◇ゼーレ・マルベリア 身長:165cm 体重:53kg
豊かに背を覆う透ける様な銀髪と真空色の瞳を持つ少女。 姉であるモアネ・マルベリアと同じように、見た目は儚く、比喩として絶世の美少女、とも言える容姿で人目を引き易い。
というのは表面上の話であって、実際は活動的で陽気。 口煩い人物や打算的な人間は好まず、欲に素直ではっきりした人物を好ましく感じるタイプ。 刹那主義であり、快楽に感じる事を優先させる聖職者らしくない少女。 但し、姉には弱く、絶対的に叶わない。
見た目の容姿を用いて、姉の代わりを務めたりしている間は、姉の気質を模倣出来る辺りは、なかなかの演技者と言えよう。
信仰心はそれなりに篤く、信仰、神に対しては自分の意見を持ち合わせている。好きか嫌いかで言えば、どちらでもない、という感情であるが故の信仰者。
【能力】
【秘匿事項】
■その儚い秀麗な見た目とは裏腹に、怪異へと進化した元人間、現怪物。 自分は未だ怪物ではなく人間だと思いこみ、その様に振る舞ってはいるが……獣の性は隠しきれず、それが本来普通である≠ニすら考えている。 故に、価値感、論理感――それらは人と違い、必ず何処かに齟齬があるのだ。
少ない人の理性では、姉であるモアレに迷惑をかけまいとしてはいるが、なかなかうまくはいってない。 あくまで姉が傍におり、その手綱を握り占めている時のみ、人間の少女としての息遣いをか細くしている。
■抑止の獣≪ジャガーノート≫ |
|