2025/08/27 のログ
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「いいよ、ラヴェータ」

君の感情の籠った、意志の籠った言葉に対して少年が向けた言葉は短いものだった。
にっこりと笑って、乳房を撫でていた掌で君の頬を撫でて────

「ふふ、何だかんだ────素直なお前が一番好ましいよ。ラヴェータ」

この状況で、君を追い出して他の女を抱く訳が無い。
唯々、最後に君の口から最後の一押しを聞きたかっただけ。
…それだけの為にしては、酷い事を言った自覚は、まあ、相応にあるから。

「幾らでもおかしくしてやる。お前の理性も、意思も、感情も、何もかも押し流してあげる」

甘く、低く、君に囁きながら……ずん、と深く腰を突き出す。
其の儘荒々しく、何度も何度も君の中を突き上げる。先程迄の様な、君を肉欲の底に沈める為の動きでは無い。
雄が、雌の中に精を吐き出す為の…少年自身が快楽を貪る為の、獣の様な注送。

「ほら、叫べ。啼け。お前の中に、望み通りに注ぎ込んでやるのだから。その痴態で私を悦ばせてくれ、ラヴェータ」

少女を堕とす為の"命令"では無い。
より大量の精を吐き出す為に。君の望みを叶える為に、君の痴態を望む。
浮かべる嗜虐的な笑みが、僅かに歪む。精巣からせり上がる精液が、君の中を蹂躙する肉棒の体積と熱と硬度を、更に増していく。

「…ほら、分かるだろう?お前の中で…いつ、果ててしまってもおかしくない程の、私の…モノ、が」

吐息が乱れ、余裕がじわじわと失われて。
それでも最後まで、君を壊し続けていたいから。
だから少年は…再び、唇を君の耳元に寄せて。その柔らかな耳朶を、そっと甘噛みしながら。

「……お前の、一番可愛い所を見せてくれよ。ラヴェータ」

喉を鳴らす様な含み笑いと共に。
甘ったるい猛毒の様な少年の声が、君の耳元に届くのだろうか。

神代理央 > 『後日継続』
ご案内:「特務広報部 執務室」からラヴェータさんが去りました。
ご案内:「特務広報部 執務室」から神代理央さんが去りました。