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【公式】携帯審神者
Last Update:2024/06/08(土) 12:59

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分類魔導具
所属祭祀局
概要霊的存在との交信を可能とする携帯される「審神者」
利用について利用自由
設定共有派生設定作成歓迎
その他特記事項サイト運営作成の公式設定です。
  


 ▼Comment

―携帯審神者―

皇后、吉日を選びて、斎宮に入りて、親ら神主と為りたまふ。則ち武内宿禰に命して琴撫かしむ。中臣烏賊津使主を喚して、審神者にす。
——『日本書紀』巻第九 神功皇后摂政前紀

審神者は神明託宣を審察かにする語を言ふ。
——『政事要略』巻二十八 下酉賀茂臨時祭事

携帯される「審神者」



 主に《祭祀局》局員の携帯する神符、魔道具を指す。
 携帯できる審神者さにわということでこの名が与えられている。
 審神者とは神の託宣を聞き、それを人々に伝える役職のことをいう。また、託宣を下した神の名などを明らかにする役割も持つ。
 《祭祀局》にはそんな審神者が常駐しており、携帯審神者を使うことでその審神者と交霊チャンネルすることができ、遭遇した霊的存在や神霊の言葉を翻訳することが可能。審神者を介して霊的存在との会話も可能となる(不可能の場合もあり)。
 小規模な霊的存在であれば、おおよそそれがどういった存在であるかを判断することが可能。
 もちろん例外はあり、全く解析不能な場合もある。

 人間の審神者と比べて確度は低いものの、《祭祀局》のデータベースと接続されたAI審神者による神名判断なども近年では活用され始めている。《祭祀局》の審神者も人間であり、有限の存在であるためである。
 携帯審神者による審神者との通信は霊的な通信となり、電波・電磁波などの影響を受けることがないため、《祭祀局》局員に重宝されている。怪異との戦いにおいては、対象の名や正体を知ることが何より重要であるためだ。
 正体を看破した上で、敢えて低級な存在の名を与えることで、対象を「零落」させるような目的でも使用される場合があるが、高度な術式である。
 なお、大規模な祭祀や祓を行う際は、人間の審神者が現場に同行することとなる。

 形状としては護符・神符の類が多いものの、近年ではバリエーションも増えており、機械化・電子化された携帯審神者も存在する。
 《祭祀局》局員に貸与される道具ではあるものの、必要に応じて風紀委員や公安委員にも貸し出される。
 《祭祀局》のそれには劣るものの、フリーの退魔師・除霊師陽の携帯審神者やそれに類するアイテム、アプリケーションなども巷に出回っている。粗悪品も少なくないため、利用には注意が必要となる。
 《祭祀局》以外の携帯審神者ではAI審神者が積極的に利用されている。


PL向け情報



 管理者が以前作成していたPCから組織設定などを抜き出して一部設定を変更し、公式設定としました。
 言及・利用共にご自由にどうぞ。派生したアイテムなどの設定も可能ですが、あまりに万能過ぎる物はご遠慮ください。

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Miniりすと v4.01