天空に浮かぶ大劇場輝ける天球、その内側に潜む影
■概要 使用フリーのPL企画ロケーションになります。 通常の常世渋谷では、様々な催しが行われる日常・イベント用の大劇場。 裏常世渋谷では、内面・心理の描写や戦闘ロールなどにご利用頂けます。
通常と裏側でお願いするルールは異なりますが、 通常のほうは戦闘、破壊行動や違法行為は極力禁止。 裏側は演出として戦闘・破壊は歓迎しますが、壊れてもまたすぐ直ります。
■施設紹介 常世渋谷スフィア・シアター。 常渋駅近の大型商業ビル「アーキタイプ」の11~16階に存在する大型劇場。 その「天球劇場」の名の通りに、ビル内部に存在する、 複数階層をぶち抜く巨大な銀色の球体の中に建造されている。 愛称は常世渋谷スフィア、スフィア、天球劇場など。
■特色 竣工間もない最新劇場でありながら、 舞台全体の方針としてネオ・クラシック・スタイル、あるいはニューエイジ・アンプラグド…… すなわち、異能や魔術の演出使用を認めない質実剛毅な条件を前提としている。
これはアンチ新世界思想によるものではなく、 文化保全、及び、音響魔術や光学魔術の発展著しい中で、 新時代における限界への挑戦といった意向が含まれている。 そのため出演、および入場において異能者、異種族、魔術師といった、 前時代に秘匿されていた存在にこれといった制限はない。 普段は異能・魔術演出を使用して公演を行っているパフォーマーたちも、 ルールに則れば出演は可能。ただし、席数を埋める見込みがある者たちに限られる。 運営理念とは裏腹に、しばしば差別問題の渦中にいる者たちやレイシズムの持ち主たちに、 槍玉に挙げられているのは言うまでもない。
■仕様 キャパシティ最大2000人ほどの大型劇場。 主に演劇、歌劇、演奏会をコンテンツとする。 設備などは地上からの大型エレベーターで運搬される。 運営する部活が雇い入れている警備隊により、 セキュリティは極めて厳重で、過激な違法行為を働くのは困難。
演目はただひとつ。 ■裏常世渋谷スフィア 所在地は表側と変わらず、「アーキタイプ」内の11~16階。 裏常世渋谷アーキタイプに侵入、あるいは内部に転移すれば入ることができる。 発生は竣工直後、こけら落としを前にして確認された。 他の裏常世渋谷のエリア同様に、本来の常世渋谷スフィアの関与は一切ない、 はずである。
■演目 周囲に侵入した個人、あるいは複数人の人格に照応し、劇場は変容する。 照応した人格に根ざす「影」が形となり具現化し、上演される。 それはただ上演されるだけでもあれば、 演者が人格の参照元、あるいはその帯同者に働きかけることもあるという。 干渉は物理的な危険を伴う可能性もあり、死に至る可能性もある。
しかし、これら生じた「影」は外的な悪意によるものではない。 すべて照応した人格の内側から生じたものである。 この場所は、そういった「機能」に特化した領域であるのかもしれない。 事態の解決はその人格に掛かっている。打つ手がないなら、逃げるしかない。 追跡の手は、劇場の外には及ばないようだ。 立ち向かえば自己との対話も叶うかもしれない。自我の肥大・喪失の危険を覚悟できるならば。
施設そのものを破壊することは可能だが、 その場から離れれば、何事もなかったように元通りに再生される。 同時刻に別の裏常世渋谷スフィアが存在することもあるだろう。 |
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