【来歴】 正式な名前はミーヤ・フォン・シュライザー 一年のうち半分が日が昇らない鉱石と魔法の世界の住人。 元の世界では”時計人”と呼ばれる集団の一人だった。ミャウはその時の愛称。 時計人とは魔術的サイボーグに相当する名称であり、それは彼女も例外ではない。 彼女が時計人になったのは直接的にはその世界で流行していた病魔が原因で、その際に足を失っている。 元々体が弱く、時計人になる以前は満足に病院の外にも出られない体だったようだ。 元の世界では大罪人とされる恩師に深く感謝しており、 彼の実験道具に過ぎなかった事も彼女は理解しつつ、何も恨んでいない。
彼女には二つの家族があった。 一つは生まれた時の家族であり、両親と兄、姉、そして使用人たちを愛していた。 一つは流浪者としての家族であり、時に研究仲間であり、時にライバルでもあった。 そのどちらも彼女にとっては大事な家族だった。
【外見】 ブーツをはいた状態では150p程度の身長。発達はあまりよろしくなく華奢で肉付きの薄い体つき。 髪型は白い艶のあるショートボブで、一部鉱石化しているためラメの様にキラキラと光を反射している。 色素が乏しく少し釣り目。全体的に整った造形で、特に瞳が特徴的で彼女の場合純度の高いタンザナイトのようであり常時僅かに発光している。 普段は車椅子で生活しており足から先にブランケットをかけているが腿に当たる部分から先が無い事に気が付くのは容易。
【性格】 基本的に感情の起伏が乏しく、冷静。 効率や理論を優先し感情や感覚といったものをあまり信用していない様子。 一部の例外を除き他人にあまり依存せず、頓着もしない。 感情の起伏が乏しく抑揚のあまりない事から冷たい印象を与えがち。
が、それは願望や信条の裏返しでありかなりの理想主義者。 結構プライドが高く頑固者。若干秘密主義の気もある。
【異能】 詳細不明。本人曰く、 「同種族であっても個体差が大きい世界であったため、 異能と呼ばれるものが個体差という概念に内包されていた」
【魔術】 経歴上鉱石魔術と言われる分野に特に明るい。 また身体補助やその延長線上の身体強化に関する分野を得意とする。
【特殊】石の躰 鉱石回路が体の隅々まで組み込まれており鉱石的機械に近い。 特に魔術抵抗力が高く、簡単なものであれば無効化してしまう。 これは取捨選択が行われないため便利なものも消してしまい苦労するらしい。
活性化していないときの彼女の体は自らの体を支える事すら叶わない上に 非常に脆く、一般的な男性程度の力で強く握られただけでも傷ついてしまう。 そのため「普通の人」と同じように暮らすだけでもある程度の回路活性化が必要。 また他人によって周囲で発動された魔術は回路に負荷をかけることから単独行動を好む。 その性質上魔術回路に負荷をかけることでその発生を防ぐタイプの抑制機械は天敵。
【武器】 『双発式特殊魔装脚「イカロス」』 彼女専用の足でもあり、翼。 普段は黒いブーツのような見た目の義足だが様々な機能を有する。 鉱石回路と連動しており建物を蹴り砕く程度の硬度と出力を誇り 実際これを使って肉弾戦を繰り広げたりするものの 彼女いわく”演算機”としての役割が強い繊細な機械らしい。
『移動収納車椅子「ムック君 5号」』 高さ1m程の機構車椅子。日常の相棒。 普段身に着けている手袋がコントロール機能を有している。 脚部部分が収納庫になっており、イカロス等が収納されている。 彼女にとってシェルターのような機能を有する。特に防御面では間違いなく彼女の装備の中ではトップ。 色々入っている収納空間は大人一人がラジオ運動できる程度の容量はあり その部分に所狭しと詰め込まれた武装は一個人の携帯武装としては過剰と言える。 立体機動が可能な機能を搭載したマニピュレータなども有しており 移動面だけで見ても日々の生活から他人の追跡まで可能な便利機能が満載らしい。 なお4号はロマンを詰め込まれた結果、無残に爆発四散した。
【戦術/戦闘方針】 空戦機のような高機動高火力。 その華奢な外見に反して音速に近い交戦速度で精緻かつ強力な攻撃をたたき込む。 高い機動力によるヒット&アウェイだけでなく重装備を抱えてのドッグファイトも可能とする。 全身の魔力回路の活性化により瞬間的に高い防御力を発揮することも可能だが 消耗もまた激しく交戦可能な時間は短い。
【その他】 練習中の為レスがそう早い訳ではないですし描写不足や誤字脱字が多いかもしれません。 基本的に後先入りを問いません。ソロ表記の時以外は何方でも。 |
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