▼【表情サンプル】
▼【基本情報】 身長150cm未満の小柄な女子生徒。 元人間の半怪異で、元違反学生の図書委員。 多くの場合はパーカーのフードや長い前髪で 顔を隠しているため目立たないが、面は良い方。 透き通った印象を与える香水を常用している。
性格はダウナー気質で情緒不安定。 感情に振り回されやすい反面、合理を優先して 本心を押し殺しがちでもある。感情と理性の 噛み合いの悪さから自己嫌悪、自罰感情が強い。
視線、及び視線に込められた感情を触覚として 受け取る異能を有しており、無自覚、無遠慮の 接触に晒されている。異能によるストレスから 心因性幻触に悩まされており、精神は常に不安定。
魔力、精気などを糧にする種族を強烈に誘引する 体質持ちであり、防護、嫌厭効果のある護符を 複数所持することによって強引に相殺している。 端的に言うと『食べられない為に最悪の味付けを 施したご馳走』が歩いているような状態。
精神の不安定さ、社会生活を送る上で不都合な 異能と体質のお陰で、周囲に迷惑を及ぼすこと、 他者との中で傷付くことを恐れている節があり、 臆病を警戒にすり替えた愛想の悪さとして発露する。
▼【異能:視界過敏】 他者の視界に入った際、触覚で感知する異能。 常時発動のパッシブ型であり、オフに出来ない。 触覚反応は視覚の主の感情を色濃く反映し、 例えば害意を孕んだ視線なら痛みを伴う。 強い精神疲労を伴う為、弱化措置が施されている。
▼【体質:供犠体質】 『贄』の役割に特化した体質。 『最上の贄』であるが為、捧げられた側はそれ以上、 それ以外の要求権を失う。自己犠牲と引き換えに 人智の及ばぬ超越存在を無力化する為に調律された 何よりも甘美な『餌』。
▼【体質:虚視の魔眼】 『存在しない物を見る力』を秘めた左目の魔眼。 発動条件が極めて限定的であることに加え、 『"何もない" が見える』ため、実質的には盲目。 認識阻害、特に実在性や存在強度を下げる行為に 耐性を得る。
▼【魔術:電脳魔術】 電子工学の融和をベースにした魔術。 魔力消費、魔術的な出力で共に通常の魔術に劣り、 情報処理能力では電子機器に劣る。ただし双方を 同じ基盤の上で扱えることから運用の幅が広く、 かつ魔術の素養に乏しくても扱える強みを持つ。
▼【魔術:使い魔『ニクシー』】 純水に近い透明度を持つスライム。 普段の挙動は無重力下の水に近しい。 半怪異化した黛薫の『分体』であり、 杖や魔導書の代替となる魔導具であり、 ナノマシンを含有する情報媒体でもある。
自在に分裂、変形し、分体故に自在に動かせる。 粘体特有の対物理性能に加え、大元の怪異から 引き継いだ魔力吸収性能を持ち、戦闘でも役立つ。 |
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