«基本情報»
名前:皋嶺 冰(さつきみね こおり) 性別:女 年齢:15 身長:155cm 体重:49kg 髪:真っ白な新雪色に薄っすらと水色のグラデーションが掛かっている。 眼:金色。薄っすらキラキラとした反射を孕む 肌:艶やかで透き通った陶磁器のような白肌。 出身:島外のド田舎からやってきたという自己申告 異能:《冰の指先》
島外のド田舎から異能の修練と異能者としての将来を考えて入学を果たした女学生。 田舎出身にしては整いが過ぎる美貌に細やかな噂が立つことがあるものの、一切の区別なく他者への優しさと奉仕を厭わず、芯の通った性格が功を奏し、彼女への懐疑的な視線は少ない。
それはそれとして新入生の中でも際立った美貌に一部では実は身分を偽ってやってきたモデルなのではないかなんて言われることも。
«冰(こおり)の指先»
彼女が持つ異能。『触れた物質の温度をマイナス方向へと一定量操作する』異能。この一定量というのは、本人曰く『他者に害を為さない範囲であれば』と、人並み以上の異能への安全考慮が精神的リミッターとして作用し、異能の出力を著しく落としているらしい。
«異能力……じゃなくね?»
──が、この異能に関しては既存の温度操作異能とはメカニズムが異なっているとのことで、異能の検査担当は『明らかに外部から温度が変えられている。物質の温度はごく当たり前のように"冷やされている"だけだ』というらしい。 要するに嘘をついているか、異能に関する認識を本人が誤って認識しているようだ。
«雪色の美少女……?»
はっきり言って彼女は嘘が下手である。
本人は自身を人間だ、と偽っているものの、その実、とても珍しくなく『妖怪』であることは判明している。指摘された際にはひどく慌てながら言い訳を方言で告げていたとのこと。他にも明らかに自分のことを人間だと嘘をついて振舞う仕草があるものの、その正体たるやあからさまにごく有名な妖怪『雪女』のそれであることは、割ともうバレッバレの事実。
«たぶん悪い子ではないので……»
無論、そんな振る舞い方をしている分には後ろめたい事情も多いだろうと調査されたものの、結果から言うと、人畜無害・清廉潔白。道端で困る人に手を差し伸べ、横断歩道を渡れない老人に寄り添い、迷子の子供を連れて親を探しているといった普段の行い。
そして生まれの田舎の事情については、農村の村娘だったそうで、ある老夫婦の元に幼少で拾われてからとてもまっとうに育てられた雪女であることまで割れてしまい、なんでむしろそこまで人間であると嘘をついているのかが不思議なくらいのただの雪女だった。
«そんな本人はというと»
その話を振られても『私は人間だ!』と大声で返したそうだ。
«関係者»
ぴっかぴかの一年生。これから友達が出来ていくといいね。
2021.11/23
雪城氷架:ファミレスで出会った初めての女子寮仲間、先輩。 沢山食べる人、凄く優しい人、今一番冰の中で頼れる人。
2022.1/26
杉本久遠:学校の廊下で出会った大柄な先輩、好きな人がいて結婚まで考えてるらしい。 凄い、この人が好きになった人ってどんな人なんだろう。気になる。
2022.2/8
麝香 廬山:ファミレスで出会ったよく分からない人、多分性格はとても良くないかもしれない。 付き合い方次第では多分悪い人にはならないはず。次回は勉強を教わり、ファミレスで奢ってもらうことにしてる。
2022.3/9
紅龍:痛い怖い苦しい気持ち悪い辛い痛い怖い苦しい怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
……たすけてくれた、のに。怖がって、拒絶して、しまった。
«それは曇天の或る日»
落第街へとクラスメイトからの頼みを受けて赴き、見知らぬ男に陵辱された。心的外傷により男性恐怖症とパニック障害になる。
«花は散れど種は枯れず»
事件から幾らか経った、今現在彼女は退院し、普段通りの生活をして過ごしているようだが、時折今でも曇り空を見上げて苦しむ仕草を見せている。
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