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風間 奈緒
Last Update:2023/01/02(月) 03:45

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年齢15
性別女性
立場生徒
学年1年
種族人間
世界異世界
居住場所女子寮
異能夢現漂流(ドリアム・ドリフト)
魔術元素魔術
特殊能力空想連結(コネクト・デイドリーム)
戦闘ロール
出没時刻主に夜間
私書箱IDAmulet
一言説明夢に繋がれた少女
ささやき機能の利用
 
3人以上でのロールプレイ状況・場合による
私書箱での連絡の可否


 ▼Comment

[RP傾向]
・いきあたりばったりカモンカモン。気軽に楽しみましょう
・バトル系も都合が良い子です。
 そこそこくらいにやれる想定、ワケありで少し丈夫。
・雰囲気に合わせる。明るい所も暗い所も抱えた子です


【名前】
本来の名前は「アミュ・フォナ(Amu Fona)」。
こちらでは「風間 奈緒("Fuma" nao)」。

"かざま"ではない理由は、アナグラムによるものと使うかもわからない引っ掛けのネタ。
あるいは魔術師「"風魔"奈緒」という、ちょっとしたカッコつけなのかもしれない…
こうした理由からか、「かざま」と呼ばれても気にする様子はない。


【来歴】
異世界から「門」を通し、眠ったままふわふわと浮遊して現れた少女。
目を覚ました後ポトリと下に落ち、何かを悟ったかのように塞ぎ込んでいたが
いつしか立ち上がり、まだ生きるために歩みだした。
以後、新たな環境に適応しようと頑張っている。

元いた異世界については「よく似ているが結構違う」とは彼女の談。
差し出された手を両手で包むようにする一風変わった握手や、
こちらのイベントに知らないものが幾つかあるなどの名残が存在する。

現状は1年生扱いではあるが、身寄りが無く寮に入るための一種の特例。
春の訪れを待ち、正式に新入生と肩を並べ授業に参加する予定。
一足早く割り当ててもらった寮の一室で本を読みながら
新たな人生の節目をワクワクして待っている。


【性格】
一人称は「私」「自分」。
他人の事は殆ど〇〇さんと呼び、愛称の類はめったに使わない。
敵対、あるいは単に戦闘訓練などで対峙している時は「貴方」と呼ぶ。

周囲をきょろきょろと見回す癖があり、物音に敏感。
風景を眺める彼女は、見る人に小鳥のような印象を与えるかもしれない。
周りの音が気になって臆病な所が出た時もよく見回す。

また、見かけたものに対して多くは好印象を持つ傾向があり
時には無機物にも意思があるかのように尊重し、大切に扱うほど。
「八百万の神々」「精霊信仰」などの価値観に魅力を感じるらしい。

普段の様子は生真面目な頑張り屋。冗談と、からかわれるのが嫌い。
人と接する態度は遠慮がちで慎重なものの、咄嗟の行動に素が出る。
人の素敵な所に目を輝かせる、素直で正直者な女の子。

一方で自己評価が低く、あまり自信や余裕というものがない。
時には「ガチると卑屈」という形で出てしまう。
生真面目故の向上心はあるものの、重荷ともなってしまっている。

緊張や不安を抱えると頻繁に過去の失敗やトラウマが脳裏に浮かび
纏わりつく記憶を振り払おうとして頭を振る。
溜息や胸元に手を当てて安心しようとする「ハートタッチ」も多く
多少人間観察が出来る人物なら彼女の精神状態はわかりやすい。

加えて人前では抑えているものの、実は結構な気分屋。
音楽の好みだけでもクラシックからメタルまで不規則そのものであり
まるで喜怒哀楽を思い出そうとするかのようにふらふらと移り変わる。
似た理由で特定の趣味で知り合った友人と長く続かないのも悩みの一つ。


【容姿】
150cm/44kg

セミロングの柔らかな蒼銀の髪、優しげな薄紫の瞳も相まって美人の類。
身体をゆったりと覆う服が好みで、異世界からやってきた時に着ていた服も
まさに魔法使いのローブのような代物であった。
今も体格より大きめのサイズの服を気に入る。

・セーラー服
最初に気に入った服で、可愛くも丈夫。
しっかり大きめの物を選んだので御満悦。袖も程よく余る。


下着はモノトーン、つまり白か黒で揃えている。
まだ凝ったものは苦手で、無地のシンプルなもの。

何故かインナー用のボディスーツに憧れており、何着か確保しようとしている。
タイツなどで肌の表面を覆っておくと安心したからなんだとか。
他にも理由はあるようだが…?



【異能制御アイテム】
・50cmほどの"木の鎖"が付いた白いチョーカー
発動中は鎖が浮き上がり、水中に浮くかのように宙に揺れる。

判断能力の低下と制御の暴走を防いでいるらしいが
どういう原理なのかは、それこそ夢のように曖昧な物。
後に別のものを採用する可能性は十分にある。

【異能】

「夢現漂流」
夢と現実の境目を意識の状態に応じて曖昧にしてしまう異能。
効果を強力に扱えるのは奈緒本人、あるいはしっかり触れて意識を向けた物。
離れたものは集中を向けた対象にしか効果が出ず、影響もかなり弱まる。

正確な性質を表すことが困難なものの、主に現実の法則を緩める特徴がある。
考え事に没頭し過ぎてぼんやりしていると、万有引力から自分を解き放ってしまい
ぷかぷかと浮遊し宙を漂い始めるのが分かりやすい現象。

意図して操れるのなら、夢のように自由自在に何かが出来るのかもしれないが
意識が何割か眠った状態でそれを考え、制御する難易度は非常に高い。

制御するために様々なアイデアに基づいた手法を試しているが
それも実際には何が理由で効果を発揮しているのか曖昧。
これに関しては特殊能力の関与も大きいと思われる。


現在の制御イメージは現実と夢に自分を繋ぎ止める"鎖"。
眠る時にも浮遊してしまう身体を固定する方法から思いついたらしい。

【魔術】

「元素魔術」
有名な四大元素や他の特殊な元素を扱う魔術。
火を発生させる、風を起こす、水を生み出す、土を操る。分かりやすい魔術の一つ。

奈緒はこれを丁寧に練習しており、応用も積極的に考えている。
「大気を圧縮し、これを放ったり直接殴打する」
「足で地面を強く踏み魔力を流し、石礫を跳ね上げ吹き飛ばす」
「水塊に熱を加え、大量の水蒸気で視界を奪う」
…など、山ほどあるアイデアを日々実践し修練している。


"輪"
図書室で読んだ魔術使いの手記より会得。

元素を輪の形で循環させ安定化する技術。
1点に収束させる方式より大量の元素を魔術の行使に向いた状態で保存可能。

夢のイメージ『天使』のキー。



【特殊能力】

「空想連結」
異能と密接な繋がりがある特殊能力。

空想であっても理論を自分なりに構築し、現実の現象や理論と結びつけることで
現実の現象を空想の現象と繋げ、歪めることが可能となる。
努力次第でありえない現象を引き起こす強力な能力だが、理論構築は難しい。
なにせ、自信を持って己の中で柱としなくてはならないから。

自分の魔術、異能と組み合わせた時の可能性は無限大と言える。
前提としてどれほどの研鑽が必要なのかは未知数。

・自己強化系

『天使連結』
姿形や形式を真似ることは、その力を引き出す儀式としては基本中の基本。
それが何らかの方法で真に迫るほど、人は本当にその気配を感じるとも。

ならば、天使の象徴を浮かべ光り輝く力を扱ってみよう。
本当に天使のように飛び、戦うために。

頭の上に特別な元素の輪を浮かべ、体内にも元素を循環させる。
これにより身体から淡い光として元素が溢れる強化状態を維持。
その上で幻影の翼やはためく衣などで飛行のイメージを得ると"連結"が完成。

光輪:イメージ核、元素の収集、蓄積、制御を補助するコア
オーラ:防御力上昇、元素充満による発動補助
飛行(像):全体イメージ増強、飛行能力の発現

これらの効果が本格的に稼働を開始。
さらに四大元素の魔術が神聖なイメージの影響を受けた変化を遂げる。

不浄を払い、退魔を果たし、空から舞い降りて生命と精神を守り治癒する。
しっかりと維持できるのなら、こうして天使の奇跡を模した活躍が可能。











現実と夢の狭間

    「本当は知ってるんです そんなに世界は綺麗じゃないって」

    「在る物の幾つが善意の下か 本物の物語が幾つ存在するか」

    「でも その夢想も失えば 既に私は終わっていた気がして」

    「生きるために空想に繋がった私は いつ壊れるんだろう?」

    夢に繋がれた現実
    彼女は異能の力や特殊能力を使い、夢の存在のように立ち回る。
    その善性も実は薄っぺらい外面…というわけでもない。

    それでも、現実の醜さに耐えきれず表情を曇らせることが少なくない。


    弱者を嬲る者、無知で人を傷付ける者、理不尽を振りかざす者…
    異世界に居た時から、ずっと不愉快だった。

    「悲劇は飽きたし、勝手に増える」
    「なのにまだ悲劇を増やす人たちは何なの?」

    見かけるたびに自分がどんどん朽ちてしまうような感覚。
    数少ない美しいものを見つめ、それでも目に入る愚かな行為の痕跡。

    希望はある。世界はちゃんと美しい
    だけど醜さが見え隠れする。

    中途半端に世界を悟った苦しみ故、絶望も希望もない。
    諦めるには惜しくも苦笑するほど暗闇だ。
    そうして揺蕩う中、世界の別の姿が見えてきた…

    「なんだ 人って思ったより脆いんだ」
    「じゃあ尚更これは必要だったのね」

    都合の良い世界を見るために現実を生きる。
    夢に繋がれてるから、私達は現実で砕けない。
    生きる術は、その狭間に立つことだ。











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