【外見】 身長175cm、体重54kg。98/59/90。グラマラス。 髪は金属そのものめいてきらびやかな銀色、肩甲骨の下端に達する長さで程よくウェーブ。 肌は白磁のごとき白。瞳はクリソベリルのごとき鮮やかな黄緑。
背中には白鳥のごとく優美な1対の翼を有する。しかしシャツの中に違和感なく仕舞えるほどに小さく薄く、物理的な飛行能力は有さない。 頭頂には光輪を携えるが、髪のように細い非実体の光の輪が儚く浮かぶのみで、暗闇でしかその銀光を確認することはできない。
ゆったりしたTシャツにタイトジーンズといったようなラフな服装を好む。ブラは着けず、翼を胸の前まで回して下着代わりとする。 身体全体にほんのり綿飴のような香りを纏う。
【来歴】 《天使界》と呼ばれる異世界出身。他の異邦人と同様に《門》をくぐって地球へと現われたが、故郷世界への往還はある程度自由なようだ。 まったく代わり映えせず刺激も少ない《天使界》に飽いて地球へと来訪した……と言い張る。 医学の専門知識はないが、異能により効率のいい休息をとらせることができるため、生活委員会保健課の保健医として収まっている。
【性格】 おっとり、ふわふわ。争い事を好まず、かといって正義でも生真面目でもなく、怠惰を好む節がある。 地球の文化や有り様に惹かれてやってきただけあって様々な物事に興味津々。しかし少しでも面倒さを感じたら即手放すようなあっけらかん。 養護教諭という肩書を得た以上、生徒の前ではなるべく真面目ぶってみせるけど、すぐに化けの皮が剥がれるだろう。
【異能】 《輝銀雲膜/シルバー・ライニング》 きらめく銀色の《雲》を自由に作り出すことができる。 《雲》は自らほのかに銀の光を放つが、陽光下ではまばゆく光を反射し、真っ白に見える。水蒸気からなる普通の雲とは明らかに性質が異なる。 感触はゆるく作っても綿飴レベル、しっかり作れば真綿レベルの繊維感と弾力を持ち、触れればほんのりしっとりしている。繊維が孕む空気は気候に左右されず常に快適に感じる温度・湿度に保たれる。 壁のように形成すれば刃や拳を食い止め、炎や水流にもある程度は耐えうるが、さすがに銃弾のような高エネルギーは防ぎきれない。 《雲》はルリエルの意思に従って自在に浮遊させ動かすことができる。しっかり作った《雲》に掴まったり乗ったりすれば、ごく低速ながら飛行することも可能。 この《雲》の上や中でしっかり休息を取ると、まるで10倍の時間熟睡したかのように心身がリフレッシュする。 食べることもでき、味や食感はやや甘さ控えめでベタつかない綿飴。放つ香りも綿菓子によく似ている。同質量の砂糖と同じだけの栄養価を持つ。 簡易的に作った《雲》はルリエルから100m以上離れると消える。数時間レベルでじっくり構築すれば、ルリエルの傍を離れても数ヶ月単位で保つようになる。
【特殊能力・天使】 天使として幾つかの超常的な力や性質を有する。これらは信仰を失った現在でも損なわれていない。 暗闇を見通す超視力、知らない異邦の言葉を短時間で理解する知能、他人の不調を迅速に察知する直観、怠惰な生活を送っても損なわれないプロポーション、化粧せずとも色鮮やかな唇と頬、ピンと長く立つ睫毛、不快感を齎さない甘い体臭、初級レベルの魔術効果に似た現象(小規模な奇跡)の発生、など。 本来天使は飲食や睡眠の必要なく活動できる存在だが、ルリエルは《怠惰》を己の性質と定めたために、人並みに眠り、飲み食いする必要がある。また直観に関しても効きが悪いことがよくある(天然ボケ)。 死亡した時はその魂は《天使界》に戻り、ほどなく元の肉体に再臨する。
【故郷について】 彼女らは故郷を《天使界》と呼ぶ。かつて地球にて存在を信じられた《天使》の幾ばくかが様々な理由から訪れ、仕える《主》も祀ろう《信徒》も欠いたまま数千年を過ごすことになった辺獄の地……らしい。そこは空を天、雲を地とした常昼の楽園、されど『それしかない』無の世界。 信仰無きまま長い時を経たことにより、本来持っていた《天使》の性質は大きく変容してしまった。神の御使いという役割も、名とともに与えられていた権能も、それどころか名や階位といった属性さえも忘却され、《天使界》を形作る『ソラ』にちなんだ概念へと系統分化(異能化)していくうちに、単なる『異能を持った人型の上位存在』程度のナニカへと変じてしまっている。
(細かい設定はRPするうちに変わるかも)
【ロールについて】 傾向としては、戦闘よりも日常寄り、シリアスよりもギャグ寄り。 少年誌〜青年誌レベルのスケベをたまに添えて。
平常時10分、考え始めると20分近くかかることあり。 適度な確定を推奨、こちらも適度にやります。ささやきでの挨拶は歓迎ですが、展開については相談は最低限に留めて流れに任せたいフシあり。 養護教諭のため、生徒・教師PCからは天使であることを含めて既知可。こちらからはなるべく初見か「どこかで見たことある・聞いたことある」程度で邂逅したいところ。 複数人RPは苦手なので増えたら反応が塩になるか早々に退出します。 男女その他いずれも特殊Free可。特殊Freeに先入りしててもスケベ展開を必ずしも要求するわけではないです。 |
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