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Dr.イーリス
Last Update:2024/06/29(土) 02:48

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年齢外見10歳程(実年齢14歳)
性別女性
立場二級学生
学年一年
種族改造人間
世界地球
居住場所スラム街や落第街に点在するアジト
異能なし
魔術なし
特殊能力異能と魔術、それに科学を合わせた独自技術によるメカの発明、開発
部活不良集団《常世フェイルド・スチューデント》
戦闘ロール
私書箱IDIris
一言説明メカニック不良少女
ささやき機能の利用
  
3人以上でのロールプレイ
私書箱での連絡の可否
PC画像1718364578.jpg


 ▼Comment
「聞いてください。あの“伝説の不良”龍宮鋼さんに会いました。学園の屋上で、こんなにも唐突に会えるとは思いませんでした。あう……サインもらい忘れてしまいましたね……」


【近況】
・“黄泉の穴”の向こうから回収した立方体型のアーティファクト《インテリジェスト・マジカル・ディスク》を解析中。
・上記のアーティファクトを用いて《魔術生成AI》開発を検討。
・紅き地泳グ酸鮫との戦闘により損傷した右手と右足の右頬修理中。酸で溶かされ、さらに生命が削られた事もあって苦痛が継続しており、しばらくは車椅子生活であるが、それでも並ならぬ精神力により感染だけは免れている。


【名前】
Dr.イーリス


【外見】
金髪の長い髪。青みがかった目。
セーラー服を着ている。
改造人間。一見、生身の肉体に見えるが所々機械的な部分が見え隠れする。
年齢としては中学三年であるが、機械化により肉体的な成長が停滞、見た目は十歳ほど。身長131cm。


【性格】
落ち着きのある風貌だが、口数自体はそう少なくもない。
メカニックとして機械を好み、気になる機械は分解したくなるなど好奇心も強い。
好奇心は、発明家としての発明意欲にも繋がっている。
そんなイーリスのもう一つの顔は、ストリートチルドレンの不良少女。
アウトローに生きるが故の不条理に対する割り切りと冷酷さ、そして義理人情を尊ぶ義理堅さを併せ持つ。ただ、基本は仲間を大切にしているが、割り切っているため切り捨てる時は容赦なく切り捨てる。
不良少女だが薬や飲酒、タバコなどに手は出してない。しかし、仲間と共にバイクを乗り回してはいる。
恐喝、かつあげ、スリなどの不良染みた悪事に手を出しているが、それらは全てストリートチルドレンという立場で生き抜くため。必要がなければ積極的に悪事を働こうとしないし、無意味に他者を傷つける行為は忌避している。特に、殺人は避けている。
体内に高性能コンピューターが埋め込まれており、収集、解析したデータを頼りにしようとしているところがある。「予測演算の数値を遥かに超えている」みたいなデータを頼りに戦う人特有のミスもしがちであり、根本的な部分で年齢相応に未熟。
データ収集を求めて異能者や魔術師に対して好戦的になる事もあるが、戦うべき時は弁えている。


【技能】
異能や魔術は一切使えない。メカやアンドロイドといった技術開発を得意とし、それ等と異能や魔術を組み合わせた独自の技術を有する野良の技術者。
孤児でスラム育ちでありながら、小さな頃から類稀な才能を発揮し、盗んだ機械や放棄された廃品を分解したりで独学で技術を習得。
盗品や廃品の部品を取り出し、アンドロイドに始まり、スマホやレーザー銃、偵察機、ドローン、医療装置、AI、電脳空間など、様々な技術を独学により独自に開発した。
さらに島にいる住民の異能や魔術のデータを集め、それ等の研究をも進めた。秘密裏に異能者や魔術師の細胞を採取し、異能や魔術と科学技術を組み合わせ、さらに応用した技術を扱う。イーリスが開発したものには科学に加えて異能や魔術的な技術も多少は扱われている。
異能と魔術、科学を複合させた独自技術により、《メカニカル・サイキッカー》なる人造人間の開発に成功している。
さらに自らの体を改造して機械化させて、体そのものをデバイスに変えるなど、マッドな事もやらかしている。知識や記憶も電子化しており、脳も一部を除いて体内高性能コンピューターに置き換えていたりで、残っている肉体部分は限られている。視覚となっている目はカメラ、耳の鼓膜はマイクである。
残っている肉体部分はあるので、食事自体は必要。
あくまで盗品や廃品を部品にして個人で開発しているに過ぎず、総合的な技術力で当然ながら大きな組織に及ぶものではない。
特に量産においてその差が顕著。物資不足もあって発明品の量産も出来ないので市場に出回る事もなく、ただ身内のみでその技術を享受している。
ただし、単品ならば大きな組織にも見劣りしない物を作れる。


【戦闘能力】
イーリス自身、全身機械化しているが、戦闘用ではなくあくまでハッキングなどの情報技術に特化したもの。
イーリス自身の戦闘能力は異能を持たない者とそれほど変わらない。しいて言えば、相手が機械を使っていた場合、体内コンピューターを活用してハッキング、あるいは電波ジャックなどの妨害が可能だが、戦闘中での妨害はそれなりに困難。
また、イーリスの体内に埋め込まれている高性能コンピューターによりデータ収集や解析して戦闘を優位に進める事はできる。
主な戦闘手段は、イーリスが独自技術により開発した《メカニカル・サイキッカー》によるもの。

《試作型メカニカル・サイキッカーMk-V》
黒を基調とした人造人間。体格は大きく、全長三メートル程。
身体能力が高く、全身に様々な重火器やレーザー兵器が埋め込まれている。例えば胸からミサイルが発射されたり、指からマシンガンを連射したり、口から火炎放射を放ったり、目からビームを放ったり。
武器の類は体内に搭載しているので、普段は見える部分にはない。
また、ただの機械ではなく、バイオ技術を用いて様々な異能者の細胞を搭載し、様々な異能を扱う事ができる。加えて様々な魔術データをインストールし、プログラミングにより作動させる事が可能となっている。
ただし、同タイミングで多数の異能や魔術を行使すればオーバーフローする。そのため、六時間ごとに使える異能や魔術は合計で三種類までとなる。異能や魔術はコピー故に“本物”に及ばないところもあるが、千差万別な戦闘スタイルを使い分ける。
戦闘以外にも、イーリスの助手や雑用としての役割もある。イーリスを全身サイバーウェア化したのも、手術用のプログラミングを組み込まれた試作型メカニカル・サイキッカー。ただし手術当時は旧型のMk-Iだった。
自我はなく、プログラムされた通りか、AIによる自動判断、あるいはイーリスの体内にあるコンピューターの命令通りにしか動かない。常にイーリスの体内にあるコンピューターと同期しており、演算に関しては主にイーリスの体内にあるコンピューターの方で行われている。目は高性能なカメラ、耳は高性能なマイクであり、それ等から入ってくる情報も全てイーリスのコンピューターと同期しているので、視覚や聴覚などの情報も共有している。
試作型とあるが、現段階で量産の目途は全く立っていない。


【背景】
メカニック不良少女。
常世島のスラムに捨てられた孤児で、両親の顔すら知らない。
イーリスという名前はスラムに捨てられた絵本の登場人物から、仲間内で便宜上名乗った名で、本名は不詳。今では、イーリスという名がそのまま定着しているが、姓は不詳。全身機械化しているが、体の成長が止まっている以外は元の容姿がベースなので、その姿に年齢以外の偽りはない。
同じくスラムや落第街の捨て子や死別などで親がいないストリートチルドレンが寄り添い合って出来た違法部活《常世フェイルド・スチューデント》に属している。
《常世フェイルド・スチューデント》はその構成員の傾向からあまり知見に明るくなく、発明家であるイーリスが方針などを提案する参謀のようなポジションで実質No2みたいな役目に収まっている。
イーリス自身、メカニックとしての知識と収集や解析したデータを除けば人間としての知見が特別あるわけではないのだが(そのため、データに振り回される失敗もやらかす事がある)、それでもストリートチルドレンで勉学の機会がない他の構成員よりは頭脳派とは言えるだろう。
イーリスが発明した発明品は、《常世フェイルド・スチューデント》の支えとなっている。
学生証を偽造しているため二級学生ではあるが、《常世フェイルド・スチューデント》と共に起こした不良行為の数々は目に余るものであり、風紀委員に目をつけられているため授業にはまともに出ていない。学生証はあくまで身分証が必要な時に便利なので偽造しているに過ぎない。


【常世フェイルド・スチューデント】
エメラルド田村(NPC。本名不詳なので、本人が勝手に名乗ってる。元の名字が田村というわけではない、と思う)をリーダーとするストリートチルドレンの集まりで、不良集団な違法部活。
スラムを拠点としており、主に中高生で構成されている。構成員は男女入り混じっているが、女性の方が少なめ。構成員は例外なく異能や魔術が使えない。構成員の数自体は多い。
親もいない。偽造の学生証がなければ市民権も得られない。何の支援もない。スラムや落第街以外に居場所がない。そんな子供達。
過酷な環境下で生き抜くために、大人に頼れない孤児同士で自立して協力し合う事を目的としている。大人への頼り方を知らない子供達とも言えるだろうか。
具体的な活動内容だが、まずは仲間としてスラムや落第街での共同生活。
そして、生き抜くためには食べなければならない。そのために、恐喝やかつあげやスリ、万引きなどを働くのが不良集団たる所以。必要以上の悪事には手を染めず、生き抜くやめに最低限必要なものしか盗まないよう、弁えてはいる。
過酷な環境を生き抜いているため非異能者レベルで構成員の腕っぷしが強い。ただし、異能者や魔術師相手だと、例え集団でも相手にならないだろう。
他のヤンキーやマフィア以外にも、堅気にも普通に恐喝するので、社会問題になっている。風紀委員からもマークされる。
構成員は経験から、風紀委員からの逃れ方を熟知しているので、その点は質の悪い不良達。
ストリートチルドレンではあるが、イーリスが開発したしたレーザー銃やスマホ、ドローン、バイクなどの機械類を構成員達は所持。
特に異能者や魔術師相手でもレーザー銃を用いて集団で恐喝なども行う。だが相手が悪いとあっさり返り討ちという事も多い。
トラックも所持しているが、運転できるのはイーリスだけ。ただし、イーリスは運転できるというだけで免許はない。
バイクで町を集団移動している姿は暴走族に見えなくもない。
イーリスが何かを開発するための盗品や廃品集めもまた、構成員の仕事になる。
構成員は全員、イーリスが作った偽造の生徒証を所持しており、二級学生である。ただし、風紀委員に目をつけられている事もあってまともに授業には出ていない。

マフィアみたいなやばい連中も相手にしているので、居場所を悟られ辛いようアジトをどっしり構えるのではなく、スラムや落第街に簡易的なアジトが点在している。新しくアジトを作ったり、はたまた古いアジトを放棄したりする。
イーリスのラボもいずれかのアジトに存在しているが、どこにラボがあるか構成員でも知る者は多くない。
大きなアジトではイーリス製発電機によって電気が通っており、電化製品(イーリス製)も普通に使える。危険な環境下ですぐ治療できる医療装置も完備。

初期の構成員は、エメラルド田村やイーリス他三人の合計五名。
結成当時は、みんなまだ小学生程の年齢だった。
そこから、どんどん孤児が集まっていき、現在のような大きな不良集団となる。
リーダーはエメラルド田村となっているが、当初は一応上下関係のない集団としていた。そんな中で最もみんなを纏める男気のあるエメラルド田村が自然にリーダーのような役割を果たすようになり、最も的確な方針を提案できるイーリスが参謀のようなポジションに自然に収まる。
イーリスは、リーダー以外の構成員から「姐さん」と呼ばれ慕われている。


【関連NPC】
・エメラルド田村。
《常世フェイルド・スチューデント》のリーダー格の男。17歳。
過去のとある抗争により右足と左腕を失い、イーリスの手術により義手と義足になっている。
義手や義足ながた喧嘩の腕は強いが、あくまで一般人レベルで最強に近いという程度。異能者や魔術師と真正面から戦える程ではなく、《メカニカル・サイキッカー》を扱うイーリスにも遠く及ばない。それでも、《常世フェイルド・スチューデント》の中では二番目に強い。

・モブの不良達
イーリスがいつも引き連れているモブの不良達。いかにも不良といったガラの悪い男達。
イーリスの事を「姐さん」と呼んで慕っている。
一般人の中では喧嘩が強い、という程度。異能者や魔術師に対抗するためにイーリスが開発したレーザー銃を使う事もあるが所詮はモブ、戦闘を得意とする異能者や魔術師にはあっさり倒される事も多い。


【既知】
《常世フェイルド・スチューデント》は裏社会でそれなりに名が知れ渡っており、堅気にも手を出したりもして風紀委員に目をつけられている。それ等と関わる者達は知っている事が色々あるかもしれない。
過去に、風紀委員に逮捕された構成員の証言によると「《常世フェイルド・スチューデント》が大きな不良集団で全容は分からない」「少なくとも構成員は百人以上いるだろう」「リーダーはエメラルド田村。17歳、赤髪の男性、異能者や魔術師ではないが、一般人の中ではかなり喧嘩が強い」「参謀ポジションのDr.イーリスは凄腕のメカニック」あたりだろうか(新たに構成員を捕らえても、アジトの場所以外はみんな同じような証言しか出来ない)。
構成員を捕らえるとアジトの場所を聞きだす事も可能かもしれないが、その構成員が知っているアジトはあくまで数ある拠点の一つに過ぎない。


【その他】
画像は生成AIにより出力したものです


【邂逅】
如月先生(No106)
リョーガさん(No74)
緋彩さん(No33)
まつりさん(No103)
紬さん(No60)
緋月さん(No81)
一実さん(No87)
保志さん(No92)
雫さん(No102)
凛霞さん(No16)
優希さん(No18)
手紙さん(No26)
紅き地泳グ酸鮫(No84)
イチゴウさん(No121)
エルピスさん(No130)
鋼先生(No136)

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Pass:
Miniりすと v4.01