永江涼香(ながえすずか) ある神社で産まれた少女、生まれつきの巫女。 生まれた時から極めて高い神的適性を持ち、それを喜んだ両親からは大事に、そして厳しく育てられた。 が、神社での生活に息苦しさを感じ、また俗世への憧れと興味を抑えきれなくなったため、祀られていた宝剣を持ち出して家出。 定期的に実家に手紙を出してはいる物の、しばらくの間は戻る気はないようだ。 性格は明るく、世間知らずでちょっと傲慢。 自分が、所謂「選ばれた存在」であることは自覚しているため、初対面の相手であろうと偉そうに接する事が多い。 だが本質的に性格が悪いわけではないため、困っている人がいれば手助けし、頼まれれば嫌とは言えない。 そんな自分を「かっこ悪い」と感じており、それで感謝されたり褒められたりすると、照れ隠しでより偉そうに振る舞うか、評価されることを忌避する事が多い。 また、厳格な神社での生活は徹底した「和」の様式に固定されており、洋風の物については殆ど目にすることはなかった。 パソコンは一応使えるが、ナイフとフォークの使い方すら怪しく、ゲームなんかも家を出た後、ゲームセンターに寄った時に少しやった程度。 一応実家近くの剣術道場で剣の稽古をしてはいたが、好きではある物のそこまで必死に取り組んだわけではないため、技術的にはまだまだ未熟。 戦士として見た場合、彼女の強みは生まれ持った天性とそれに由来する神の加護、そして持っている宝剣に集約される。 ちなみに、選ばれた肉体でありながら、スタイルに関しては貧相。 そのことを気にしており、スタイルに関して触れるとキレる。特に胸に関しては完全な地雷である。
【Weapon】 神剣『天照』 本来の名は『神咒神威 天照坐皇大御神 霊結禊祓剣(かじりかむい あまてらしますすめおおみかみ たまむすびみそぎはらえのつるぎ)』なのだが、あまりに長いので普段は省略して『天照』と呼称している。 日本刀のように反りがある形ではなく、古代の直剣。内部に疑似太陽を宿している。 太陽を宿すだけあり、剣自体も非常に特殊な作りになっている。構成物質は神代の金属であり、現代には残っておらず、再現も出来ない。 折れず、曲がらず、溶けないという理想の金属。この金属に囲まれているからこそ、内部の太陽が制御されている。 元々は祭具であるためそこまで切れ味に優れているというわけではないが、それでもそこらの名刀よりは良く斬れる。 武器としても一流の逸品である。
交友関係 雪城 氷架(No.130):女子寮のルームメイト。
劉 月玲(No.145):女子寮のルームメイト。
月神 小夜(No.146):女子寮のルームメイト。
|
|