不知火 玲衣奈
「玲衣奈ちゃんはもっとおしゃれした方がいいと思います! お姉ちゃんとしては! ……もうそれ飽きるほど聞いたんだけど」
図書委員会所属の少女。しっかり者でクールな性格。女子寮の一人部屋に住んでいる。 読書が趣味で、図書館や古書店街などにいることが多い。最近の悩みは部屋に置く本のスペースがなくなってきたこと。
事故で夭折した彼女の姉、「不知火 優紀」の霊体が見える。霊は常に玲衣奈と一緒に行動しており、時折彼女の体を乗っ取ることがある。その際に外見的な変化は全く起こらないため、傍から見ると突然性格が変わったかのように見えるだろう。
あくまで見えるのは姉の霊のみで、赤の他人や動物などの霊を見ることはできない。
・「不知火 優紀」 玲衣奈の姉。故人・享年16歳。現在は霊体となって玲衣奈と一緒に行動している。 特別能力を持たない人間に見えることはないが、霊を感じる・見るなどの異能・魔法などがあればその姿を見ることができる。 現在の玲衣奈とは反対の性格で、明るくアウトドア派。 普段は周りの景色を見る・聞くことしかできず、喋れなければ周りの物に物理的な干渉をすることもできないが、玲衣奈の体を乗っ取ることでそれらが可能になる。
・異能 《降霊》 優紀の霊を自分の体に憑依させる。優紀・玲衣奈どちらの側からも任意に使用可能。降霊中、玲衣奈の意識はそのままだが、体のコントロールは優紀に移る。 異能の使用に際して、外見・声色などの変化は一切起こらない。強いて言うなら喋り方が少し違うくらいか。 また、身体的な負担なども一切ないため、目まぐるしく《降霊》して姉妹同士の会話を繰り広げることも多い。
《念力》 視界内にある物体を動かす、所謂テレキネシス。《降霊》中にも使える。 重量やサイズに制限はなく、どのような物体も自由に動かすことが出来る。 基本的に動かせる物体は一度に1つまでだが、《降霊》中は最大4つまで操作が可能。ただしそれ相応に集中力が必要になってくる。
元は優紀の異能だったが、彼女の死後、受け継がれるように玲衣奈に宿った力。
・魔術 光を操る魔術を得意とする。禁書や魔導書を取り扱うことになってから身に着けた、怪異に対抗するための武器である。 特に使うのはビーム。連射・拡散・照射・屈折……といった様々なビームを自在に撃つ。 寝る前に本を読む際の光源としても活用できることに気づき、なんだかんだ便利に思っている模様。
軽い封印や浄化も行うことができる。その他、魔導書を読みながらならばそれに応じた魔術を使うこともできる模様。 |
|