどそんな気は微塵も起きない。
執務室の扉が見えた時点から、早鐘を打つ心臓の高鳴りは留まるところを知らぬまま。
少しでも落ち着こうと深呼吸するが、そういう時に限って猶予とは与えられないものだ。
すぐさま戻って来た少年の声によって内心は乱れ、試みは阻まれてしまう。
隣に腰かけた少年の体重で沈み込むソファの撓み、すぐ隣に少年が、理央が座っている感覚に腹の奥底が熱くなるのを感じる。
私はこの感覚を知っている。詳細に言語化できないその熱を一言で言い表すなら、期待だ。
「す、すまない。いただ、こう」
度が過ぎる熱だ。少なくとも、今の私には。
少年の方を見れぬままにグラスを手に取り、オレンジジュースを一口含み、飲み込む。
少しでも熱が収まればよいと思ったが、全く収まる様子はなく。
そのままグラスを一度置き、そのグラスを見つめながらも何か言おうと口を微かに動かしている。
■神代理央 >
「…随分と、しおらしいじゃないか?ラヴェータ」
そんな君を眺めながら、冷えたオレンジジュースで喉を潤す。
軽く投げかけた声には、確かに愉悦の色が籠っている事が分かるだろうか。
「普段のお前らしくもない。もっと高慢に振舞ったらどうだ?」
分かっている。
少女がそわそわ、と落ち着かない様子である事も。
らしからぬ態度と仕草で、初心な少女の様である事も。
廊下で顔見知りとすれ違う度に、僅かに俯いていた事も。
分かっている、からこそ。
「ああ、それとも……」
だから、少女の頬にそっと手を伸ばしながら、クスリ、と小さく笑ってみせて。
「今から何をされるのか…いや『何をしてもらえるのか』という事に期待して、火照って、昂って」
ぎしり、と僅かにソファの革が鳴る。
それは、少年が少女に身を寄せた音。まるで獣が得物を前に舌なめずりする様に。
「……"あの日"を思い出して、濡れているのか?」
確信を持った問い掛けを投げかけてから。
「なあ、ラヴェータ」
甘く、低く、少女の名を。
その耳元で、囁いた。
■ラヴェータ > 理央の言う通りだ。
この後、どうなるか、どうされるか……知っている、覚えている。
期待、している。
「そ、そんなことは……」
頬に触れる少年の手のひらから伝わるだろう。耳元でささやかれたことで、少女の躰が敏感にはねたことが。
その身に触れた捕食者の爪牙に身構えるように、内股になって縮こまる。
礼儀正しく両膝の上に手を置いて無抵抗の様は正に、らしくない。
しかしそれは恐怖などでは決してない。
未だ馴染まない感覚にたじろいでしまっているだけ。
防御態勢に見えて、その実従順。
すっかり下拵えを済ませた柔らかい肉の小動物。
本来捕食者である筈の少女には分かる。
自分が捕食される側であること、そしてそれを望んでいること。
さらにそれが理央にはお見通しであること。
数秒の沈黙。
決して素直になった訳ではない。
それでも、ここで否定してしまうのは、自分が望まない。
「……らしくないのは……嫌か?
期待して……しまって、いる私では……不満か?」
頬に添えられた手のひらに、こちらから頬ずるように動く。
ソファが鳴り、2人の距離がまた近くなる。
凭れ掛かるように体重の一部を預け、身体の力を抜いた。
■神代理央 >
「いいや?」
くつり、と笑って首を振る。
「期待しているお前は。私の牙を突き立てられる事を望むお前は。初心な少女の様に、躰を跳ねさせるお前は」
そう、それは。
仄暗く滾る熱をぶつけるのなら。
己の中の欲望を、浴びせ掛けるには。
「とても、可愛らしいよ。ラヴェータ」
貪り食うに、相応しい"雌"
「だからラヴェータ。私はお前の期待に応えたいと思う。
私に蹂躙され、凌辱され、強い雄の欲望を満たす為だけに使ってしまおうと思う。お前を、私の好きな様に…使わせて貰おうと、思う」
殊更丁寧…と言うにはあまりな単語の羅列ではあるが。
それでも少年が少女にしようとしている事。何を望んでいるか。
どうしてしまいたいか。それを丁寧に言葉にしたのは…それもまた、下拵えの一環であるのなら。
「だから、ラヴェータ」
頬を撫でていた手が、君の掌を取って。
「……私が見て愉しめる様に…先ずは一人で。私の前で」
そのまま君の掌を…スカートの中へ。君の掌を、指先を、君の下着越しに、雄を受け入れる為の秘部に、軽く押し当てて。
「見ていてやるから、私の前で盛って…そうだな」
わざとらしく、考え込む様な素振りを見せた後。
「3回ほど、絶頂してみせろよ。ラヴェータ」
お気に入りの玩具を前に微笑む子供の様に。
少年はにっこりと、君に笑って、嗤ってみせた。
誇り高い君に。今はしおらしい少女に。
自慰と、絶頂を命じながら。
■ラヴェータ > 「そそ、そうか……それなら、良いのだが……」
可愛らしいと、らしくないありさまを肯定されたことで、嬉しそうに頬を染めて戸惑う。
自分から求めた肯定をいざ与えられれば受け止めきれないなんて……悪くない。
続けて少年が口にするのは、これから少女をどう扱うかの予告。
ネギを背負って来た鴨に調理工程を説明するような行為。
随分とおおざっぱだが、鴨に具体的な工程を想起させるには十分すぎる羅列。
具体的にどうするかなど全く聞かされていないにも関わらず、脳内で再生されるあの日の記憶。
かつての自分がどう調理され、どう食されたか。
「………ッ」
すっかりほぐれたその身に、少年の言葉とあの日の記憶は、刺激が強すぎた。
下腹部から溢れて来た熱に気付き、ゆっくりと視線を落とす。
あの日、経験の後。
ただの情報でしかなかった性知識は実体を伴い、改めて学んだいくつかも何となく理解出来るようになっていた。
視線を落とした先で、誘導されるままに自分の指先がスカートの中へと入っていく。
見えずとも、自分の手。どこに触れようとしているかも、もう間もなく触れることも分かる。
「……ぁっ」
にもかかわらず、触れた指先はまるで他人の指先のよう。
以前自分で触れた時とは全く違う。熟れた果実に触れたような瑞々しさ、そして細やかな電流のように躰を突き抜ける感覚。
「一人で……理央の前で……」
そう口にし、一度理央の顔を見やる。
いい笑顔だ。ああ、本当にいい笑顔だ……。
いつの間にか溜まっていた唾液を飲み込み、再び視線を下腹部へと落す。
以前、自慰を試してみたことはある。
その時は正直言って何が良いのか、さっぱりわからなかった。
しかし、今のこの指先でなら。
きっと、とても気持ちいい。
そんな願望に突き動かされ、スカートの中の指先を動かす。
触れただけの指先で、下着ごしにそのまま優しくなぞってみる。
「ぁっ…」
反射的に微かな声が漏れる。
気持ちよい。そのまま続ける。
気持ちいい。
優しく触れているうちに、だんだんと夢中になっていく。
色々な触れ方を試してみるうちに、敏感になっていくのを感じる。
微かに溢れただけであった筈の熱はすっかり下着を濡らし、指先はしっとりと濡れてしまった。
最初のうちは堪えようとする気があった声も、今ではそのまま出てしまうほどにのめり込む。
下着越しでこれならば、直接触れればどうなるのか。
ふとそんな欲求に駆られ、下着をずらして直接そこに触れてみる。
「っ―――ぁ」
柔らかく割れ目に沈む指。自ら辿り着いた快感がふわりと全身を包み込み、しばしの後に脱力する。
似た感覚を知っているが、少し違う。
優しすぎるが、絶頂と似た感覚。
数秒止まる呼吸、そしてあふれ出す熟れた吐息。
高鳴る心音はより強く、そして熱く。
下腹部の熱が脳まで巡った感覚、そしてじわじわと冷めていくのも感じながら、目を丸くして驚きながら、少年の方をゆっくりと見た。
■神代理央 >
驚いた様に目を見開いて此方を見やる君に、少年は優しく微笑む。
…尤も、告げる言葉がその表情に釣り合っているか否かは、定かでは無いが。
「…何故、手を止める?私は何度絶頂しろと言ったかな。ラヴェータ?」
もう一度、君の手を取る。
まだ指先が僅かに沈んだだけの君の掌、指先。
それを、幼子の手を取る様に優しく手を添えて────
「一度でこのザマでは、三度目にはどうなっていることやら。今から心配じゃないか?」
まるで他人事の様に。少しだけ良くない報告を受けたかの様に。
わざとらしい程に大袈裟に溜息を吐き出した少年は…君の指先を、強引に秘部へと沈める。
君の指先をまるで雌を甚振る道具の様に────秘部に沈めて、強引に中で掻き回す。
「三度では足りぬか?四度か?五度か?私は何度でも良いぞ、ラヴェータ。お前の気が済むまで。或いは、私が満足するまで」
ぐちゅ、ぐちゅ、と少女のしなやかな指を"使って"膣を掻き回す。弄ぶ。
静かな絶頂擬きに至った君に、強引に快楽と肉欲を注ぎ込みながら…。
「ほら、ラヴェータ」
そっと、手を離して。
「ちゃぁんと、自分で弄ってみるんだ」
その快楽を自らで持続させ、絶頂せよ、と。先程と同じ様に命じながら。
…少女を、終わらぬ快楽の坩堝へ引き込む為の算段を。狩りの手段を。
唇を緩やかに歪ませながら、少年は思案し続けていた。
■ラヴェータ > 「ぇ、ぁ、ああ
そういえば、そうだった―――」
未知と言って差し支えない快感に呆けていたのか。
理央の言葉で意識がはっきりして、視線を彷徨わせながら狼狽える。
そんなことなどお構いなしに続ける理央、再び添えられた手。
優しく添えられただけの筈の手にもかかわらず、それだけではないと躰が微かに身構える。
すぐに予感は的中した。
わざとらしく演じながら、優しかった手が強引に自分の手を操る。
そして、搔き乱される。
「えっぁ、っ、ぅ、り、りお、やめ、やめろっ」
理央が、私の手で、私の中を、搔き乱す。
搔き乱される度、指先や関節がどこかに触れる度、先ほどよりも強い感覚が突き抜ける。
抗えないままに漏れだす声と、応じきれない快感のせいでまともに言葉も出せず、膝より先を小さくばたつかせる。
ねっとりとした水のような音が妙によく聞こえてくる。
手を激しく動かされる度に聞こえてくるその音は、よく見えていない私の中がどれほど搔き乱されているかをよくよく伝えてくれている。
それが勝手に妄想を掻き立てる。かつて乱暴にされた時のことを思い起こし、躰が勝手に気持ちよくなってしまう。
「イッ―――」
そのおかげか、すぐに達してしまったようだ。
先ほどとは違って、足を延ばして全身を硬直させてしまう。
一際高く大きな嬌声は間延びし、口を開けたまま目をちかちかさせていた。
少年が手を離して話しかけてくる。
聞こえているし、理解も出来る。
だが、それに即座に応答できるだけの理性すらその時は飛んでしまっていた。
「―――ハァッ……ハァ……スゥ……ハァ」
ゆっくりと硬直が解けるにつれ、大きく呼吸を繰り返す。
十秒ほどかけて深呼吸するも、熱く乱れた呼吸を整えることなど出来る訳もないが、息苦しさを解消したことで再び自分の手を自分の中へと運ぶ。
それが理央の命令であり、それは同時に自分の願望でもある。
そしてさらに、気持ちよい。
ならばとる行動は自明。
多少恐る恐るではあれど、指先を中へ、奥へと沈めていく。
先ほどあれだけ搔き乱されたのだ。怖いものなどない。
長い指を沈め込んだまま、ゆっくりと搔き乱すように動かしてみよう。
「―――ハァ、ハァ、ハァッ……!」
自分のペース、されど親しみのない快感。
指を動かす度、ひだに指が触れる度、熱い呼気と汁があふれ出す。
段々と激しく、更なる快感を求めるように、見ごたえがあるようにと、ペースを上げていく。
そして、一分もしないうちに
「ま、たッ…ィ―――ック―――!!」
今度は、自力で絶頂に達した。
そして、十秒ほどしてまたすぐ、呼吸を整えながらも自慰を継続するだろう。
理央が満足するまで、続けなければならない、そうしたいから。