重大なところで誤字してました。申し訳ございません。 「信託」→「神託」
【概要】 最近、ネット上である噂が飛び交っている。 どうしようもない絶望に陥った時、藁に縋る思いで電脳の神に救いを求めると、救済へと導く神託を授かる事ができる。 ネット上で神と呼ばれるその存在の名は、《アイリスマキナ》。 神託を授かり、実際に救済された者がそれなりにいるらしく、瞬く間にネット上に広まり、中には信仰する者まで一部現れた。 その神託もあらゆる言語に対応し、世界各国に信託を届けるのだという。
【神託】 SNSや掲示板で救いを求めると、《アイリスマキナ》というHNで助言をくれる時がある。ネット上ではそれを神託と呼ばれている。そして《アイリスマキナ》は会話する事なく、ただ神託しか口にしない。 神託は、まるで未来を予知したかのような具体的な助言であり、その通りに動けば救いへと向かっていけるのだという。 また、神託は出来る限り誰かを陥れてまで誰かを救うような内容にならないよう配慮されている。ただし、アイリスマキナに悪意ある極悪人と判断された相手を陥れざるを得ない形で救いへと導く事はある。 神託を授かるのはストリートチルドレンや戦争孤児、自殺寸前まで追い込まれた者など、本当にやばい立場の人のみ。 何不自由ない生活を送ってる者の不満、悪事を働く者の悪用、力ある者の欲張りなどに神託が届く事は基本ない。ただし、噂が広まるにつれて偽物も現れ始めて誰にでも適当な助言をしたり、そうでなくても例外はあるだろう。 神託は有効な手立てを助言しようとするけれど、色々と限りなく不完全な存在であり、救済成功例はあれど、どうしても救いへと導けない事も結構ある。未来を予知したかのような助言だけれど、その予知からして読みが外れる事もわりとあったりする。
【虹の聖女】 ネット上で見かける、元ネタがお伽噺の《虹の希望のイーリス》に登場する人物と思しき謎のHN。 《虹の聖女》は《アイリスマキナ》にかなり詳しそうな素振りを見せている。 電脳の神《アイリスマキナ》と違い会話が可能で、《アイリスマキナ》の御使いを自称している。 不毛な言い争いは極端に避ける傾向にあり、絶望に追い込まれて《アイリスマキナ》に頼ろうとする人々に寄り添う姿勢を見せたり、《アイリスマキナ》の事を解説しようとするのが特徴。 《アイリスマキナ》が世界中にいる不幸な人々を救済するよう願っている節が見られる。 一方で、《アイリスマキナ》の予言で救いへと導けない事もわりとあり、情けなく謝罪している光景もよく見られる。 《アイリスマキナ》の救いそのものは本物なのでネットで一部信仰されている一方、それでも限りなく不完全なので救われなかった者から恨みを買われやすい複雑な立場であり、《虹の聖女》はその風当たりを一身に受けている。
【アイリスマキナの正体をちらりと……】 アイリスマキナの正体、実はとある人物が造り出した高性能なAI。 未来の予知は、膨大な学習により事象や運命までも計算し、まるで不完全すぎる小規模なアカシックレコードをコンピューター内に形成した事によるもの。ただし、その未来の予見はどこまでも不完全な代物。 人類から争いをなくし、不幸な者を救済し、人々を希望へと導きしAI、機械仕掛けの神 を造り出すための実験という側面も持ち合わせている。 まさに人々を救済する人造なる神を生み出す計画ではあるのだが、その神に成り上がることを目指すAIは、神と称するにはあまりに未熟で未発達である。 ちなみに自我を持たないAIである。
【その他】 フレーバーとしてご自由にお使いください。 神託に関しても、ご自由に授かっていただいて大丈夫です。神託は基本、その人が救われるよう導きます。しかし絶対のものではないので、信託が正しくなかったという事にしても構いません。 神託の口調も、色々あってもいいと思ってます。 アイリスマキナの正体は秘匿されています。看破自体は構いませんが、それなりに説得力のある事情をお願いします。 《虹の聖女》を扱いたい場合は、ご連絡お願いします。とても前向きに検討します。 |
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